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第2章 畜生の化身! ビーストプリンセス!
第14話 誕生! ビーストプリンセス!
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国生さんが六道プリンセスに変身した。
国生さんも、候補生だったんだ……!
あまりのことに硬直する私。
そんな私の傍に、バキがやって来て、こう言った。
「あれは畜生道のチカラを持つ六道プリンセスの、ビーストプリンセスさ」
……ビーストプリンセス。
白に近い灰色のフリフリ衣装で、へそ出しで活動的な私と違い、おとなしめのデザイン。
六道プリンセスらしく、グローブとブーツもあるんだけどね。
そしてそのグローブとブーツ、あとベルトのバックル。
両手の甲の部分に狼と馬、腰のベルトのバックルには蜘蛛、両足の膝に鶴と蛇のデザインがある。
……なるほど。
畜生道らしく、動物が衣装にデザインされている。
そんな風に、私が新しい六道プリンセスの姿に見入っていると。
国生さんは変身後も変わらない眼鏡の位置を直し、腕を見得きりで振るって決めポーズを取って。
「私は畜生の化身! ビーストプリンセスよ!」
名乗った。
……おお。
国生さん、ノリノリだぁ……!
かっこいいかも。
今度から私もしよ。
そんなことを思いつつ思わず見入り続ける。
そこに
「死ネ国生ォォォォッ!!」
ハリネズミの針の部分に相当する部分が彫刻刀。
そういう姿の妖魔獣に成り果てた汚礼が。
国生さんに……つまりビーストプリンセスに襲い掛かっていった。
全弾発射される彫刻刀ミサイル。
その数……無数!
間違いなく対象をハチの巣にする。
それだけの数。
だけど国生さんは
「プリンセスクレインウイング!」
バサッ!
背中に鶴の巨大な翼を生やし、羽ばたき。跳躍と飛行能力の合わせ技で、それを全て回避した!
「ナ、ナニー!!」
避けられることを想定してなかったのか、汚礼が動揺する。
そこに国生さんは羽ばたき旋回、急接近し
大きく息を吸い込んで、次の瞬間
「プリンセス・スネークポイズンブレス!」
汚礼の顔面に口から紫色の息を吐き出した。
ブオオオ! って。
「あれは酸の息。吸い込むと肺をやられるし、目に入ると下手すると失明するよ」
そこでバキの解説。
……マジで?
すごいじゃん……!
目が離せない私。
「ウゲエエエエエ!!」
目と肺を攻撃された苦しみで、汚礼は七転八倒していた。
しかし国生さんはまだ止まらなかった。
右手の人指し指を向けて
「プリンセス・スパイダーウェブ!」
汚礼に対し、そこから白い糸の網を撃ち出し、絡めとったんだ。
動けなくなる汚礼。
必死で暴れているけど
「無駄だね。あれは鉄の数百倍の強度があるから、妖魔獣でも切れないよ」
すかさずバキの解説。
そうなのか。
じゃあ、多分終わりだ……
私は雰囲気でそれを察した。
国生さんは翼を畳み、汚礼に歩み寄る。
そして行動不能に陥った汚礼を見下ろした。
「や……ヤメロッ!」
じたばたする汚礼、だけど……きっともう無理だ。
……諦めて浄化されるんだねッ!
国生さんが右手を掲げた。
そしてその手を、獣の顎を思わせる形にし
次の瞬間……!
そのまま、本当の狼の顎そのものの形に右手を変化させる。
「グッドラック……妖魔獣汚礼」
十字を切りつつ言うバキのそんな言葉を聞きつつ。
私は見守る。
国生さんの浄化の仕事を。
「プリンセスッ……」
掛け声とともに。
汚礼の喉笛目掛けて、国生さんはまるで貫手を突き刺すように繰り出していく。
狼の顎そのものに変化したその右手を。
「ウルフファング!」
その言葉と一緒に繰り出した狼の顎の貫手。
それはまるで何の抵抗も無く、汚礼の喉笛を喰いちぎった。
「~~~~ッ!」
喉笛が丸ごとなくなったせいで悲鳴もあげられず。
汚礼は白目を剥いて力尽き、次の瞬間大爆発。
……浄化完了だ!
私はその爆発に巻き込まれないように、再び羽ばたき宙に逃れた国生さんを見つめつつ、そう心で呟いた。
国生さんも、候補生だったんだ……!
あまりのことに硬直する私。
そんな私の傍に、バキがやって来て、こう言った。
「あれは畜生道のチカラを持つ六道プリンセスの、ビーストプリンセスさ」
……ビーストプリンセス。
白に近い灰色のフリフリ衣装で、へそ出しで活動的な私と違い、おとなしめのデザイン。
六道プリンセスらしく、グローブとブーツもあるんだけどね。
そしてそのグローブとブーツ、あとベルトのバックル。
両手の甲の部分に狼と馬、腰のベルトのバックルには蜘蛛、両足の膝に鶴と蛇のデザインがある。
……なるほど。
畜生道らしく、動物が衣装にデザインされている。
そんな風に、私が新しい六道プリンセスの姿に見入っていると。
国生さんは変身後も変わらない眼鏡の位置を直し、腕を見得きりで振るって決めポーズを取って。
「私は畜生の化身! ビーストプリンセスよ!」
名乗った。
……おお。
国生さん、ノリノリだぁ……!
かっこいいかも。
今度から私もしよ。
そんなことを思いつつ思わず見入り続ける。
そこに
「死ネ国生ォォォォッ!!」
ハリネズミの針の部分に相当する部分が彫刻刀。
そういう姿の妖魔獣に成り果てた汚礼が。
国生さんに……つまりビーストプリンセスに襲い掛かっていった。
全弾発射される彫刻刀ミサイル。
その数……無数!
間違いなく対象をハチの巣にする。
それだけの数。
だけど国生さんは
「プリンセスクレインウイング!」
バサッ!
背中に鶴の巨大な翼を生やし、羽ばたき。跳躍と飛行能力の合わせ技で、それを全て回避した!
「ナ、ナニー!!」
避けられることを想定してなかったのか、汚礼が動揺する。
そこに国生さんは羽ばたき旋回、急接近し
大きく息を吸い込んで、次の瞬間
「プリンセス・スネークポイズンブレス!」
汚礼の顔面に口から紫色の息を吐き出した。
ブオオオ! って。
「あれは酸の息。吸い込むと肺をやられるし、目に入ると下手すると失明するよ」
そこでバキの解説。
……マジで?
すごいじゃん……!
目が離せない私。
「ウゲエエエエエ!!」
目と肺を攻撃された苦しみで、汚礼は七転八倒していた。
しかし国生さんはまだ止まらなかった。
右手の人指し指を向けて
「プリンセス・スパイダーウェブ!」
汚礼に対し、そこから白い糸の網を撃ち出し、絡めとったんだ。
動けなくなる汚礼。
必死で暴れているけど
「無駄だね。あれは鉄の数百倍の強度があるから、妖魔獣でも切れないよ」
すかさずバキの解説。
そうなのか。
じゃあ、多分終わりだ……
私は雰囲気でそれを察した。
国生さんは翼を畳み、汚礼に歩み寄る。
そして行動不能に陥った汚礼を見下ろした。
「や……ヤメロッ!」
じたばたする汚礼、だけど……きっともう無理だ。
……諦めて浄化されるんだねッ!
国生さんが右手を掲げた。
そしてその手を、獣の顎を思わせる形にし
次の瞬間……!
そのまま、本当の狼の顎そのものの形に右手を変化させる。
「グッドラック……妖魔獣汚礼」
十字を切りつつ言うバキのそんな言葉を聞きつつ。
私は見守る。
国生さんの浄化の仕事を。
「プリンセスッ……」
掛け声とともに。
汚礼の喉笛目掛けて、国生さんはまるで貫手を突き刺すように繰り出していく。
狼の顎そのものに変化したその右手を。
「ウルフファング!」
その言葉と一緒に繰り出した狼の顎の貫手。
それはまるで何の抵抗も無く、汚礼の喉笛を喰いちぎった。
「~~~~ッ!」
喉笛が丸ごとなくなったせいで悲鳴もあげられず。
汚礼は白目を剥いて力尽き、次の瞬間大爆発。
……浄化完了だ!
私はその爆発に巻き込まれないように、再び羽ばたき宙に逃れた国生さんを見つめつつ、そう心で呟いた。
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