こんな日でした。

いも

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さつまいも

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 タイトルを見て、あなたが思い浮かべたきせつはいつだろうか。私は即答で『秋』と答える。
 世間では、秋分の日を迎える前からさつまいものお菓子やスイーツが出始め、夏なのか秋なのか分からない売り場になっている。
 スーパーにさつまいもの商品が多くなれば秋というのならば、私は365日秋なのかもしれない。なぜならば毎日のように焼き芋を頬張るからだ。
 週5日は焼き芋を朝ごはんとしている。無理にしている訳ではなく、食べたくて仕方ないから食べている。この習慣は約4年ほど続いてきた。欲を言えば3食焼き芋でもいいが、それは逆に身体に悪いだろう。
 私の中では焼き芋はスーパーフードである。炭水化物の代わりになり、食物繊維も多く、低脂質でむくみを取る力もあるし、味付けもいらず、冷たく食べれば低GIである。最高の食べ物ではないか。近年ボディービルダーも取り入れる食材であるらしい。これはYouTubeで知った。
 春夏秋冬関係なく手に入る焼き芋。スーパーによって全く味や食感が違うのはお分かりだろうか。スーパーの焼き加減にもよるが、あれは品種の問題だ。ネット上では『〇〇店の焼き芋はパサパサで甘味がない』と焼き芋初心者たちは言い散らすが、店は悪くない。意見は分かれるが、私のようにホクホクパサパサが好きな人もいるのだ。全員が全員、現代の焼き芋であるねっとり食感が好きとは限らない。焼き芋を食べに食べまくった人間だけが、ホクホクパサパサの焼き芋の奥深くにある旨みを感じれるのだ。
 今、あなたは焼き芋の匂いを思い出せるだろうか。もちろん私は常に思い出せる。焼き芋を買うと深呼吸を一度して、思い切り匂いを吸い込む。あれは何とも言えない幸福感である。どうやら焼き芋の匂いは、コーヒーの匂いと同じようなリラックス効果があるらしい。いつしかルームフレグランスや香水に『焼き芋の香り』と出たら買ってしまうのだろうか。トイレの芳香剤くらいなら許されるのだろうか。と、匂いを嗅ぐたびに商品化されたら買おうかと悩み、無駄な時間を過ごしている。それもまた幸福な一時か。
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