63 / 232
誰がなんと言おうとプライスレスなのである
しおりを挟む
「で、今回の予定ってもう考えてんのか?」
とりあえずそのまま手を繋いで歩きながら問いかける。
それにしてもついさっきまで真後ろでストーカーしてたやつが今は普通に隣に居て、しかも手まで繋いでるって言うこの状況……ほんとどうなのかしらん...。
いや繋ぐのを受け入れたのは確かだけども、、
「そ、その前にちょっとお手洗いに行っても良いかな...?
結構汗かいちゃったし...。」
「まぁ...そりゃあな...。
でもどうせ手を繋ぐならその後が良かったな...。」
「それはほんとにごめんなさい!?」
そしてそれぞれのトイレ前で分かれる。
流石に男子トイレにまでは付いて来ないよな...。
とりあえず俺もさっさと用を済ませてしまおう。
しっかり手を洗って消毒まで済ませてからトイレを出ると、志麻はまだ出ていないようだった。
大きなショッピングモール内のトイレは女性用側だけ行列になっていたりする事がままあるが、今入った駅構内のトイレは並んでる人も居ないように見える。
そんなに時間はかからないだろうと、ひとまず近くのベンチに座って待つ事にした。
それにしても...。
まさか今更志麻にあんなドキドキさせられるとはな...。
生前、彼女との付き合いは最初から最後までネットの中だけだった。
それだけにこうして直にデート、と言う名目で関わるのは初めての事だ。
もし、前世でも志麻が身近に居たら何か変わっていたのだろうか。
ふと、そんな事を考える。
いや...どっちみちめちゃくちゃ束縛されて息が詰まってただろうな...。
まぁ...そもそもこんな機会でも無ければアイツとこんな身近で関わる事も、ましてデートなんてする事も無かったんだよなぁ……。
確かに付き合ってた時はあった筈なのに、友達として会っている今の方がよっぽどあいつの知らなかった事が見えてるなんて変な話だよな、ほんと。
まぁあいつの場合は知らなくて良かった事の方が多い気もするが、、
それにしても...アイツ遅いな。
考え事をしながらぼーっと座っていた訳だが、時計を見ると思ったより時間が経っている事に気付く。
まさか...前世同様に土壇場で...。
一瞬最悪な想像が、頭を掠める。
「今度は絶対しない!」
そんな想像を、彼女が言っていた言葉が脳内で否定する。
そして俺も、一応だが見捨てないと約束したんだ。
こんなにあっさり疑うようじゃ、俺だって不誠実だろ。
そう思い直し、そのままゆっくり待つ。
「ごめん!遅くなっちゃった!」
それから少しして、ふわりとフローラルな制汗剤の香りを漂わせながら小走りでトイレから志麻が出て来る。
「おいおい、そんなに走ったらまた...
ってそれ...。」
「えっと、これも見せたかったんだけど...。」
彼女の変化にはすぐに気付いた。
綺麗な黒髪がハーフアップになっている。
会長のハーフアップもとても良かったが、志麻にも良く似合っていた。
分かり易く言うなら会長のハーフアップは、美人さが際立つ感じで、志麻のハーフアップは、可愛いさが際立つ感じだ。
「で、デートだから...髪型にもちょっとこだわりたくて...。
でも服装はコートで隠せるけど髪型は帽子で隠したらせっかく綺麗にしてても乱れちゃうから...。
そ、その、どうかな?」
そう上目遣いで聞いてくる。
クソ、、こんなの反則だろ...。
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?」
「ありがとう!好き!」
照れ臭さから適当な返しになったが、志麻的には大満足らしい。
嬉しそうに抱き着いてくる。
「あーはいはい、抱き着くな抱き着くな。
で、これからどうするんだ?」
「えっとね!まずは動物園に行きたい!」
「まぁ王道だな。
ん?まずは?」
「それで次は水族館に行ってー。
その次は遊園地に行って!あと映画とカラオケ!あ、ゲームセンターとかにも行きたいかも!」
「待て待て...多い多い...。
え、何それ全部1日で回るつもり?
分刻みどころか秒刻みのスケジュールになるぞ...?」
「それと、スタフロで一緒にフラッペ飲んでークレープ買って食べてー!」
まさかのまだ続きがあった。
常に予想を限界突破で越えてくる辺り、流石志麻である。
「待て待て、1日だって言ってんだろ...?」
「駄目...?」
「いや...駄目と言うか流石にそれは1日じゃ無理だろ……。」
「だってやっと悠太とデート出来るんだもん。
一つになんか絞れるわけないよ。」
そう言う声は本当に念願叶ったと言わんばかりの晴れやかで幸せそうな物だった。
そんな表情を見せられたらなんとかしてやりたいと思えてくる。
でもなぁ...。
流石にこればっかりは...。
と、考えた所で俺は一つの名案を思い付く。
「そうだ、ならあそこにしよう。」
「あそこ?」
そんなこんなで電車とバスを乗り継いで俺達がやって来たのは、社会現象にもなったあの感染症と同じ名前が入った複合レジャー施設である。
名前こそあれだが、この場所の魅力はなんと言ってもその内容の充実性である。
ゲーセンは勿論、カラオケ、ボーリング、飲食スペースに疲れた後はマッサージにサウナ、温泉まであって、家族でも友達でも恋人でもお一人様でも1日中楽しめるラインナップが揃っているのだ。
...今度一人でも来てみようかしらん...。
なんて事を考えなら、とりあえず時間的に昼前だから飲食スペースに向かう。
「わ、色々あるね!」
注文方法は食券を買って受付に渡す形式で、種類は割と豊富だった。
「とりあえず俺は唐揚げ定食かなぁ。
志麻は?」
「じゃあ私は天ぷらうどんにしようかな。」
それぞれ注文を済ませて料理を受け取ってから席に着く。
「うどん好きなのか?」
そう言えば志麻とはそう言う話をしてこなかったと思い、聞いてみる。
「うーん普通かな?」
「え、なら気分とか?」
「だって初めて悠太に作ってあげた料理だから...ふふふ。」
そこで不敵に笑うんじゃない!ゾワゾワするから!
「えび天1個あげる!」
「え、良いのか?」
「うん、あーん...。」
そう言って箸を差し出してくる志麻。
「いやお前それは...。」
「この前も結局出来なかったし...。」
多分お見舞いの時の話だろうなぁ...。
「分かったよ...。」
仕方無く口で受け取ると、今度は志麻が口を開く。
「お礼に唐揚げちょうだい!」
「へいへい、ほら。」
言いながら皿を向ける。
「ちゃんとあーんってしてくれなきゃやっ!」
「はいはい...。」
前世では志麻は勿論誰にもやった事無かったからなぁ...。
流石に照れるな...。
「あ、あーん。」
差し出すと志麻は嬉しそうに口に入れ...
「ってこれサラダのトマトじゃん!
嫌いだから押し付けたんでしょ!?」
バレたか...。
と言うか話した記憶ないのにしれっと嫌いな物まで把握されてて草。
そんなやり取りをしながら昼食を終えた後、俺達が次に向かったのはゲームセンターだ。
「あ!あの大きなリスのぬいぐるみ!可愛いよ!」
そう言って志麻が指さしたのはクレーンゲーム。
よほど気になるのか、俺の手をグイグイ引っ張ってその前に立つ。
「いや、流石にあの大きさは簡単には取れないだろ...。」
「でもやってみないと分からないじゃん!」
何でそんなこだわって...ってむっちゃ独特な顔してんな!
デレデレして目がハートになったリスのぬいぐるみとその相手らしき目がパッチリした可愛いらしいメスのリス。
志麻が狙ってるのはどうやら前者のようだ。
うーんなるほど志麻っぽい。
志麻リスと名付けよう。
多分オスだけど……。
「なぁテッチャン。」
「テッチャンって誰!?」
「牛の大腸の事だ。
シマチョウとも呼ばれる。」
「言われなきゃ別人みたいだしそんな内蔵の別名みたいなニックネーム嫌だよ!?」
ダメかぁ。
子供の頃に流れてたあのCMソング、なんか妙に耳に残ってたんだけど今も覚えてるい人るかなぁ……。
いないかぁ……。
「って!ガチ過ぎんだろ!?」
テッチャン呼びは諦めて改めて志麻を見ると、コイン投入口の横に100円玉が高く積まれていた。
「あぁ!駄目だ!」
ぼやきながら次を入れるまでのペースが随分早い。
「落ち着け志麻!
物事には限度ってやつが..!」
「大丈夫、無くなっても下ろせばまだあるから。」
この娘ガチであるw
ここまで来ると絶対フリマアプリとかで探した方が安く済むまである。
いやこれもはやそんな次元の話じゃない!
「待て待て!
どんだけ欲しいんだよこのリスが……。」
「だってこのシマリス君可愛いじゃん。」
あ、ほんとに志麻リス君なんだ……。
いや、シマリス君だな...。
「いや...だからって……」
「え!嘘!?」
と、ここで奇跡が起きる。
これまで普通に掴んでも全く動かなかったぬいぐるみが遂に持ち上がったのである。
「おぉ!」
これには二人してテンション爆上がりである。
そしてアームはそのまま穴の上に向かい……。
ぬいぐるみはそのまま落ちる。
「やったー!!」
「うぉぉ!」
二人して大興奮。
ノリでハイタッチまでしちゃう勢い。
UFOキャッチャーの設定ってたまにランダムでアームがむちゃくちゃ強くなる事あるんだよなぁ……。
まさかそれを実際に見れる日が来るとは...。
本当志麻様々である。
いやこれ言いにくいな...。
「えへへ……可愛い。」
本当に嬉しそうに、そして愛おしそうにぬいぐるみを抱きしめる姿は、普通の女の子だ。
まさかこいつがストーカーだなんて誰も思うまい。
まぁ何はともあれこうして彼女が幸せそうに笑えるのなら、吸い込まれて行った100円玉達も浮かばれる事だろう。
安い出費……ではないな……。
まぁ本人が良いなら良いかぁ……。
とりあえずそのまま手を繋いで歩きながら問いかける。
それにしてもついさっきまで真後ろでストーカーしてたやつが今は普通に隣に居て、しかも手まで繋いでるって言うこの状況……ほんとどうなのかしらん...。
いや繋ぐのを受け入れたのは確かだけども、、
「そ、その前にちょっとお手洗いに行っても良いかな...?
結構汗かいちゃったし...。」
「まぁ...そりゃあな...。
でもどうせ手を繋ぐならその後が良かったな...。」
「それはほんとにごめんなさい!?」
そしてそれぞれのトイレ前で分かれる。
流石に男子トイレにまでは付いて来ないよな...。
とりあえず俺もさっさと用を済ませてしまおう。
しっかり手を洗って消毒まで済ませてからトイレを出ると、志麻はまだ出ていないようだった。
大きなショッピングモール内のトイレは女性用側だけ行列になっていたりする事がままあるが、今入った駅構内のトイレは並んでる人も居ないように見える。
そんなに時間はかからないだろうと、ひとまず近くのベンチに座って待つ事にした。
それにしても...。
まさか今更志麻にあんなドキドキさせられるとはな...。
生前、彼女との付き合いは最初から最後までネットの中だけだった。
それだけにこうして直にデート、と言う名目で関わるのは初めての事だ。
もし、前世でも志麻が身近に居たら何か変わっていたのだろうか。
ふと、そんな事を考える。
いや...どっちみちめちゃくちゃ束縛されて息が詰まってただろうな...。
まぁ...そもそもこんな機会でも無ければアイツとこんな身近で関わる事も、ましてデートなんてする事も無かったんだよなぁ……。
確かに付き合ってた時はあった筈なのに、友達として会っている今の方がよっぽどあいつの知らなかった事が見えてるなんて変な話だよな、ほんと。
まぁあいつの場合は知らなくて良かった事の方が多い気もするが、、
それにしても...アイツ遅いな。
考え事をしながらぼーっと座っていた訳だが、時計を見ると思ったより時間が経っている事に気付く。
まさか...前世同様に土壇場で...。
一瞬最悪な想像が、頭を掠める。
「今度は絶対しない!」
そんな想像を、彼女が言っていた言葉が脳内で否定する。
そして俺も、一応だが見捨てないと約束したんだ。
こんなにあっさり疑うようじゃ、俺だって不誠実だろ。
そう思い直し、そのままゆっくり待つ。
「ごめん!遅くなっちゃった!」
それから少しして、ふわりとフローラルな制汗剤の香りを漂わせながら小走りでトイレから志麻が出て来る。
「おいおい、そんなに走ったらまた...
ってそれ...。」
「えっと、これも見せたかったんだけど...。」
彼女の変化にはすぐに気付いた。
綺麗な黒髪がハーフアップになっている。
会長のハーフアップもとても良かったが、志麻にも良く似合っていた。
分かり易く言うなら会長のハーフアップは、美人さが際立つ感じで、志麻のハーフアップは、可愛いさが際立つ感じだ。
「で、デートだから...髪型にもちょっとこだわりたくて...。
でも服装はコートで隠せるけど髪型は帽子で隠したらせっかく綺麗にしてても乱れちゃうから...。
そ、その、どうかな?」
そう上目遣いで聞いてくる。
クソ、、こんなの反則だろ...。
「ま、まぁ良いんじゃねぇの?」
「ありがとう!好き!」
照れ臭さから適当な返しになったが、志麻的には大満足らしい。
嬉しそうに抱き着いてくる。
「あーはいはい、抱き着くな抱き着くな。
で、これからどうするんだ?」
「えっとね!まずは動物園に行きたい!」
「まぁ王道だな。
ん?まずは?」
「それで次は水族館に行ってー。
その次は遊園地に行って!あと映画とカラオケ!あ、ゲームセンターとかにも行きたいかも!」
「待て待て...多い多い...。
え、何それ全部1日で回るつもり?
分刻みどころか秒刻みのスケジュールになるぞ...?」
「それと、スタフロで一緒にフラッペ飲んでークレープ買って食べてー!」
まさかのまだ続きがあった。
常に予想を限界突破で越えてくる辺り、流石志麻である。
「待て待て、1日だって言ってんだろ...?」
「駄目...?」
「いや...駄目と言うか流石にそれは1日じゃ無理だろ……。」
「だってやっと悠太とデート出来るんだもん。
一つになんか絞れるわけないよ。」
そう言う声は本当に念願叶ったと言わんばかりの晴れやかで幸せそうな物だった。
そんな表情を見せられたらなんとかしてやりたいと思えてくる。
でもなぁ...。
流石にこればっかりは...。
と、考えた所で俺は一つの名案を思い付く。
「そうだ、ならあそこにしよう。」
「あそこ?」
そんなこんなで電車とバスを乗り継いで俺達がやって来たのは、社会現象にもなったあの感染症と同じ名前が入った複合レジャー施設である。
名前こそあれだが、この場所の魅力はなんと言ってもその内容の充実性である。
ゲーセンは勿論、カラオケ、ボーリング、飲食スペースに疲れた後はマッサージにサウナ、温泉まであって、家族でも友達でも恋人でもお一人様でも1日中楽しめるラインナップが揃っているのだ。
...今度一人でも来てみようかしらん...。
なんて事を考えなら、とりあえず時間的に昼前だから飲食スペースに向かう。
「わ、色々あるね!」
注文方法は食券を買って受付に渡す形式で、種類は割と豊富だった。
「とりあえず俺は唐揚げ定食かなぁ。
志麻は?」
「じゃあ私は天ぷらうどんにしようかな。」
それぞれ注文を済ませて料理を受け取ってから席に着く。
「うどん好きなのか?」
そう言えば志麻とはそう言う話をしてこなかったと思い、聞いてみる。
「うーん普通かな?」
「え、なら気分とか?」
「だって初めて悠太に作ってあげた料理だから...ふふふ。」
そこで不敵に笑うんじゃない!ゾワゾワするから!
「えび天1個あげる!」
「え、良いのか?」
「うん、あーん...。」
そう言って箸を差し出してくる志麻。
「いやお前それは...。」
「この前も結局出来なかったし...。」
多分お見舞いの時の話だろうなぁ...。
「分かったよ...。」
仕方無く口で受け取ると、今度は志麻が口を開く。
「お礼に唐揚げちょうだい!」
「へいへい、ほら。」
言いながら皿を向ける。
「ちゃんとあーんってしてくれなきゃやっ!」
「はいはい...。」
前世では志麻は勿論誰にもやった事無かったからなぁ...。
流石に照れるな...。
「あ、あーん。」
差し出すと志麻は嬉しそうに口に入れ...
「ってこれサラダのトマトじゃん!
嫌いだから押し付けたんでしょ!?」
バレたか...。
と言うか話した記憶ないのにしれっと嫌いな物まで把握されてて草。
そんなやり取りをしながら昼食を終えた後、俺達が次に向かったのはゲームセンターだ。
「あ!あの大きなリスのぬいぐるみ!可愛いよ!」
そう言って志麻が指さしたのはクレーンゲーム。
よほど気になるのか、俺の手をグイグイ引っ張ってその前に立つ。
「いや、流石にあの大きさは簡単には取れないだろ...。」
「でもやってみないと分からないじゃん!」
何でそんなこだわって...ってむっちゃ独特な顔してんな!
デレデレして目がハートになったリスのぬいぐるみとその相手らしき目がパッチリした可愛いらしいメスのリス。
志麻が狙ってるのはどうやら前者のようだ。
うーんなるほど志麻っぽい。
志麻リスと名付けよう。
多分オスだけど……。
「なぁテッチャン。」
「テッチャンって誰!?」
「牛の大腸の事だ。
シマチョウとも呼ばれる。」
「言われなきゃ別人みたいだしそんな内蔵の別名みたいなニックネーム嫌だよ!?」
ダメかぁ。
子供の頃に流れてたあのCMソング、なんか妙に耳に残ってたんだけど今も覚えてるい人るかなぁ……。
いないかぁ……。
「って!ガチ過ぎんだろ!?」
テッチャン呼びは諦めて改めて志麻を見ると、コイン投入口の横に100円玉が高く積まれていた。
「あぁ!駄目だ!」
ぼやきながら次を入れるまでのペースが随分早い。
「落ち着け志麻!
物事には限度ってやつが..!」
「大丈夫、無くなっても下ろせばまだあるから。」
この娘ガチであるw
ここまで来ると絶対フリマアプリとかで探した方が安く済むまである。
いやこれもはやそんな次元の話じゃない!
「待て待て!
どんだけ欲しいんだよこのリスが……。」
「だってこのシマリス君可愛いじゃん。」
あ、ほんとに志麻リス君なんだ……。
いや、シマリス君だな...。
「いや...だからって……」
「え!嘘!?」
と、ここで奇跡が起きる。
これまで普通に掴んでも全く動かなかったぬいぐるみが遂に持ち上がったのである。
「おぉ!」
これには二人してテンション爆上がりである。
そしてアームはそのまま穴の上に向かい……。
ぬいぐるみはそのまま落ちる。
「やったー!!」
「うぉぉ!」
二人して大興奮。
ノリでハイタッチまでしちゃう勢い。
UFOキャッチャーの設定ってたまにランダムでアームがむちゃくちゃ強くなる事あるんだよなぁ……。
まさかそれを実際に見れる日が来るとは...。
本当志麻様々である。
いやこれ言いにくいな...。
「えへへ……可愛い。」
本当に嬉しそうに、そして愛おしそうにぬいぐるみを抱きしめる姿は、普通の女の子だ。
まさかこいつがストーカーだなんて誰も思うまい。
まぁ何はともあれこうして彼女が幸せそうに笑えるのなら、吸い込まれて行った100円玉達も浮かばれる事だろう。
安い出費……ではないな……。
まぁ本人が良いなら良いかぁ……。
10
あなたにおすすめの小説
昔義妹だった女の子が通い妻になって矯正してくる件
マサタカ
青春
俺には昔、義妹がいた。仲が良くて、目に入れても痛くないくらいのかわいい女の子だった。
あれから数年経って大学生になった俺は友人・先輩と楽しく過ごし、それなりに充実した日々を送ってる。
そんなある日、偶然元義妹と再会してしまう。
「久しぶりですね、兄さん」
義妹は見た目や性格、何より俺への態度。全てが変わってしまっていた。そして、俺の生活が爛れてるって言って押しかけて来るようになってしまい・・・・・・。
ただでさえ再会したことと変わってしまったこと、そして過去にあったことで接し方に困っているのに成長した元義妹にドギマギさせられてるのに。
「矯正します」
「それがなにか関係あります? 今のあなたと」
冷たい視線は俺の過去を思い出させて、罪悪感を募らせていく。それでも、義妹とまた会えて嬉しくて。
今の俺たちの関係って義兄弟? それとも元家族? 赤の他人?
ノベルアッププラスでも公開。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
クラスで1番の美少女のことが好きなのに、なぜかクラスで3番目に可愛い子に絡まれる
グミ食べたい
青春
高校一年生の高居宙は、クラスで一番の美少女・一ノ瀬雫に一目惚れし、片想い中。
彼女と仲良くなりたい一心で高校生活を送っていた……はずだった。
だが、なぜか隣の席の女子、三間坂雪が頻繁に絡んでくる。
容姿は良いが、距離感が近く、からかってくる厄介な存在――のはずだった。
「一ノ瀬さんのこと、好きなんでしょ? 手伝ってあげる」
そう言って始まったのは、恋の応援か、それとも別の何かか。
これは、一ノ瀬雫への恋をきっかけに始まる、
高居宙と三間坂雪の、少し騒がしくて少し甘い学園ラブコメディ。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる