彼は、英雄とは呼ばれずに
これは、英雄譚ではない。
これは、一組の男女の長き縁の物語。
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四章一気読みさせていただきました!
リニア先生とジェノの関係がどんどん良くなっていき、信頼関係が築かれていく様がとてもよく現れていてすごく良かったです!
正直リアラさんの意見には同意!
ジェノは母性に飢えている!!
頑張れメルエーナ!
そして、ジェノの強さの根幹がわかりました。何故、どうやってジェノは剣技を身につけたのか。
そして今も尚修行を続け、リニア先生に近づくための努力を怠っていないのでしょうね。
さて、ここからは作者様への感想です。
作品は作者を映す鏡とも言われます。
作中で出るキャラクター達の思想や理念、それらは作者様も持つものだと思います。
リニア先生の持つ思想に触れ、力あるものがどういう対応をしなければならないか、それをどう思考してるか。
ジェノにどういう成長をしてほしいかを想うリニア先生の思想に触れ、作者様の思う主人公ジェノとはどうあるべきか。
それが特に強く出たのが四章ではないかと思います。
これに関してとても素晴らしいと思うものをお持ちだと思うので、頑張って欲しいと思います。
ネタバレも含んでいましたらすいません。
四章すごく楽しめました!
また続き読めたら読みます!
特別編読みました!
屋台の特別訓練の話、
バレンタインデーの話!
バレンタインは今読んだ季節的にも合っていて、ホッコリしました!
そして、ホワイトデーの話!
これはドキドキします!
メルエーナとジェノの……!
面白かったです!
【見どころ】
この物語は英雄譚ではない。あらすじにも書いてはあるが、あえて言いたい。
魔物も存在し、一部先天性の素質をもった魔法使いも存在するファンタジー世界だが、ヒューマンドラマである。心を抉るような物語だと感じた。
モンスターと戦い、仲間と絆を築き、魔王と戦う。そういう所にスポットをあてているのではなく、登場人物たちが、それぞれ自分自身と向き合っていく物語であるという印象を受けた。
そこには他者に対する憎しみや嫉妬など負の感情が渦巻いており、理解されない者もいれば、一方的な感情を向ける者もいる。人間の負の部分をこれでもかと突き付けられているような気持ちになる作品だと感じた。
それぞれに事情があり、抱えているものもある。そして考え方の違いにより、いがみ合ったりすれ違ったりもする。そして他人から見るとエゴでしかない部分も存在する。しかし彼らは”そこに生きている”と感じられるほどに、読者の心を抉っていくのである。好感を持つ人物もいれば、嫌悪してしまう人物も存在する。綺麗ごとではないからこそだと思った。
登場人物それぞれの性格が分かりやすく、どうしてそういう言動なのか? それは後から語られ、真実が明かされていく。その真実から登場人物に同情を抱くか、共感するか、嫌悪していしまうかは読み手のこれまでの人生経験や、性格、考え方によると思う。読む人によって感じ方の分かれる作品である。人間について、深く考えさせらえる物語であると感じた。
あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。
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