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第一章 憂鬱なる辞令
23.彼の胸中
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いてて、とぼやきながらコンスタンティンは立ちがあり、頬をさすりながらテーブルへと歩いていく。
「ロージャは応援してくれたんだがな」
ぽつりと漏らした声を聞いて、はたと俺も腰を浮かせた。
「ロジオン様と何を話したんだ?」
至宝がどうのと戯言を口にしていたが、いつそんな話をしたというんだ? 身体を許した云々についてもそうだ。
動揺を隠せず声を荒らげると、コンスタンティンは残っていた酒のボトルを取り、ラッパでボトルを逆さにしたあと振り返った。
「惚気話だ」
「……ヤッてないって言ってんだろ!」
「嘘つけよ。おまえらどっちも態度に出てんだよ」
苦笑の顔でコンスタンティンが説明してくれたことによると、酒を飲むと饒舌になるロジオンは、俺に懸想していることは簡単にぶちまけたのだという。しかしそれ以上のことは、どれほど酒を呑ませ、あれこれと突いても、頑として口を割らなかったらしい。ただ俺たちの態度から確信を得ていたコンスタンティンは、隠すほどに深い想いなのかと焦り、諦めさせるために要らぬ嘘をついたのだと口を滑らせた。
「嘘?」
「……ああ。すでに俺とおまえができているって話した」
「なんだその嘘は! いつ言ったんだよ!」
信じられない思いでコンスタンティンを睨みつけ、だったら態度に出ていたはずだと記憶を辿る。ロジオンは俺に対する態度を日々軟化させてきていたし、数時間前に夕食で顔を合わせたときも、妙な素振りはいっさいなかった。
「ここへ来る前だ。廊下で顔を合わせたから」
話したばかりらしい。平然としていたのはまだ聞いていなかったからのようだ。
「それで、あいつ……ロジオン様の反応は?」
キレるか不貞腐れた反応を見せたのだろう。
「反応は、そうか、って感じだったけど……」
コンスタンティンは虚を突かれたような顔で答えた。
聞いても平然としていた? つまり、俺に対する気持ちはなくなっているってことなのか?
「なんだよ、それ。もっと具体的に言えよ」
困惑しながら詰め寄ると、コンスタンティンのほうがますます戸惑った様子を見せた。
「具体的に?」
「言葉じゃなくて顔だよ。落ち込んでいたようだったとか、不満そうだったとか」
「……おまえ、ロージャのこと好きなのか?」
ふいに聞き返され、えっ?とコンスタンティンを見上げた。
「嘘をついた理由を訊くより先にロージャの反応を知りたがるってことは、俺よりあいつのことを気にかけてるってことだろ?」
見透かしたようなことを言われ、まさにを突かれた気分で顔が熱くなる。
「好きなわけないだろ! ただ、避けられたりしたら面倒って思っただけで……って、なんでそんな嘘ついたんだ?」
確かに俺は、コンスタンティンが嘘をついた理由などまるで気に留めていなかった。そんなことよりロジオンの反応が気になり、平然としていたと聞いて頭にきていた。
俺への妙な感情がなくなったほうが話は早いのに、もやもやとして不満な気持ちになるなんて誤解されるのも無理はない。
コンスタンティンは俺を見つめたあと大きくため息をつき、馬鹿らしいと呟いて天を仰いだ。
「とりあえず、部屋に戻るわ」
コンスタンティンは呆れた様子で俺に背を向け、ドアへと向かい出した。
「なんでだよ!」
ドアを開け、廊下に出たコンスタンティンを追いかける。
「答えてないだろ」
次いで声をかけても、コンスタンティンは振り返らず手をひらひらと振っている。
「必要なくね?」
「あるだろ」
「俺に聞くより惚れた男に聞いてみれば?」
「だから、違うって言ってんだろ」
小声で口論しながら追いかけたところ、コンスタンティンは自室ではなくロジオンにあてがわれた部屋のまえで立ち止まった。
「おい、なんでここに」
聞いても答えてくれず、コンスタンティンは俺を一瞥もせずにドアをノックした。
「ロージャ、まだ起きてるか?」
すると出てきたのはクリノフで、コンスタンティンの顔を見てぎょっとしつつも、俺もいることに気づき安堵とも言える笑みを浮かべた。
「ベネフィン副長、ロジオン様がまだお戻りにならないのです」
クリノフの言葉に、コンスタンティンと目を見合わせる。
「俺と会ったとき珍しく一人だったな」
「一人って……どこへ向かうと言っていたんだ?」
嘘をついたときのことを言っているのだろう。訊いてもコンスタンティンからは肩をすくめられ、眉根を寄せていると、部屋の奥から憔悴した様子のスヴェトキンが駆けてきた。
「ベネフィン卿、三時間ほど前にお酒を頼みに行って以来戻られないのです。宿中探せるだけ探し回りましたし、クリノフ殿たちは外まで見回ってくださったのですが……」
「いなかったのか?」
クリノフは神妙な顔で頷いた。
三時間?
コンスタンティンと飲み始めたころだ。つまり、コンスタンティンと顔を合わせたあと戻ってきていないということになのだろう。
いたって平静な様子だったと言う話だから、よもや俺のことが関係しているとは思えないが、リュミトロフ国内で一人になられるのは困る。どころかまずい。いや、最悪とも言える状況だ。
──魔族に連れさらわれたのではないか。
不安に駆られ、居ても立っても居られなくなってきた。
「捜索範囲を広げよう。通信機で連絡を取り合って……って、使えないんだった。いまは何時だ?」
時間なんかも頭蓋内通信機ですぐに確認できるというのに、シャットダウンされているため使えず不便極まりない。
部屋の奥からマクシミリアンの声で「零時十二分です」と聞こえてきて、ならばと一時に一度待ち合わせようと捜索する場所を割り振った。
ネットワークも機器類も使用できない土地で人探しなど、まるで何千年と昔に戻った気分だ。
「一人でヒエスラに帰ったなんてことはないよな?」
宿の玄関へと向かいながら、コンスタンティンが不安げに訊いてきた。
確かに、初めて出会った繁華街のバーは常連のようだった。皇族が単身でうろつくなど普通はあり得ないと言っても、半魔であるロジオンには適合しない常識だ。一人でふらつく可能性はある。
むしろ、だったらありがたいのだが、と考えていると、後ろからスヴェトキンが遠慮がちに声をかけてきた。
「リュミトロフの通貨は携帯しておりますが、出不精のロジオン様がお一人で見知らぬ土地を歩かれる可能性は考えにくいと存じます」
その意見のほうがもっともかもしれない。
基本的には引きこもりの人嫌いだ。慣れた土地ならまだしも、初めて来た地で単独行動を取るとは思えない。
ただ、動車を動かしてきたのはロジオンであり、来た道を戻ればいいと考えれば、できなくはない気がする。
一人じゃなにもできないお坊ちゃまで、面倒ごとや退屈を嫌う男がなぜと疑問だが、理由よりも現状の居所だ。
連れ去らわれたとしても宿の中でとは考えにくい。なんにせよ、外に出たのはロジオンの意志であるはずだ。
あの野郎、見つけたらただじゃおかないからな。
焦る気持ちを抑えながら、絶対に見つけ出すとの覚悟を決めて宿の玄関から駆け出した。
「ロージャは応援してくれたんだがな」
ぽつりと漏らした声を聞いて、はたと俺も腰を浮かせた。
「ロジオン様と何を話したんだ?」
至宝がどうのと戯言を口にしていたが、いつそんな話をしたというんだ? 身体を許した云々についてもそうだ。
動揺を隠せず声を荒らげると、コンスタンティンは残っていた酒のボトルを取り、ラッパでボトルを逆さにしたあと振り返った。
「惚気話だ」
「……ヤッてないって言ってんだろ!」
「嘘つけよ。おまえらどっちも態度に出てんだよ」
苦笑の顔でコンスタンティンが説明してくれたことによると、酒を飲むと饒舌になるロジオンは、俺に懸想していることは簡単にぶちまけたのだという。しかしそれ以上のことは、どれほど酒を呑ませ、あれこれと突いても、頑として口を割らなかったらしい。ただ俺たちの態度から確信を得ていたコンスタンティンは、隠すほどに深い想いなのかと焦り、諦めさせるために要らぬ嘘をついたのだと口を滑らせた。
「嘘?」
「……ああ。すでに俺とおまえができているって話した」
「なんだその嘘は! いつ言ったんだよ!」
信じられない思いでコンスタンティンを睨みつけ、だったら態度に出ていたはずだと記憶を辿る。ロジオンは俺に対する態度を日々軟化させてきていたし、数時間前に夕食で顔を合わせたときも、妙な素振りはいっさいなかった。
「ここへ来る前だ。廊下で顔を合わせたから」
話したばかりらしい。平然としていたのはまだ聞いていなかったからのようだ。
「それで、あいつ……ロジオン様の反応は?」
キレるか不貞腐れた反応を見せたのだろう。
「反応は、そうか、って感じだったけど……」
コンスタンティンは虚を突かれたような顔で答えた。
聞いても平然としていた? つまり、俺に対する気持ちはなくなっているってことなのか?
「なんだよ、それ。もっと具体的に言えよ」
困惑しながら詰め寄ると、コンスタンティンのほうがますます戸惑った様子を見せた。
「具体的に?」
「言葉じゃなくて顔だよ。落ち込んでいたようだったとか、不満そうだったとか」
「……おまえ、ロージャのこと好きなのか?」
ふいに聞き返され、えっ?とコンスタンティンを見上げた。
「嘘をついた理由を訊くより先にロージャの反応を知りたがるってことは、俺よりあいつのことを気にかけてるってことだろ?」
見透かしたようなことを言われ、まさにを突かれた気分で顔が熱くなる。
「好きなわけないだろ! ただ、避けられたりしたら面倒って思っただけで……って、なんでそんな嘘ついたんだ?」
確かに俺は、コンスタンティンが嘘をついた理由などまるで気に留めていなかった。そんなことよりロジオンの反応が気になり、平然としていたと聞いて頭にきていた。
俺への妙な感情がなくなったほうが話は早いのに、もやもやとして不満な気持ちになるなんて誤解されるのも無理はない。
コンスタンティンは俺を見つめたあと大きくため息をつき、馬鹿らしいと呟いて天を仰いだ。
「とりあえず、部屋に戻るわ」
コンスタンティンは呆れた様子で俺に背を向け、ドアへと向かい出した。
「なんでだよ!」
ドアを開け、廊下に出たコンスタンティンを追いかける。
「答えてないだろ」
次いで声をかけても、コンスタンティンは振り返らず手をひらひらと振っている。
「必要なくね?」
「あるだろ」
「俺に聞くより惚れた男に聞いてみれば?」
「だから、違うって言ってんだろ」
小声で口論しながら追いかけたところ、コンスタンティンは自室ではなくロジオンにあてがわれた部屋のまえで立ち止まった。
「おい、なんでここに」
聞いても答えてくれず、コンスタンティンは俺を一瞥もせずにドアをノックした。
「ロージャ、まだ起きてるか?」
すると出てきたのはクリノフで、コンスタンティンの顔を見てぎょっとしつつも、俺もいることに気づき安堵とも言える笑みを浮かべた。
「ベネフィン副長、ロジオン様がまだお戻りにならないのです」
クリノフの言葉に、コンスタンティンと目を見合わせる。
「俺と会ったとき珍しく一人だったな」
「一人って……どこへ向かうと言っていたんだ?」
嘘をついたときのことを言っているのだろう。訊いてもコンスタンティンからは肩をすくめられ、眉根を寄せていると、部屋の奥から憔悴した様子のスヴェトキンが駆けてきた。
「ベネフィン卿、三時間ほど前にお酒を頼みに行って以来戻られないのです。宿中探せるだけ探し回りましたし、クリノフ殿たちは外まで見回ってくださったのですが……」
「いなかったのか?」
クリノフは神妙な顔で頷いた。
三時間?
コンスタンティンと飲み始めたころだ。つまり、コンスタンティンと顔を合わせたあと戻ってきていないということになのだろう。
いたって平静な様子だったと言う話だから、よもや俺のことが関係しているとは思えないが、リュミトロフ国内で一人になられるのは困る。どころかまずい。いや、最悪とも言える状況だ。
──魔族に連れさらわれたのではないか。
不安に駆られ、居ても立っても居られなくなってきた。
「捜索範囲を広げよう。通信機で連絡を取り合って……って、使えないんだった。いまは何時だ?」
時間なんかも頭蓋内通信機ですぐに確認できるというのに、シャットダウンされているため使えず不便極まりない。
部屋の奥からマクシミリアンの声で「零時十二分です」と聞こえてきて、ならばと一時に一度待ち合わせようと捜索する場所を割り振った。
ネットワークも機器類も使用できない土地で人探しなど、まるで何千年と昔に戻った気分だ。
「一人でヒエスラに帰ったなんてことはないよな?」
宿の玄関へと向かいながら、コンスタンティンが不安げに訊いてきた。
確かに、初めて出会った繁華街のバーは常連のようだった。皇族が単身でうろつくなど普通はあり得ないと言っても、半魔であるロジオンには適合しない常識だ。一人でふらつく可能性はある。
むしろ、だったらありがたいのだが、と考えていると、後ろからスヴェトキンが遠慮がちに声をかけてきた。
「リュミトロフの通貨は携帯しておりますが、出不精のロジオン様がお一人で見知らぬ土地を歩かれる可能性は考えにくいと存じます」
その意見のほうがもっともかもしれない。
基本的には引きこもりの人嫌いだ。慣れた土地ならまだしも、初めて来た地で単独行動を取るとは思えない。
ただ、動車を動かしてきたのはロジオンであり、来た道を戻ればいいと考えれば、できなくはない気がする。
一人じゃなにもできないお坊ちゃまで、面倒ごとや退屈を嫌う男がなぜと疑問だが、理由よりも現状の居所だ。
連れ去らわれたとしても宿の中でとは考えにくい。なんにせよ、外に出たのはロジオンの意志であるはずだ。
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