教授の尿道を特濃支配

マリ・シンジュ

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第13章:黒猫の屈辱と理性の終焉②

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2.汚染された威厳と甘美な消費

黒猫のコスチューム姿のまま、新城は壇上に立ち、マイクの前に身を据えた。 彼の黒髪短髪、横分けの頭上には、似合わない猫耳が鎮座している。そのアンバランスさこそが、彼の屈辱の象徴だった。

新城は、この滑稽な仮面の下で、口を開くとすぐに、冷徹な論理の言葉を紡いだ。彼が話すのは「未来のデータ解析の倫理」「新しいプロトコルの構築」といった、抽象的かつ高度なトピックに終始する。新城の圧倒的な論理と知識量が、仮装とのギャップで、かえって聴衆の知的熱狂を誘い、周囲を静かに圧倒した。

スピーチを終えた新城は、一転して指導者の役割を担った。自らの研究室の学生数名を伴い、大学の上層部や外部の研究者への挨拶回りを開始したのだ。彼は、黒猫の姿でありながら、学生たちに研究成果の要点を指示し、彼らを指導者として率いるという公的な役割を完璧にこなす。学生たちは、猫耳をつけた指導教授の威厳ある姿に戸惑いつつも、彼に付き従った。

会場の隅で、羽生は新城の指導者としての完璧な姿を静かに観察していた。

新城が、自分以外の学生たちを公的に指導し、彼らの信頼を集めている姿は、羽生にとって通常の「嫉妬」とは異なる、冷たい満足感をもたらした。

(羽生の内心):完璧だ。指導者としても、獲物としても。こんなにも硬質な威厳を保てるのは、僕という支配者が裏にいるからだ。公の場で輝けば輝くほど、僕の支配の価値が高まる。あんたの成功は、僕の誇りだ。

羽生は新城を見つめながら、その支配欲を噛み締める。

羽生:「猫じゃない。あんたは、その切れ長の目の通り獰猛な豹だ。だが、その腰のハートの尻尾は、僕が躾けた愛玩動物の印だ。」

挨拶回りを終えた新城は、その後も黒猫の姿のまま、名札の回収や備品管理といったイベントの雑務をこなすことになった。公的な威厳を纏いながら、屈辱的な格好でイベントの雑用をこなすという、指導者としての役割が形骸化していく 極度の精神的消耗状態。

彼の後ろを通り過ぎた女子学生たちが、ヒソヒソと話し始めた。

学生1:「新城先生の猫コス、意外と似合ってない?あの硬派な人がああいうの着てるのがヤバい。」 

学生2:「わかる。特にあの切れ長の目に猫耳が乗ってるの、なんか色っぽいっていうか……。プライド高いのに真面目にやってるのが最高。」

新城の耳に届いたその会話は、彼の羞恥心を最大化させた。彼は、自身の威厳が滑稽な形で他者に消費されているという事実だけでなく、この状況を拒否できず耐え忍んでいるという自らの弱さに、吐き気を催すほどの自己嫌悪を覚えた。


あとがき

読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
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