13 / 16
勇者を翻弄させたい!
しおりを挟む
なんでか、嬉しかった。へんだぁ。これもキュン更新の影響なんかなぁ。
指でネバネバするのを触っても平気だぁ。
そんな自分の変化が信じられなくて、身をよじると、ウィルが俺の尻穴の縁にフニフニと指を添え始めた。
「っ!!」
ウィルを股間を見ると、全然萎えていない。むしろ、益々勃っている!?
「待って待てっ!! そんな———あんっ、そこは、駄目っ!!」
指が入らないようにキュウッと尻を窄める。ウィルの勃起した性器サイズが俺の身体には不似合いだ。
「ウィルッ!! ウィル!! 俺が悪かった! やっぱり、ウィルの言ったように何度もちんちんの先っぽで慣らしてもらわなきゃ! いきなり全部挿れちゃぁ裂けちゃう!! 指の拡張だけじゃ足んないよぉ」
なのに、ウィルが俺の尻の縁の感触が癖になったようでそこばっかり触れている。
意識あるのか、ないのか、さっきから無言————!!
「———あん、あっ、あっ! お尻、壊れたら一回きりだよぉ?! ウィルゥ」
「————……………」
ウィルの動きがピタッと止まった。そして、俺を地面に降ろしてくれる。
「あ……、ありがとう?」
「……」
あれ? ウィルの理性が戻った?
だけど、ウィルは俯いて、は~は~とまだ興奮状態だ。ゾンビ映画のゾンビみたい。
フラフラと俺から離れ、そして、ウィルは、自分の大きい剣を掴んだ。
何するつもりだ……!?
すると、そのデカい剣で自身の頭をゴツンっと叩いた。
「!!」
ウィルは頭からピュッと血を噴き出し、そのまま、その場に倒れた。
「うわぁ————!!! ウィル―!!!」
勇者 デッドエンド の文字が頭に過る。嘘だろ!? こんなバッドエンドなんて嫌だ。
俺は急いで、ウィルの頭の止血をする。
「死なないで!! ウィルッ!!」
止血をすると、出血の割に対して傷は深くない。呼吸も脈も大丈夫。
気を失ったのは脳震盪……。
俺を傷つけさせまいとして、打撃により意識を失わせたんだ。
「…………俺、何やってんだ。この子に痛い思いさせて。ちゃんと向き合わなくちゃ駄目だろう」
ウィルの頭に包帯を巻き手当てをしながら、彼の意識の回復を待った。
「ん……」
ウィルが目を覚ました。
「ウィル!! 大丈夫か?」
覗き込むと、ウィルは俺を見て黙っている。眉間にしわを寄せているので、頭が痛むのだろうか。
倒れるくらい強い打撃を打つなんて、なんて馬鹿なんだ。じゎっと目尻から涙出るじゃん。
すると、つつつっと俺の頬に手を置いた。真剣な目で見つめてくる。
「……目の前に、ラキさんがいるの幸せ」
「————っ! おっふ!? あふ!?」
————キュンキュン☆
そんな俺の頬をヨシヨシと優しい手つきで撫でてくる。
おあ———! 胸がキュンキュンするよぉ。頭が痛いはずなのに第一声がそれとか反則技だろー!?
さっきより、もっとドキドキする胸を押さえた。
「よかったです。無理やりレイプとかしなくて。……はぁ、凄いパンチでした。また興奮しそうなんで寝ていいですか?」
「———……あぁ、ベッド使えよ。立てるか?」
俺は立ち上がるウィルに手を貸し、ベッドまで付いていく。足取りはしっかりしているし、脳症状の吐き気などはなさそうだ。
ベッドに横になったウィルは、俺を見て、微笑んだ。
うあ———、どうしよう。微笑まれただけで胸がぁ。
「起きたら、好きですって言います」
「うっ!」
う、それ。言ってるだろう!? それ以上言われたら、心臓が壊れちゃう。
パクパクと口を開け閉めした俺に苦笑いして(あ、なんか? 勘違いした? 違う。これは、嫌ではなくて……その、逆なんだ)、目をつむった。
昔から寝つきがいい子だったが、今もあっという間にス——っと寝息が聞こえ始めた。
訂正したい気がしたけど、傷がついたウィルを起こすのは気が引ける。
眠っているウィルの横で一歩も動けないで、彼をみつめる。一人反省会だ……。
ウィルは強引だけど、俺の為なら我慢してしまう。
執着してくれていたから何年も忘れず俺のこと迎えにきたんだろうけど、やっぱり根本的に彼は優しすぎる。
「はぁ……」
俺は本当は弱くて、彼の傷を治す回復魔法も使えない。こんな時は適当なスキルはいいから回復魔法の一つくらい使えたらいいのにと思う。
ピロンピロン、俺のキュン更新がなっている。
黙れ、キュンめ。貴様のせいで、メロメロにしたくなってパンチを打って、ウィルが傷ついているんだぞ。
すると、目の前に透明の四角いスクリーンが表示される。
【キュンポイントが到達しましたので、スキルを獲得しました】
◇◇◇
ボーナススキル:
尻の柔軟Lv.1000 (勇者の性器が挿入可能になりました。傷つきにくく、挿入側にも強い快楽を与えます)
尻の感度Lv.1100 (1000レベルが上がりました。メスイキ可、連続射精可、勇者との性交渉でレベル
が上がります)
「…………」
ん~~!?!?!?
目をゴシゴシと表示されているスキルを見た。なんでもアリなのか!?!?!?!?!?
新たなスキルを手に入れてしまった俺は、もう一度寝ているウィルを見た。
くくっと俺は笑いが出た。
このスキルならば、俺は……
勇者め!! 今こそ、魔王の力を見せてやる!! 翻弄するのは俺だぁ!!
指でネバネバするのを触っても平気だぁ。
そんな自分の変化が信じられなくて、身をよじると、ウィルが俺の尻穴の縁にフニフニと指を添え始めた。
「っ!!」
ウィルを股間を見ると、全然萎えていない。むしろ、益々勃っている!?
「待って待てっ!! そんな———あんっ、そこは、駄目っ!!」
指が入らないようにキュウッと尻を窄める。ウィルの勃起した性器サイズが俺の身体には不似合いだ。
「ウィルッ!! ウィル!! 俺が悪かった! やっぱり、ウィルの言ったように何度もちんちんの先っぽで慣らしてもらわなきゃ! いきなり全部挿れちゃぁ裂けちゃう!! 指の拡張だけじゃ足んないよぉ」
なのに、ウィルが俺の尻の縁の感触が癖になったようでそこばっかり触れている。
意識あるのか、ないのか、さっきから無言————!!
「———あん、あっ、あっ! お尻、壊れたら一回きりだよぉ?! ウィルゥ」
「————……………」
ウィルの動きがピタッと止まった。そして、俺を地面に降ろしてくれる。
「あ……、ありがとう?」
「……」
あれ? ウィルの理性が戻った?
だけど、ウィルは俯いて、は~は~とまだ興奮状態だ。ゾンビ映画のゾンビみたい。
フラフラと俺から離れ、そして、ウィルは、自分の大きい剣を掴んだ。
何するつもりだ……!?
すると、そのデカい剣で自身の頭をゴツンっと叩いた。
「!!」
ウィルは頭からピュッと血を噴き出し、そのまま、その場に倒れた。
「うわぁ————!!! ウィル―!!!」
勇者 デッドエンド の文字が頭に過る。嘘だろ!? こんなバッドエンドなんて嫌だ。
俺は急いで、ウィルの頭の止血をする。
「死なないで!! ウィルッ!!」
止血をすると、出血の割に対して傷は深くない。呼吸も脈も大丈夫。
気を失ったのは脳震盪……。
俺を傷つけさせまいとして、打撃により意識を失わせたんだ。
「…………俺、何やってんだ。この子に痛い思いさせて。ちゃんと向き合わなくちゃ駄目だろう」
ウィルの頭に包帯を巻き手当てをしながら、彼の意識の回復を待った。
「ん……」
ウィルが目を覚ました。
「ウィル!! 大丈夫か?」
覗き込むと、ウィルは俺を見て黙っている。眉間にしわを寄せているので、頭が痛むのだろうか。
倒れるくらい強い打撃を打つなんて、なんて馬鹿なんだ。じゎっと目尻から涙出るじゃん。
すると、つつつっと俺の頬に手を置いた。真剣な目で見つめてくる。
「……目の前に、ラキさんがいるの幸せ」
「————っ! おっふ!? あふ!?」
————キュンキュン☆
そんな俺の頬をヨシヨシと優しい手つきで撫でてくる。
おあ———! 胸がキュンキュンするよぉ。頭が痛いはずなのに第一声がそれとか反則技だろー!?
さっきより、もっとドキドキする胸を押さえた。
「よかったです。無理やりレイプとかしなくて。……はぁ、凄いパンチでした。また興奮しそうなんで寝ていいですか?」
「———……あぁ、ベッド使えよ。立てるか?」
俺は立ち上がるウィルに手を貸し、ベッドまで付いていく。足取りはしっかりしているし、脳症状の吐き気などはなさそうだ。
ベッドに横になったウィルは、俺を見て、微笑んだ。
うあ———、どうしよう。微笑まれただけで胸がぁ。
「起きたら、好きですって言います」
「うっ!」
う、それ。言ってるだろう!? それ以上言われたら、心臓が壊れちゃう。
パクパクと口を開け閉めした俺に苦笑いして(あ、なんか? 勘違いした? 違う。これは、嫌ではなくて……その、逆なんだ)、目をつむった。
昔から寝つきがいい子だったが、今もあっという間にス——っと寝息が聞こえ始めた。
訂正したい気がしたけど、傷がついたウィルを起こすのは気が引ける。
眠っているウィルの横で一歩も動けないで、彼をみつめる。一人反省会だ……。
ウィルは強引だけど、俺の為なら我慢してしまう。
執着してくれていたから何年も忘れず俺のこと迎えにきたんだろうけど、やっぱり根本的に彼は優しすぎる。
「はぁ……」
俺は本当は弱くて、彼の傷を治す回復魔法も使えない。こんな時は適当なスキルはいいから回復魔法の一つくらい使えたらいいのにと思う。
ピロンピロン、俺のキュン更新がなっている。
黙れ、キュンめ。貴様のせいで、メロメロにしたくなってパンチを打って、ウィルが傷ついているんだぞ。
すると、目の前に透明の四角いスクリーンが表示される。
【キュンポイントが到達しましたので、スキルを獲得しました】
◇◇◇
ボーナススキル:
尻の柔軟Lv.1000 (勇者の性器が挿入可能になりました。傷つきにくく、挿入側にも強い快楽を与えます)
尻の感度Lv.1100 (1000レベルが上がりました。メスイキ可、連続射精可、勇者との性交渉でレベル
が上がります)
「…………」
ん~~!?!?!?
目をゴシゴシと表示されているスキルを見た。なんでもアリなのか!?!?!?!?!?
新たなスキルを手に入れてしまった俺は、もう一度寝ているウィルを見た。
くくっと俺は笑いが出た。
このスキルならば、俺は……
勇者め!! 今こそ、魔王の力を見せてやる!! 翻弄するのは俺だぁ!!
95
あなたにおすすめの小説
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
悪辣と花煙り――悪役令嬢の従者が大嫌いな騎士様に喰われる話――
ロ
BL
「ずっと前から、おまえが好きなんだ」
と、俺を容赦なく犯している男は、互いに互いを嫌い合っている(筈の)騎士様で――――。
「悪役令嬢」に仕えている性悪で悪辣な従者が、「没落エンド」とやらを回避しようと、裏で暗躍していたら、大嫌いな騎士様に見つかってしまった。双方の利益のために手を組んだものの、嫌いなことに変わりはないので、うっかり煽ってやったら、何故かがっつり喰われてしまった話。
※ムーンライトノベルズでも公開しています(https://novel18.syosetu.com/n4448gl/)
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
転生悪役弟、元恋人の冷然騎士に激重執着されています
柚吉猫
BL
生前の記憶は彼にとって悪夢のようだった。
酷い別れ方を引きずったまま転生した先は悪役令嬢がヒロインの乙女ゲームの世界だった。
性悪聖ヒロインの弟に生まれ変わって、過去の呪縛から逃れようと必死に生きてきた。
そんな彼の前に現れた竜王の化身である騎士団長。
離れたいのに、皆に愛されている騎士様は離してくれない。
姿形が違っても、魂でお互いは繋がっている。
冷然竜王騎士団長×過去の呪縛を背負う悪役弟
今度こそ、本当の恋をしよう。
悪役のはずだった二人の十年間
海野璃音
BL
第三王子の誕生会に呼ばれた主人公。そこで自分が悪役モブであることに気づく。そして、目の前に居る第三王子がラスボス系な悪役である事も。
破滅はいやだと謙虚に生きる主人公とそんな主人公に執着する第三王子の十年間。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる