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第2章 甘い呪縛:境界の消失①
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第一節 支配者の口づけと再生
暗闇の中、二人の息遣いだけが重く、波のように揺れていた。
暗闇に浮かぶ赤い月が、二人の揺れる息遣いを照らしているかのようだった。
ぎゅっとソファを掴む手。その細かな動きを、羽生の視線が逃さない。
「……ねえ、もう……無理なんだよね?」
低く囁く声は、甘い呪縛のように喉を這い、新城の鼓動を急かせる。
迷いもなく、羽生は新城を押し倒した。
身体の重みがソファを沈ませ、熱い吐息が頬をかすめる。
「……やめ、ろ……っ」
新城の抵抗の言葉を、羽生は力づくで飲み込むように、唇で塞いだ。それはただのキスではない。新城の口内に深く舌を侵入させ、その熱と粘着性で、言葉だけでなく、呼吸、そして意識までをも支配する行為だった。
教え子のものであるという背徳感で、新城の理性をさらに揺さぶる。
唇はねっとりと湿り、唾液の温度が絡みつく。舌先は容赦なく滑り込み、歯の裏を這う。
【ぬちゅっ……じゅるっ……くちゅ……ぬっ……】
新城の身体は跳ねる。逃げようともがくが、その口は確実に捕らえられていた。
「ん……っ、んぐ、ぅ……っ」
喉の奥で、言葉にならない否認が熱い唾液と共に飲み込まれる。
新城の目元が熱く潤み、羽生の背中に回した手が、抵抗ゆえにシャツを強く掴んだ。
「ほら……舌が震えてる。先生のくせに、嘘がつけないね」
羽生は唇を離すと、熱を含んだ吐息のまま耳元へ。
「ねえ、もう一度――あれ、聴かせてあげる」
あとがき
読んでいただきありがとうございます。
他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
暗闇の中、二人の息遣いだけが重く、波のように揺れていた。
暗闇に浮かぶ赤い月が、二人の揺れる息遣いを照らしているかのようだった。
ぎゅっとソファを掴む手。その細かな動きを、羽生の視線が逃さない。
「……ねえ、もう……無理なんだよね?」
低く囁く声は、甘い呪縛のように喉を這い、新城の鼓動を急かせる。
迷いもなく、羽生は新城を押し倒した。
身体の重みがソファを沈ませ、熱い吐息が頬をかすめる。
「……やめ、ろ……っ」
新城の抵抗の言葉を、羽生は力づくで飲み込むように、唇で塞いだ。それはただのキスではない。新城の口内に深く舌を侵入させ、その熱と粘着性で、言葉だけでなく、呼吸、そして意識までをも支配する行為だった。
教え子のものであるという背徳感で、新城の理性をさらに揺さぶる。
唇はねっとりと湿り、唾液の温度が絡みつく。舌先は容赦なく滑り込み、歯の裏を這う。
【ぬちゅっ……じゅるっ……くちゅ……ぬっ……】
新城の身体は跳ねる。逃げようともがくが、その口は確実に捕らえられていた。
「ん……っ、んぐ、ぅ……っ」
喉の奥で、言葉にならない否認が熱い唾液と共に飲み込まれる。
新城の目元が熱く潤み、羽生の背中に回した手が、抵抗ゆえにシャツを強く掴んだ。
「ほら……舌が震えてる。先生のくせに、嘘がつけないね」
羽生は唇を離すと、熱を含んだ吐息のまま耳元へ。
「ねえ、もう一度――あれ、聴かせてあげる」
あとがき
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他にもこの二人が主人公のお話を投稿しているのでよかったら読んでみてくださいね。
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