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世の中何が起こるか分からない
ちょっぴり懺悔します
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ステラは久しぶりにイザベラの家に遊びにきていた。
イザベラの家は玄関ホールだけでステラの家がすっぽりはいりそうなほど大きな屋敷で、庶民のステラがお邪魔するには勇気がいった。
そのためイザベラから家にさそわれてもほとんど断っていたが、卒業前にいろいろ話したいと小首をかしげておねだりポーズをされ陥落した。
花が咲きほこる季節になり、シュミット家の庭に鮮やかな色の花々が品よくちりばめられ目を楽しませてくれる。
五月の寒くもなく、暑くもない心地のよい気候にさそわれ二人は庭で茶を楽しんでいた。
大陸にあるユール国で流行っているというデザートがふるまわれ、ステラはその甘さとおいしさに感動する。
イザベラの父が甘い物好きで、加えて新しい物好きなため、新たな甘い物をもとめ大陸の流行にも目をひからせているという。
「そういえば卒業を祝う会のドレスは仕上がった?」
「うん。あとはドレスを受け取りにいくだけ」
ステラはクロードの母、ルイーズが紹介してくれたドレス工房でドレスをつくった。
ステラは卒業を祝う会に参加するため一年生の時からドレスのための貯金をしていた。
十分とはいえない予算だが、最終調整で目にしたドレスをみた時に五年間こつこつ貯めてきた結晶のようで誇らしかった。
あまりにもダンスが踊れず参加するのをやめようかと迷ったが、ドレスをみてあきらめなくてよかったとしみじみした。
イザベラとお互いのドレスの話でもりあがったあと、イザベラが急に真剣な顔をしてステラにあやまった。
あやまられるようなことをされた覚えのないステラは何がおこっているのかとうろたえる。
「ステラがいろいろ大変だった時に何の力にもなれなかったどころか、ステラが自分のこと頼りにしてくれないってすねて意地悪になってた」
「ごめん、何のことかぜんぜん分からないんだけど」
「ステラが元許婚のクロードとの関係を解消したあとに苦しんでたり、ノルン行きが駄目になったりでいろいろ大変だった時に意地悪になってた」
ステラはイザベラから意外なことをいわれ反応できずに口ごもり二人の間に沈黙がおちた。
「……イザベラに意地悪されたっていう記憶がないから何ともいえないんだけど」
「そうなの? 冷たい態度とったりしちゃったけど気付いてなかった?
え――!! 気付いてなかったならそれはそれでよかったというべきなんだろうけど、自己嫌悪におちいってた私って何? いまちょっとそう思っちゃった」
ステラはイザベラから冷たくされたか記憶をさぐるが思いあたらない。
「あの時期、気持ちが上がったり下がったりが激しかったし、ノルン行きがなくなった時は今後のことを考えないといけないしで、自分のことで手一杯で周りをみる余裕なんてなかったと思う。
イザベラは意地悪したっていうけど、きっとイザベラが思うほどひどいことはしてないと思うよ。
物語に登場するような意地悪な女主人が粗相した使用人をむち打つぐらいのことをイザベラがしてたら別だけど」
冗談をいったつもりだが、イザベラは手を額にあて痛みをこらえるような表情になっていた。
「ごめん、ステラ。気にしないで。ちょっと落ち込んでるだけ。自分が思っている以上にステラが大変だったと分かって反省してるだけ」
「イザベラ、考え過ぎ。なんか私のせいでいろいろ悩ませて申し訳ないんだけど」
イザベラがテーブルに突っ伏してしまった。
「ちょっと、イザベラ、本当にどうしちゃったの?」
「……ごめん……。ステラにしてみたら何をやってるんだという感じだろうけど、ちょっといろいろな感情がからみあってものすごく苦しい」
ステラはこれまでのイザベラとの付き合いで、これほど彼女が動揺している姿をみるのは初めてだった。
いつも凜として美しい友人は弱みをみせることがなかった。美しいだけでなく穏やかでやさしく、恵まれた環境で育っており、神に偏愛されたとしかいいようがないほど欠けたものがなかった。
気持ちを落ち着けたイザベラがステラに相談されなかったことや、ノルン行きがなくなったことを教えてもらえなかったことで友達としてないがしろにされているような気になりわだかまっていたと説明した。
「私こそごめんね。自分のことでいっぱいでイザベラの気持ちをまったく考えてなかった。
言い訳させてもらうと本当にあの頃は頭の中がごちゃごちゃしてて、とにかく毎日やるべきことをこなすことだけしか考えられなくなってた。そうしないと動けなくなってしまいそうで。
ごめんね。イザベラにそんな思いさせてるなんて知らなかった」
顔をあげたイザベラの目から涙がこぼれた。
「ステラ、苦しい。こんなに苦しいって思ったことがないほど苦しい。
社交クラブでフィリップが知り合いの女の子と仲よさそうにしているのを見た時よりも苦しい」
ステラは目の前にいる友人にどのように接してよいのか分からずおろおろする。
嫉妬よりも苦しい思いを自分がイザベラにさせてしまったようだが、なぜそこまでイザベラを苦しませることになったのかが分からない。
「ステラの気持ちをまったく分かってあげられなかった。自分がステラに何もしてあげられなかったことが苦しい。友達として何の役にも立てなかったことが悔しい」
「そんなことないよ! イザベラはいつも私のくだらない話を聞いてくれて、落ち込んでたら励ましてくれて、イザベラがいてくれたから学園で頑張れた。イザベラのおかげで学園生活が楽しかった。
私の方こそイザベラに何もしてあげられなかったし。イザベラに何かあったとしても私には話を聞くぐらいしかできなかっただろうと思う」
イザベラと視線があう。泣いている姿も美しく、神様は本当に不公平だとステラは思う。
「ねえ、イザベラ。もし生まれかわれるなら私はあなたになりたい。あなたは私の憧れ」
「それをいうなら私はステラの強さがうらやましい。どのような状況でも折れずに頑張ることができるステラを尊敬してる」
お互いを見つめ合い自然と笑顔になる。
「懺悔してもいい? ノルン行きがだめになった時、もし私がイザベラならこんな思いをすることなかったはずだって卑屈になってた。
そもそも私がイザベラだったらノルンへ簡単に留学できるだろうし、留学だけでなく自分がやりたいことを何でもかなえられただろうって悔しかった。
イザベラとイザベラのお母さんの仲がよいのもうらやましくて。もしイザベラのお母さんが私の母だったら、ノルン行きがなくなったことをきっとなぐさめてくれただろうと思った。
みじめだった。普段はイザベラと自分がおかれた環境のちがいについて考えないけど、あの時はいろいろ考えてしまって、なぜ自分だけがこんな思いをしないといけないんだろうとなってた。
イザベラは私がほしいものを全てもっていることがうらやましくて、うらやましすぎて妬ましかった。
大切な友達なのに憎いと思った。ごめん。私の方こそあの頃イザベラに対して態度が悪かったかもしれない」
イザベラがはげしく頭を横にふった。
「それをいうなら私だって何もいってくれないステラへの怒りでステラが憎かった。なぜ私にこんな思いをさせるんだって。
ステラともっと一緒にいたいのにいつも勉強だ、仕事だ、家の用事だって忙しくて、私がさそっても無理といわれることがほとんどだし。私のことなんてどうでもよいと思ってるんじゃないかって。
ステラが家の話をするといつもクロードの話がでて、クロードだけじゃなくてクロードの家族ともすごく仲が良さそうでやいてた。
親友だといってくれるけど本当は違うんじゃないかってすねてた」
ステラはイザベラも自分と同じなのだとはじめて思えた。
神に偏愛され、自分とはまったくちがい醜い感情などもつことがないのではと思っていたイザベラも、自分のような気持ちをいだくのだと知りステラはこれまでになくイザベラを身近に感じられた。
イザベラとはじめて話した時のことを思い出す。
「今度その小説のお芝居を演劇部でやるの」
本を読んでいたステラにそのようにいって話しかけてきたイザベラの笑顔があまりに美しく見惚れていると、主人公に恋をしたがふりむいてもらえず狂ってしまう女の子役になったと話をつづけていた。
「あなたなら主人公が恋いこがれる美しいヒロイン役がぴったりだと思うけど」
ステラのその言葉にイザベラは少し考えるような表情をすると、
「そういうヒロインを演じるのはあまりおもしろいと思えないかなあ。自分が持ったことのない感情や絶対にやらないであろう行動をする役柄にものすごく燃えるの」といった。
その言葉を聞きイザベラがどのように女の子役を演じるのか見てみたいといったことから、それ以降なにかと話すようになった。
整った美しい容姿と家の経済格差から、どこか自分とはちがう、同じではないとイザベラのことを思ってきた。
「イザベラ、友達でいてくれてありがとう。なんか泣きそう。毎日一緒にいたのに卒業したらそうそう会えなくなるんだよね」
「そうよね。卒業するのはうれしいけどステラに会えなくなるのは寂しい。いやだなあ。このままずっと卒業したくないなあ」
「イザベラの場合、私じゃなくてフィリップに毎日会えなくなるから卒業したくないんじゃないの?」
イザベラが声をたてて笑う。
「ステラはノルンへいく。私とアレックスは大学へいく。フィリップは家業の仕事をはじめる。見事にばらばらになってしまうのね」
いつまでも子供のままではいられない。これからますますお互いの環境がかわっていく。
イザベラとステラは同時にため息をついていた。
このような時間ができるだけ長くつづいてほしいと思う。大好きな友達と楽しく笑っていたい。
ステラは日に照らされ輝いている新緑をみながら時を止めることができたらと思った。
イザベラの家は玄関ホールだけでステラの家がすっぽりはいりそうなほど大きな屋敷で、庶民のステラがお邪魔するには勇気がいった。
そのためイザベラから家にさそわれてもほとんど断っていたが、卒業前にいろいろ話したいと小首をかしげておねだりポーズをされ陥落した。
花が咲きほこる季節になり、シュミット家の庭に鮮やかな色の花々が品よくちりばめられ目を楽しませてくれる。
五月の寒くもなく、暑くもない心地のよい気候にさそわれ二人は庭で茶を楽しんでいた。
大陸にあるユール国で流行っているというデザートがふるまわれ、ステラはその甘さとおいしさに感動する。
イザベラの父が甘い物好きで、加えて新しい物好きなため、新たな甘い物をもとめ大陸の流行にも目をひからせているという。
「そういえば卒業を祝う会のドレスは仕上がった?」
「うん。あとはドレスを受け取りにいくだけ」
ステラはクロードの母、ルイーズが紹介してくれたドレス工房でドレスをつくった。
ステラは卒業を祝う会に参加するため一年生の時からドレスのための貯金をしていた。
十分とはいえない予算だが、最終調整で目にしたドレスをみた時に五年間こつこつ貯めてきた結晶のようで誇らしかった。
あまりにもダンスが踊れず参加するのをやめようかと迷ったが、ドレスをみてあきらめなくてよかったとしみじみした。
イザベラとお互いのドレスの話でもりあがったあと、イザベラが急に真剣な顔をしてステラにあやまった。
あやまられるようなことをされた覚えのないステラは何がおこっているのかとうろたえる。
「ステラがいろいろ大変だった時に何の力にもなれなかったどころか、ステラが自分のこと頼りにしてくれないってすねて意地悪になってた」
「ごめん、何のことかぜんぜん分からないんだけど」
「ステラが元許婚のクロードとの関係を解消したあとに苦しんでたり、ノルン行きが駄目になったりでいろいろ大変だった時に意地悪になってた」
ステラはイザベラから意外なことをいわれ反応できずに口ごもり二人の間に沈黙がおちた。
「……イザベラに意地悪されたっていう記憶がないから何ともいえないんだけど」
「そうなの? 冷たい態度とったりしちゃったけど気付いてなかった?
え――!! 気付いてなかったならそれはそれでよかったというべきなんだろうけど、自己嫌悪におちいってた私って何? いまちょっとそう思っちゃった」
ステラはイザベラから冷たくされたか記憶をさぐるが思いあたらない。
「あの時期、気持ちが上がったり下がったりが激しかったし、ノルン行きがなくなった時は今後のことを考えないといけないしで、自分のことで手一杯で周りをみる余裕なんてなかったと思う。
イザベラは意地悪したっていうけど、きっとイザベラが思うほどひどいことはしてないと思うよ。
物語に登場するような意地悪な女主人が粗相した使用人をむち打つぐらいのことをイザベラがしてたら別だけど」
冗談をいったつもりだが、イザベラは手を額にあて痛みをこらえるような表情になっていた。
「ごめん、ステラ。気にしないで。ちょっと落ち込んでるだけ。自分が思っている以上にステラが大変だったと分かって反省してるだけ」
「イザベラ、考え過ぎ。なんか私のせいでいろいろ悩ませて申し訳ないんだけど」
イザベラがテーブルに突っ伏してしまった。
「ちょっと、イザベラ、本当にどうしちゃったの?」
「……ごめん……。ステラにしてみたら何をやってるんだという感じだろうけど、ちょっといろいろな感情がからみあってものすごく苦しい」
ステラはこれまでのイザベラとの付き合いで、これほど彼女が動揺している姿をみるのは初めてだった。
いつも凜として美しい友人は弱みをみせることがなかった。美しいだけでなく穏やかでやさしく、恵まれた環境で育っており、神に偏愛されたとしかいいようがないほど欠けたものがなかった。
気持ちを落ち着けたイザベラがステラに相談されなかったことや、ノルン行きがなくなったことを教えてもらえなかったことで友達としてないがしろにされているような気になりわだかまっていたと説明した。
「私こそごめんね。自分のことでいっぱいでイザベラの気持ちをまったく考えてなかった。
言い訳させてもらうと本当にあの頃は頭の中がごちゃごちゃしてて、とにかく毎日やるべきことをこなすことだけしか考えられなくなってた。そうしないと動けなくなってしまいそうで。
ごめんね。イザベラにそんな思いさせてるなんて知らなかった」
顔をあげたイザベラの目から涙がこぼれた。
「ステラ、苦しい。こんなに苦しいって思ったことがないほど苦しい。
社交クラブでフィリップが知り合いの女の子と仲よさそうにしているのを見た時よりも苦しい」
ステラは目の前にいる友人にどのように接してよいのか分からずおろおろする。
嫉妬よりも苦しい思いを自分がイザベラにさせてしまったようだが、なぜそこまでイザベラを苦しませることになったのかが分からない。
「ステラの気持ちをまったく分かってあげられなかった。自分がステラに何もしてあげられなかったことが苦しい。友達として何の役にも立てなかったことが悔しい」
「そんなことないよ! イザベラはいつも私のくだらない話を聞いてくれて、落ち込んでたら励ましてくれて、イザベラがいてくれたから学園で頑張れた。イザベラのおかげで学園生活が楽しかった。
私の方こそイザベラに何もしてあげられなかったし。イザベラに何かあったとしても私には話を聞くぐらいしかできなかっただろうと思う」
イザベラと視線があう。泣いている姿も美しく、神様は本当に不公平だとステラは思う。
「ねえ、イザベラ。もし生まれかわれるなら私はあなたになりたい。あなたは私の憧れ」
「それをいうなら私はステラの強さがうらやましい。どのような状況でも折れずに頑張ることができるステラを尊敬してる」
お互いを見つめ合い自然と笑顔になる。
「懺悔してもいい? ノルン行きがだめになった時、もし私がイザベラならこんな思いをすることなかったはずだって卑屈になってた。
そもそも私がイザベラだったらノルンへ簡単に留学できるだろうし、留学だけでなく自分がやりたいことを何でもかなえられただろうって悔しかった。
イザベラとイザベラのお母さんの仲がよいのもうらやましくて。もしイザベラのお母さんが私の母だったら、ノルン行きがなくなったことをきっとなぐさめてくれただろうと思った。
みじめだった。普段はイザベラと自分がおかれた環境のちがいについて考えないけど、あの時はいろいろ考えてしまって、なぜ自分だけがこんな思いをしないといけないんだろうとなってた。
イザベラは私がほしいものを全てもっていることがうらやましくて、うらやましすぎて妬ましかった。
大切な友達なのに憎いと思った。ごめん。私の方こそあの頃イザベラに対して態度が悪かったかもしれない」
イザベラがはげしく頭を横にふった。
「それをいうなら私だって何もいってくれないステラへの怒りでステラが憎かった。なぜ私にこんな思いをさせるんだって。
ステラともっと一緒にいたいのにいつも勉強だ、仕事だ、家の用事だって忙しくて、私がさそっても無理といわれることがほとんどだし。私のことなんてどうでもよいと思ってるんじゃないかって。
ステラが家の話をするといつもクロードの話がでて、クロードだけじゃなくてクロードの家族ともすごく仲が良さそうでやいてた。
親友だといってくれるけど本当は違うんじゃないかってすねてた」
ステラはイザベラも自分と同じなのだとはじめて思えた。
神に偏愛され、自分とはまったくちがい醜い感情などもつことがないのではと思っていたイザベラも、自分のような気持ちをいだくのだと知りステラはこれまでになくイザベラを身近に感じられた。
イザベラとはじめて話した時のことを思い出す。
「今度その小説のお芝居を演劇部でやるの」
本を読んでいたステラにそのようにいって話しかけてきたイザベラの笑顔があまりに美しく見惚れていると、主人公に恋をしたがふりむいてもらえず狂ってしまう女の子役になったと話をつづけていた。
「あなたなら主人公が恋いこがれる美しいヒロイン役がぴったりだと思うけど」
ステラのその言葉にイザベラは少し考えるような表情をすると、
「そういうヒロインを演じるのはあまりおもしろいと思えないかなあ。自分が持ったことのない感情や絶対にやらないであろう行動をする役柄にものすごく燃えるの」といった。
その言葉を聞きイザベラがどのように女の子役を演じるのか見てみたいといったことから、それ以降なにかと話すようになった。
整った美しい容姿と家の経済格差から、どこか自分とはちがう、同じではないとイザベラのことを思ってきた。
「イザベラ、友達でいてくれてありがとう。なんか泣きそう。毎日一緒にいたのに卒業したらそうそう会えなくなるんだよね」
「そうよね。卒業するのはうれしいけどステラに会えなくなるのは寂しい。いやだなあ。このままずっと卒業したくないなあ」
「イザベラの場合、私じゃなくてフィリップに毎日会えなくなるから卒業したくないんじゃないの?」
イザベラが声をたてて笑う。
「ステラはノルンへいく。私とアレックスは大学へいく。フィリップは家業の仕事をはじめる。見事にばらばらになってしまうのね」
いつまでも子供のままではいられない。これからますますお互いの環境がかわっていく。
イザベラとステラは同時にため息をついていた。
このような時間ができるだけ長くつづいてほしいと思う。大好きな友達と楽しく笑っていたい。
ステラは日に照らされ輝いている新緑をみながら時を止めることができたらと思った。
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