詩集-心の嗚咽、偏見の叫び

eneruku

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感情を吐き出して生きてます

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喜怒哀楽の感情が溜まってく。

ひび割れた心に溜まってく。

噛み砕かれ、混ざり合った感情が溜まってく。

本当は消化したいのに、私の心は消化できない。

溜まって、溜まって、溜まっていく。

強い吐き気に襲われて、限界を感じる。

携帯片手に部屋に逃げ込み、指を心の中に突っ込んでいく。

トイレで一気に吐くように、深く指を入れていく。

一瞬の硬直のあと、溜まった感情が溢れ出る。

無理矢理心を軽くしていく。

汚いものが口元から溢れ出る。

部屋を汚さないように、汚い物をまとめておくように、SNSに吐いていく。

溜まった感情を電子の水で流していく。

吐いて空になった心を拭いて、

明日も感情を溜めていく。







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