邪な令嬢ちゃん

ますくばろん

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序章

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 ども、私の名前はティアです。
 後から付いた名前を合わせると、ティア・フォン・アーディットになります。

 フォンが付くので察しがつくと思いますが貴族です。
 そんでもって家の爵位は公爵。
 だいたい三年程前に世間一般的に公爵令嬢なんてものになりました。

 ちなみ今、十三歳です。

 8歳までは、巷で大人気の踊り子だったお母さんと一緒に、慎ましくも幸せな生活を送っていました。
 ですが……お母さんは流行り病で死んでしまいました。

 それから死んでも尚、傍を離れなかったお母さんを、死にかけた事で覚醒した私は、知り合いの死神さんと友達の女神ちゃんにお願いして、天界でゆっくり出来る様にして貰いました。

 で、武神の暑苦しいバカ、が天界でお母さんの舞に一目ぼれしまって、今は舞神として天界で人気者らしいです。

 人間、死後どうなるか、わからないものですね。

 まぁそれから、今まで謎だった父親と名乗る男性が現れ、その人に引き取られたんですが、その人が公爵様だった、と言った感じで二年ほど前に公爵令嬢なりました。

 ぶっちゃけ引き取られなくとも一人で生きていけたんですがね。
 父親という人が現れるまで、賞金稼ぎ(マンハンター)として、わりと稼いでいましたよ? 




 ――だって私、原初の女神ティアマトですから。


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