SNSで姉活OLに誘い出され、餌付けされた挙げ句童貞を奪われた話

yuu-ki

文字の大きさ
1 / 1

SNSで姉活OLに誘い出され、餌付けされた挙げ句童貞を奪われた話

しおりを挟む
「確か、ここで良かったよな......」

 俺、立花ダイスケは、駅前にある、オブジェの前にやってきた。
 待ち合わせ場所としては、定番だ。

 一昨日の夜。
 暇つぶしで、たまーに更新している、SNS。
 特に何か、偉そうなことを、つぶやいてる訳でもない。
 今日は、評判のラーメン屋にやってきた、とか、1コマ目の授業がダルかった、とか、毒にもならない事ばかり。

 突然、マミリンっていうアカウントから、「会えませんか?」って、DMが来た。
 顔見知りじゃない。
 一度、同じクラスの連中と、プールに行った時の写真を上げたら、友達申請を入れてきた人だ。

 相手のアカウントの、更新内容を見てみたけど、料理の写真ばかり、上げてるところを見ると、どうも女の人っぽい。
 まあ別に、変な人でも無さそうだったんで、軽い気持ちで友達承認した。

 それっきり、特に関わりは無かったのに、なぜ突然、「会いたい」なんて?
 足跡を見ると、毎日のように、俺のアカウントは、のぞきに来てるみたいだけど。

 なんか、怪しいな。
 自慢じゃないけど、俺は、全然モテる方じゃない。
 身長が低いのが、コンプレックスになってる。
 生まれてこの方、体育の授業では、ずっと一番前だ。

 宗教勧誘とか、ローン組まされて、高額な絵を買わされる奴とか、多分、ロクなもんじゃ無いだろう。
 取りあえず、無視する事にした。

 ピロン

「会えませんか?」

 無視。

 ピロン

「ダメですか?」

 無視。

 ピロン

「どうしてもダメですか?」

 あー、うっとうしい!!
 なんでこんなにしつこいんだ。

 仕方がないから、メッセージを返信する。
 正直に、

「何かの勧誘とか、怪しいので無理です」

 と、送った。

 ピロン!

 わ!

 速攻で返事が返ってきた。


「絶対に違います!詐欺とか勧誘じゃ、ありません!!信じて下さい!私の写真、送ります」

 なんで、こんなに必死なんだ。
 詐欺とかなら、さっさと他の奴を狙った方が早いだろ。
 添付された、写真を見てみる。

 メガネをかけた、セミロングの黒髪の、可愛らしい人だ。
 歳の頃は、20代後半?30代前半?くらいか。
 女性はよく分かんないな。
 料理の写真と同じテーブルが、写ってる。
 ちゃんと、今日の日付と、「マミリン」って書いた、紙を持ってる。
 どうやら本物っぽいな。

 ますます、分からない。
 なんで、こんな普通のお姉さんが、わざわざ俺に声を掛けてくるんだ?
 素直に聞いてみよう。

 ピロン

 早速、返事が来た。

「DTさんの、ファンなんです!」

 DTってのは、俺のアカウント名。
 ただの、イニシャルだけど。

 ファン?
 どこに、ファンになる要素があるって言うんだ?
 今まで、背が低くて童顔だからって、からかわれた記憶しか無いぞ。

 えーと、誰かと間違えてませんか?

 ピロン

「いえ、間違いなくDTさんです!」

 わざわざ、プールに行った時の写真の、俺のところに、赤丸を付けて送ってきた。
 マジかよ......。

 どの辺がいいの?

 ピロン

「その辺は、お会いした時に、ご説明します!」

 なんか、グイグイ来るなあ。

 その後、何回かのやり取りを経て、結局日曜日、会うことになった。

 結局、目的とか、その辺は全部、「会った時!!」で、はぐらかされた。
 大丈夫かな…。
 いきなり、怖いお兄さん達、出てこないかな。
 まあ、こんな金持ってない大学1回生、ハメる訳ないか。

 さて、待ち合わせの10時までは、少し時間が有るけど…。
 居た。マミリンさんだ。
 向こうもこっちに気付いたようだ。
 手を振りながら、こっちに走り寄ってくる。

「こんにちは~!初めまして、マミリンです。わー、本物の、DTさんだ~!」

 メガネと、セミロングの黒髪は、写真と変わりない。
 着ている服は、白いブラウスとベージュのジャケット、グレーのスラックスに、ベージュのパンプス、黒のスクエアバッグと、大人を感じさせるコーディネートだ。
 写真よりも若く、可愛らしく見える。
 パンプスを履いてると、俺よりも身長が高くなる。

「あ、どうも、初めまして。DTです」

 俺は、ペコリと頭を下げる。
 しまったな、パーカーにキャップにジーンズなんて、いかにも大学生っぽい、格好で来てしまった。
 彼女には釣り合ってないだろう。

「良かった~、来てくれて!本当に来てくれるか、ちょっと心配してたんだー」

 マミリンさんが、嬉しそうに微笑む。
 なんか、笑顔がいいな。

「さ、立ち話もなんだから、取りあえず、どこかお店に入りましょう?」

 促されて、近くのカフェテリアに入った。
 外の、テラス席に案内される。

 俺はカフェラテ、マミリンさんは、ロイヤルミルクティーを頼んだ。
 飲み物が到着した。

「さて、今日は、来ていただいて、本当にありがとうございます」

 マミリンさんが、頭を下げる。

「まずは、気になるでしょうから、私の身分を明かしますね。渡邊 茉未わたなべ まみ、って言います。改めて、初めまして」

 マミリンさんが、名乗ると共に、名刺を差し出してきた。
 うわぁ、誰もが名前を知ってる、大企業じゃないか......。

「そこの会社で、OLやってます。今年で、29になります」

 ちょうど、10離れてるのか。
 茉未さんが、身分を明かしたからには、俺も名乗っておかないとな。DTさん、なんて呼びづらいだろうし。

「初めまして、本名は、立花ダイスケ、っていいます。東西大の、1回生です。茉未さんの方が年上なんだから、あんまり丁寧にされると、やりにくいんで、もっと、くだけてもらっていいですか?」

 俺が提案する。

「そう?じゃあ、お言葉に甘えるね! ダイスケ君、って呼んで良いかな?」

「ええ、どうぞ」

「ありがとう!」

 茉未さんが、ニッコリと微笑んだ。

 俺は、カフェラテを一口すする。

「あの、それで、お話ってのは......」

「そうそう。あのね、私、ダイスケ君の、ファンだって言ったよね?」

 DMで言ってた気がする。

「正直に言うと、ダイスケ君、私の好みに、どストライクなの」

 俺は、口にしていたカフェラテを吹き出しかける。
 マジかよ......?
 そんな事言われたこと、一回も無いぞ。

「初めて、SNS上で見かけてから、もう、毎日眺めるのが楽しくなっちゃって。なんて言うかもう、尊い?」

 そんなに面白い事は、更新してなかったんだけどなあ。
 尊いって、どういう意味なんだろ。

「それでね、ダイスケ君、アルバイト先が潰れちゃって、困ってるでしょ?」

 あー、それは確かに書いた。急に、仕送り増やしてもらう訳にもいかないし、どうしよう、って。

「単刀直入に言うね。ダイスケ君、私に、『姉活』、させてもらえないかな?」

 姉活?って、なんだ?

「『パパ活』、って、聞いたこと無い?あれの、女性版が、『ママ活』って言うんだけど」

 パパ活は聞いたこと有るな。確か、女の人が、父親みたいな年上の男と、食事に行ったりカラオケ行ったりして、お小遣い貰うんだっけ。ママ活ってのは、その逆だから、男が、年上の女性に付き合って、小遣い貰う、って事か。

 え?姉活って、まさか......?

「そう、ダイスケ君、私とお付き合い、して欲しい。お小遣い、あげるから」

 茉未さんが、ニッコリ、微笑んだ。

 え? え? え? ええええ?!?!?!

 嘘、でしょ?
 冗談、でしょ?

「本当に本当。ダイスケ君、お願い。あなたの為に、なりたいの」

 茉未さんが、俺の手を握った。

 突然の事に、俺の頭は大混乱している。
 今まで、女子から告白された事なんて、生涯一度もない。
 しかも、お小遣いだって?!
 そんな上手い話がある訳が......。

「有るんです!!ここに!!」

 茉未さんが、重ねて力説する。

「ダイスケ君、今月、家賃払うのも厳しい、って言ってたよね?残り10日、具無しのお好み焼きか、塩味のスパゲッティで凌ぐ、って言ってたよね?」

 俺の事情に、めちゃくちゃ詳しい。

「私に、援助させて!」

 茉未さんは、DMの時もそうだけど、なんかこう、自分がそうと決めたら、譲らない意志の強さが垣間見える。

「で、でも、俺はどうしたら、いいんですか?何をすれば…」

「いいの!何もしなくて!!」

 ??

「傍に居てくれれば、それでいい!!もっと言えば、たまに、ギュッとさせてくれれば!!」

 …ぬいぐるみか、抱き枕みたいな感じなのかな......?

 茉未さんが、更に、細かい条件を伝えてくる。
 曰く、

「俺が嫌だと思う事は、絶対にしない」

 のと、

「俺がしたいと思う事は、出来る限り叶えてあげる」

 という事らしい。

 え?俺がしたいと思う事って、あんな事やこんな事も......。

「全部、だよ♡」

 俺は、立ち上がって、茉未さんの手を握っていた。

「よろしくお願いします」

「良かったー、ダイスケ君、これから、よろしくねー!」

 茉未さんが、俺の頭を撫でてくる。
 子供扱いされてるみたいだが、正直、そんなに悪い気はしなかった。

 話がまとまった後、俺達は、茉未さんのマンションに移動した。

 稼ぎが良いらしく、俺の大学の最寄り駅に有る。

 中に通してもらった所、2DKの部屋は、綺麗に整頓されていた。

「どうぞー、狭い所だけど」

 俺の1K風呂無しアパートと比べたら、雲泥の差だ。
 ちなみに、家賃を聞いてみた。
 じ、......じゅうご......

「会社から、家賃補助が出てるからねー」

 さすが大手企業。
 何もかも、住んでる世界が違うというか。

「さ、そこ、適当に座ってて。今、お昼の用意、しちゃうから」

 茉未さんは、SNSに上げてた通り、料理が趣味らしい。
 これからの食事は、出来る限り、茉未さんが用意してくれる、との事だった。
 正直、ありがたい。
 これから仕送り日まで、あと幾らで凌がなきゃ、って計算を、いつもしていた。

「出来たよー」

 目の前に、皿が並ぶ。
 物凄く、小洒落たクリームパスタと、小エビのサラダ。
 SNS映えする奴だ。

「さ、召し上がれー」

 ふふん、こういうのって、大体見た目重視で、味は大して…。
 パスタを、口にする。

「美味い!」

 思わず、口をついた。

「良かったー、お口に合って」

 目の前で、頬杖をついて、こちらを見ていた茉未さんが、満足そうに微笑む。

 俺は、夢中になって、パスタとサラダを、口に運んだ。
 あっという間に、皿が空になる。

「お代わり、有るよ」

 是非お願いします、と即答する。
 目の前に、再び皿が置かれる。
 変わらず美味い。
 残らず、平らげた。
 腹いっぱいだ。

「食後の、コーヒーでも、どう?」

 カフェラテのカップが置かれる。
 今日、頼んでたのを、覚えてくれてたんだ。

 一口、口に運ぶ。
 やっぱり、美味い。

 すっかり、くつろいでた。

 自分の分のパスタを食べた、茉未さんが、隣に座る。

「どうだった?」

「すごく、美味しかったです。店で食べてるみたい」

「うんうん、良かった。これからも、食べたい物、作ってあげるからねー」

 食後に一服した後、茉未さんが、お小遣いの話をしてきた。
 デート1回で、3万円、とか言い出した。
 とんでもない、そんなに貰えない。必死に断る。
 押し問答をした挙句、本当に困った時に、相談する、という話になった。
 正直、こんなに美味しい物を食べさせてくれれば、それだけで助かる。
 もう、塩パスタなんて食べなくていい。

 茉未さんが、また、イイコイイコする。
 ふわっ、と、いい香りが広がる。
 癖になりそう。

 帰り際、茉未さんに、合鍵を渡された。
 平日はどうしても遅くなるから、大学の帰り、部屋で待ってていい、との事だった。
 素直に、従う事にする。

 仕事帰りで遅くなったというのに、茉未さんの作る料理は、いつも完璧だった。

 何が食べたい?

 肉。

 完璧な火加減の、ローストビーフが並ぶ。

 魚。

 様々な魚を使った、カルパッチョが登場する。

 麺。

 汁無し坦々麺が、こんなに美味いとは。


 せめて、俺に何か出来ることは無いか。
 洗い物を、洗おうとした事がある。
 いいんだよー、後でまとめて洗うから。

 うーん、やる事が無い。
 何か、やれる事は有りませんか?

 じゃあ、ギュー、で。

 茉未さんが、俺の頭を、ギューッとする。
 いい匂い。
 豊満な、胸が当たる。

 ムクムクと、下半身が元気になりかける。
 いけない、バレないように。

「ねえ」

 茉未さんが、問いかけてくる。

「私、言ったよね。『ダイスケ君が望むことは、出来る限り、叶えてあげる』って」

 俺は、うなずく。

「どうして、何も言ってこないの?」

「それは......、ご飯食べさせて貰えるだけでも、ありがたいし」

 俺は、言葉を繋ぐ。

「それに......、経験が無いこと、知られたくない」

 思い切って、告白した。

「なんだ、そんな事、気にしてたんだ」

 茉未さんが、笑う。

「最初から、バレバレだったよ、童貞君」

 茉未さんが、俺の股間を、いやらしく触る。

「大体、アカウント名が、DTだったじゃない」

「いや、あれは、イニシャルで」

「童貞なんだよね?」

「はい......」

 逆らえなかった。

「良かったら......、君の童貞、私に貰えないかな?」

 突然の事に、頭がグルグルする。

「もちろん、嫌なら、強制はしない。約束だから」

「......茉未さん、貰って下さい」

 茉未が、妖艶に微笑んだ。



 広めのバスルーム。
 俺は、茉未さんに、身体を洗われてた。

「どう?どこか、洗い残しは無いかな?」

 髪をタオルで束ねてる、茉未さん。
 もちろん、全裸だ。
 出るところは出て、くびれもある。
 実に、魅力的な身体だ。

 服の上からでは、分かり辛かったが、ふくよかな胸が、時おり俺の身体に当たる。
 刺激が、強すぎる。
 俺のペニスは、既にフル勃起状態だ。
 最初に、「一緒にお風呂。入ろ?」って言われた時から、平常心を保ててない。

「う、うん。大丈夫」

 俺は残り少ない理性を振り絞って、答える。
 茉未さんが、んふふ~、と笑って、後ろから身体を密着させてきた。

 うわああ

 思わず、声が出る。
 泡だらけの身体同士が、重なって二チャリと音を立てる。
 茉未さんの手が、俺のペニスに伸びた。

「んふ、カッチカチだよ」

 優しく、撫でてくる。

 ああああ

 自分の手、以外に触られる感触。
 正直、すぐにでも発射してしまいそうだ。
 俺は、身体を震わせる。

「1回、出しておいた方がいいね」

 茉未さんが、シャワーのお湯を出して、二人の身体の泡を流した。

 茉未さんは、俺の身体の前に、ひざまずく。

 何を?

 俺のペニスの付け根を持つと、先っちょの部分に舌を這わせた。

 チロッ

 うわあああ!

 身体に、電気が走る。
 敏感に、反応する。

 それを楽しむかのように、茉未さんが、ペニス全体に、舌を這わせる。

 ルロッ
 レローッ
 チロッ
 チロッ

 フェラチオなんてされるのは、もちろん生まれて初めてだ。
 初めての感触に、思わず声が出る。

 ああっ!ヤバい!

 腰が、砕けそうになる。

 俺の様子を観察している茉未さんは、ペニスの亀頭部分を、一気に飲み込んだ。

 ヌチュルッ
 ジュプッ

 うわあ!!気持ちいい!!

 もう、すぐにでも出てしまいそうだ。

 茉未さんが、ペニスに舌を絡めながら、頭を大きく、前後に動かし始めた。

 ジュボッ
 ジュボッ
 ジュボッ
 ジュボッ

「ま、茉未さん、もう、ダメ、ダメ!」

「ひーよ、らして」

 茉未さんの、口撃は止まらない。

 ジュボッ
 ジュボッ
 ジュボッ
 ジュボッ

「イク…!イきます!!」
 俺の身体がガクガクと、震える。

 ドビュルッ

 茉未さんの口の中に、精液を吐き出した。

 ドビュルッ
 ドピュッ
 ドピュッ
 ドピュッ

 2度3度4度。
 射精が、止まらない。

 茉未さんの舌が、ペニスの先っちょを、ほじくる。

「うわあ!!」

 ドピュッ
 ドピュッ
 ピュッ
 ピュッ
 ピュ

 長い脈動が、ようやく終わった。
 が、茉未さんの舌が、俺のペニスを舐め回すのを止めない。

 レローッ
 レローッ

 尿道の中に残った精液も、全て吸い取らんばかりに、吸われる。

 チューッ
 チューッ

「ま、茉未さん、もう、出ない、あああ!!」

 腰がくすぐったくなってきて、ようやく、ペニスが解放された。

 チュポンッ

 茉未さんが、俺の方を見る。

 あーん

 さっき出し切った、俺の精液が、茉未さんの口の中に、溜まっている。

 口の中に、出しちゃったんだ…。

 初めての体験に、思わず感動する。

 すると、茉未さんが、口を閉じた。

 ゴクンッ

 ?!?!

 飲ん、だ?!

 俺の精液を?!

 茉未さんが、プハァッ、と口を開ける。

「ふふーん、飲んじゃったー」

 茉未さんが、微笑みながら、言った。

 エロい、エロすぎる!!

「どうだった?」

「き、気持ち良すぎです。あっという間に、出ちゃいました」

「初めては、どうしても早くなっちゃうから、ね」

 茉未さんが、口をゆすぎつつ、言う。

「さ、じゃあ、そろそろ出ようか」

 シャワーでもう一度、身体を流すと、バスタオルで身体を拭いて、バスルームを出た。


「ん、んちゅっ」

 俺達は、ベッドの上で横たわりながら、熱いキスを交わしていた。

 プハアッ、と茉未さんが、口を離す。

「どう、ファーストキスの味は?」

「も、もう、最高です」

 舌を絡めていると、身体がとろけそうになる。

「そう、良かった」

 もう一度、舌を絡める。

 ンチュッ
 レロッ
 レロッ

 口の中で、茉未さんの舌が、艶めかしく動く。
 この舌で、さっき、俺のペニスを、散々舐めてくれたんだ。
 思い出すと、ますます興奮する。

 茉未さんが、俺の手を取ると、乳房の上に導いた。
 軽く、揉みしだく。

「ん…、いいよ、優しく、ね」

 俺は、もう片方の手も、反対側の乳房を愛撫する為に、移動させた。

「んん......!そうよ、上手......。乳首も、摘んでみて......」

 言われる通り、コリコリと、軽く乳首を摘んでみる。

「んんんっ!イイよ、もっと、乳首、吸ってみて!」

 チューッ

 赤ん坊みたいに、吸ってみる。

「あン、ちょっと、強く吸いすぎ。母乳は、出ないから、ね。もう少し、優しく」

 そ、そうなんだ。
 慌てて、吸う力を弱める。

「うん、その調子。あンっ!気持ち、いいよっ......」

 褒められると、なんか嬉しくなる。

 茉未さんが、俺の右手を取ると、自分の秘部に、そっと誘導した。
 指の先に、さわさわとした陰毛が触れる。
 そこを掻き分けると、柔らかい部分に到達した。

 クチュッ

 !!

 これが、オマンコか......
 少しづつ、指を動かしてみる。
 突起のようなところに、指が触れた。

「ああン!!いいよ!上手!もっと、動かしてみて!」

 突起を、軽く、指で摘む。はじく。
 中指を軽く曲げると、なにか、濡れている箇所に、触る。
 もう少し、中指を進めてみる。

 !!

 中指が、奥に入っていった…。

「あンっ!!そこ、奥っ、気持ちいい!指先で、引っ掻いてみて!!」

 カリッ
 カリッ

「ああっ!!そのままっ、激しく、出し入れ、して!!」

 ズチュッ
 ズチュッ
 ズチュッ

「もう、1本、指、入れて!!」

 薬指も、同時に入れてみる。

 ズチュッ
 ズチュッ
 ズチュッ

「ああっ!そのまま、そのまま、気持ちいい!イイよ!!あっ!あっ!あっ!!あああ!!」

 ズチュッ
 ズチュッ

「ああああっっ~~~!!~~~~~~!!」

 茉未さんが、身体をガクガクと震わせて、しがみついてくる。
 オマンコの中に入れている指が、強く締め付けられる。

 ビクン
 ビクン

 はー、はー、

「ふふっ、イッちゃった♡上手だね、ダイスケ君」

 イッた?!
 茉未さんが?!
 俺が、イカせた?!

 すごい!
 女の子を、俺がイカせたんだ。
 言われた通りにしただけだが、なんか、感動する。

 よしよし、イイコイイコ

 茉未さんが、俺の頭を撫でてくる。
 嬉しいな。

「じゃあ、次は......いよいよ......」

 茉未さんが、俺を仰向けにし、ペニスを掴む。
 舌を、近付ける。

 レローッ

 また、あの艶かしい舌使い。

 ジュルルッ
 ジュボッ
 ジュボッ

 うわあ......気持ちいい......

 もうすっかり、ペニスは硬さを取り戻した。

「ふふっ、そろそろ、いいかな?」

 茉未さんが、俺の上に、乗っかってきた。
 ペニスを掴むと、オマンコに当てる。

 クチュッ

「んんっ......」

 ペニスの先が、柔らかい肉を感じる。

 え?、まさか。

「ま、茉未さん、その、コンドームとかは......」

「あ、ピル飲んでるから、大丈夫だよ」

 ええ?!そういうものなの?
 さっぱり、分からない。

「じゃあ、ダイスケ君の、童貞、頂いちゃう、ね」

 茉未さんが、ゆっくりと、腰を下ろしていく。

 ヌルンッ

 ペニスが、柔らかい肉を、掻き分けていく感触。

 ああ......これが......

 ズチュンッ

 やがて、奥まで飲み込まれた、ペニスの姿が、見えなくなった。

「ふふっ、童貞卒業、おめでとう」

 これが、セックス......
 なんか、感動する。
 一生に、一度だけ。
 初めての、セックス。

「じゃあ、動くね」

 茉未さんが、ゆっくりと、腰を上下に、動かし始めた。

 ヌチュッ
 ヌチュッ
 ズチュッ
 ズチュッ

 俺のペニスが、オマンコの中に、入ってる。
 さっき、指を入れていた部分。
 指を締め付けていた、あの刺激が、今度はペニスを包んでいる。

 気持ちいい。
 これが、セックスなんだ。
 夢中になるのも、分かる。

「あンッ、ダイスケ君の、オチンチン、気持ち、いい、よ。ダイスケ君は、どう、かな?」

 茉未さんが、腰を動かしながら、聞く。

「ねっとりと、包まれて、締め付けられて、すごく、気持ちいいです」

「ふふっ、そう、良かった♡」

 ズチュッ
 ズチュッ
 ヌチュッ
 ヌチュッ

「ああっ、そ、そんなに、動くと!」

「なあに、もう、イッちゃい、そうなの?あンッ、さっき、フェラで、いっぱい、出した、ばっかり、なのに?」

「だって、気持ち、良すぎます、よ」

「ふふっ、じゃあ、もう、出しちゃう?」

 え?
 出しちゃうって、このままだと…

「中に、出しちゃう?ピュッピュッ、って。中に」

 え?ピル飲んでても、中に出したりするのって、まずいんじゃ、ないの?

「ふふーん、まずい、かもねー」

 ズチュッ
 ズチュッ
 ズチュッ
 ズチュッ

 茉未さんの、動きが速くなる。

「あ、あ、あ、ダメ、です!そんな、に!動く、と!」

「なあに?出ちゃう?中で、出しちゃう?さっきまで、童貞だったのに、いきなり、女の子に、中出し、しちゃう?妊娠、させちゃうかもよー」

 パンッ
 パンッ
 パンッ
 パンッ

「あ!あ!あ!ダメ!ダメ!ダメです!あああ!!!」

「出しちゃえ、出しちゃえー」

 急速に、快感の波が持ち上がってきた。
 目の前が、白くなる。

 ドビュル
 ドビュルッ
 ドビュッ

「ああん!!熱い!!精子、出てる!!中で、出てる!!」

 茉未さんのオマンコが、うねるように、ペニスを搾る。

 ドピュッ
 ドピュッ
 ピュッ
 ピュッ
 ピュ

 最後の一滴まで、茉未さんの中に、注ぎ込んだ。

 はー、はー、はー、はー、

 茉未さんが、俺の目を見る。

 ふふっ

 微笑むと、唇を重ねてきた。

 んんっ
 ムチュッ

 唇を離す。

「どう、だった?」

「最高、です。もう、他に何も、考えられない......」

「んふふ、良かった。素敵な、童貞卒業に、なったかな?」

「もう、一生、忘れません」

「そうかー、そんな事言ってくれると、もう、お姉さん、幸せ!」

 茉未さんが、俺の頭を、ギュッと、腕の中に包み込む。

 心地よい、温かさ。

 そのまま、頭を撫でられる。

 イイコイイコ

 俺は、いつしか、眠りに落ちていった。


 翌朝、目覚めると、部屋の中に、茉未さんは居なかった。
 メモ書きに、「ゴメン、仕事で早いから、起こさないで行くね。朝食、用意しておいたから、食べてね?今日の夜、食べたい物があったら、RINEに入れといて」
 とあった。
 美味しそうな、朝食が、テーブルの上に並んでいた。

 昨日は、すごい体験をしてしまった。
 また一つ、大人になった気がする。

 茉未さんと、出会えて良かった。
 でも、今は、色々と、世話になりっぱなしだ。
 いつかは、茉未さんと釣り合う男に、なりたい。

 とりあえず当面は…茉未さんを、セックスで満足させられるように、頑張ろう。
 そう、固く誓った。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

処理中です...