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消し屋のダル
恋する妖精
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秘密のバー ファムファタールは、ゴーストツリーショッピングモールの後方の安宿街の中に一軒だけある本格バーである。
ここに来るには、迷路の様に入り組んだ道を歩いて行くだけでも大変なのに、店に近づく程にゴーストツリーからでる瘴気で風や花の妖精でも飛ぶことが出来ないどころか、普通の道を歩く3倍は疲れる。
妖石を捻出する事も出来ず、この店に来るには、ゴーストツリーショッピングモール同様に最初から妖石を準備しておく必要があるが、この店で出す酒は、妖石加工酒は一切無く、妖精界各地方の地酒の他、どういうルートで仕入れたのか人間が作った酒の種類も多い。
店の中は暗く微かな照明の他は客とマスターの発光が店を照らしている。
幽街画廊を出たフルエは、直ぐにダルを見つけて勝手に同行した。
着いた店は、バーファムファタール
「…恋をした事はあるかね?」
道中はまったく喋らなかったダルだが、ウイスキーを注文した後に喋った言葉である。
「は? セクハラ?」
言いながらフルエは、カウンターの奥にある酒を物色している。
どうせなら珍しい酒が飲みたい。
「…恋は、分かるかな?」
「聞いてる?」
「…君は何故に消されるか知りたいのだろ?
…コミュニケーションは、苦手でね。
…言葉のキャッチボールが出来ない。
…言い訳ではない。
…君は、打ちっぱなしの玉を拾う感覚で良い。」
「ぷっ
あんた、コミュ症のくせに話の難易度高くない?
そう、私は何で消されるの?」
言った後フルエは、見たことの無い妙にリアルなウサギのラベルの赤ワインを注文した。
「…野生的な直感の好意に理想と現実で軌道修正しながら特別な感情に磨き上げて、美しい感情だと自己満足する。
ソレに一喜一憂するのが私の持つ恋の定義だ。」
ダルは、グラスにクチバシを突っ込んでウイスキーを一口啜った。
よく見るとクチバシはマスクでクチバシマスクの中にはストローが仕込まれている。
「ごめん、何言ってるか全く分からないわ。なんで急に早口なの?」
フルエは、不器用な癖に難しい言葉を諭す様に話すダルが少し可愛く思えた。
「…分からなくとも良い。
妖精には、必要の無い感情だ。
…病気の類だ。」
「何故、恋なの?」
「…依頼人がね…君を消す理由だ。」
「え、」
10秒程、無言の時間が続く、マスターのグラスを磨く音が店内に響く。
客は、まばらに居るが皆が1人で好みの酒を嗜んでいる。
フルエも、ワインを一口喉に注ぐ。
一口で人間産と分かる深みのある味である。 幽街画廊で食べたローストビーフが恋しくなった。
「まだ消されてないの?」
フルエは、周りを気にしながら、小さな声で言った。
「…安心しろ、ここの客は他人に興味は無い。
……君もまだ消していない。」
フルエは、もう一度周りを見渡してからダルのサングラスの奥を見つめた。
「誰なの?」
「…石焼きめだかの店主だ。」
「やっぱりかぁ、あの人まったくわけわかんないよ。」
「…安心したかね?」
「はぁ? 何でよ。」
「……エイ…底辺作家気取りではなかった。」
「別にエイ君は特別なわけじゃないし、今まで消えていった人も、石焼きめだかの店主さんも、私にとって同じくらい大切な人よ。
あとさ、名前で呼んであげなさいよ。
友達なんでしょ。
変なとこ恥ずかしがりなのね。」
「…………」
「あのさ、私が店出した時、近所の店の人とか結構手伝ってくれたんだよね。
あの人達の助力がなければ、今のフルエスペースは無かったわ。」
「……」
「ほんと、何から何まで一から教えて貰って感謝してる。
石焼きめだかさんには、めだかの仕入れ先とか紹介してもらったりしたかな。」
「……」
「けどさ、みんな見えなくなっちった。」
「……」
「私、悪いことしたかな?
みんなを苦しめてたかな?
人気店とかもてはやされてるけど、どうでも良い。
お客さんとも、近所の店の妖精とも仲良くしたかったんだ。
他の店の邪魔したくないから営業もお昼だけにした。
何がダメなのわたし。」
「……連中は、君の存在を受け止めきれなかった。
…生半可な気持ちで君と関わって頭を壊したのだ。」
「何ソレ、私、爆弾みたいじゃない。」
「…太陽だ。
一定の距離を保てば、みなを照らせる。
離れれば寂しいだろうが、近づけば消滅する。」
「何で消滅するの?」
「……思いが強過ぎると苦しくなるから……伝わらない思い程気持ち悪いものは無いから……ソレをリセットするために消滅するのだ。」
「普通に伝えれば良いじゃない?」
「…それが出来るなら消滅しまい。」
「じゃあそれが恋なの?」
「…消化出来なかった恋のなれ果てだな。」
「あのさ、私まだ全然わかってないけどさ、あぁ、気持ち悪いのはわかった。
けどさ、私やっぱり消されるのは嫌。」
「……」
「大切な人が消えていくとか未だに慣れない。」
「……情が厚過ぎる。
…無駄だ。」
「無駄でも良い。 大切な妖精達に囲まれて暮らすのが私の夢だったから、だからさ大切にしたいんだ。
友達も、お客さんもさ。」
「……」
「あのさ、石焼きめだかさんが私を消す時に立ち合っても良い?」
「……それは出来ない。」
「だよね、教えてくれただけでも感謝しなきゃね。」
「…すまないな、力になれなくて。」
「ありがと。」
「…辛いなら何故、ゴーストツリーの中に店を出さないんだ?」
「私さ、外の繁華街に愛着があるんだ。
いろんな妖精達に支えられてフルエスペースはあるから、見えなくなってもお店はあるから、、、もしかしたら、何かの拍子で見えなくなった人がみえたら笑顔で挨拶したいんだ。
って、そんな事あるわけないか。」
フルエは、暗い天井を眺めて投げ出した感じの明るい声で語った。
「………私は……見えなくなった恩人に…もう一度……もう一度会うために…研究を続けている。
……消し屋はその一環だ。」
「その妖精に会うために、仕事で誰かを消してるの?」
「…そうだ。」
「そっか」
「何で教えてくれたの?」
「……気になっていた。
君のことは、消し屋界隈では有名だ。
……消され過ぎでな………寂しさにとらわれて消滅してしまわないか。」
「ふぅぅん心配してくれてたんだ。
消滅ってどんな感じ?
歌の魔女みたいに自分だけの世界に閉じこもるみたいな?」
「…知らんが、大丈夫だろう。 確信した。」
「あんたがどう確信したか知らないけどさ、時々私の様子を見に来てよ。
責任でしょ。」
「………そうか?」
「そうです。
このバーよく来るんでしょ?気に入ったわ。
ここで会ったら相手してよね。」
「………」
「ともだちなら文句ないでしょ。」
「………」
「ダルさんだっけ、私は、フルエで良いから呼んでよね。」
「……………」
「決定!」
フルエは、ウサギのラベルの赤ワインをボトルキープしてもらった。
飲み干した時は、空のボトルは貰おう。
迷路の様な道を1人で脱ける自信はさらさら無いが、当分はダルに連れて来て貰えば良い。
ボソボソと難解なことを喋るのを聞けば気持ち良く酔えるだろう。
ここに来るには、迷路の様に入り組んだ道を歩いて行くだけでも大変なのに、店に近づく程にゴーストツリーからでる瘴気で風や花の妖精でも飛ぶことが出来ないどころか、普通の道を歩く3倍は疲れる。
妖石を捻出する事も出来ず、この店に来るには、ゴーストツリーショッピングモール同様に最初から妖石を準備しておく必要があるが、この店で出す酒は、妖石加工酒は一切無く、妖精界各地方の地酒の他、どういうルートで仕入れたのか人間が作った酒の種類も多い。
店の中は暗く微かな照明の他は客とマスターの発光が店を照らしている。
幽街画廊を出たフルエは、直ぐにダルを見つけて勝手に同行した。
着いた店は、バーファムファタール
「…恋をした事はあるかね?」
道中はまったく喋らなかったダルだが、ウイスキーを注文した後に喋った言葉である。
「は? セクハラ?」
言いながらフルエは、カウンターの奥にある酒を物色している。
どうせなら珍しい酒が飲みたい。
「…恋は、分かるかな?」
「聞いてる?」
「…君は何故に消されるか知りたいのだろ?
…コミュニケーションは、苦手でね。
…言葉のキャッチボールが出来ない。
…言い訳ではない。
…君は、打ちっぱなしの玉を拾う感覚で良い。」
「ぷっ
あんた、コミュ症のくせに話の難易度高くない?
そう、私は何で消されるの?」
言った後フルエは、見たことの無い妙にリアルなウサギのラベルの赤ワインを注文した。
「…野生的な直感の好意に理想と現実で軌道修正しながら特別な感情に磨き上げて、美しい感情だと自己満足する。
ソレに一喜一憂するのが私の持つ恋の定義だ。」
ダルは、グラスにクチバシを突っ込んでウイスキーを一口啜った。
よく見るとクチバシはマスクでクチバシマスクの中にはストローが仕込まれている。
「ごめん、何言ってるか全く分からないわ。なんで急に早口なの?」
フルエは、不器用な癖に難しい言葉を諭す様に話すダルが少し可愛く思えた。
「…分からなくとも良い。
妖精には、必要の無い感情だ。
…病気の類だ。」
「何故、恋なの?」
「…依頼人がね…君を消す理由だ。」
「え、」
10秒程、無言の時間が続く、マスターのグラスを磨く音が店内に響く。
客は、まばらに居るが皆が1人で好みの酒を嗜んでいる。
フルエも、ワインを一口喉に注ぐ。
一口で人間産と分かる深みのある味である。 幽街画廊で食べたローストビーフが恋しくなった。
「まだ消されてないの?」
フルエは、周りを気にしながら、小さな声で言った。
「…安心しろ、ここの客は他人に興味は無い。
……君もまだ消していない。」
フルエは、もう一度周りを見渡してからダルのサングラスの奥を見つめた。
「誰なの?」
「…石焼きめだかの店主だ。」
「やっぱりかぁ、あの人まったくわけわかんないよ。」
「…安心したかね?」
「はぁ? 何でよ。」
「……エイ…底辺作家気取りではなかった。」
「別にエイ君は特別なわけじゃないし、今まで消えていった人も、石焼きめだかの店主さんも、私にとって同じくらい大切な人よ。
あとさ、名前で呼んであげなさいよ。
友達なんでしょ。
変なとこ恥ずかしがりなのね。」
「…………」
「あのさ、私が店出した時、近所の店の人とか結構手伝ってくれたんだよね。
あの人達の助力がなければ、今のフルエスペースは無かったわ。」
「……」
「ほんと、何から何まで一から教えて貰って感謝してる。
石焼きめだかさんには、めだかの仕入れ先とか紹介してもらったりしたかな。」
「……」
「けどさ、みんな見えなくなっちった。」
「……」
「私、悪いことしたかな?
みんなを苦しめてたかな?
人気店とかもてはやされてるけど、どうでも良い。
お客さんとも、近所の店の妖精とも仲良くしたかったんだ。
他の店の邪魔したくないから営業もお昼だけにした。
何がダメなのわたし。」
「……連中は、君の存在を受け止めきれなかった。
…生半可な気持ちで君と関わって頭を壊したのだ。」
「何ソレ、私、爆弾みたいじゃない。」
「…太陽だ。
一定の距離を保てば、みなを照らせる。
離れれば寂しいだろうが、近づけば消滅する。」
「何で消滅するの?」
「……思いが強過ぎると苦しくなるから……伝わらない思い程気持ち悪いものは無いから……ソレをリセットするために消滅するのだ。」
「普通に伝えれば良いじゃない?」
「…それが出来るなら消滅しまい。」
「じゃあそれが恋なの?」
「…消化出来なかった恋のなれ果てだな。」
「あのさ、私まだ全然わかってないけどさ、あぁ、気持ち悪いのはわかった。
けどさ、私やっぱり消されるのは嫌。」
「……」
「大切な人が消えていくとか未だに慣れない。」
「……情が厚過ぎる。
…無駄だ。」
「無駄でも良い。 大切な妖精達に囲まれて暮らすのが私の夢だったから、だからさ大切にしたいんだ。
友達も、お客さんもさ。」
「……」
「あのさ、石焼きめだかさんが私を消す時に立ち合っても良い?」
「……それは出来ない。」
「だよね、教えてくれただけでも感謝しなきゃね。」
「…すまないな、力になれなくて。」
「ありがと。」
「…辛いなら何故、ゴーストツリーの中に店を出さないんだ?」
「私さ、外の繁華街に愛着があるんだ。
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フルエは、暗い天井を眺めて投げ出した感じの明るい声で語った。
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……消し屋はその一環だ。」
「その妖精に会うために、仕事で誰かを消してるの?」
「…そうだ。」
「そっか」
「何で教えてくれたの?」
「……気になっていた。
君のことは、消し屋界隈では有名だ。
……消され過ぎでな………寂しさにとらわれて消滅してしまわないか。」
「ふぅぅん心配してくれてたんだ。
消滅ってどんな感じ?
歌の魔女みたいに自分だけの世界に閉じこもるみたいな?」
「…知らんが、大丈夫だろう。 確信した。」
「あんたがどう確信したか知らないけどさ、時々私の様子を見に来てよ。
責任でしょ。」
「………そうか?」
「そうです。
このバーよく来るんでしょ?気に入ったわ。
ここで会ったら相手してよね。」
「………」
「ともだちなら文句ないでしょ。」
「………」
「ダルさんだっけ、私は、フルエで良いから呼んでよね。」
「……………」
「決定!」
フルエは、ウサギのラベルの赤ワインをボトルキープしてもらった。
飲み干した時は、空のボトルは貰おう。
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