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📒第一章 傘下の屈辱と、書斎(聖域)への侵犯
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新城は湯船を出ると、震える手で身を拭き、服を着るやいなや、脱衣所の裏口から外の冷たい空気へ飛び出した。
ジャケットの内ポケットから金のライターと角の取れた箱を取り出し、無機質な一服を深く吸い込む。熱い煙が肺の奥まで達し、汚された内臓を焦がすような感覚が新城の顔に一瞬の安堵を刻んだ。しかし、煙が消えると同時に、羽生の囁きが耳の奥で再び響き渡る。
「…it's mine now.」
雨の向こうに羽生が立っている。透明な傘と自販機で買った水を手に、静かに立つ姿は年下ながらも大人びている。無邪気さは漂わせず、静かに主導権を握るような空気を纏っていた。
羽生は低く柔らかく言った。
羽生:
「先生、それ、体に悪いよ。」
背後からの忠告に、新城は肩を強く緊張させる。振り返らずとも、羽生がすべてを見透かしていることがわかった。
水を差し出す仕草は自然だが、逆に新城のプライドを刺激する。
新城:
「……要らねぇ。」
喉に引っかかる言葉を吐き捨てる。
羽生:
「そう思った。」
羽生は小さく笑い、キャップを開けて突き出す。
羽生:
「さっき、あんなに熱かったんだから、喉も渇くだろう?」
新城は眉を寄せながらも、無言で水を受け取り、一気に喉へ流し込む。冷たさが一瞬、理性を取り戻させる。
羽生が傘を広げる。その布地が夜気と雨音を切り裂いた。
羽生:
「風邪ひかれたら困るんだよね、先生。講義、休まれたら困るし。」
恩着せがましい笑みに、新城は黙ってその下へ入る。濡れずに済むことが、なぜか屈辱に感じられた。
新城:
「……行くぞ。」
眉間の皺が深まる。教授としての体面だけが、かろうじて彼を動かしていた。
雨脚は強い。傘の内側は狭く、互いの吐息が混じる。
羽生:
「先生、寒くない?」
新城:
「平気だ。」
短い返答に羽生はわずかに笑う。
沈黙が続く。その静寂を破るように羽生が言った。
羽生:
「雨の日ってさ、普段見えないもんが見える気がするんだよね。」
新城:
「……は?」
羽生:
「街も、人も。ちょっと違って見える。先生も、いつもより静かに見える。」
新城:
「うるせぇよ。」
新城は顔を上げずに言った。けれど、その声には力がなく、どこか自分でも制御できない響きが混じっていた。
玄関前に着く。鍵を取り出しながら、新城は短く告げる。
新城:
「もう帰れ。」
羽生:
「ちょっと冷えちゃったな。ねえ、先生。」
羽生の声が雨音の向こうから落ちてくる。傘の縁を伝う雫が、新城の手元を打った。
羽生:
「前に言ってたじゃん。書斎、見てみたいって思ってさ。」
新城:
「……あ?」
羽生:
「一瞬だけでいい。ほら、雨もまだ強いし。」
柔らかな声音。押しも引きもしない。その穏やかさが、断る言葉を鈍らせる。ここまでされて追い返したら、意地を張っているように見える。教授としての面子と、男としての苛立ちが、喉の奥でせめぎ合った。
舌打ちとともに、新城は鍵を回す。
新城:
「……一瞬だけだぞ。」
灯りがつく。二人の影が長く伸びる。羽生はその光を踏み越えるように中へ入り、濡れた肩越しに振り返った。
羽生:
「ありがと、先生。」
その声は湿った空気に溶け、雨音よりも静かに響いた。
玄関を閉める音が外の雨を切り離す。室内の空気は驚くほど静かで、湿った衣服から立ちのぼる温度だけが現実を示している。
羽生は新城のシャツの肩に、濡れた指先で軽く触れた。微かに体温が伝わり、新城は無意識に身体を強張らせる。
羽生:
「先生、濡れちゃったね。」
羽生は触れたまま、囁くように続ける。
羽生:
「でも、もう大丈夫。」
新城は、この優しさが屈辱でしかないことに苛立ち、視線を逸らし、言葉を探す。
新城:
「…………書斎、見たいんだろ?」
冷たく返すつもりだった声は少し掠れ、理性の均衡が揺れるのを彼自身も感じた。
羽生は微笑みながら頷く。
羽生:
「うん。ちょっとだけ。先生の特別な場所、見てみたいんだ。」
新城は深く息を吐き、重い足取りで廊下を進む。羽生は後ろをついてきて、静かな家に影と気配を残す。
廊下の奥、半開きの書斎のドアが見える。新城は手をかけ、ゆっくりと開けた。部屋の薄暗い光が二人の影を長く伸ばす。
新城は壁際に体を預け、視線は微かに揺れた。羽生の存在が近く、逃げ場のない感覚に肩を強張らせる。
羽生はゆっくり部屋に入り、壁際の新城の前に立ち止まる。視線を逸らさず、静かに微笑む。
羽生:
「先生……ねえ、少しだけ、僕に教えてよ。ここで何をしてるのか、どう過ごしてるのか……」
新城は短く息を吐き、静かな書斎の中で胸の奥が熱を帯びる。
羽生:
「ねぇ……さっきの銭湯の続き、ちょっとだけ見せてくれない? ここなら誰もいないし。」
新城は眉をひそめ、短く舌打ちするだけだった。言葉には出さないが、胸の奥で微かに動揺が走る。羽生の軽い口調とは裏腹に、その目には不穏な熱を宿していた。
羽生:
「先生……僕、知ってるんだ。人前じゃ絶対に崩れないその顔の奥に、火がくすぶってるの。少しだけ……僕に見せてくれない?」
新城:
「時間の無駄だ……俺がおまえのようなガキの挑発に付き合うと思うな。」
羽生:
「時間の無駄? いや、それは僕が決めることだよ。」
新城:
「貴様の遊びに付き合う気はない。今すぐ出て行け。」
羽生:
「遊びだと思う? この部屋で、先生が僕にどうなるか、じっくり見たいだけ。」
新城は無意識に後ずさり、ベッドの縁に身体を寄せる。羽生は距離を変えず、静かに目を離さない。
羽生:
「ふうん、本当にそう思ってるわけ? でも、指先、少し震えてるみたいだけど?」
新城:
「……何をするつもりだ。この程度で、俺の均衡が崩れるとでも思ったか? くだらない。」
羽生:
「へぇ。じゃあ、その『均衡』とやら、もっと試してみたくなったな。」
羽生は首筋に顔を近づける。新城の喉がごくりと鳴り、熱い羞恥が頬へ上る。怒りと理性がせめぎ合い、声が荒くなる。
新城:
「……離れろ。帰れ。」
羽生:
「どこにも行けないよ、先生。今夜は、僕だけの時間なんだから。」
羽生は新城の手首を掴み、問答無用で引き寄せる。抵抗する間もなく、彼はバランスを崩し、羽生の腕の中に倒れ込む。
新城:
「離せっ!」
羽生は新城の腰を抱き寄せ、ベッドにぐっと押し倒した。胸の感触が密着し、熱を帯びた呼吸が二人の間で交わる。
羽生:
「先生、あなたの身体はまだ僕を知らないかもしれないけど、僕にはわかるんだ。今からどうやって、今まで感じたことのない快感に突き落とすか。もう、抗えないでしょ?」
羽生の熱い息が首筋にかかると、新城の全身がゾワリと粟立った。
羽生:
「そんなに隠してるなんてもったいないよ。……ほら、その怯えた目、最高……全部、僕に見せてよ。」
羽生はシャツのボタンを一つ外す。指先は胸板を撫で、熱と羞恥が新城の身体を這い上がる。
新城:
「やめろ……っ! 触るな……っ! 卑怯者め……っ!」
新城は全身を硬直させ、身じろぎ一つできない。羽生は構わずベルトに手をかけ、緩めようとする。革がぬるりと擦れる鈍い感触が伝わり、羞恥と熱が一層混ざり合う。
羽生:
「ほら、見てよ先生。その完璧な衣服の下に隠された、この引き締まった筋肉……すんごくエロい。僕のために、全部見せてくれるんだよね?」
新城は身を捩り、抵抗しようとする。しかし羽生は微動だにせず、無言で彼を押さえ続ける。
羽生:
「無駄だよ。こんなに硬くなってる僕が、先生の太ももに何度も擦りつけられてる。……ねえ先生、これ、どんな気分?」
抵抗できない新城の羞恥と快感がないまぜになった表情が、夜の窓ガラスにぼんやりと映し出された。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
ジャケットの内ポケットから金のライターと角の取れた箱を取り出し、無機質な一服を深く吸い込む。熱い煙が肺の奥まで達し、汚された内臓を焦がすような感覚が新城の顔に一瞬の安堵を刻んだ。しかし、煙が消えると同時に、羽生の囁きが耳の奥で再び響き渡る。
「…it's mine now.」
雨の向こうに羽生が立っている。透明な傘と自販機で買った水を手に、静かに立つ姿は年下ながらも大人びている。無邪気さは漂わせず、静かに主導権を握るような空気を纏っていた。
羽生は低く柔らかく言った。
羽生:
「先生、それ、体に悪いよ。」
背後からの忠告に、新城は肩を強く緊張させる。振り返らずとも、羽生がすべてを見透かしていることがわかった。
水を差し出す仕草は自然だが、逆に新城のプライドを刺激する。
新城:
「……要らねぇ。」
喉に引っかかる言葉を吐き捨てる。
羽生:
「そう思った。」
羽生は小さく笑い、キャップを開けて突き出す。
羽生:
「さっき、あんなに熱かったんだから、喉も渇くだろう?」
新城は眉を寄せながらも、無言で水を受け取り、一気に喉へ流し込む。冷たさが一瞬、理性を取り戻させる。
羽生が傘を広げる。その布地が夜気と雨音を切り裂いた。
羽生:
「風邪ひかれたら困るんだよね、先生。講義、休まれたら困るし。」
恩着せがましい笑みに、新城は黙ってその下へ入る。濡れずに済むことが、なぜか屈辱に感じられた。
新城:
「……行くぞ。」
眉間の皺が深まる。教授としての体面だけが、かろうじて彼を動かしていた。
雨脚は強い。傘の内側は狭く、互いの吐息が混じる。
羽生:
「先生、寒くない?」
新城:
「平気だ。」
短い返答に羽生はわずかに笑う。
沈黙が続く。その静寂を破るように羽生が言った。
羽生:
「雨の日ってさ、普段見えないもんが見える気がするんだよね。」
新城:
「……は?」
羽生:
「街も、人も。ちょっと違って見える。先生も、いつもより静かに見える。」
新城:
「うるせぇよ。」
新城は顔を上げずに言った。けれど、その声には力がなく、どこか自分でも制御できない響きが混じっていた。
玄関前に着く。鍵を取り出しながら、新城は短く告げる。
新城:
「もう帰れ。」
羽生:
「ちょっと冷えちゃったな。ねえ、先生。」
羽生の声が雨音の向こうから落ちてくる。傘の縁を伝う雫が、新城の手元を打った。
羽生:
「前に言ってたじゃん。書斎、見てみたいって思ってさ。」
新城:
「……あ?」
羽生:
「一瞬だけでいい。ほら、雨もまだ強いし。」
柔らかな声音。押しも引きもしない。その穏やかさが、断る言葉を鈍らせる。ここまでされて追い返したら、意地を張っているように見える。教授としての面子と、男としての苛立ちが、喉の奥でせめぎ合った。
舌打ちとともに、新城は鍵を回す。
新城:
「……一瞬だけだぞ。」
灯りがつく。二人の影が長く伸びる。羽生はその光を踏み越えるように中へ入り、濡れた肩越しに振り返った。
羽生:
「ありがと、先生。」
その声は湿った空気に溶け、雨音よりも静かに響いた。
玄関を閉める音が外の雨を切り離す。室内の空気は驚くほど静かで、湿った衣服から立ちのぼる温度だけが現実を示している。
羽生は新城のシャツの肩に、濡れた指先で軽く触れた。微かに体温が伝わり、新城は無意識に身体を強張らせる。
羽生:
「先生、濡れちゃったね。」
羽生は触れたまま、囁くように続ける。
羽生:
「でも、もう大丈夫。」
新城は、この優しさが屈辱でしかないことに苛立ち、視線を逸らし、言葉を探す。
新城:
「…………書斎、見たいんだろ?」
冷たく返すつもりだった声は少し掠れ、理性の均衡が揺れるのを彼自身も感じた。
羽生は微笑みながら頷く。
羽生:
「うん。ちょっとだけ。先生の特別な場所、見てみたいんだ。」
新城は深く息を吐き、重い足取りで廊下を進む。羽生は後ろをついてきて、静かな家に影と気配を残す。
廊下の奥、半開きの書斎のドアが見える。新城は手をかけ、ゆっくりと開けた。部屋の薄暗い光が二人の影を長く伸ばす。
新城は壁際に体を預け、視線は微かに揺れた。羽生の存在が近く、逃げ場のない感覚に肩を強張らせる。
羽生はゆっくり部屋に入り、壁際の新城の前に立ち止まる。視線を逸らさず、静かに微笑む。
羽生:
「先生……ねえ、少しだけ、僕に教えてよ。ここで何をしてるのか、どう過ごしてるのか……」
新城は短く息を吐き、静かな書斎の中で胸の奥が熱を帯びる。
羽生:
「ねぇ……さっきの銭湯の続き、ちょっとだけ見せてくれない? ここなら誰もいないし。」
新城は眉をひそめ、短く舌打ちするだけだった。言葉には出さないが、胸の奥で微かに動揺が走る。羽生の軽い口調とは裏腹に、その目には不穏な熱を宿していた。
羽生:
「先生……僕、知ってるんだ。人前じゃ絶対に崩れないその顔の奥に、火がくすぶってるの。少しだけ……僕に見せてくれない?」
新城:
「時間の無駄だ……俺がおまえのようなガキの挑発に付き合うと思うな。」
羽生:
「時間の無駄? いや、それは僕が決めることだよ。」
新城:
「貴様の遊びに付き合う気はない。今すぐ出て行け。」
羽生:
「遊びだと思う? この部屋で、先生が僕にどうなるか、じっくり見たいだけ。」
新城は無意識に後ずさり、ベッドの縁に身体を寄せる。羽生は距離を変えず、静かに目を離さない。
羽生:
「ふうん、本当にそう思ってるわけ? でも、指先、少し震えてるみたいだけど?」
新城:
「……何をするつもりだ。この程度で、俺の均衡が崩れるとでも思ったか? くだらない。」
羽生:
「へぇ。じゃあ、その『均衡』とやら、もっと試してみたくなったな。」
羽生は首筋に顔を近づける。新城の喉がごくりと鳴り、熱い羞恥が頬へ上る。怒りと理性がせめぎ合い、声が荒くなる。
新城:
「……離れろ。帰れ。」
羽生:
「どこにも行けないよ、先生。今夜は、僕だけの時間なんだから。」
羽生は新城の手首を掴み、問答無用で引き寄せる。抵抗する間もなく、彼はバランスを崩し、羽生の腕の中に倒れ込む。
新城:
「離せっ!」
羽生は新城の腰を抱き寄せ、ベッドにぐっと押し倒した。胸の感触が密着し、熱を帯びた呼吸が二人の間で交わる。
羽生:
「先生、あなたの身体はまだ僕を知らないかもしれないけど、僕にはわかるんだ。今からどうやって、今まで感じたことのない快感に突き落とすか。もう、抗えないでしょ?」
羽生の熱い息が首筋にかかると、新城の全身がゾワリと粟立った。
羽生:
「そんなに隠してるなんてもったいないよ。……ほら、その怯えた目、最高……全部、僕に見せてよ。」
羽生はシャツのボタンを一つ外す。指先は胸板を撫で、熱と羞恥が新城の身体を這い上がる。
新城:
「やめろ……っ! 触るな……っ! 卑怯者め……っ!」
新城は全身を硬直させ、身じろぎ一つできない。羽生は構わずベルトに手をかけ、緩めようとする。革がぬるりと擦れる鈍い感触が伝わり、羞恥と熱が一層混ざり合う。
羽生:
「ほら、見てよ先生。その完璧な衣服の下に隠された、この引き締まった筋肉……すんごくエロい。僕のために、全部見せてくれるんだよね?」
新城は身を捩り、抵抗しようとする。しかし羽生は微動だにせず、無言で彼を押さえ続ける。
羽生:
「無駄だよ。こんなに硬くなってる僕が、先生の太ももに何度も擦りつけられてる。……ねえ先生、これ、どんな気分?」
抵抗できない新城の羞恥と快感がないまぜになった表情が、夜の窓ガラスにぼんやりと映し出された。
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
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