教授を襲う童貞の特濃初体験【完結作】

マリ・シンジュ

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📒第三章  理性では解けない『問い』と肉体の叫び

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羽生は、新城の震える身体を抱きしめるように固定したまま、耳元で囁いた。


羽生:

「…あぁ…っ…。…もう…っ、こんなに奥まで…っ…入っちゃった…っ…。気持ちいいか…、嫌か…、どっち…?…口で…っ、教えてよ…っ…。」


新城の瞳は恐怖に揺れ、言葉にならない声が喉から漏れ出た。


新城:

「っ……は、くそ……っ、はぁ、はぁ……っ、うっ……ッ! や、やめてくれ……っ! だれが、男だぞ……っ、ぐうッ……!」


羽生:

「…ああ、知ってるよ、先生。…男同士なんて、どうでもいい!…ただ、あんたをこうして、僕だけのものにできるのが、…たまらない…っ。」


羽生は、新城の苦痛の表情をじっと見つめながらも、さらに奥へと押し込んだ。新城の身体は大きく跳ね、ベッドが軋んだ。


ぐち、ぐち


ジェルで濡れた硬い毛が、新城の柔らかな臀部に絡みつく。


羽生:

「…はぁ、はぁ……もう、根元が少し見えているよ。…あんたの顔、なんて綺麗なんだろう。……誰にも渡したくないっ!」


羽生は寸止めと微かな動きを繰り返し、内壁を丹念に広げていった。


羽生:

「…っ、はぁ、はぁ…。先生。…ここ、すごく気持ちいいんだろ?…ほら、身体が震えてる。…もう、嘘はつけないよ。…窓見てごらん。…っ、こんなにっ……濡れて…!」


新城の全身は痛みに震えながらも、その奥底では、じりじりと熱が這い上がるような感覚が芽生え始めていた。理性が拒絶する一方で、身体が異質な刺激に慣れ、微かに震え始める。


新城:

「違う……っ、違うんだ……っ、俺は、こんなはずじゃ……っ!」


新城の身体は、最後の抵抗とばかりに跳ね上がった。その瞬間、硬い壁を突き破るように、鈍い音が響く。


ミチミチ…ッ、ズゴッ…!!


羽生は、新城の内側で、自身のすべてが満たされるのを感じた。


新城の顔は、屈辱と怒りで引きつる。しかし、羽生の顔は、苦痛に歪む彼とは対照的に、陶酔したような表情だった。


羽生:

「…はぁ……っ、はぁ……っ…。ああ、すごい…。全部、僕だ。先生、あんたの中に……、僕が……。」


羽生は、新城の肩を掴み、ただ、その光景を噛みしめるように見つめた。


羽生:

「…僕、こんなに…こんなにあんたが欲しかったんだね……」


新城は、口元から血の味がするほど、奥歯を強く噛みしめる。言葉にならない怒りが、身体を突き動かした。


新城:

「…っ、この…っ…、クソ…!…ッ、死ね…っ…!」


新城の震える身体を、羽生がきつく抱きしめる。


羽生:

「もう、逃さないよ。…あんたはもう僕のものだから。」


羽生は新城の臀部を強く掴み、腰をわずかに浮かせた。その直後、一呼吸置く間もなく狙い澄ましたように腰を突き上げた。


ドプッ!!


羽生:

「……どう、先生……最高だろ!…僕が、こうやって……あんたの中、弄って…この、ねっとりした水音が……あんたの悲鳴、かき消してるだろ?……っ、これは……あんたが僕に欲情してる音だ……っ!」


羽生は、新城の奥底で偶然捉えた良い感触に、思わず腰を一度止め、ねじり潰すように荒々しく、その奥をグリッと穿った。


グリッ


新城の性器がピクリと震え、身体は水面に投げ出されたように激しく揺らいだ。


新城:

「ぁ、……っ!」


新城の喉の奥から絞り出すような声が漏れた。


羽生:

「っ……ほら、先生……感じるだろ……?……ここ、一番敏感な場所……っ!…こんなに、きつく締め付けて……。ねぇ、嫌……?本当に嫌なわけ……?でも、身体は……僕を求めてる……っ!……僕、あんたの内側の全部……全部知りたい……っ!」


新城:

「くそ……っ、こんな顔、見せるんじゃねぇ……っ、はぁ……! 醜い……っ、こんな……年下の男に……っ、屈するな……っ! ぐ……っ!」


羽生は、新城の汗で滑る腰をぎゅっと強く掴む。指が食い込むほどの、容赦ない力だった。



新城の苦悶を無視し、羽生は愛おしむように腰を動かした。


コチュ…コチュ……ゴポ…ゴプ……ジュプ……。 


新城が耐えきれないほど、水音が恥ずかしいほど響く。


羽生:

「……っ、ごぷり、と……っ!……ねぇ、先生……っ、すごく、いい音がするよ……っ!……こんなに深く突き上げられて……っ、どんな気分……?」


抜き切らずにねっとりとまさぐられ、再び深奥を穿たれるたび、彼の腰は宙に浮き上がる。何度も、背中が弓なりにアーチを描いた。


羽生:

「……っ、先生……『理性的』とか言って、偉そうにしてたのに……っ!……こんなに熱くなって、濡れてるじゃない……っ!……僕のを、こんなに締め付けて……まるで『もっと』って、身体でねだってるみたいだよ……っ!」


新城は懸命に否定しようとするが、言葉は喘ぎに掻き消され、途切れ途切れになる。身体の芯から突き上げる快感が、抵抗の言葉を全て意味のないものに変えていく。


新城:

「っ……そんな……っ……俺は……っ……っ、ちが、……あ、ぁ……っ」


羽生:

「……っ、はぁ……我慢しなくてっ……いいんだよ……っ!ちゃんと……っ、尻の穴で……鳴いてくれたらさ……っ!」


新城は、その言葉に耐えきれず、苦悶に顔を歪ませながら、小さく首を振る。


羽生:

「……っ、はぁ……好きなだけ……っ、奥まで……ぶち込んで、あげるから……っ!」


新城は、その屈辱から逃れるように、固く目を閉じて、首を激しく振った。


羽生:

「……っ、はぁ、はぁ……っ!……あんたの、そういう可愛くないとこ……全部、僕が……っ、暴いてやるから……っ!」



あとがき

読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。

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