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彼女はけして認めない
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瑞穂の家にお邪魔した日の翌日。
早めに学校に着いた俺は真面目に勉強!……なんてする訳もなく。
席に着いて何をするでもなくぼーっとしていた。
それにしても二学期か……。
一学期は転生したばっかりで過ごした時間は他の生徒より少ない筈なのに、びっくりするぐらい目まぐるしくて色々あり過ぎだったよなぁ……。
で、二学期は開幕早々生徒会入りと言うサプライズもあったし……。
早々に瑞穂にからかわれたりとなんと言うか不穏な幕開けとなった……。
それに二学期って言うと結構イベント事が目白押しなイメージなんだよなぁ……。
体育祭、文化祭、秋には修学旅行も控えてるらしい。
あの頃の俺からしたらどれももう遠い日の思い出で。
でも今の俺からしたらこれから先に待っている予定で……。
やっぱなんか変な感じ……だよな。
もう二度と無いと思っていた。
俺だってあの頃は良かった、戻りたいなんてボヤく事ぐらいある。
でもそれが無理だなんて当たり前の事として理解してるんだ。
だから実際に戻れて、しかもあの時とは確実に違う未来が待っていて。
あの時だって良かった。
でも今この世界に居る俺にはあの時と違う仲間がいる。
そう思うとなんだかんだ楽しみに思えてくるから不思議だ。
中学時代の学校行事のほとんどはロクな思い出無かったし、その頃の俺からすればそんなのが楽しみなんてって鼻で笑われそうだが……。
なんて、物思いに耽っていると、突然教室中がザワつく。
「あ、悠太もう来てんじゃん。
おーい。」
ザワついていたクラスメイトの視線は、そう俺を呼ぶ瑞穂に向けられていた。
「おう。」
「はい、これ。」
そう言って瑞穂が紙袋を差し出してくる。
「え?あぁ昨日のか。」
「そそ、洗濯してドライヤーで乾かしといたから、制服とーパ♡ン♡ツ♡」
めちゃくちゃニヤニヤしながら言う瑞穂。
「ちょ!?馬鹿!おま!?」
って今ゴンッって凄い音がしたんだが……見ると宏美が自分の席でおでこを抑えて身悶えていた……。
あいつ何やってんだ……?
と言うかそれより!!
「え、今なんて言った……?」
「パンツ洗濯したとか言ってなかったか……?」
「え!生徒会新メンバー二人って実はそう言う関係なの!?」
「前々から仲良さそうだったしもしかしたら本当に……?」
ある事ない事変な風に噂が広まってる!?
「じゃ、あたしはこれで~。」
「ちょ!?おい!?」
瑞穂のやつ爆弾投下するだけして本当にさっさと帰って行きやがった!?
その間にもヒソヒソと周りが小声で何かを話し合っている。
「えーっと……。
詳しく話を聞いても良いかな……?」
いつの間にか来ていた八重音が気まずそうに聞いてくる……。
「こ、これは違うんだぁぁぁ!!」
時は過ぎて放課後。
「私、言ったわよね?
生徒会の人間になった以上他の生徒の模範になる生活態度が求められるって。」
「はい!仰る通りで……「ならあの噂は何。」えっと……。」
今俺と瑞穂は、額に怒りマークを浮かべたハルたん会長の命令で正座させられていた……。
とりあえず八重音、リオには事情を話して分かってもらえたものの……。
話を聞いていたクラスメイトの何人かがその話を広めたらしく、俺と瑞穂が付き合ってるだとか既に体の関係を持ってるだとか尾ひれまでついて噂が流れる事態になった。
「やだなぁ、ハルたん。
ちょっとした茶目っ気じゃん~。」
「あんたの茶目っ気は一々私の琴線に触れて来てるんだっての。」
出た!ハルたんチョップ!
「あだぁ!?大丈夫だってー……。
噂なんてほっとけばその内収まるだろうし。
それにあたしは別に悠太となら噂になっても「ダメに決まってんでしょうが。」あだぁ!?」
「私達のクラスでも噂が流れてたよ。」
「そやな…。
やっぱ津川さん有名人やし…。」
絵美、蘭ちゃんも口を挟む。
確かに元々色んな意味で目立ちまくってる瑞穂である。
そこに生徒会副会長と言う肩書きが加わわればそれも鬼に金棒と言った所だろう。
だからこそ当の瑞穂は呑気にあんな事を言ってるが、一度噂が浮上すればその分広まるのも早くなるし…一度広まればそう簡単には消えない。
と、ここで生徒会室のドアがノックされる。
「こんな時に…。
とりあえず二人は立って。
はい、どうぞ。」
許可が出たから立ち上がろうとするも、俺も瑞穂も足が痺れて上手く立てず…何とか近くの椅子に座る。
「失礼します。」
そう言って入って来たのは、黒髪ポニーテールの眼鏡女子だった。
彼女は一度俺と瑞穂を睨んだ後、そのままハルたん会長の方に歩いていく。
「あなたは?」
「綾瀬生徒会長。
お初にお目にかかります。
私は、片杉真進1年です。」
「そう、今日はどう言った要件かしら?」
「単刀直入に言います。」
そう言って彼女はまた俺と瑞穂を睨んで言う。
「あの二人は生徒会に相応しくありません。
今すぐ解雇して新しい人員に変えるべきです!」
生徒会長席の机を叩き、前のめりになりながらそう叫ぶ彼女。
それにハルたん会長は一度ビクリと肩を震わて、その後に深くため息を吐く。
「…あなたの言い分は分かるわ…。
例の噂の事でしょう? 」
そして頭を抱えながらそう返す。
「それもあります。
ですがそもそも素行の悪さで停学になった事もある彼女とそこにいるよく分からないモブが綾瀬会長と釣り合うはずがありません。」
随分な言われようである…。
いや、あながち間違ってはないけども…。
「…いや、あなたは…よく見たらそこにいる清楚系ビッチさんと付き合っていると言う噂が出ているのに複数の異性を誑かしていると噂のゲス野郎じゃないですか。」
ゴミを見るような目で睨んでくる彼女。
尾ひれが付いてる分更に随分な言われようである…。
「…一応彼らにお願いしたのは私よ。
生徒会に人員が足りなかったのは事実だから。」
「なら私が手伝います!」
「えっと…。」
これにはハルたん会長も困り顔だ。
「生徒会副会長の座、私がもらいますから。」
そうして彼女はまた瑞穂を睨む。
これは…厄介な事になったのでは…?
早めに学校に着いた俺は真面目に勉強!……なんてする訳もなく。
席に着いて何をするでもなくぼーっとしていた。
それにしても二学期か……。
一学期は転生したばっかりで過ごした時間は他の生徒より少ない筈なのに、びっくりするぐらい目まぐるしくて色々あり過ぎだったよなぁ……。
で、二学期は開幕早々生徒会入りと言うサプライズもあったし……。
早々に瑞穂にからかわれたりとなんと言うか不穏な幕開けとなった……。
それに二学期って言うと結構イベント事が目白押しなイメージなんだよなぁ……。
体育祭、文化祭、秋には修学旅行も控えてるらしい。
あの頃の俺からしたらどれももう遠い日の思い出で。
でも今の俺からしたらこれから先に待っている予定で……。
やっぱなんか変な感じ……だよな。
もう二度と無いと思っていた。
俺だってあの頃は良かった、戻りたいなんてボヤく事ぐらいある。
でもそれが無理だなんて当たり前の事として理解してるんだ。
だから実際に戻れて、しかもあの時とは確実に違う未来が待っていて。
あの時だって良かった。
でも今この世界に居る俺にはあの時と違う仲間がいる。
そう思うとなんだかんだ楽しみに思えてくるから不思議だ。
中学時代の学校行事のほとんどはロクな思い出無かったし、その頃の俺からすればそんなのが楽しみなんてって鼻で笑われそうだが……。
なんて、物思いに耽っていると、突然教室中がザワつく。
「あ、悠太もう来てんじゃん。
おーい。」
ザワついていたクラスメイトの視線は、そう俺を呼ぶ瑞穂に向けられていた。
「おう。」
「はい、これ。」
そう言って瑞穂が紙袋を差し出してくる。
「え?あぁ昨日のか。」
「そそ、洗濯してドライヤーで乾かしといたから、制服とーパ♡ン♡ツ♡」
めちゃくちゃニヤニヤしながら言う瑞穂。
「ちょ!?馬鹿!おま!?」
って今ゴンッって凄い音がしたんだが……見ると宏美が自分の席でおでこを抑えて身悶えていた……。
あいつ何やってんだ……?
と言うかそれより!!
「え、今なんて言った……?」
「パンツ洗濯したとか言ってなかったか……?」
「え!生徒会新メンバー二人って実はそう言う関係なの!?」
「前々から仲良さそうだったしもしかしたら本当に……?」
ある事ない事変な風に噂が広まってる!?
「じゃ、あたしはこれで~。」
「ちょ!?おい!?」
瑞穂のやつ爆弾投下するだけして本当にさっさと帰って行きやがった!?
その間にもヒソヒソと周りが小声で何かを話し合っている。
「えーっと……。
詳しく話を聞いても良いかな……?」
いつの間にか来ていた八重音が気まずそうに聞いてくる……。
「こ、これは違うんだぁぁぁ!!」
時は過ぎて放課後。
「私、言ったわよね?
生徒会の人間になった以上他の生徒の模範になる生活態度が求められるって。」
「はい!仰る通りで……「ならあの噂は何。」えっと……。」
今俺と瑞穂は、額に怒りマークを浮かべたハルたん会長の命令で正座させられていた……。
とりあえず八重音、リオには事情を話して分かってもらえたものの……。
話を聞いていたクラスメイトの何人かがその話を広めたらしく、俺と瑞穂が付き合ってるだとか既に体の関係を持ってるだとか尾ひれまでついて噂が流れる事態になった。
「やだなぁ、ハルたん。
ちょっとした茶目っ気じゃん~。」
「あんたの茶目っ気は一々私の琴線に触れて来てるんだっての。」
出た!ハルたんチョップ!
「あだぁ!?大丈夫だってー……。
噂なんてほっとけばその内収まるだろうし。
それにあたしは別に悠太となら噂になっても「ダメに決まってんでしょうが。」あだぁ!?」
「私達のクラスでも噂が流れてたよ。」
「そやな…。
やっぱ津川さん有名人やし…。」
絵美、蘭ちゃんも口を挟む。
確かに元々色んな意味で目立ちまくってる瑞穂である。
そこに生徒会副会長と言う肩書きが加わわればそれも鬼に金棒と言った所だろう。
だからこそ当の瑞穂は呑気にあんな事を言ってるが、一度噂が浮上すればその分広まるのも早くなるし…一度広まればそう簡単には消えない。
と、ここで生徒会室のドアがノックされる。
「こんな時に…。
とりあえず二人は立って。
はい、どうぞ。」
許可が出たから立ち上がろうとするも、俺も瑞穂も足が痺れて上手く立てず…何とか近くの椅子に座る。
「失礼します。」
そう言って入って来たのは、黒髪ポニーテールの眼鏡女子だった。
彼女は一度俺と瑞穂を睨んだ後、そのままハルたん会長の方に歩いていく。
「あなたは?」
「綾瀬生徒会長。
お初にお目にかかります。
私は、片杉真進1年です。」
「そう、今日はどう言った要件かしら?」
「単刀直入に言います。」
そう言って彼女はまた俺と瑞穂を睨んで言う。
「あの二人は生徒会に相応しくありません。
今すぐ解雇して新しい人員に変えるべきです!」
生徒会長席の机を叩き、前のめりになりながらそう叫ぶ彼女。
それにハルたん会長は一度ビクリと肩を震わて、その後に深くため息を吐く。
「…あなたの言い分は分かるわ…。
例の噂の事でしょう? 」
そして頭を抱えながらそう返す。
「それもあります。
ですがそもそも素行の悪さで停学になった事もある彼女とそこにいるよく分からないモブが綾瀬会長と釣り合うはずがありません。」
随分な言われようである…。
いや、あながち間違ってはないけども…。
「…いや、あなたは…よく見たらそこにいる清楚系ビッチさんと付き合っていると言う噂が出ているのに複数の異性を誑かしていると噂のゲス野郎じゃないですか。」
ゴミを見るような目で睨んでくる彼女。
尾ひれが付いてる分更に随分な言われようである…。
「…一応彼らにお願いしたのは私よ。
生徒会に人員が足りなかったのは事実だから。」
「なら私が手伝います!」
「えっと…。」
これにはハルたん会長も困り顔だ。
「生徒会副会長の座、私がもらいますから。」
そうして彼女はまた瑞穂を睨む。
これは…厄介な事になったのでは…?
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