イケメン社長に超口説かれるモブの受難

モト

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君への熱がヒートアップしている (※少)

「はは。面白いところが好きだと思います」




「——好き?」

社長が呟いて、俺はハッとした。

「あ! えーと、社長の具体的な良いところですよね。ボキャブラリーが面白いと言うか、行動が面白いというか……へっ!?!?!」
「好きって言ったっ!!!!」
「えっ!? うわっ!!」


掴まれていた手をグッと引っ張られ、俺はベッドに座っている社長の腕の中に飛び込む形になった。
腕の中でギュウッと抱きしめられたと思ったら、あっという間にベッドに身体を押し付けられた。
社長、病人の動きじゃない!?

「ひっ……、社長!?」
「嬉しいっ、嬉しいっ、嬉しいよっ!!」


やばいっ! と思ったその瞬間、社長の唇が降ってきた。
熱い唇に驚いていると、角度を変えてその唇に覆われる。
以前キスしたような柔らかいだけのものじゃないと気付いたのは、社長の舌が口腔内に挿いってきたからだ。

「ん!? ふっ!? んん~!?」

社長の腕の服をぐいぐい引っ張るが社長は止まらない。ぬめっとした舌が口の中を探検するように柔らかく動いていく。俺の引っ込めた舌に気づくとくるりと舌が巻き付いてくる。

「うっんん~!? ん、んっ!?」

うわぁ、ヤバい。この人、やっぱりキス上手い!
気を抜くと、気持ちよくなってしまいそうで、服を引っ張って拒否しているのに、気付いていない。


呼吸の間? キスの間に俺の名前を呼んでる。無我夢中のようでいて、その行為は優しい。角度を変えられ、唇や舌を吸われる。ゾクリと腰から甘い痺れが込み上げてくる。

「……っ」

うま~い。本当に上手い。
だが、これ以上は駄目だと、服を引っ張るのは止めて、熱っぽい彼の胸を押した。

社長は身体を離して、熱で浮かされた表情で俺の見下ろしていた。
キリっとした眉を下げて、嬉しそうな顔をしている。

ド、ド、ド、ド……やばい。また動悸してきた。

その顔にまた見惚れて動揺していると、ちゅっちゅ、ちゅ、っとキスが降ってくる。

「……っ、あ、ちょ……ち、ちがって、……と、め……」

言葉が遮られるのは、社長の小刻みのキスのせいだ。
身体は熱で辛いのだろう。俺の身体に体重をかけてくる。しかし、変な部分が特に熱を持っている気がする!

顎を指で引かれて、また、にゅるっとした舌が口の中に入って来る。

「ん、ひぃ……」

うそうそ。ガチで、止めないと! 
舌を甘噛みされ、吸われ、俺まで、感じてきた……なんて、言えない。ちょっと勃起してきたよぉ……!? 
社長の唇やたら熱いし……。

「ま、待ってください! 社長、熱っ、熱が上がってませんか!?」

また、グッと胸を押す。社長は、嫌がるセンサーが敏感なのか、スッと離してくれる。だが、ウットリしたままの表情だ。

「君の熱に浮かされている」
「いやいやいや、それは発熱ですよ。さ、俺を退かして、社長はベッドに寝てください」
「嫌」

おー……嫌と来ましたか。熱がある時は駄々っ子みたいになるのですね。

社長が、俺の股間をスルリと手の甲で撫でた。

「ひっ!!!」
「拓郎君の勃ってる」
「いや、それは誰だって気持ちいい事されたらそうなりますよ!?」
「僕とのキスは気持ちよかった? 僕もだよ」

そう言って、また唇が降ってきた。ギャ——!! 俺、墓穴!? 墓穴掘ってる!? 

ジ——……

へ。ジ——……って何!? と思ったら、社長が片手で俺のズボンのチャック下ろしている!? 完全にチャックを下ろすと、パンツの上から愛おしそうに撫でた。

嘘だと言ってくれ……。俺の息子が完全に起き上がっている。
キスだけで完勃ちする俺の感度もどうかと思うが、とりあえず、この状況をどうにかしないと……。

俺の陰茎を掴む彼の手を掴んで、抵抗する。

「社長~、ホント、ダメですって! ん、ん、んんんっ!?」

わっ、チンコ擦るのまで上手いんですねっ!? じゃないっ!! これは、ヤバい。変な汁が出る前に抑えないと、汁が出てきたら、帰れなくなる。

「拓郎君……触れるとビクビクしてかわいい。下着を下げて、直接見ていいかい?」
「だ、駄目っす。これ以上は駄目!」

俺が言っていること社長の耳に届いている!? 駄目だって言ってるのに、なんで下着脱がしているんだよ。
あ——……ペロンって俺の出てきた。そのベロンって出た俺の陰茎を熱っぽい手が握ってくる。

「君にようやく触れられた」
「いや、それチンコ触って言う台詞じゃないっす!」

陰茎を掴む社長の手をぺっと退かして、股間を両手で隠した。
恰好悪いが、このまま起き上がって……って、ひぃ、また!! 社長の手が絡んで、ギャ~!!エッチィ~!! 手の退かし方エッチィ~!!
手を退かされ、また俺の性器を掴まれた。さらに上下にゆるゆると動かし始めた。

「ん、や、め……」

そこは快感が脳に直結しているところだから駄目だ。

「ゾクゾクする——」
「あっ!! 悪寒!? 熱が上がる前のサインですよ!」
「違うよ。君を見るとゾクゾクするんだ。全部脱がしていいかい?」
「!?」

駄目に決まってるだろう。何をする気だ!? 
まさか、エッチするつもりか!?
先ほどから身体に当たっている社長のゴリゴリしたモノを俺に挿れる気か。いや、社長はこういう時無理にはしないはずだ。俺の心が欲しいんだから。
……あれ?
もしかして、俺の好きって言ったことを完全に両想いだと思っている!? そういうこと!? 俺の心が手に入ったから、これは同意だと社長的には思っているから強引なのか。

ダメダメと必死になって首を横に振る。


「……見せてはくれないのかい?」

ひぃぎゃ……熱で火照った顔、うるうる目で訴えてくる。

「っ、駄目です! 絶対駄目!」
「服に隠れた宝物が……」
「そんなのありません!!」

全力で首をブルブルブルブルと左右に降ると、心底残念そうに「分かったよ」と言ってくれる。

「じゃ、擦るだけ」
「んんっ!?」

そう言って、俺の唇をまた覆いつくして、社長にキスされまくる。

「んっんー!?」

ゆっくり俺の性器を長い指が絡んでゆっくり擦ってくる。じれったいのに、性器に触れる手があまりにいやらしすぎて、性器の先端からジワァと汁が出る感覚がする……。女の子の小さくて柔らかい手じゃないのに、こんな……。

「————っん、ぁっ!?」
「拓郎君……僕も」

いつの間にか、社長のモノと擦り合いっこみたいな形になっていて、社長にキスされながら、あっけなく射精してしまった。











「寝・て・く・だ・さ・い!」
「すまない」

体温計を見て39.1度。高熱じゃねぇか!! 

普段、怒らない俺だが、この状況には怒るしかない。もう、社長とか上司とか言ってられない!!
熱が高いのに、この人、本当に何やってんだ!! 流された俺も何やってんだ!? 

熱が出て真っ赤な顔で嬉しそうにしている。

「拓郎君、君への熱がヒートアップしてる」

そりゃ、高熱だからでしょ。

「はぁ~~~~~~……俺にその熱が移ったら責任とってくださいよ」

間髪入れず、勿論と社長は答えた。
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