ヒロインは悪役令嬢(姉)が好きすぎる 

snow-lia

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私は走った。
もう…。
お姉さまはきっと私のことを嫌う。
そんな姿見たくない!

「みりー!!」

お姉さまが淑女らしくない大きな声で私を呼ぶ。
振り向きたい、もう一度あの笑顔を見たい…。
そんなこと不可能だと分かっているけど…。

どれくらい走っただろうか?
口の中に血の味がしてきた。
夜風が寒い。
足が痛い。
息が苦しい。

ブォスッ
何かにぶつかった。

「あら!ミリシェリナちゃんじゃない!どうしたの?そんなに息を切らして?」

何と何と、ぶつかったのは叔父様でした…。
私の涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を見て、叔母様がハンカチで拭いてくださる。
きれいなハンカチを…ごめんなさい…。
その優しさに耐えきれずどんどん涙が出てくる。

落ち着いたのはそれから10分後くらいしてからだった。

「・・・それで…あのような姿を見せてしまったのです。」

泣きじゃくり、腫らした私の目を冷やしながら叔父様と叔母様が話を聞いてくれた。

「そうなのか…。
 ・・・。
 ミリ嬢にも事情があるし、これは少し時間を追いた方がいいのかもしれん。
 どうだ。
 うちに来るかい?」

そう言って、叔父様が聞いてくれる…。
迷惑かもしれないけど…。
お姉様に嫌われた顔を見るのは耐えきれない。
無言のまま何度もうなずく私を見て、叔父様の方からお父様たちに話してくれた。

その後私付きの侍女がすぐに出発の準備をしてくれ、私のことを考えてからか、明日の朝一で出ることになった。
最初はお父様たちも渋っていたものの、娘たちのためと聞き、渋々とな得した。
その日の夜、いろんなことを考えすぎて寝れなかった。
夜にお姉さまが部屋を訪ねてきたみたいだが、「寝る」ということで侍女に伝えてもらった。






急にいろいろとはじまってしまいましたね((笑))
叔父、叔母の名前とかは後程出します。
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