海月哀歌

谷川ベルノー

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海月哀歌

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 あるだけ箱に詰め込んだ。

 貴方と過ごした甘い日々。

 世界で一番幸せなのだと無邪気に笑った偽りの日々。



 海に向かって投げ捨てたのに、いつまでたっても沈みやしない。


 鎖も重りも付けたのに。
 海月みたいに浮かんでる。


 溶けて沈んで消えればいいのに。

 未練が絡んで無くならない。


 わたしの思い出。
 わたしの愛よ。
 
 
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