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潜入捜査
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歩くこと約一時間、目的の町へ到着した。子爵の治める町ということもあり、王都ほどでないにしろ周囲は塀に囲われており、門番もちゃんといる。
魔物の進撃から市民を守るには心許ないというか、あまり手入れされてない感じですけどwww
「見た感じ普通の町ね」
「ククッ、そうですかね。あの方は買われてきたヒトのように見えますが」
カノンさんの感想へスキアが返しながら目を向けた方を見ると、みすぼらしい感じの服の女が大荷物を持ってフラフラと路地へ入っていくのが見えた。
「単に貧乏なだけか奴隷かは分かり辛いな」
「かわいそう」
「本人も『私は買われたんです』とでも言わなきゃ判断つかないもんなぁ」
顔を顰めつつ、俺達は個室付きのレストランに入っていった。助けてあげたいところだが、大元を潰さない限り彼女のような人は減らないのだ。
頭を切り替えて、全員に飲み物と軽食が配膳されたところで、作戦会議に移った。
「うふぉwwwこのオムライスゥゥwwwフワフワじゃんwww」
「イヴのサンドイッチ、きれい」
「お前ら、緊張感持て」
苦笑いしながらタカトは野菜スティックを齧る。お前が言うなwwwwww
唯一行儀よくしていたカノンさんが何だか気不味そうにするそこへ、スキアが一枚の紙を広げた。
「これが屋敷の見取り図です。会場へ続く地下の入口にカノンさん、会場から外への抜け道はタカトさん、勇者様は僕と会場へ潜入し、捕らわれた方々が収容されている裏手へ行って下さい」
「マジのスニーキングミッションじゃんwww気分はスネークwww全員救ってやんよwwww」
「やんよ」
「メタルギア懐かし」
「大丈夫かしら……」
「クックックッ、期待していますよ。勇者様」
それから、離れていても連絡が取れるようにと、スキアから【念話器】なるものを渡された。同じ色の石を付けた者同士が有効範囲内で意思疎通が出来る魔導具だそう。
見た目はそうですね、ポタラのような丸い石がぶら下がったイヤリングって感じですwww
「わかってるなぁ、俺フュージョンよりポタラ派なんだよねwww」
「お前何言ってんだ、ゴジータのがカッコいいだろ」
「うるせぇwww合体してタカルラにしてやろうかwww」
「よわそう」
その後、フュージョンのポーズをタカトと実践したり腹ごしらえしたりして、ついに実行の時間になった。
「関係者として館の内部へ入る際にはこの服装に着替えて、こちらの招待状を提出してください」
事前に用意された偽造招待状とそれなりの金持ちっぽく見える服で準備をした俺達は、ついに屋敷へと潜入していった。
男はスーツ、カノンさんはスリットの入った紺色のロングドレスでした。クッソエロくてやばい。イヴっちはロリータでした。かわいい。
ボディチェックや招待状の照合も難なく潜入は成功し、俺達は持ち場へついた。それにしてもイヴっちくらいの女の子も入れるなんて狂った主催である。
「イヴちゃんや、大人しくついてくるんだぞwww」
「いえっさ、隊長」
裏口にも見張りらしき人物が巡回している。ここは念話器を通して大塚明夫ボイスで指示を仰ぐことにした。
「こちらスネーク。警備が3人いる。どうすればいい?どーぞwww」
『お前……っ!やめろ!吹き出しただろ』
『会場を制圧する準備は整いました。クックッ、派手に暴れてもらって構いませんよ』
『カルラ、イヴちゃんに怪我させないでね』
「性欲をもて余す。了解した」
スキアがどのようにしてこの人数の参加者を捕らえるのかわからないが、とにかく大丈夫との事なのでまずはハティで一発ぶち込んだったったったwwwwwwwww
「無限バンダナだ」
──ズガガァッ!!
「侵入者だっ、ぐぁぁあ!!」
立て続けにスコルで増援を片付けると、見たことのない複雑な錠を掛けられた堅牢そうな扉を蹴破った。
恐らくここが商品として売られそうになっている人達を閉じ込めている部屋だ。
「悪い子はい゛ね゛がーwww」
「きゃぁあああ!!」
「殺さないでぇ!」
「いやぁぁあ!!」
直後に色んな叫びを浴びる俺。なんか人気者になった気分だなぁ。今までの人生、これほど声を上げられたことがあっただろうか。いやない。
この胸に込み上げてくるこの感情は、そうか、俺は……俺は……。
「俺が、アイドルだったなんて」
「カルラ、皆怖がってる」
「でwwwすwwwよwwwねwwww」
部屋の中には、一人ずつ正方形の檻に入れられていて、人間よりも獣人が多いように見受けられる。
「イヴっち、檻から皆を助けよう」
「さー、いえっさ」
俺は近くの檻の格子に手を掛けると、力を入れた。
中に入っていたうさ耳獣人ちゃんが怯えた表情をしておられる。
「助けに来たんでそんな怖がらないでくださいwwwあなたは自由の身ですwwwふんぬっ!!」
格子を横に広げるように破壊すると、うさ耳さんはよろよろと檻から這い出てきた。その表情は未だに怯えが見えるが、憔悴しているのもあって余計に心配になる。
「よし、次は……」
「ぱわー」
振り返ると、イヴっちも俺と同じように檻を破壊しててワロタね。成長が見れて嬉しいですわwww
囚われた人達を開放すると、他にそういった部屋が無いか確認をし、念話器を通してそれを報告する。
「裏側で捕まってた人達は全員開放したぞ、スッキーさん」
『スッキーって誰ですか……まぁいいです。館内にも騎士団が到着したようなので、被害者の方々も一緒に外へ出ましょう』
「わかったぜスッキー!」
『クックックッ、次そう呼んだら魔法を撃たせてもらいますね……!』
スッキーブチ切れトンボでクソワロタンバリンシャンシャンwwwwwwwwwwww
ともあれ、皆を誘導しながら会場の出入口へ向かう。
その頃にはやっと俺の無害が明確になったからか、皆はおぼつかない足取りながらもついてきてくれた。
「カルラ、おつかれさん」
「タカトもおっつーwww」
「軽過ぎるわよ、皆怖い思いしてるんだから気を遣いなさい」
「イヴも、お疲れさまだった。檻から皆を助けた」
「ご協力感謝しますよ、お嬢さん」
スッキーがそう言って労うと、イヴっちは自慢げに微笑んだ。
と、そこへ一人の女性が俺達に声をかけてきた。
「今回のこと、感謝している。ありがとう」
その女性は、鮮やかな蛍火色の長い髪と、長く尖り気味の耳を持つお姉さん。
エルフきちゃぁああああああああwwwwww
「れれれ、礼には及ばないでござりますwwwwwwオッヒュwwwwwwお姉さんは怪我などされてませんかwwwwww」
「あ、あぁ、私は大丈夫だ。それより君達は、ギルドに所属しているのか?」
エルフのお姉さんは、右横の髪ともみあげを三つ編みにした部分を少し弄りながらそう訪ねてきた。
冷静な態度ではあるが、それは不安を誤魔化そうとしているようにも見える。
「そうなんすよ、ここのドブネズミ子爵の違法行為を検挙しにきたっすwww」
「そうか。ならば私からも一つ、君達に依頼をしたいのだが……!」
その真剣な声にスキアやカノンさん、タカトも集まってきた。
「私はエルフの里がある【サンクトス樹海】に住んでいる【オルガ・ナトレーザ】という者だ。
樹海に奴隷商人の雇った奴らが攻めてきて私はここへ連れてこられたんだが、里の皆が心配なんだ。恐らく今も里を探して樹海を彷徨いている。
そいつらを排除する手伝いをしてほしい」
「了解すぐ行こうwww」
「ちょっとカルラ!」
「依頼というならまずはギルドに出向いて貰わなければなりません。そこで改めて状況を整理し、そこへ向かいましょう」
戻ればヴァンに転移魔法を使ってもらえるかもしれないし、話を纏めるため、騎士団にあとは任せて俺達は王都へ帰還した。
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「見た感じ普通の町ね」
「ククッ、そうですかね。あの方は買われてきたヒトのように見えますが」
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「単に貧乏なだけか奴隷かは分かり辛いな」
「かわいそう」
「本人も『私は買われたんです』とでも言わなきゃ判断つかないもんなぁ」
顔を顰めつつ、俺達は個室付きのレストランに入っていった。助けてあげたいところだが、大元を潰さない限り彼女のような人は減らないのだ。
頭を切り替えて、全員に飲み物と軽食が配膳されたところで、作戦会議に移った。
「うふぉwwwこのオムライスゥゥwwwフワフワじゃんwww」
「イヴのサンドイッチ、きれい」
「お前ら、緊張感持て」
苦笑いしながらタカトは野菜スティックを齧る。お前が言うなwwwwww
唯一行儀よくしていたカノンさんが何だか気不味そうにするそこへ、スキアが一枚の紙を広げた。
「これが屋敷の見取り図です。会場へ続く地下の入口にカノンさん、会場から外への抜け道はタカトさん、勇者様は僕と会場へ潜入し、捕らわれた方々が収容されている裏手へ行って下さい」
「マジのスニーキングミッションじゃんwww気分はスネークwww全員救ってやんよwwww」
「やんよ」
「メタルギア懐かし」
「大丈夫かしら……」
「クックックッ、期待していますよ。勇者様」
それから、離れていても連絡が取れるようにと、スキアから【念話器】なるものを渡された。同じ色の石を付けた者同士が有効範囲内で意思疎通が出来る魔導具だそう。
見た目はそうですね、ポタラのような丸い石がぶら下がったイヤリングって感じですwww
「わかってるなぁ、俺フュージョンよりポタラ派なんだよねwww」
「お前何言ってんだ、ゴジータのがカッコいいだろ」
「うるせぇwww合体してタカルラにしてやろうかwww」
「よわそう」
その後、フュージョンのポーズをタカトと実践したり腹ごしらえしたりして、ついに実行の時間になった。
「関係者として館の内部へ入る際にはこの服装に着替えて、こちらの招待状を提出してください」
事前に用意された偽造招待状とそれなりの金持ちっぽく見える服で準備をした俺達は、ついに屋敷へと潜入していった。
男はスーツ、カノンさんはスリットの入った紺色のロングドレスでした。クッソエロくてやばい。イヴっちはロリータでした。かわいい。
ボディチェックや招待状の照合も難なく潜入は成功し、俺達は持ち場へついた。それにしてもイヴっちくらいの女の子も入れるなんて狂った主催である。
「イヴちゃんや、大人しくついてくるんだぞwww」
「いえっさ、隊長」
裏口にも見張りらしき人物が巡回している。ここは念話器を通して大塚明夫ボイスで指示を仰ぐことにした。
「こちらスネーク。警備が3人いる。どうすればいい?どーぞwww」
『お前……っ!やめろ!吹き出しただろ』
『会場を制圧する準備は整いました。クックッ、派手に暴れてもらって構いませんよ』
『カルラ、イヴちゃんに怪我させないでね』
「性欲をもて余す。了解した」
スキアがどのようにしてこの人数の参加者を捕らえるのかわからないが、とにかく大丈夫との事なのでまずはハティで一発ぶち込んだったったったwwwwwwwww
「無限バンダナだ」
──ズガガァッ!!
「侵入者だっ、ぐぁぁあ!!」
立て続けにスコルで増援を片付けると、見たことのない複雑な錠を掛けられた堅牢そうな扉を蹴破った。
恐らくここが商品として売られそうになっている人達を閉じ込めている部屋だ。
「悪い子はい゛ね゛がーwww」
「きゃぁあああ!!」
「殺さないでぇ!」
「いやぁぁあ!!」
直後に色んな叫びを浴びる俺。なんか人気者になった気分だなぁ。今までの人生、これほど声を上げられたことがあっただろうか。いやない。
この胸に込み上げてくるこの感情は、そうか、俺は……俺は……。
「俺が、アイドルだったなんて」
「カルラ、皆怖がってる」
「でwwwすwwwよwwwねwwww」
部屋の中には、一人ずつ正方形の檻に入れられていて、人間よりも獣人が多いように見受けられる。
「イヴっち、檻から皆を助けよう」
「さー、いえっさ」
俺は近くの檻の格子に手を掛けると、力を入れた。
中に入っていたうさ耳獣人ちゃんが怯えた表情をしておられる。
「助けに来たんでそんな怖がらないでくださいwwwあなたは自由の身ですwwwふんぬっ!!」
格子を横に広げるように破壊すると、うさ耳さんはよろよろと檻から這い出てきた。その表情は未だに怯えが見えるが、憔悴しているのもあって余計に心配になる。
「よし、次は……」
「ぱわー」
振り返ると、イヴっちも俺と同じように檻を破壊しててワロタね。成長が見れて嬉しいですわwww
囚われた人達を開放すると、他にそういった部屋が無いか確認をし、念話器を通してそれを報告する。
「裏側で捕まってた人達は全員開放したぞ、スッキーさん」
『スッキーって誰ですか……まぁいいです。館内にも騎士団が到着したようなので、被害者の方々も一緒に外へ出ましょう』
「わかったぜスッキー!」
『クックックッ、次そう呼んだら魔法を撃たせてもらいますね……!』
スッキーブチ切れトンボでクソワロタンバリンシャンシャンwwwwwwwwwwww
ともあれ、皆を誘導しながら会場の出入口へ向かう。
その頃にはやっと俺の無害が明確になったからか、皆はおぼつかない足取りながらもついてきてくれた。
「カルラ、おつかれさん」
「タカトもおっつーwww」
「軽過ぎるわよ、皆怖い思いしてるんだから気を遣いなさい」
「イヴも、お疲れさまだった。檻から皆を助けた」
「ご協力感謝しますよ、お嬢さん」
スッキーがそう言って労うと、イヴっちは自慢げに微笑んだ。
と、そこへ一人の女性が俺達に声をかけてきた。
「今回のこと、感謝している。ありがとう」
その女性は、鮮やかな蛍火色の長い髪と、長く尖り気味の耳を持つお姉さん。
エルフきちゃぁああああああああwwwwww
「れれれ、礼には及ばないでござりますwwwwwwオッヒュwwwwwwお姉さんは怪我などされてませんかwwwwww」
「あ、あぁ、私は大丈夫だ。それより君達は、ギルドに所属しているのか?」
エルフのお姉さんは、右横の髪ともみあげを三つ編みにした部分を少し弄りながらそう訪ねてきた。
冷静な態度ではあるが、それは不安を誤魔化そうとしているようにも見える。
「そうなんすよ、ここのドブネズミ子爵の違法行為を検挙しにきたっすwww」
「そうか。ならば私からも一つ、君達に依頼をしたいのだが……!」
その真剣な声にスキアやカノンさん、タカトも集まってきた。
「私はエルフの里がある【サンクトス樹海】に住んでいる【オルガ・ナトレーザ】という者だ。
樹海に奴隷商人の雇った奴らが攻めてきて私はここへ連れてこられたんだが、里の皆が心配なんだ。恐らく今も里を探して樹海を彷徨いている。
そいつらを排除する手伝いをしてほしい」
「了解すぐ行こうwww」
「ちょっとカルラ!」
「依頼というならまずはギルドに出向いて貰わなければなりません。そこで改めて状況を整理し、そこへ向かいましょう」
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