63 / 249
第三章 誰がために、彼女は微笑んで
⑩ 『叫び』
しおりを挟む
何も変わらない。
今日も、私はただ生きる。
死んで、天国に行くために。それだけを目標に。
「イルリア、交代だ。お前も昼食を食べてきてくれ」
「……そう。分かったわ」
そんな会話が耳に入ってきた。
だが、別にどうでもいい。ただ、今が昼だということが分かっただけだ。
「昼食を持ってきた。少しでもいいから、食べたほうがいい」
ジェノがそう声をかけてきた。
「……ええ」
サクリはそう答え、ベッドに腰掛けたままでも食べられるように設置された、移動式のテーブルの上のトレイに視線を移す。
食べないと死んでしまう。だから食べよう。
でも、美味しいと思ってはいけない。そんなふうに、食事に喜びを感じてはいけない。
だって、もう、カルラとレーリアは食事を楽しむことも出来ない。それなのに、私だけが食事を楽しむなんて、そんなこと許されない。二人に申し訳がたたない。
そして、きっとカーフィア様もそんな事はお許しにならないはずだ。
私は、天国に行くんだ。それだけが希望。それだけが、今の私の願い。
「……これは……」
食事にもう興味はないはずだった。
だが、サクリはトレイの端の小皿に盛られた、真っ白い物体に心を惹かれてしまう。
見たこともない料理だ。こんな純白の柔らかそうな物体は初めて見る。
「すごく変わった香り……。甘いようで爽やかな……」
小皿を手にとって顔に近づけると、独特の香りがサクリの鼻孔をくすぐる。
サクリはトレイの一番小さなスプーンを手に取り、その純白の物体を掬う。
ゼリーよりも柔らかいそれは、たやすくスプーンで切れた。サクリはそれを口に運ぶ。
「……あっ……」
優しい甘みと爽やかな香りが、口いっぱいに広がる。美味しい。こんなに美味しい甘味を食べたのは初めてだ。
サクリはあまりの美味しさに、スプーンを動かし、二口、三口と食べ進める。だがそこで、彼女は自分のした事を理解する。
「あっ、ああっ……」
サクリは小皿とスプーンを力なくトレイに戻す。そして、顔を俯けて涙をこぼす。
「すみません、すみません。カーフィア様。どうか、どうか、お許しください。私は、私はなんてことを……」
胸のうちに留めておくことが出来ずに、サクリは声を上げて女神カーフィアに許しを乞う。
「……お願いします。私を見捨てないで下さい。どうか、私を天国へ……」
涙ながらに懇願するサクリは、近くにジェノがいることさえ忘れて取り乱す。
不意に、ダン! という床を叩く大きな音が聞こえた。
その大きな音に、サクリは驚いて祈りの言葉を中断する。
音のした方を見ると、ジェノが椅子を手にとって、それを床に置いた音だったことが分かった。
彼は椅子から手を離し、サクリの元に歩み寄る。
「サクリ。何を怯えている。どうして、食事をするだけのことで、お前は神に許しを乞う必要があるんだ?」
ジェノはサクリの目を見て、尋ねてくる。
「……いいえ。その、なんでもありません……」
「そんなわけがないだろ。……話してくれ」
ジェノは視線をそらさずに、無言のサクリを見つめ続ける。
本当は、何も言うべきではなかったのだろう。
しかし、サクリの心はもう限界だった。
助けを求めていた。悲鳴を上げていた。彼女の心は砕ける寸前だったのだ。
「……駄目なんです。このままじゃあ、私は天国に行けない! カルラとレーリアに会えなくなってしまう! だから、だから、私はもっと、もっと苦しまないと! 嬉しいとか、幸せを感じては駄目なのです!」
サクリは叫ぶ。心のうちに溜め込んでいたものが、溢れ出してしまった。
「……ゆっくりでいい、もう少し詳しく話してくれ」
ジェノは静かに椅子を手繰り寄せて、そこに腰掛ける。
一度溢れ出してしまった気持ちは抑えられない。サクリは感情の赴くままに秘めていた思いを吐露する。
それは決して分かりやすい話ではなかったが、ジェノは黙って話を聞いてくれた。
「……はぁっ、はぁっ……」
あまりにも勢いよく喋り続けたことで、サクリは呼吸を乱す。
けれど、話を聞いてもらえたことで、少しだけサクリは冷静さを取り戻す。もっとも、この行為にさえ、彼女は罪悪感を覚えてしまうのだが。
「なるほどな。大変だったんだな」
ジェノの答えはあまりに素っ気ないものだった。
だが、サクリはもともと彼から大した言葉が返ってくるのを期待してはいなかった。
顔は綺麗だが、冷たい雰囲気のこの少年に、サクリはあまり好感を持っていなかったのだ。
あの時も、ガイウスさんが丁寧に事情を説明してくれて、自分の護衛を依頼してくれた時にも、この少年はなかなか首を縦には振ってはくれなかった。
船に乗るあの日の朝も、バルネアさんや、イルリアさんやリットさんの様には接してはくれなかった。
いや、そんなことを他人に求める事こそ、堕落の極みだ。
それを考えれば、自分の気持ちを吐露した相手が、この冷たい少年で良かったのかもしれない。
そうサクリは思ったが、ジェノはそこで更に言葉を続ける。
しかし、彼が発したのは、信じられない言葉だった。
「同情する。酷い友人を持ったんだな。いや、友人と呼んでいいのかすら分からん。そんな連中だけでも大変だろうに、さらにろくでもない女神を信仰しているとは……」
その言葉を聞いた瞬間、サクリの思考は停止した。
何を言われたのか瞬時には理解できなかった。いや、きっと頭が理解するのを拒んだのだろう。
しかし、その言葉の意味を理解した瞬間、サクリの心を支配したのは、激しい怒りだった。
「何を、何を言うんですか、貴方は! カーフィア様を愚弄するだけでなく、私の大切な親友を……。カルラとレーリアを!」
怒りのあまりに体を震わせるサクリ。
しかし、ジェノは眉一つ動かさない。
「何をと言われても、俺には理解できない。病に苦しむ信者に、さらなる苦しみを求める非情な女神なんぞを好き好んで信仰する気持ちも、死後もお前が苦しむことを願う者達を大切に思う気持ちも、まるで分からん」
「なっ……」
何を言っているのだ、この男は。カーフィア様は、大地と人々の交流を司る慈愛の女神。そして、カルラとレーリアは、ずっと、私のそばにいてくれた。私を励まし続けてくれた。そして命を賭して私を、こんな私を助けてくれた最高の親友だ。
それを、それを!
「くっ!」
その無表情な顔を引っ叩いてやりたい。だが、サクリにはそんな力はない。
だから、サクリができるのは、ジェノを睨むことだけだった。
「何だ、その目は? 違うのか? 俺の言っていることは間違っているのか?」
「違う! 違うに決まっている! 私がこんな目にあっているのは、この世界が不完全だから! カーフィア様は悪くない! カルラとレーリアの事を何も知らないのに、適当なことを言わないで!」
サクリは叫ぶ。あらん限りの声で。
すると、ジェノは「そうか」と言って微笑んだ。
もっとも、微笑んだと言っても、ほんの少し口元を緩めただけなのだが、サクリにはそれだけで随分と雰囲気が違って見えた。
「それなら、もう自分を責めるのはやめろ。女神カーフィアも、お前の友人たちも、決してお前が苦しむことを望んでいるわけではないのだろう?」
ジェノのその言葉に、サクリは何も言い返すことができなかった
今日も、私はただ生きる。
死んで、天国に行くために。それだけを目標に。
「イルリア、交代だ。お前も昼食を食べてきてくれ」
「……そう。分かったわ」
そんな会話が耳に入ってきた。
だが、別にどうでもいい。ただ、今が昼だということが分かっただけだ。
「昼食を持ってきた。少しでもいいから、食べたほうがいい」
ジェノがそう声をかけてきた。
「……ええ」
サクリはそう答え、ベッドに腰掛けたままでも食べられるように設置された、移動式のテーブルの上のトレイに視線を移す。
食べないと死んでしまう。だから食べよう。
でも、美味しいと思ってはいけない。そんなふうに、食事に喜びを感じてはいけない。
だって、もう、カルラとレーリアは食事を楽しむことも出来ない。それなのに、私だけが食事を楽しむなんて、そんなこと許されない。二人に申し訳がたたない。
そして、きっとカーフィア様もそんな事はお許しにならないはずだ。
私は、天国に行くんだ。それだけが希望。それだけが、今の私の願い。
「……これは……」
食事にもう興味はないはずだった。
だが、サクリはトレイの端の小皿に盛られた、真っ白い物体に心を惹かれてしまう。
見たこともない料理だ。こんな純白の柔らかそうな物体は初めて見る。
「すごく変わった香り……。甘いようで爽やかな……」
小皿を手にとって顔に近づけると、独特の香りがサクリの鼻孔をくすぐる。
サクリはトレイの一番小さなスプーンを手に取り、その純白の物体を掬う。
ゼリーよりも柔らかいそれは、たやすくスプーンで切れた。サクリはそれを口に運ぶ。
「……あっ……」
優しい甘みと爽やかな香りが、口いっぱいに広がる。美味しい。こんなに美味しい甘味を食べたのは初めてだ。
サクリはあまりの美味しさに、スプーンを動かし、二口、三口と食べ進める。だがそこで、彼女は自分のした事を理解する。
「あっ、ああっ……」
サクリは小皿とスプーンを力なくトレイに戻す。そして、顔を俯けて涙をこぼす。
「すみません、すみません。カーフィア様。どうか、どうか、お許しください。私は、私はなんてことを……」
胸のうちに留めておくことが出来ずに、サクリは声を上げて女神カーフィアに許しを乞う。
「……お願いします。私を見捨てないで下さい。どうか、私を天国へ……」
涙ながらに懇願するサクリは、近くにジェノがいることさえ忘れて取り乱す。
不意に、ダン! という床を叩く大きな音が聞こえた。
その大きな音に、サクリは驚いて祈りの言葉を中断する。
音のした方を見ると、ジェノが椅子を手にとって、それを床に置いた音だったことが分かった。
彼は椅子から手を離し、サクリの元に歩み寄る。
「サクリ。何を怯えている。どうして、食事をするだけのことで、お前は神に許しを乞う必要があるんだ?」
ジェノはサクリの目を見て、尋ねてくる。
「……いいえ。その、なんでもありません……」
「そんなわけがないだろ。……話してくれ」
ジェノは視線をそらさずに、無言のサクリを見つめ続ける。
本当は、何も言うべきではなかったのだろう。
しかし、サクリの心はもう限界だった。
助けを求めていた。悲鳴を上げていた。彼女の心は砕ける寸前だったのだ。
「……駄目なんです。このままじゃあ、私は天国に行けない! カルラとレーリアに会えなくなってしまう! だから、だから、私はもっと、もっと苦しまないと! 嬉しいとか、幸せを感じては駄目なのです!」
サクリは叫ぶ。心のうちに溜め込んでいたものが、溢れ出してしまった。
「……ゆっくりでいい、もう少し詳しく話してくれ」
ジェノは静かに椅子を手繰り寄せて、そこに腰掛ける。
一度溢れ出してしまった気持ちは抑えられない。サクリは感情の赴くままに秘めていた思いを吐露する。
それは決して分かりやすい話ではなかったが、ジェノは黙って話を聞いてくれた。
「……はぁっ、はぁっ……」
あまりにも勢いよく喋り続けたことで、サクリは呼吸を乱す。
けれど、話を聞いてもらえたことで、少しだけサクリは冷静さを取り戻す。もっとも、この行為にさえ、彼女は罪悪感を覚えてしまうのだが。
「なるほどな。大変だったんだな」
ジェノの答えはあまりに素っ気ないものだった。
だが、サクリはもともと彼から大した言葉が返ってくるのを期待してはいなかった。
顔は綺麗だが、冷たい雰囲気のこの少年に、サクリはあまり好感を持っていなかったのだ。
あの時も、ガイウスさんが丁寧に事情を説明してくれて、自分の護衛を依頼してくれた時にも、この少年はなかなか首を縦には振ってはくれなかった。
船に乗るあの日の朝も、バルネアさんや、イルリアさんやリットさんの様には接してはくれなかった。
いや、そんなことを他人に求める事こそ、堕落の極みだ。
それを考えれば、自分の気持ちを吐露した相手が、この冷たい少年で良かったのかもしれない。
そうサクリは思ったが、ジェノはそこで更に言葉を続ける。
しかし、彼が発したのは、信じられない言葉だった。
「同情する。酷い友人を持ったんだな。いや、友人と呼んでいいのかすら分からん。そんな連中だけでも大変だろうに、さらにろくでもない女神を信仰しているとは……」
その言葉を聞いた瞬間、サクリの思考は停止した。
何を言われたのか瞬時には理解できなかった。いや、きっと頭が理解するのを拒んだのだろう。
しかし、その言葉の意味を理解した瞬間、サクリの心を支配したのは、激しい怒りだった。
「何を、何を言うんですか、貴方は! カーフィア様を愚弄するだけでなく、私の大切な親友を……。カルラとレーリアを!」
怒りのあまりに体を震わせるサクリ。
しかし、ジェノは眉一つ動かさない。
「何をと言われても、俺には理解できない。病に苦しむ信者に、さらなる苦しみを求める非情な女神なんぞを好き好んで信仰する気持ちも、死後もお前が苦しむことを願う者達を大切に思う気持ちも、まるで分からん」
「なっ……」
何を言っているのだ、この男は。カーフィア様は、大地と人々の交流を司る慈愛の女神。そして、カルラとレーリアは、ずっと、私のそばにいてくれた。私を励まし続けてくれた。そして命を賭して私を、こんな私を助けてくれた最高の親友だ。
それを、それを!
「くっ!」
その無表情な顔を引っ叩いてやりたい。だが、サクリにはそんな力はない。
だから、サクリができるのは、ジェノを睨むことだけだった。
「何だ、その目は? 違うのか? 俺の言っていることは間違っているのか?」
「違う! 違うに決まっている! 私がこんな目にあっているのは、この世界が不完全だから! カーフィア様は悪くない! カルラとレーリアの事を何も知らないのに、適当なことを言わないで!」
サクリは叫ぶ。あらん限りの声で。
すると、ジェノは「そうか」と言って微笑んだ。
もっとも、微笑んだと言っても、ほんの少し口元を緩めただけなのだが、サクリにはそれだけで随分と雰囲気が違って見えた。
「それなら、もう自分を責めるのはやめろ。女神カーフィアも、お前の友人たちも、決してお前が苦しむことを望んでいるわけではないのだろう?」
ジェノのその言葉に、サクリは何も言い返すことができなかった
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。
灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
一国一城の主を目指す!〜渇望の日々を超えて。
リョウ
ファンタジー
何者かになりたかった。
だが現世でその願いは叶わず、男は敗北感と悲嘆を胸に沈んでいた。
そんな彼の前に現れたのは、一柱の女神。
導かれるまま異世界へ転移した男は、新たにレイと名乗り、剣も魔法も身分もない底辺から成り上がることを決意する。
冒険者として生きる術を学び、魔法を覚え、剣を磨き、人と裏社会を見極めながら、レイは少しずつ力を蓄えていく。
目指すのは、ただ生き延びることではない。
一国一城の主となり、この世界で“何者か”になること。
渇望を燃料に、知恵と執念で上へ上へと這い上がる、ダークファンタジー成り上がり譚。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる