放課後、秘めやかに

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十二月某日【もうひとつのクリスマス】蓮見

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 結腸をがっつり責められた後、俺と鴫野はもう一ラウンド緩めのセックスをした。触れ合ったら触れ合っただけ欲しくなってしまう俺たちは、ベッドの上からしばらく降りられなかった。
 その後、鴫野のお母さんが帰ってきて挨拶をした。初対面だけど気さくな人で、なんていうか鴫野の母親だな、って感じがした。
 そのまま、三人一緒に晩御飯を食べた。鴫野がどういう説明をしたのか、鴫野が俺を泊めたくて泊めたみたいになっていたので笑った。思ったより歓迎されていて、リップサービスだとしてもいくらでも泊まっていっていいのよと言ってくれて嬉しかった。
 食事の後、俺は先に風呂に入って、鴫野の部屋に戻った。
「お待たせしました」
 先に風呂を済ませて鴫野のベッドでくつろいでいた俺は、間延びした声とともに部屋に帰ってきた鴫野の顔を見るなり、耳まで真っ赤になった。心臓が、音が聞こえそうなくらい脈打って全身に血を送っている。顔が熱い。顔だけじゃなくて、全身が熱い。
 風呂に入る前、鴫野がヒゲ剃らなくてもいいすかと言っていたのでいいよと答えた。それは覚えている。校則ではダメだけど、もう冬休みだ。鴫野は単純に面倒だからそう言ったんだろうけど、俺の意図は違った。ヒゲの鴫野が見られるチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。鴫野にヒゲ、絶対似合うと思ったからだ。
「どしたんすか」
 俺を見て、呆けた顔をしている鴫野。
「……お前、そのビジュアル、反則だろ」
「は?」
 鴫野はまだ状況が飲み込めていないようだった。
 やばい。予想はしていたけど、予想以上だった。無精髭と黒髪長髪で緩く波打つ毛先。俺のツボにドンピシャ過ぎてちょっと引く。
「そういうの、俺めちゃくちゃ好きなんだよ」
 ヒゲ、長髪、老け顔。俺のツボだった。
 長谷川はとにかく顔が良かった。高校生って感じのいい男で、声も良かった。
 けど、鴫野はベクトルが違う。見た目だけで言ったら、ほんと理想ど真ん中だった。
 今夜、とんでもないモンスターが爆誕したかもしれない。俺の心臓は最後までもってくれるだろうか。
 こんなこと言ったら調子に乗るから言わないでおくけど。
「先輩、オッサン好き?」
「オッサンて言うな。そういう見た目が好きなんだよ」
「じゃあ、今日はこれでします?」
 鴫野は穏やかに笑った。
 もちろん、そのつもりだった。俺は頬を赤らめたまま頷いた。顔が熱い。
 見た目は理想の、俺のことを大好きな男が目の前にいるわけで、俺の心臓はさっきからずっと童貞みたいに煩く鳴っていた。
 少し早いクリスマスプレゼント、にしては、できすぎているんじゃないかと思う。
 ひとりでそわそわしていると、鴫野がベッドに乗り上げて、俺に覆い被さる。
 相手が鴫野だとわかっているのに、距離が縮まるだけで、俺の心臓は跳ねた。
「こう先輩、すき」
 欲情で濡れたその目に俺を映して、鴫野は絶えず愛の言葉を降らせてくる。俺はただその愛の言葉を享受する。
 鴫野の体温を纏った唇が、絶え間なく降ってくる。
「こう先輩」
 熱い肌の上を滑る唇から、紡がれた声が肌を撫でていく。無精髭がざらりと肌を擦り、垂れ落ちた毛先が肌を撫でるだけで、肌が震える。
 触れられて体温を感じるだけで、くすぐったくて、甘くて、せつない。
「こう先輩?」
「こう、でいいから」
「こう」
 そうやって呼ばれるだけで、腹の奥の深いところが疼く。既に二ラウンド終えているはずの俺の身体に再び火がつけられた。
「こう、していい?」
「ん、いい、から」
 髪を下ろして無精髭があるだけなのに別人みたいで、なのに声も仕草も俺を見つめる目も鴫野だから、俺の頭は混乱していた。
「しぎの」
 俺の口から漏れる声は、勝手に上擦ったものになる。
「みきたか、って呼んで」
「みきたか」
 俺が呼ぶと、鴫野は柔らかな笑みを返した。
「今度から、髪下ろしてしましょうか。休みの時はヒゲ剃らないで」
 俺は息を飲んだ。嬉しい。嬉しいけど、今ですらこんななのに、毎回そんなことされたらきっと心臓がもたない。
「こう?」
 身体が熱い。
 息が勝手に上がって、苦しい。
 鴫野の見た目が違うのが、いつもと違う呼び方なのと相まって俺の心拍数を加速させる。
「して、みきたか」
 柔らかく笑った鴫野に頬を撫でられるだけで、甘い息が漏れる。初めてじゃないのに、初めてするみたいだった。
 俺がリードしなきゃと思うのに、今まで鴫野とどうやってしていたか、うまく思い出せない。俺、どうしてた? 鴫野と、どうやってたっけ。
 ぼんやりと鴫野を見上げると、鴫野は柔らかく笑っていた。
 その笑顔が近付いてきて、そっと唇を塞がれて、熱を逃すところがなくなる。舌を絡め取られ、唾液が混ざって、舌ごときつく吸われる。
 気持ちよくて、腹の底にどんどん熱が溜まっていく。
 鴫野が、あの鴫野が、あの、眠そうな陰キャが、こんなふうに化けるなんて思わなかった。
 悔しいのか、嬉しいのか、もうよくわからない。
「ん、ふ」
 優しく奪われた唇が甘く痺れて、離れる唇を物欲しげに目で追ってしまう。
 その先には、甘い笑みが見えた。
「こう、俺と同じ匂い、する」
 鴫野の唇が首筋を這う。肌に触れながら言われて、認識した鴫野の匂いに全身が粟立つ。俺から、鴫野と同じ匂いがする。同じシャンプー、ボディソープを使っているから当たり前なんだけど、全身が鴫野の匂いに包まれているみたいで、嬉しくて脳髄まで溶かされそうだった。
 首筋を、鴫野の舌が這う。熱い舌が、ねっとりと薄い皮膚をなぞっていく。弱い場所を晒して、食われるみたいな緊張感に、喉がひくつく。
 本能に近い場所で触れ合っている感じが、堪らなく興奮する。
 鴫野は俺の肌を舐めて、吸い付いて、鎖骨のあたりを優しく齧っていく。
 また、腹が熱く疼いた。
 腹に、ぽたりと熱いものが垂れて、意識が自然とそちらに吸い寄せられた。鴫野がいるから見えないけど、腹につきそうなくらい反り返った俺のちんこから、透明な雫が垂れ落ちたのだとわかる。
 先端の小さな裂け目から、止めどなく透明な液体が溢れてくる。
「こう、よそ見しないで」
「っ、ぅ」
 そっちに気を取られた俺を咎めるみたいに、鴫野はすっかり尖った乳首を舌先でくすぐる。
 すっかり芯を持った肉粒を丁寧に舐められ舌先で捏ねられると、甘い快感が全身に広がっていく。
「っ、みき、たか」
「気持ちいい?」
「ん」
 濡れた音を立てて吸われると、びりびりと甘い痺れが脳髄まで抜けた。
「っ、腹、熱い」
「ふ、こんな、ぬるぬるにして」
 ぬるりと、張り詰めた先端を撫でられて腰が震えた。おれのちんこは先走りで濡れそぼって、下生えまで濡らして酷い有様だった。
「っ、あ、だっ、て、こん、なの」
「こう、俺でとろとろになってくれるの、嬉しい」
「言う、な、って」
 声が震える。
 鴫野が、俺が感じ過ぎてドロドロになっているのを、嬉しく思ってくれてる。それが嬉しくて、胸が幸せで満ちる。
 濡れた音を立てて、鴫野の大きな手のひらが俺のを扱く。
「みき、たか、気持ちいい」
 緩急をつけて鴫野の手のひらが俺のを擦る。
 腰が勝手に動いて止まらない。気持ちよくて、全身が溶け出しそうだ。ゴムつけなきゃと頭の隅で考えていたことなんて簡単に消し飛んだ。
 すっかり昂った俺のが、鴫野の手の中で跳ねる。
「みきたか、いく」
「ん、だして」
「っう、あ、は」
 もっと気持ちよくなりたくて、鴫野の手の動きに合わせて腰が揺れる。
「こう」
 吐精を促すように呼ばれて、俺の身体は素直に反応する。鴫野に与えられる快感は、そろそろ俺の限界を越えそうだった。
「っく、あ、ぅ」
 脈打って思い切り吐き出した白濁が、鴫野の手を汚して、腹に散った。
「みき、たか」
 鴫野は俺に見せつけるみたいに白く汚れた手を舐めた。それから身体を下にずらして、散った白濁で汚れた腹を舐めた。唇から赤い舌がちらりと覗くたびに、喉が渇く。
 そこだけじゃなくて、おれのも舐めてほしくて縋るような視線を向けてしまう。
「みきたか、おれのも、なめて」
 俺の甘ったるいお願いに応えて、笑みの形の鴫野の唇が挨拶するように、緩く勃ち上がった先端にそっと触れた。それから、待ち望んだ赤い舌が、裂け目を優しくくすぐった。
「っあ」
「気持ちいい?」
「ん、う」
 俺のわがままなのに、鴫野はちゃんと応えてくれる。
 射精で柔らかくなった幹を根元からねろりと舐め上げられて、唇で段差を扱かれる。そうすると再び硬く張り詰めてとろとろと濁った先走りを溢れさせる。
「っ、あ、や、あ、だめ」
 思わず口走っただめの意図をちゃんと理解してるのか、鴫野は止めない。丁寧に舐めしゃぶられて、溢れる先走りを啜られて。そんなふうにされたら、すぐいってしまう。
「みき、たか」
 もっと気持ちよくなりたくて、俺は鴫野を呼ぶ。
「いいよ、こう、だして」
 諭すような声がして、俺のものが鴫野の熱い粘膜に包まれた。
「あ、ぁう」
 もう限界だった。
 腹がひくつく。
 俺は鴫野の口に、全部出した。脈打って、吐き出したものを鴫野は口で受け止めてくれた。
 鴫野の喉が、こくんと鳴った。
 散々吐き出して大人しくなった俺のが、するりと唇から抜け落ちて、腹の上に横たわる。
「のんだ、のかよ」
「はい」
「ばか」
 吐精後の荒い呼吸の合間。くしゃりと鴫野の髪を撫でると、鴫野は白く汚れた唇を舐めて笑った。

「こう、入れて、いい?」
「ん」
 ゴムをつけて、ローションをたっぷり垂らして、俺の脚の間で準備万端の鴫野に、脚を抱えて、ひくつくアナルを晒す。
「エッロ……」
 本能を滲ませた低く唸るような鴫野の声に、俺の身体は素直に反応して胎の奥を疼かせた。
「早く、しろよ」
 みっともない格好で全部晒して、鴫野に見られていると思うと恥ずかしいのに、身体は歓喜して甘く疼いた。
 先端を押し当てられただけで、身体が喜ぶ。その先にある快感を知っているから、浅ましく欲しがってしまう。
 ゆっくりと、鴫野が押し入ってくる。
 隘路を拡げて奥へと進む鴫野の熱いものが行き当たりまで進むと、ゆっくりと伺うみたいに出し入れされる。
 前立腺を弾かれて、奥の襞を捏ねられて。
 すっかり鴫野を受け入れることに慣れた俺の中は簡単に快感を拾って、俺はぐちゃぐちゃにされる。
 頭の中はもう、気持ちいいでいっぱいだった。
「こう」
「っ、ぅ」
 鴫野のちんこにこちゅんと襞を叩かれて、俺は思わず小さく啼いた。
「気持ちいい?」
「ン」
 あれだけ乱されてもうしばらくいらないと思ったのに、俺の身体は貪欲なもので、もう欲しがり始めた。
「みきたか、おく」
「おく、欲しいの?」
 鴫野に甘く囁かれ、頷くしかなかった。
 また、奥までしてほしい。一番奥まで、突いてほしい。内臓を捏ねられるみたいな、あの感覚がほしい。
「ン」
「いいよ」
 鴫野は行き当たりの窄まった襞に先端を押し付けた。それは挨拶みたいで、俺の身体は馬鹿正直に反応する。恥ずかしげもなく期待を滲ませ、鴫野に媚びるみたいに吸い付き始める。
「っ、あ」
「こう、奥、あけて」
 鴫野が優しく叩いて、撫で回して、促す。
「ん、う、ぃ、あ」
 まだ、最奥が陥落した時の快感は鮮明すぎるくらいに覚えていた。
「こう」
 鴫野の、熱のこもった声が鼓膜を震わせた。早く奥に入れさせろと急かされているようで、俺の身体は震えた。
「ひう」
 鴫野の張り詰めた先端が、しゃぶりつく肉襞にキスを繰り返す。押し付けて離して、中で何度も何度も濡れた音がする。
「きもちい?」
「ぃ」
 ぐちゃぐちゃにされる。気持ちも、身体も。
 それが堪らなく嬉しい。
「こう」
 一際甘く呼ばれて、脳髄まで蕩けて、身体が緩む。
 腹の奥で、濁った音がした。
「ーーッ、ひ」
 一番奥に、鴫野が届いた。優しく、力強く、襞をこじ開けていく、張り出した雁首と、逞しい幹。張り詰めた先端が一番奥の柔い肉壁を押し上げる。
 内臓を捏ねられるみたいな重苦しい感覚の後に、甘く蕩ける熱がやってきて。
 灼かれるような快感が全身を埋め尽くして、やっぱりやり過ごし方がわからなくて。俺は息も上手くできないまま全身をしならせ、突っ張らせて、足先で無様にシーツを掻いた。
 うっすら芯を持った俺の性器から、熱い飛沫が散った。
 胸の辺りまで熱く濡れて、でもそれを確かめる余裕もなかった。
 中に埋まった鴫野の形がよくわかる。俺の意思とは関係なく、中が鴫野を締め上げて、鴫野が息を詰める気配がした。
 視界がぼやけて、白い星がいくつも散って弾けた。喉は引き攣って声も出せない。辛うじて細く、浅く、息を吸って、吐く。喉がか細く鳴った。
 全身を、快感の荒波が攫っていく。
「っ、こ、う」
 吐息のような鴫野の声がした。
「ぁ、ぇ」
 声が、言葉が、上手く出てこない。
「こう、大丈夫?」
 大きな手が頬に添えられて、鴫野が顔を覗き込む。ひどく安心する。
「トんじゃった?」
「ん、う」
 俺が頷いてみせると、鴫野は笑った。
「きもちいね、こう」
 鴫野が奥の肉壁をねっとりと捏ねる。それでまた俺の中は甘えるみたいにうねって鴫野を喜ばせる。
「っ、う」
「ね、いっていい?」
「ん」
 鴫野が乞うように俺を覗き込むから、俺は頷いた。鴫野が中に熱いものを放つのを感じたかった。
 俺の返事を聞いて、鴫野は俺の脚を抱え上げる。俺の身体を折り曲げて、体勢が変わってより深くまで鴫野が入ってくる。
 これから始まる荒い快感の嵐に、期待と不安で胸が高鳴る。
 ベッドが軋むくらい、鴫野は荒々しく腰を打ち付けた。俺のことなんて少しも気にかけない、浅いところから一番奥まで何もかも蹂躙するみたいなストロークで。
 肌のぶつかる音と、繋がった場所でローションが泡立つ音。俺と、鴫野の荒い呼吸の音。ベッドが苦しげに軋む音。絶えず何かの音が鼓膜を震わせる。
 中は俺の意思なんか関係なく鴫野を締め上げて、射精を誘う。
 中に鴫野の熱い精液をぶちまけてほしい。熱いので、俺の中をいっぱいにしてほしい。
 薄い膜のことなんて完全に忘れていて、俺の胎は深々と受け入れた鴫野から精液を搾り取ろうと必死だ。
 もう、ずっと、どこもかしこも気持ちが良くて、俺はただ喘いで、揺すられて、鴫野に与えられる快感を享受する。
「っひ! っ、あ、く」
「こう、いく」
 鴫野の低く唸るような声がして、中に、熱いものが放たれた。一番奥の柔い肉壁を何度も叩くように、勢いよく放たれる鴫野の熱い白濁。膜越しでもわかる熱さと放出の勢いに、眩暈がする。
 中で鴫野がいっていることに、言いようのない幸福感が俺を満たしていく。満たされて、俺は意識を手放した。

「先輩」
 視界を独占している髪を下ろした鴫野に、寝起きの無防備な心臓が跳ねた。
 気絶していたらしい。
「っし、ぎの」
「よかった。身体、大丈夫すか」
「あー、ん、多分」
 怠いけど、今のところ痛いところはなさそうだった。
 改めて見ても、髪を下ろして無精髭を生やした鴫野は俺の理想そのものだった。
「なんかいつもと様子が違うから、焦りました」
「様子?」
「なんか、いつもより気持ちよさそうだし、甘えてくるし、ずっとかわいかったです」
「……お前のせいだろ」
「は?」
「お前の今の見た目、めちゃくちゃ好きなんだよ。そんなんで、名前で呼ぶから」
 最後の方は声が尻すぼみになってしまう。
「先輩」
 鴫野に抱きすくめられた。
 俺は訳がわからないまま、されるがままだった。
「先輩、ずっとエロくて、大変だったんすよ」
「知らねーよ。俺のせいみたいに言うな」
 鴫野に愛されるのが気持ちよくて、理性なんて早々に放り出して、鴫野がくれる快感を貪るのに必死だった。そんなふうにしたのは、鴫野だ。俺は何もしてない。
「いいっすよ、俺のせいで。その代わり、俺以外に見せないでくださいよ」
「見せねーよ、バカ」
 こいつ、俺が今更他の奴とどうこうすると思ってんのかよ。ふざけんな。俺はもうこんなに鴫野に夢中なのに。
「お前も、俺以外にそれ見せんなよ」
 鴫野を睨むと、鴫野は満面の笑みで俺を抱きしめた。
「絶対見せないんで安心してください」
 耳元に吹き込まれたその一言と、自分を包む温もりとでちっぽけな独占欲を満たされて許してしまうあたり、俺は完全に鴫野に絆されてしまっている。
 俺を包む鴫野の匂いが心地よくて、緩んだ頬を鴫野の肩口に押し付けた。
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