【完結】この胸が痛むのは

「アグネス嬢なら」
彼がそう言ったので。
私は縁組をお受けすることにしました。
そのひとは、亡くなった姉の恋人だった方でした。

亡き姉クラリスと婚約間近だった第三王子アシュフォード殿下。
殿下と出会ったのは私が先でしたのに。
幼い私をきっかけに、顔を合わせた姉に殿下は恋をしたのです……



姉が亡くなって7年。
政略婚を拒否したい王弟アシュフォードが
『彼女なら結婚してもいい』と、指名したのが最愛のひとクラリスの妹アグネスだった。

亡くなった恋人と同い年になり、彼女の面影をまとうアグネスに、アシュフォードは……


 *****


サイドストーリー
『この胸に抱えたものは』全13話も公開しています。

こちらの結末ネタバレを含んだ内容です。

読了後にお立ち寄りいただけましたら、幸いです




* 他サイトで公開しています。

どうぞよろしくお願い致します。

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