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19.証人との邂逅
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もうすぐ死ぬにしては元気で、意外にも足取りは軽かった。庭園を出て城門のほうへと向かう道すがら、何人もの騎士たちとすれ違った。しかし制止されないばかりか頭を下げられるだけで、恐れられるようになった羽目を感謝することになるとは、苦笑せざるを得ない。
貴族たちの出入りがあるからか、跳ね橋は下がったままだった。そのため、俺は誰からも見咎められることなく敷地から出ることができた。
どこへ行くあてもない。ただイリスから逃れることができればいい。
死ぬ道しか残されていない今の俺には、苦痛からの回避しか望むものはなかった。
そのはずが、物凄い虚脱感に襲われていた。
城へ来て以来一人で敷地の外へ出たのは初めてのことだ。いつもイリスのそばで従者としてついていた。だからなのか、逃げているのに、イリスから離れることが不安でたまらない。
足は軽く動かせるのに、歩みは遅くなっていく。毒が回ってきているからではなく、心が抉られたように切ない、その精神的なショックのせいだった。
なぜか自分が死ぬこと以上にショックを受けていることがあった。
イリスに針を刺してしまったこと、イリスから刺されてしまったこと。
自分の意志でしたことで、イリスはサイコパスなのだから当然のことなのに、むちゃくちゃショックを受けている。
イリスが茶番を演じながら言っていた言葉は、本心からのものだったのではないか。イリスにとって俺だけは特別だった、それは事実で、でも針を刺して後悔していたのではないか。などとバカな考えを止められない。俺のしている後悔を、イリスもしているのではないかと期待してしまっている。
逃げる以外の選択肢はないのに、足は動くのに、歩みが遅くなる。イリスが追いかけてきて、涙ながらに後悔してくれるのを望んでいる。
なんてバカなんだろう。バカな考えだとわかっているのに、期待を抑えられない。
足取り遅く歩いていたそのとき、遠目に馬車が見えてきた。距離はあるが、俺のほうへと向かってくる。というか城へ行くに違いないのだが、貴族の乗るような豪華なやつで、近づいてきたため邪魔にならないよう道の端に寄った。
すると通り過ぎたあと馬車が停車し、「クリステル?」と声をかけられて驚いた。
聞き覚えのある声だった。ドアを開けて現れた姿も見覚えがある。
「ウルヤナ?」
死んたはずのウルヤナが、正装をして目の前にいる。驚き硬直している俺のほうへ近づいてくる。幽霊や妄想なんかではなくちゃんと実態がある。
「こんなところで何してるの? もしかしてあの針を使っちゃって逃げ出してきたの?」
「針?」
「俺が渡したやつだよ。……そのことで俺、クリステルに謝りたかったんだ」
「謝るって、なんで?」
「だって、王子を暗殺しようなんて、とんでもないことじゃないか。恐れ多いどころじゃないよ。なんであんなこと考えたのかいまだによくわかんないんだけど、渡したあと凄く後悔して……イリス殿下が倒れられなかったから、クリステルは使わなかったんだってほっとしてたんだけど……でもあんな凶器を渡した俺が城で従者を続けることはできないと思って、父上にお願いして実家に戻っていたんだ」
消えたというのは殺されたわけじゃなく、言葉どおり城から消えただけだったらしい。理由だけにこっそりと辞職したから、周りからは消えたように思われていただけだったようだ。
つまり、イリスはウルヤナに関してなんの関係もないことになる。ウルヤナが生きていたこと以上に、そのことになぜか脱力しそうなほど安堵した。
「……そうだったんだ」
「うん。それでしばらく引きこもってたんだけど、今回は招待状が届いたから出向いてみようと思って……で、クリステルは?」
「俺?」
「こんな時間に王城の外でなにしてるの?」
「えっと……」
「散歩の時間でもないし、買い出しでもないよね?」
「……うん」
「もし暗殺したことで逃げてるんだとしたら、必要ないよ。戻っても大丈夫」
「えっ? なんで?」
「あの針についていた毒は一週間くらいしか効力が持続しないんだ。いつ渡したっけ? ……だいぶ前だよね。イリス殿下が死ぬことはないし、だから逃げる必要はないよ」
「効力が……一週間だけ?」
「そう。仕組みはよくわからないけど、瓶の中に入れているともう少しは持つはずなのに、外に出るとあまり持たないらしいんだ」
「……そう……なんだ」
事実なら、俺は毒に侵されていないということになる。カトリーナから受け取ったのは三ヶ月も前のことだ。
一向に体調が悪くならないのは毒の回りが遅いせいではなく、そもそも効力がなかったからっぽい。
驚く話を続けざまに聞いてくらくらとしてきた。立っているのがつらくなってきた俺は、道のど真ん中であることも構わず、その場に座り込んだ。
「大丈夫?」
「……うん。ちょっと、びっくりしちゃって……」
「やっぱりイリス殿下に使って逃げてたんだね? ごめんね。あんなもの渡して、俺だけ逃げちゃって……ごめん」
ウルヤナは悪くない。あのときイリスを暗殺してしまっていたら責任がないとは言い難いが、現状彼のせいであることはなにもない。むしろ毒の効力を教えてもらえたことで救われたくらいだ。
「大丈夫。なんでもないんだ……イリス様に使ったわけじゃなくて……ただ、ウルヤナがどうしていたのか心配で、会えてほっとしたってだけ」
平気であることを示そうとして立ち上がった。なんの不調もなく、すっと立ち上がれて、ウルヤナの話は事実らしいと改めて噛みしめた。
「そっか。使ってなかったんだね。何も言わずに消えちゃってごめん。なんだったら、一緒に城へ行く? 逃げてないって言うのなら、戻ったほうがいいんじゃない?」
戻ったら殺される。毒で死ななくてもイリスにナイフで刺されてしまう。
「いや、大丈夫。えっと……城から出てきたのは、辞めたかったのに辞められなかったからで、王都に逃亡を助けてくれる人がいるんだ」
「そうなの?」
「うん。イリス様についていくのが限界で……だから、気持ちはありがたいけど、城へ戻るわけにはいかないんだ……」
イリスがどこまでナイフを取りに向かったのかはわからないが、庭園へ戻ったら俺の不在に気づいて探し回るはずだ。護衛騎士に聞けば王城を出たことはすぐに知られてしまう。ぐずぐずしている暇はない。
「だったら、その人のところまで送ろうか? こんな時間に馬車道を徒歩で行くのはきついよ」
願ってもない申し出をされて驚いた。まじで?
「……いいの?」
「うん。クリステルにはなにかお詫びをしたいと思ってたんだ。大したことはできないけど、少しでいいならお金も工面できる。って言ってもお小遣いの範囲だけどね」
「そんな、お金なんて……でも、舞踏会には?」
「別に行かなくてもいいよ。令息の立場で義務があるわけじゃないし……それよりクリステルの力になれるほうがいい」
めちゃくちゃありがたい。
いっときはウルヤナのせいだと恨みを抱いたこともあった。ゲームの設定上仕方がないこととは言え、ウルヤナさえいなければ面倒なことにはならなかったなんて考えた。
だけど、ウルヤナは基本的にいいやつだ。身寄りのない孤児に優しくしてくれていたのは最初からだった。思惑を抱いたからじゃない。何年も親しくしてくれていたのだ。
「ありがとう……すごく助かるよ」
「うん。頼ってくれて嬉しい。断られなくてほっとしたよ。じゃ、さっそく行こう。逃げ出すんならこんなところで立ち話をしている場合じゃない」
ウルヤナは俺の背に手をかけて、促すように歩き出した。
ドアの開いていた馬車にウルヤナがまず乗り込み、続いて俺も馬車のステップに足をかけた。そのとき遠くから馬が近づいてくる蹄の音が聞こえてきた。
もしかして、と振り向くとシルエットが見え、やっぱりと項垂れた。
「誰とどこに行くつもりなの?」
馬を駆けてきたのはイリスだった。一人で来たようで、当然ながらめちゃくちゃ不機嫌な様子だ。
「俺は残るから、ウルヤナは行って」
小声で早口に言って、俺は馬車のドアを閉めた。
「クリステル?」
心配げな声が返ってくるも、「ありがとう」と声をかけ、イリスに近寄った。
ウルヤナを巻き込むわけにはいかない。前回は歯牙にかけずに済ませてくれたようだが、今回ばかりは見逃してくれると限らない。
ウルヤナを乗せた馬車はUターンして走り去っていった。逃げてきた当の理由が来たのだから、できることはないと悟ったのだろう。
俺はむしろありがたいという気持ちで安堵のため息をつき、去りゆく馬車を睨みつけているイリスに向き直った。
貴族たちの出入りがあるからか、跳ね橋は下がったままだった。そのため、俺は誰からも見咎められることなく敷地から出ることができた。
どこへ行くあてもない。ただイリスから逃れることができればいい。
死ぬ道しか残されていない今の俺には、苦痛からの回避しか望むものはなかった。
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城へ来て以来一人で敷地の外へ出たのは初めてのことだ。いつもイリスのそばで従者としてついていた。だからなのか、逃げているのに、イリスから離れることが不安でたまらない。
足は軽く動かせるのに、歩みは遅くなっていく。毒が回ってきているからではなく、心が抉られたように切ない、その精神的なショックのせいだった。
なぜか自分が死ぬこと以上にショックを受けていることがあった。
イリスに針を刺してしまったこと、イリスから刺されてしまったこと。
自分の意志でしたことで、イリスはサイコパスなのだから当然のことなのに、むちゃくちゃショックを受けている。
イリスが茶番を演じながら言っていた言葉は、本心からのものだったのではないか。イリスにとって俺だけは特別だった、それは事実で、でも針を刺して後悔していたのではないか。などとバカな考えを止められない。俺のしている後悔を、イリスもしているのではないかと期待してしまっている。
逃げる以外の選択肢はないのに、足は動くのに、歩みが遅くなる。イリスが追いかけてきて、涙ながらに後悔してくれるのを望んでいる。
なんてバカなんだろう。バカな考えだとわかっているのに、期待を抑えられない。
足取り遅く歩いていたそのとき、遠目に馬車が見えてきた。距離はあるが、俺のほうへと向かってくる。というか城へ行くに違いないのだが、貴族の乗るような豪華なやつで、近づいてきたため邪魔にならないよう道の端に寄った。
すると通り過ぎたあと馬車が停車し、「クリステル?」と声をかけられて驚いた。
聞き覚えのある声だった。ドアを開けて現れた姿も見覚えがある。
「ウルヤナ?」
死んたはずのウルヤナが、正装をして目の前にいる。驚き硬直している俺のほうへ近づいてくる。幽霊や妄想なんかではなくちゃんと実態がある。
「こんなところで何してるの? もしかしてあの針を使っちゃって逃げ出してきたの?」
「針?」
「俺が渡したやつだよ。……そのことで俺、クリステルに謝りたかったんだ」
「謝るって、なんで?」
「だって、王子を暗殺しようなんて、とんでもないことじゃないか。恐れ多いどころじゃないよ。なんであんなこと考えたのかいまだによくわかんないんだけど、渡したあと凄く後悔して……イリス殿下が倒れられなかったから、クリステルは使わなかったんだってほっとしてたんだけど……でもあんな凶器を渡した俺が城で従者を続けることはできないと思って、父上にお願いして実家に戻っていたんだ」
消えたというのは殺されたわけじゃなく、言葉どおり城から消えただけだったらしい。理由だけにこっそりと辞職したから、周りからは消えたように思われていただけだったようだ。
つまり、イリスはウルヤナに関してなんの関係もないことになる。ウルヤナが生きていたこと以上に、そのことになぜか脱力しそうなほど安堵した。
「……そうだったんだ」
「うん。それでしばらく引きこもってたんだけど、今回は招待状が届いたから出向いてみようと思って……で、クリステルは?」
「俺?」
「こんな時間に王城の外でなにしてるの?」
「えっと……」
「散歩の時間でもないし、買い出しでもないよね?」
「……うん」
「もし暗殺したことで逃げてるんだとしたら、必要ないよ。戻っても大丈夫」
「えっ? なんで?」
「あの針についていた毒は一週間くらいしか効力が持続しないんだ。いつ渡したっけ? ……だいぶ前だよね。イリス殿下が死ぬことはないし、だから逃げる必要はないよ」
「効力が……一週間だけ?」
「そう。仕組みはよくわからないけど、瓶の中に入れているともう少しは持つはずなのに、外に出るとあまり持たないらしいんだ」
「……そう……なんだ」
事実なら、俺は毒に侵されていないということになる。カトリーナから受け取ったのは三ヶ月も前のことだ。
一向に体調が悪くならないのは毒の回りが遅いせいではなく、そもそも効力がなかったからっぽい。
驚く話を続けざまに聞いてくらくらとしてきた。立っているのがつらくなってきた俺は、道のど真ん中であることも構わず、その場に座り込んだ。
「大丈夫?」
「……うん。ちょっと、びっくりしちゃって……」
「やっぱりイリス殿下に使って逃げてたんだね? ごめんね。あんなもの渡して、俺だけ逃げちゃって……ごめん」
ウルヤナは悪くない。あのときイリスを暗殺してしまっていたら責任がないとは言い難いが、現状彼のせいであることはなにもない。むしろ毒の効力を教えてもらえたことで救われたくらいだ。
「大丈夫。なんでもないんだ……イリス様に使ったわけじゃなくて……ただ、ウルヤナがどうしていたのか心配で、会えてほっとしたってだけ」
平気であることを示そうとして立ち上がった。なんの不調もなく、すっと立ち上がれて、ウルヤナの話は事実らしいと改めて噛みしめた。
「そっか。使ってなかったんだね。何も言わずに消えちゃってごめん。なんだったら、一緒に城へ行く? 逃げてないって言うのなら、戻ったほうがいいんじゃない?」
戻ったら殺される。毒で死ななくてもイリスにナイフで刺されてしまう。
「いや、大丈夫。えっと……城から出てきたのは、辞めたかったのに辞められなかったからで、王都に逃亡を助けてくれる人がいるんだ」
「そうなの?」
「うん。イリス様についていくのが限界で……だから、気持ちはありがたいけど、城へ戻るわけにはいかないんだ……」
イリスがどこまでナイフを取りに向かったのかはわからないが、庭園へ戻ったら俺の不在に気づいて探し回るはずだ。護衛騎士に聞けば王城を出たことはすぐに知られてしまう。ぐずぐずしている暇はない。
「だったら、その人のところまで送ろうか? こんな時間に馬車道を徒歩で行くのはきついよ」
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「……いいの?」
「うん。クリステルにはなにかお詫びをしたいと思ってたんだ。大したことはできないけど、少しでいいならお金も工面できる。って言ってもお小遣いの範囲だけどね」
「そんな、お金なんて……でも、舞踏会には?」
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だけど、ウルヤナは基本的にいいやつだ。身寄りのない孤児に優しくしてくれていたのは最初からだった。思惑を抱いたからじゃない。何年も親しくしてくれていたのだ。
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もしかして、と振り向くとシルエットが見え、やっぱりと項垂れた。
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馬を駆けてきたのはイリスだった。一人で来たようで、当然ながらめちゃくちゃ不機嫌な様子だ。
「俺は残るから、ウルヤナは行って」
小声で早口に言って、俺は馬車のドアを閉めた。
「クリステル?」
心配げな声が返ってくるも、「ありがとう」と声をかけ、イリスに近寄った。
ウルヤナを巻き込むわけにはいかない。前回は歯牙にかけずに済ませてくれたようだが、今回ばかりは見逃してくれると限らない。
ウルヤナを乗せた馬車はUターンして走り去っていった。逃げてきた当の理由が来たのだから、できることはないと悟ったのだろう。
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