2 / 3
後編 変わった形の新婚生活
しおりを挟む
結婚式も無事終わり、疲れた俺は、
家でお茶を飲み一息つく。
幽霊と結婚したと言え、送るのはいつもと
変わらない日常だ。
俺の家には、豆電球の小さな灯りで
夜は、生活してる。
街から近い村とは言え、そこまで裕福な
村では無い。
第二の両親とは、少し離れた場所で
暮らしているが、父親との畑仕事は毎日欠かさず行っている。
今日から結婚相手とラブラブな二人暮らしな訳だが、幽霊なんて見えなければ、ただの伝承に過ぎない。
俺は、きっと空気と結婚したんだ!うん!
そう言っていると、タンスの上に置いてある。
花瓶が、お茶を飲んでいる俺の顔に直撃した。
「痛っっ!」
明らかに、俺の不注意で花瓶が落ちたと言うよりは、人が花瓶を投げたようなぶつかり方だった。
それに続き家のあらゆる物が四方八方に飛んで
行く。これには、ポルターガイストって奴を信じるしか無い出来事だった。
ちなみに、ポルターガイストで、
一回目当たった花瓶より、二回目に破かれたエロ本の方が痛かった、出費的に。
この後も包丁が飛んだり、俺がせっかく見つけた最強のエロ本が破かれたり、タンスが倒れたりと色々あったが、同じような状況が、3時間も続けば、慣れてくるものである。
俺は、ポルターガイストが起きてる真っ最中に布団を敷いて寝る事にした。
明日からまた仕事だ、朝早く起きて野菜の収穫だ。こんないつ終わるか分からない現象に構っていたら一睡も出来ない事とかあり得るからな。
俺は、物音が四方八方に聞こえる中
眠りについた。
眠りに付き少し時間が経った時
頭の中で、うっすらとだが、直接女性の声が聞こえた。
慌てて目を覚そうと努力するが、体が動かない誰かに縛られてる感覚だ。
丁度うつ伏せになったタイミングで動けなくなったせいか、息が苦しい。
「あのさ…」
今度は、はっきりと声が聞こえた。
俺は、うつ伏せになっているせいで
会話も出来ないくらい苦しい。
「あのさ…これ誰が私と結婚しようって
こじ付けた訳?」
“村の知らない爺さんです!”って言えたら
いいけど、寝てる俺の上に乗って動けないし、喋れないし、苦しいし。何のプレイだよ!これぇ!
唯一の救いは、ツンデレキャラのような声をしている事くらいか。
「まぁ、答え無いならいいわ、村の災害は、みんな私のせいだって言うけど、未練もなければ悪い事しようなんて微塵も思ってないけどね。林檎畑の林檎が美味しそうだったから食べたけど…少しだけね。」
頼む!どいてくれ!!
情報では、コミュ障とか聞いてたけどこいつめっちゃ喋るやん!間違ってますよ~。
「椅子ってここ無いのね。スマホ触ってるからあんたの背中の座るわ!あっ!金縛りまだ解かないから、そこの所よろしく。」
待って!?、金縛りプレイとか要求した覚えありませんけど!?
そうやって鬱陶しい幽霊の金縛りは、
長い間続いた。
朝になり、目を覚ました時には、全身筋肉痛になっていたおまけに、頭も痛い。
最悪のコンディションだ。
仕事の日だと言うのに、一日中体の痛みと
戦わないといけないのか…。
「ちくしょー、金縛りで抵抗出来ないからって好き勝手やりやがって!次会ったら仕返ししてやる!」
今回夢で散々好き勝手されたけど
少しばかり嬉しかった。
結婚したけど夢の中以外は、話せ無い二人
妻の顔もわからなけば、名前もわからない。
金縛りと言う限られた時間の中で夫として
妻の声を聞けたのは、本当に嬉しかった。
お互い愛の形も生きてきた時代も違う。
結婚しても一緒には慣れない、
すれ違いな毎日だけど、次またどんな事話を聞けるか胸が踊る。
そんな事を思いながら、
いつものように、朝食を食べ
女神から、もらった冒険バッグを手に
畑仕事に向かった。
家でお茶を飲み一息つく。
幽霊と結婚したと言え、送るのはいつもと
変わらない日常だ。
俺の家には、豆電球の小さな灯りで
夜は、生活してる。
街から近い村とは言え、そこまで裕福な
村では無い。
第二の両親とは、少し離れた場所で
暮らしているが、父親との畑仕事は毎日欠かさず行っている。
今日から結婚相手とラブラブな二人暮らしな訳だが、幽霊なんて見えなければ、ただの伝承に過ぎない。
俺は、きっと空気と結婚したんだ!うん!
そう言っていると、タンスの上に置いてある。
花瓶が、お茶を飲んでいる俺の顔に直撃した。
「痛っっ!」
明らかに、俺の不注意で花瓶が落ちたと言うよりは、人が花瓶を投げたようなぶつかり方だった。
それに続き家のあらゆる物が四方八方に飛んで
行く。これには、ポルターガイストって奴を信じるしか無い出来事だった。
ちなみに、ポルターガイストで、
一回目当たった花瓶より、二回目に破かれたエロ本の方が痛かった、出費的に。
この後も包丁が飛んだり、俺がせっかく見つけた最強のエロ本が破かれたり、タンスが倒れたりと色々あったが、同じような状況が、3時間も続けば、慣れてくるものである。
俺は、ポルターガイストが起きてる真っ最中に布団を敷いて寝る事にした。
明日からまた仕事だ、朝早く起きて野菜の収穫だ。こんないつ終わるか分からない現象に構っていたら一睡も出来ない事とかあり得るからな。
俺は、物音が四方八方に聞こえる中
眠りについた。
眠りに付き少し時間が経った時
頭の中で、うっすらとだが、直接女性の声が聞こえた。
慌てて目を覚そうと努力するが、体が動かない誰かに縛られてる感覚だ。
丁度うつ伏せになったタイミングで動けなくなったせいか、息が苦しい。
「あのさ…」
今度は、はっきりと声が聞こえた。
俺は、うつ伏せになっているせいで
会話も出来ないくらい苦しい。
「あのさ…これ誰が私と結婚しようって
こじ付けた訳?」
“村の知らない爺さんです!”って言えたら
いいけど、寝てる俺の上に乗って動けないし、喋れないし、苦しいし。何のプレイだよ!これぇ!
唯一の救いは、ツンデレキャラのような声をしている事くらいか。
「まぁ、答え無いならいいわ、村の災害は、みんな私のせいだって言うけど、未練もなければ悪い事しようなんて微塵も思ってないけどね。林檎畑の林檎が美味しそうだったから食べたけど…少しだけね。」
頼む!どいてくれ!!
情報では、コミュ障とか聞いてたけどこいつめっちゃ喋るやん!間違ってますよ~。
「椅子ってここ無いのね。スマホ触ってるからあんたの背中の座るわ!あっ!金縛りまだ解かないから、そこの所よろしく。」
待って!?、金縛りプレイとか要求した覚えありませんけど!?
そうやって鬱陶しい幽霊の金縛りは、
長い間続いた。
朝になり、目を覚ました時には、全身筋肉痛になっていたおまけに、頭も痛い。
最悪のコンディションだ。
仕事の日だと言うのに、一日中体の痛みと
戦わないといけないのか…。
「ちくしょー、金縛りで抵抗出来ないからって好き勝手やりやがって!次会ったら仕返ししてやる!」
今回夢で散々好き勝手されたけど
少しばかり嬉しかった。
結婚したけど夢の中以外は、話せ無い二人
妻の顔もわからなけば、名前もわからない。
金縛りと言う限られた時間の中で夫として
妻の声を聞けたのは、本当に嬉しかった。
お互い愛の形も生きてきた時代も違う。
結婚しても一緒には慣れない、
すれ違いな毎日だけど、次またどんな事話を聞けるか胸が踊る。
そんな事を思いながら、
いつものように、朝食を食べ
女神から、もらった冒険バッグを手に
畑仕事に向かった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる