39 / 66
北の遺跡 4
しおりを挟む
やはり彼等は、実力のある経験豊かな冒険者達だった。三日も経てば、お互いの能力を生かす連携攻撃を戦いの中で効率的に繰り出していた。その事は、更に個々の能力を遺憾なく発揮させる要因にもなっていた。小者の魔獣なら瞬殺、今まで苦戦していた人型や群れを成す魔獣は、五人で難なく倒せるようになっていた。
「もうそろそろ良いんじゃないのか?」
「そうだな、これ以上ここで魔獣と戦うより、一度挑戦してみる価値はあるな」
倒れる人型の魔獣の上で胸に刺さる剣を抜いたジルは、隣で槍を肩で抱えるギリと話をしていた。意見が合致した二人は、その日の晩カレンと他の仲間達に試練へ挑もうと提案した。
「みんなは、二人の意見に賛成なのか?」、意見を取り纏めるつもりはなかったが、話の流れでクリスはその役割を担っていた。
「私は、試練への挑戦に賛成するが・・・。問題は、試練を受けるカレンにあると思うのですが、本当に大丈夫か心配です」
チェンの心配事は、仲間達も周知する所だ。
肝心のカレンは、女神アテーナの手ほどきで負ったダメージから未だ回復していない。サーシャにもたれかかる勇者に、仲間達の視線が集まる。現実逃避をするカレンの虚ろな瞳は、一点を見つめ動かない。こんな状態で大丈夫かと、皆が考えるのは仕方が無かった。
「俺が・・・。俺が何とかするから、皆は試練に挑む準備を始めてくれないか」
これは、カレンの問題だ。彼女自身で解決しないと、前に進めない。そんな事はクリスだけでなく全員分かっていたが、それでも何とかすると話すクリスに、彼等は任せる事にした。今の彼女の心の支えになれるのは、クリスしか居ないと考えたからだった。
真夜中に目を覚ましたカレンは、クリスの膝枕で眠っていた事に気が付いた。顔を動かすと、クリスと目が合った。寝起きだったせいか、何も考えず暫く彼と見つめ合う。
「ご、ごめんなさい。私のせいで眠れなかった?」
「いや、良いんだ。そろそろ、君を起こそうと思っていたから」
「こんな時間に、私を起こそうとしていたの?」と、カレンは体を起こした。
「ああ、試練に挑む前に、君と話がしたかったんだよ」
笑顔で話しているが、真剣な目をしている。そんなクリスの表情を読み取った彼女は、話を聞く自信が持てなくて視線を外した。
「う、うん。良い話なら聞くけど、嫌な話は聞きたくないよ」
「どう受け取るかは、君次第だな」
見張りをしていたチェンに、少し離れた場所でカレンと二人っきりで話をしてくると伝えたクリスは、彼女を神殿の屋上へ連れて行く。彼等の場合、手っ取り早く外壁をジャンプして建物を登る。わざわざ歩いて行く必要は無い。
「こんな所に連れて来て、何の話をするの?」
「今まで話していない、俺自身の事を君に聞いて欲しい」
「クリスの事?」、何を話すのか思いつかない彼女は首を傾げた。
「ああ、今まではぐらかしていただろ。君には、全てを知っておいて欲しい」
「良いよ、私もクリスの事をもっと知りたかったから」
神殿の屋上の縁に座る二人。月明かりに照らされるカレンは、足を宙でブラブラさせる。時々相槌を打ちながら、黙ってクリスの話を聞いていた。
ダンディルグとの戦いの話しになった時、クリスの表情が少し曇った。彼にとって思い出したくない光景が、脳裏に蘇って来たからだった。
「あの戦いで、本当なら俺は仲間達と一緒に死んでいたはずなんだ。まさか、創造神から加護と神剣を託されるとは思っていなかったからね。しかも、その力の意味を理解しないまま戦場で使ってしまった。一瞬でその場に居た数千もの兵士達が消滅したんだ。敵兵だけでなく、一緒に戦っていた味方もだよ。生き残りたいと思った俺は、あまりにも多くの命を奪ってしまった」
「後悔しているの? 仲間が犠牲になった事を」
「うーん、正直、最初は割り切ろうと考えていた。戦場で戦う兵士達は、みんな命を失う覚悟をしているからな。でも、時間が経つと、悔やむより怖くなった。徐々に自分自身が、恐ろしくなったんだ」
「自分が怖いか・・・」、そんな経験の無いカレンには、クリスの心情を理解出来ない。
「そうだ、我を忘れて暴走でもしたら、どうなるか考えると恐ろしいよ。だからこそ、もしそうなったら俺を殺してでも、君に止めて欲しい。頼めるか?」
「・・・、どうして私なの?」
大役を任される心意が分からない。クリス程の腕がある者を諫めるには、勇者以上の実力者しか出来ない事は、彼女にも理解出来る。でも、幾ら勇者でも愛する人を殺してでも止めるのは、自分には無理かもしれないと彼女は思った。
そんなカレンの気持ちを初めから察していたクリスは、大半の女性、特に妻ならば、やる気になる言葉を用意していた。
「それは、カレンは俺の嫁だろ。旦那の暴挙を止めるのは、嫁の務めだよ」
嫁と言う言葉が、カレンの中に眠る何かを目覚めさせた。妻としての自覚、それだけでは無い、夫の手綱を握る妻としての役割に、何処か優越感にも似た感情が湧き出してきた。
「ふふふ、そうね、それは私にしか出来ない役割よね。クリスの言う通りにする」
「分かってくれるか。それに、心配しなくても何かあったら必ず、俺が君を守るから。考えて見ろよ、神族と同等の力を持つ俺が簡単にやられると思うか」、話をしながら神族と対等でも決して最強では無いと言う事は、あえて口にしなかった。
創造神の加護があっても、所詮人間族だ。もし、首を落とされたら絶命するし、呪いにだってかかるだろう。しかし、今の状況でそんな不安材料を彼女に話す必要は無い。
「確かに、そう考えると、私の悩みは何だったのかしら?」
「カレンは、家族を知らないから失う事が怖いんだよ。でも、大切な物を失わないように俺が居るし、仲間が居る。俺達は、女神や男神に比べると弱いんだ。だからこそ、皆に頼れば良い」
「そうか、何か吹っ切れた。もう大丈夫よ、明日、試練に挑みます」
目に輝きが戻ったカレンの姿に安堵するクリスだったが、自ら彼女に手綱を握らせた事の重大さに気が付いていなかった。まあ、普通なら妻に夫婦の主導権を握られると、不自由になってしまう所だが、魔族の彼女ならその点は大丈夫だろう。
「もうそろそろ良いんじゃないのか?」
「そうだな、これ以上ここで魔獣と戦うより、一度挑戦してみる価値はあるな」
倒れる人型の魔獣の上で胸に刺さる剣を抜いたジルは、隣で槍を肩で抱えるギリと話をしていた。意見が合致した二人は、その日の晩カレンと他の仲間達に試練へ挑もうと提案した。
「みんなは、二人の意見に賛成なのか?」、意見を取り纏めるつもりはなかったが、話の流れでクリスはその役割を担っていた。
「私は、試練への挑戦に賛成するが・・・。問題は、試練を受けるカレンにあると思うのですが、本当に大丈夫か心配です」
チェンの心配事は、仲間達も周知する所だ。
肝心のカレンは、女神アテーナの手ほどきで負ったダメージから未だ回復していない。サーシャにもたれかかる勇者に、仲間達の視線が集まる。現実逃避をするカレンの虚ろな瞳は、一点を見つめ動かない。こんな状態で大丈夫かと、皆が考えるのは仕方が無かった。
「俺が・・・。俺が何とかするから、皆は試練に挑む準備を始めてくれないか」
これは、カレンの問題だ。彼女自身で解決しないと、前に進めない。そんな事はクリスだけでなく全員分かっていたが、それでも何とかすると話すクリスに、彼等は任せる事にした。今の彼女の心の支えになれるのは、クリスしか居ないと考えたからだった。
真夜中に目を覚ましたカレンは、クリスの膝枕で眠っていた事に気が付いた。顔を動かすと、クリスと目が合った。寝起きだったせいか、何も考えず暫く彼と見つめ合う。
「ご、ごめんなさい。私のせいで眠れなかった?」
「いや、良いんだ。そろそろ、君を起こそうと思っていたから」
「こんな時間に、私を起こそうとしていたの?」と、カレンは体を起こした。
「ああ、試練に挑む前に、君と話がしたかったんだよ」
笑顔で話しているが、真剣な目をしている。そんなクリスの表情を読み取った彼女は、話を聞く自信が持てなくて視線を外した。
「う、うん。良い話なら聞くけど、嫌な話は聞きたくないよ」
「どう受け取るかは、君次第だな」
見張りをしていたチェンに、少し離れた場所でカレンと二人っきりで話をしてくると伝えたクリスは、彼女を神殿の屋上へ連れて行く。彼等の場合、手っ取り早く外壁をジャンプして建物を登る。わざわざ歩いて行く必要は無い。
「こんな所に連れて来て、何の話をするの?」
「今まで話していない、俺自身の事を君に聞いて欲しい」
「クリスの事?」、何を話すのか思いつかない彼女は首を傾げた。
「ああ、今まではぐらかしていただろ。君には、全てを知っておいて欲しい」
「良いよ、私もクリスの事をもっと知りたかったから」
神殿の屋上の縁に座る二人。月明かりに照らされるカレンは、足を宙でブラブラさせる。時々相槌を打ちながら、黙ってクリスの話を聞いていた。
ダンディルグとの戦いの話しになった時、クリスの表情が少し曇った。彼にとって思い出したくない光景が、脳裏に蘇って来たからだった。
「あの戦いで、本当なら俺は仲間達と一緒に死んでいたはずなんだ。まさか、創造神から加護と神剣を託されるとは思っていなかったからね。しかも、その力の意味を理解しないまま戦場で使ってしまった。一瞬でその場に居た数千もの兵士達が消滅したんだ。敵兵だけでなく、一緒に戦っていた味方もだよ。生き残りたいと思った俺は、あまりにも多くの命を奪ってしまった」
「後悔しているの? 仲間が犠牲になった事を」
「うーん、正直、最初は割り切ろうと考えていた。戦場で戦う兵士達は、みんな命を失う覚悟をしているからな。でも、時間が経つと、悔やむより怖くなった。徐々に自分自身が、恐ろしくなったんだ」
「自分が怖いか・・・」、そんな経験の無いカレンには、クリスの心情を理解出来ない。
「そうだ、我を忘れて暴走でもしたら、どうなるか考えると恐ろしいよ。だからこそ、もしそうなったら俺を殺してでも、君に止めて欲しい。頼めるか?」
「・・・、どうして私なの?」
大役を任される心意が分からない。クリス程の腕がある者を諫めるには、勇者以上の実力者しか出来ない事は、彼女にも理解出来る。でも、幾ら勇者でも愛する人を殺してでも止めるのは、自分には無理かもしれないと彼女は思った。
そんなカレンの気持ちを初めから察していたクリスは、大半の女性、特に妻ならば、やる気になる言葉を用意していた。
「それは、カレンは俺の嫁だろ。旦那の暴挙を止めるのは、嫁の務めだよ」
嫁と言う言葉が、カレンの中に眠る何かを目覚めさせた。妻としての自覚、それだけでは無い、夫の手綱を握る妻としての役割に、何処か優越感にも似た感情が湧き出してきた。
「ふふふ、そうね、それは私にしか出来ない役割よね。クリスの言う通りにする」
「分かってくれるか。それに、心配しなくても何かあったら必ず、俺が君を守るから。考えて見ろよ、神族と同等の力を持つ俺が簡単にやられると思うか」、話をしながら神族と対等でも決して最強では無いと言う事は、あえて口にしなかった。
創造神の加護があっても、所詮人間族だ。もし、首を落とされたら絶命するし、呪いにだってかかるだろう。しかし、今の状況でそんな不安材料を彼女に話す必要は無い。
「確かに、そう考えると、私の悩みは何だったのかしら?」
「カレンは、家族を知らないから失う事が怖いんだよ。でも、大切な物を失わないように俺が居るし、仲間が居る。俺達は、女神や男神に比べると弱いんだ。だからこそ、皆に頼れば良い」
「そうか、何か吹っ切れた。もう大丈夫よ、明日、試練に挑みます」
目に輝きが戻ったカレンの姿に安堵するクリスだったが、自ら彼女に手綱を握らせた事の重大さに気が付いていなかった。まあ、普通なら妻に夫婦の主導権を握られると、不自由になってしまう所だが、魔族の彼女ならその点は大丈夫だろう。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる