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愛とニャコと
疑念の朝
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次に目を覚ますと、隣にリボンの姿は無かった。
昨晩のロズとの会話を思い出してしまう。
……そういえばレドはリボンのことをはじめ食べたがっていた……。
「リボンちゃん!」
寝床の屋根を押し上げて外へでる。
「ふぇ?」
呑気な声を上げてリボンがこちらを見る。
昨日の焼き穴を囲んでレドとセイとの三人で何かを話していたようだ。
「おはようニャコちゃん!」
「あ、おはよう……」
「……よく眠れたか?」
「う、うん……」
「無茶は良くねぇからな!疲れてたらしっかり言えよ!」
「ありがと……」
この優しさも、演技なのだろうか……。そう思い始めると彼らの言動が裏のあるもののように感じられてしまう。
疑いたくなんてないのに……。
「ねぇ……」
「ん? どうした?」
「……ん、いや、なんでもない」
リボンと話したとき、疑いをかけたことをひどく怒られたことを思い出した。
あの単純なリボンがあそこまで激怒するのだ。それは余程失礼なことに違いない。
それをもう一度繰り返してはならない……だから私は聞けなかった。
「どうしたよニャコちゃんよォ。言いたいことあるならはっきり言った方がいいぜェ」
「ううん。なんでもないのよ。本当よ」
「そうかァ? ならいいけどよ」
「よし! じゃあ進もっか!」
「と、その前に……ニャコ。お前起きたばかりだから何も食べてないだろう? ほら、これひとつ食ってみろよ」
レドが良い香りのする板切れのようなものを差し出してきた。
「もしかしてこれ……」
「おう! 昨日の魚だ! 量はたくさんあるからな。適度に食ってもまだまだある」
「いただきます!」
それをパクリと口に含み咀嚼する。
噛みごたえのある食感だが、それを噛めば噛むほどに味が出てくる。
クセのある香りが口いっぱいに広がり、何度でも噛みたくなる。
「わぁ、おいしい!」
「だろ? 欲しかったらいつでも言えよ!」
レドは屈託のない笑顔でそう言った。
……疑いたくもないんだけどなぁ。
昨晩のロズとの会話を思い出してしまう。
……そういえばレドはリボンのことをはじめ食べたがっていた……。
「リボンちゃん!」
寝床の屋根を押し上げて外へでる。
「ふぇ?」
呑気な声を上げてリボンがこちらを見る。
昨日の焼き穴を囲んでレドとセイとの三人で何かを話していたようだ。
「おはようニャコちゃん!」
「あ、おはよう……」
「……よく眠れたか?」
「う、うん……」
「無茶は良くねぇからな!疲れてたらしっかり言えよ!」
「ありがと……」
この優しさも、演技なのだろうか……。そう思い始めると彼らの言動が裏のあるもののように感じられてしまう。
疑いたくなんてないのに……。
「ねぇ……」
「ん? どうした?」
「……ん、いや、なんでもない」
リボンと話したとき、疑いをかけたことをひどく怒られたことを思い出した。
あの単純なリボンがあそこまで激怒するのだ。それは余程失礼なことに違いない。
それをもう一度繰り返してはならない……だから私は聞けなかった。
「どうしたよニャコちゃんよォ。言いたいことあるならはっきり言った方がいいぜェ」
「ううん。なんでもないのよ。本当よ」
「そうかァ? ならいいけどよ」
「よし! じゃあ進もっか!」
「と、その前に……ニャコ。お前起きたばかりだから何も食べてないだろう? ほら、これひとつ食ってみろよ」
レドが良い香りのする板切れのようなものを差し出してきた。
「もしかしてこれ……」
「おう! 昨日の魚だ! 量はたくさんあるからな。適度に食ってもまだまだある」
「いただきます!」
それをパクリと口に含み咀嚼する。
噛みごたえのある食感だが、それを噛めば噛むほどに味が出てくる。
クセのある香りが口いっぱいに広がり、何度でも噛みたくなる。
「わぁ、おいしい!」
「だろ? 欲しかったらいつでも言えよ!」
レドは屈託のない笑顔でそう言った。
……疑いたくもないんだけどなぁ。
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