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誰がなんと言おうとプライスレスなのである
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「で、今回の予定ってもう考えてんのか?」
とりあえずそのまま手を繋いで歩きながら問いかける。
それにしてもついさっきまで真後ろでストーカーしてたやつが今は普通に隣に居て、しかも手まで繋いでるって言うこの状況……ほんとどうなのかしらん...。
いや繋ぐのを受け入れたのは確かだけども、、
「そ、その前にちょっとお手洗いに行っても良いかな...?
結構汗かいちゃったし...。」
「まぁ...そりゃあな...。
でもどうせ手を繋ぐならその後が良かったな...。」
「それはほんとにごめんなさい!?」
そしてそれぞれのトイレ前で分かれる。
流石に男子トイレにまでは付いて来ないよな...。
とりあえず俺もさっさと用を済ませてしまおう。
しっかり手を洗って消毒まで済ませてからトイレを出ると、志麻はまだ出ていないようだった。
大きなショッピングモール内のトイレは女性用側だけ行列になっていたりする事がままあるが、今入った駅構内のトイレは並んでる人も居ないように見える。
そんなに時間はかからないだろうと、ひとまず近くのベンチに座って待つ事にした。
それにしても...。
まさか今更志麻にあんなドキドキさせられるとはな...。
生前、彼女との付き合いは最初から最後までネットの中だけだった。
それだけにこうして直にデート、と言う名目で関わるのは初めての事だ。
もし、前世でも志麻が身近に居たら何か変わっていたのだろうか。
ふと、そんな事を考える。
いや...どっちみちめちゃくちゃ束縛されて息が詰まってただろうな...。
まぁ...そもそもこんな機会でも無ければアイツとこんな身近で関わる事も、ましてデートなんてする事も無かったんだよなぁ……。
確かに付き合ってた時はあった筈なのに、友達として会っている今の方がよっぽどあいつの知らなかった事が見えてるなんて変な話だよな、ほんと。
まぁあいつの場合は知らなくて良かった事の方が多い気もするが、、
それにしても...アイツ遅いな。
考え事をしながらぼーっと座っていた訳だが、時計を見ると思ったより時間が経っている事に気付く。
まさか...前世同様に土壇場で...。
一瞬最悪な想像が、頭を掠める。
「今度は絶対しない!」
そんな想像を、彼女が言っていた言葉が脳内で否定する。
そして俺も、一応だが見捨てないと約束したんだ。
こんなにあっさり疑うようじゃ、俺だって不誠実だろ。
そう思い直し、そのままゆっくり待つ。
「ごめん!遅くなっちゃった!」
それから少しして、ふわりとフローラルな制汗剤の香りを漂わせながら小走りでトイレから志麻が出て来る。
「おいおい、そんなに走ったらまた...
ってそれ...。」
「えっと、これも見せたかったんだけど...。」
彼女の変化にはすぐに気付いた。
綺麗な黒髪がハーフアップになっている。
会長のハーフアップもとても良かったが、志麻にも良く似合っていた。
分かり易く言うなら会長のハーフアップは、美人さが際立つ感じで、志麻のハーフアップは、可愛いさが際立つ感じだ。
「で、デートだから...髪型にもちょっとこだわりたくて...。
でも服装はコートで隠せるけど髪型は帽子で隠したらせっかく綺麗にしてても乱れちゃうから...。
そ、その、どうかな?」
そう上目遣いで聞いてくる。
クソ、、こんなの反則だろ...。
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?」
「ありがとう!好き!」
照れ臭さから適当な返しになったが、志麻的には大満足らしい。
嬉しそうに抱き着いてくる。
「あーはいはい、抱き着くな抱き着くな。
で、これからどうするんだ?」
「えっとね!まずは動物園に行きたい!」
「まぁ王道だな。
ん?まずは?」
「それで次は水族館に行ってー。
その次は遊園地に行って!あと映画とカラオケ!あ、ゲームセンターとかにも行きたいかも!」
「待て待て...多い多い...。
え、何それ全部1日で回るつもり?
分刻みどころか秒刻みのスケジュールになるぞ...?」
「それと、スタフロで一緒にフラッペ飲んでークレープ買って食べてー!」
まさかのまだ続きがあった。
常に予想を限界突破で越えてくる辺り、流石志麻である。
「待て待て、1日だって言ってんだろ...?」
「駄目...?」
「いや...駄目と言うか流石にそれは1日じゃ無理だろ……。」
「だってやっと悠太とデート出来るんだもん。
一つになんか絞れるわけないよ。」
そう言う声は本当に念願叶ったと言わんばかりの晴れやかで幸せそうな物だった。
そんな表情を見せられたらなんとかしてやりたいと思えてくる。
でもなぁ...。
流石にこればっかりは...。
と、考えた所で俺は一つの名案を思い付く。
「そうだ、ならあそこにしよう。」
「あそこ?」
そんなこんなで電車とバスを乗り継いで俺達がやって来たのは、社会現象にもなったあの感染症と同じ名前が入った複合レジャー施設である。
名前こそあれだが、この場所の魅力はなんと言ってもその内容の充実性である。
ゲーセンは勿論、カラオケ、ボーリング、飲食スペースに疲れた後はマッサージにサウナ、温泉まであって、家族でも友達でも恋人でもお一人様でも1日中楽しめるラインナップが揃っているのだ。
...今度一人でも来てみようかしらん...。
なんて事を考えなら、とりあえず時間的に昼前だから飲食スペースに向かう。
「わ、色々あるね!」
注文方法は食券を買って受付に渡す形式で、種類は割と豊富だった。
「とりあえず俺は唐揚げ定食かなぁ。
志麻は?」
「じゃあ私は天ぷらうどんにしようかな。」
それぞれ注文を済ませて料理を受け取ってから席に着く。
「うどん好きなのか?」
そう言えば志麻とはそう言う話をしてこなかったと思い、聞いてみる。
「うーん普通かな?」
「え、なら気分とか?」
「だって初めて悠太に作ってあげた料理だから...ふふふ。」
そこで不敵に笑うんじゃない!ゾワゾワするから!
「えび天1個あげる!」
「え、良いのか?」
「うん、あーん...。」
そう言って箸を差し出してくる志麻。
「いやお前それは...。」
「この前も結局出来なかったし...。」
多分お見舞いの時の話だろうなぁ...。
「分かったよ...。」
仕方無く口で受け取ると、今度は志麻が口を開く。
「お礼に唐揚げちょうだい!」
「へいへい、ほら。」
言いながら皿を向ける。
「ちゃんとあーんってしてくれなきゃやっ!」
「はいはい...。」
前世では志麻は勿論誰にもやった事無かったからなぁ...。
流石に照れるな...。
「あ、あーん。」
差し出すと志麻は嬉しそうに口に入れ...
「ってこれサラダのトマトじゃん!
嫌いだから押し付けたんでしょ!?」
バレたか...。
と言うか話した記憶ないのにしれっと嫌いな物まで把握されてて草。
そんなやり取りをしながら昼食を終えた後、俺達が次に向かったのはゲームセンターだ。
「あ!あの大きなリスのぬいぐるみ!可愛いよ!」
そう言って志麻が指さしたのはクレーンゲーム。
よほど気になるのか、俺の手をグイグイ引っ張ってその前に立つ。
「いや、流石にあの大きさは簡単には取れないだろ...。」
「でもやってみないと分からないじゃん!」
何でそんなこだわって...ってむっちゃ独特な顔してんな!
デレデレして目がハートになったリスのぬいぐるみとその相手らしき目がパッチリした可愛いらしいメスのリス。
志麻が狙ってるのはどうやら前者のようだ。
うーんなるほど志麻っぽい。
志麻リスと名付けよう。
多分オスだけど……。
「なぁテッチャン。」
「テッチャンって誰!?」
「牛の大腸の事だ。
シマチョウとも呼ばれる。」
「言われなきゃ別人みたいだしそんな内蔵の別名みたいなニックネーム嫌だよ!?」
ダメかぁ。
子供の頃に流れてたあのCMソング、なんか妙に耳に残ってたんだけど今も覚えてるい人るかなぁ……。
いないかぁ……。
「って!ガチ過ぎんだろ!?」
テッチャン呼びは諦めて改めて志麻を見ると、コイン投入口の横に100円玉が高く積まれていた。
「あぁ!駄目だ!」
ぼやきながら次を入れるまでのペースが随分早い。
「落ち着け志麻!
物事には限度ってやつが..!」
「大丈夫、無くなっても下ろせばまだあるから。」
この娘ガチであるw
ここまで来ると絶対フリマアプリとかで探した方が安く済むまである。
いやこれもはやそんな次元の話じゃない!
「待て待て!
どんだけ欲しいんだよこのリスが……。」
「だってこのシマリス君可愛いじゃん。」
あ、ほんとに志麻リス君なんだ……。
いや、シマリス君だな...。
「いや...だからって……」
「え!嘘!?」
と、ここで奇跡が起きる。
これまで普通に掴んでも全く動かなかったぬいぐるみが遂に持ち上がったのである。
「おぉ!」
これには二人してテンション爆上がりである。
そしてアームはそのまま穴の上に向かい……。
ぬいぐるみはそのまま落ちる。
「やったー!!」
「うぉぉ!」
二人して大興奮。
ノリでハイタッチまでしちゃう勢い。
UFOキャッチャーの設定ってたまにランダムでアームがむちゃくちゃ強くなる事あるんだよなぁ……。
まさかそれを実際に見れる日が来るとは...。
本当志麻様々である。
いやこれ言いにくいな...。
「えへへ……可愛い。」
本当に嬉しそうに、そして愛おしそうにぬいぐるみを抱きしめる姿は、普通の女の子だ。
まさかこいつがストーカーだなんて誰も思うまい。
まぁ何はともあれこうして彼女が幸せそうに笑えるのなら、吸い込まれて行った100円玉達も浮かばれる事だろう。
安い出費……ではないな……。
まぁ本人が良いなら良いかぁ……。
とりあえずそのまま手を繋いで歩きながら問いかける。
それにしてもついさっきまで真後ろでストーカーしてたやつが今は普通に隣に居て、しかも手まで繋いでるって言うこの状況……ほんとどうなのかしらん...。
いや繋ぐのを受け入れたのは確かだけども、、
「そ、その前にちょっとお手洗いに行っても良いかな...?
結構汗かいちゃったし...。」
「まぁ...そりゃあな...。
でもどうせ手を繋ぐならその後が良かったな...。」
「それはほんとにごめんなさい!?」
そしてそれぞれのトイレ前で分かれる。
流石に男子トイレにまでは付いて来ないよな...。
とりあえず俺もさっさと用を済ませてしまおう。
しっかり手を洗って消毒まで済ませてからトイレを出ると、志麻はまだ出ていないようだった。
大きなショッピングモール内のトイレは女性用側だけ行列になっていたりする事がままあるが、今入った駅構内のトイレは並んでる人も居ないように見える。
そんなに時間はかからないだろうと、ひとまず近くのベンチに座って待つ事にした。
それにしても...。
まさか今更志麻にあんなドキドキさせられるとはな...。
生前、彼女との付き合いは最初から最後までネットの中だけだった。
それだけにこうして直にデート、と言う名目で関わるのは初めての事だ。
もし、前世でも志麻が身近に居たら何か変わっていたのだろうか。
ふと、そんな事を考える。
いや...どっちみちめちゃくちゃ束縛されて息が詰まってただろうな...。
まぁ...そもそもこんな機会でも無ければアイツとこんな身近で関わる事も、ましてデートなんてする事も無かったんだよなぁ……。
確かに付き合ってた時はあった筈なのに、友達として会っている今の方がよっぽどあいつの知らなかった事が見えてるなんて変な話だよな、ほんと。
まぁあいつの場合は知らなくて良かった事の方が多い気もするが、、
それにしても...アイツ遅いな。
考え事をしながらぼーっと座っていた訳だが、時計を見ると思ったより時間が経っている事に気付く。
まさか...前世同様に土壇場で...。
一瞬最悪な想像が、頭を掠める。
「今度は絶対しない!」
そんな想像を、彼女が言っていた言葉が脳内で否定する。
そして俺も、一応だが見捨てないと約束したんだ。
こんなにあっさり疑うようじゃ、俺だって不誠実だろ。
そう思い直し、そのままゆっくり待つ。
「ごめん!遅くなっちゃった!」
それから少しして、ふわりとフローラルな制汗剤の香りを漂わせながら小走りでトイレから志麻が出て来る。
「おいおい、そんなに走ったらまた...
ってそれ...。」
「えっと、これも見せたかったんだけど...。」
彼女の変化にはすぐに気付いた。
綺麗な黒髪がハーフアップになっている。
会長のハーフアップもとても良かったが、志麻にも良く似合っていた。
分かり易く言うなら会長のハーフアップは、美人さが際立つ感じで、志麻のハーフアップは、可愛いさが際立つ感じだ。
「で、デートだから...髪型にもちょっとこだわりたくて...。
でも服装はコートで隠せるけど髪型は帽子で隠したらせっかく綺麗にしてても乱れちゃうから...。
そ、その、どうかな?」
そう上目遣いで聞いてくる。
クソ、、こんなの反則だろ...。
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?」
「ありがとう!好き!」
照れ臭さから適当な返しになったが、志麻的には大満足らしい。
嬉しそうに抱き着いてくる。
「あーはいはい、抱き着くな抱き着くな。
で、これからどうするんだ?」
「えっとね!まずは動物園に行きたい!」
「まぁ王道だな。
ん?まずは?」
「それで次は水族館に行ってー。
その次は遊園地に行って!あと映画とカラオケ!あ、ゲームセンターとかにも行きたいかも!」
「待て待て...多い多い...。
え、何それ全部1日で回るつもり?
分刻みどころか秒刻みのスケジュールになるぞ...?」
「それと、スタフロで一緒にフラッペ飲んでークレープ買って食べてー!」
まさかのまだ続きがあった。
常に予想を限界突破で越えてくる辺り、流石志麻である。
「待て待て、1日だって言ってんだろ...?」
「駄目...?」
「いや...駄目と言うか流石にそれは1日じゃ無理だろ……。」
「だってやっと悠太とデート出来るんだもん。
一つになんか絞れるわけないよ。」
そう言う声は本当に念願叶ったと言わんばかりの晴れやかで幸せそうな物だった。
そんな表情を見せられたらなんとかしてやりたいと思えてくる。
でもなぁ...。
流石にこればっかりは...。
と、考えた所で俺は一つの名案を思い付く。
「そうだ、ならあそこにしよう。」
「あそこ?」
そんなこんなで電車とバスを乗り継いで俺達がやって来たのは、社会現象にもなったあの感染症と同じ名前が入った複合レジャー施設である。
名前こそあれだが、この場所の魅力はなんと言ってもその内容の充実性である。
ゲーセンは勿論、カラオケ、ボーリング、飲食スペースに疲れた後はマッサージにサウナ、温泉まであって、家族でも友達でも恋人でもお一人様でも1日中楽しめるラインナップが揃っているのだ。
...今度一人でも来てみようかしらん...。
なんて事を考えなら、とりあえず時間的に昼前だから飲食スペースに向かう。
「わ、色々あるね!」
注文方法は食券を買って受付に渡す形式で、種類は割と豊富だった。
「とりあえず俺は唐揚げ定食かなぁ。
志麻は?」
「じゃあ私は天ぷらうどんにしようかな。」
それぞれ注文を済ませて料理を受け取ってから席に着く。
「うどん好きなのか?」
そう言えば志麻とはそう言う話をしてこなかったと思い、聞いてみる。
「うーん普通かな?」
「え、なら気分とか?」
「だって初めて悠太に作ってあげた料理だから...ふふふ。」
そこで不敵に笑うんじゃない!ゾワゾワするから!
「えび天1個あげる!」
「え、良いのか?」
「うん、あーん...。」
そう言って箸を差し出してくる志麻。
「いやお前それは...。」
「この前も結局出来なかったし...。」
多分お見舞いの時の話だろうなぁ...。
「分かったよ...。」
仕方無く口で受け取ると、今度は志麻が口を開く。
「お礼に唐揚げちょうだい!」
「へいへい、ほら。」
言いながら皿を向ける。
「ちゃんとあーんってしてくれなきゃやっ!」
「はいはい...。」
前世では志麻は勿論誰にもやった事無かったからなぁ...。
流石に照れるな...。
「あ、あーん。」
差し出すと志麻は嬉しそうに口に入れ...
「ってこれサラダのトマトじゃん!
嫌いだから押し付けたんでしょ!?」
バレたか...。
と言うか話した記憶ないのにしれっと嫌いな物まで把握されてて草。
そんなやり取りをしながら昼食を終えた後、俺達が次に向かったのはゲームセンターだ。
「あ!あの大きなリスのぬいぐるみ!可愛いよ!」
そう言って志麻が指さしたのはクレーンゲーム。
よほど気になるのか、俺の手をグイグイ引っ張ってその前に立つ。
「いや、流石にあの大きさは簡単には取れないだろ...。」
「でもやってみないと分からないじゃん!」
何でそんなこだわって...ってむっちゃ独特な顔してんな!
デレデレして目がハートになったリスのぬいぐるみとその相手らしき目がパッチリした可愛いらしいメスのリス。
志麻が狙ってるのはどうやら前者のようだ。
うーんなるほど志麻っぽい。
志麻リスと名付けよう。
多分オスだけど……。
「なぁテッチャン。」
「テッチャンって誰!?」
「牛の大腸の事だ。
シマチョウとも呼ばれる。」
「言われなきゃ別人みたいだしそんな内蔵の別名みたいなニックネーム嫌だよ!?」
ダメかぁ。
子供の頃に流れてたあのCMソング、なんか妙に耳に残ってたんだけど今も覚えてるい人るかなぁ……。
いないかぁ……。
「って!ガチ過ぎんだろ!?」
テッチャン呼びは諦めて改めて志麻を見ると、コイン投入口の横に100円玉が高く積まれていた。
「あぁ!駄目だ!」
ぼやきながら次を入れるまでのペースが随分早い。
「落ち着け志麻!
物事には限度ってやつが..!」
「大丈夫、無くなっても下ろせばまだあるから。」
この娘ガチであるw
ここまで来ると絶対フリマアプリとかで探した方が安く済むまである。
いやこれもはやそんな次元の話じゃない!
「待て待て!
どんだけ欲しいんだよこのリスが……。」
「だってこのシマリス君可愛いじゃん。」
あ、ほんとに志麻リス君なんだ……。
いや、シマリス君だな...。
「いや...だからって……」
「え!嘘!?」
と、ここで奇跡が起きる。
これまで普通に掴んでも全く動かなかったぬいぐるみが遂に持ち上がったのである。
「おぉ!」
これには二人してテンション爆上がりである。
そしてアームはそのまま穴の上に向かい……。
ぬいぐるみはそのまま落ちる。
「やったー!!」
「うぉぉ!」
二人して大興奮。
ノリでハイタッチまでしちゃう勢い。
UFOキャッチャーの設定ってたまにランダムでアームがむちゃくちゃ強くなる事あるんだよなぁ……。
まさかそれを実際に見れる日が来るとは...。
本当志麻様々である。
いやこれ言いにくいな...。
「えへへ……可愛い。」
本当に嬉しそうに、そして愛おしそうにぬいぐるみを抱きしめる姿は、普通の女の子だ。
まさかこいつがストーカーだなんて誰も思うまい。
まぁ何はともあれこうして彼女が幸せそうに笑えるのなら、吸い込まれて行った100円玉達も浮かばれる事だろう。
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まぁ本人が良いなら良いかぁ……。
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