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第6話 初 定期テスト準備期間
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次の日(日曜)
「ちょっと家帰るわ。」
「え?どうした突然。」
「自転車買ってもらう。昨日大破したの知ってるでしょ。後、他の人たちどこ行った?」
「奈緒が起きるの遅いんだよ。亜夜は遊びに行って、百恵は寝てる。」
「え、あ、いるね。布団の位置高いとほんと見えねぇな。って俺より遅い奴いるじゃん。」
「あ、そういえば親は奈緒が女子達と寮に泊まってるって知ってるの?(スルー)」
「あ…知らないと思う。(スルーしやがった)」
「ふふ、親がどんな反応するか見てみたいわ。」
「……来る?」
「え、行っていいの?」
「いいよ。特になんもないけど。」
「やった!暇だったんだ。」
「おい、テスト前。」
「いいよ別に。」
ピピピピピピピピ…
「あ、サ◯デージャ◯ン見なきゃ。」
「百恵…生活の中心がテレビって。」
「ちょっと奈緒ちゃんとデートしてくるから。」
「おい、沙羅!」
「楽しんでらっしゃーい。」
「適当かよ。」
寮から駅まで徒歩15分。
私鉄2分からの乗り換えで10分歩き、国鉄10分、駅から俺の家まで徒歩20分。
だいたい1時間。寮って言ってるけどそもそも県立だから県内の人しか通えないし、みんなこのぐらいで家に帰れる。
「ふわぁやっと着いたぁぁってジャングル!なにこれ?」
「なんか父さんが木すきだからめっちゃいろんな種類植えてあるの。」
「あ、森の奥から猛獣が!犬飼ってたんだー。犬種は?」
「ジャックラッセルテリア」
「へぇ~。(聞いたことねえわー)外飼いなの?」
「うち散らかってるから犬がいたら何が壊れるかわかんないからな。」
「へぇ~。(かわいそ)」
ガチャ
「ただいま~」
「わっ!びっくりした。」
「母さん!だからいつも玄関で仕事すんなって言ってんじゃん。」
「お邪魔しまーす。」
「え?彼女?」
「違う。自転車盗られたから買ってもらおうと思って。」
「え?」
「なんか買い出し行ってたら盗られた。」
「うーん、なんてことしてくれちゃってんのー。
…仕方ないから家の裏に一台自転車あるからそれあげる。出しとくからどっか行きな。」
「お、ありがとう。」
母さん適当だけどこういう時いいよな。
「さ、どこ行く?」
「うーん。なんか思ってた流れと違うけど…まだ12時前だしカラオケでも行く?」
「よっしゃ!いいよ。」
「どこにあんの?」
「駅前。しゅっぱーつ。」
「とおちゃーく。フリータイムだな?」
「うん。いいよ。なんか2人でカラオケって付き合ってるみたいだね。」
「そうだね。」
くっそぉこいつ不意打ちでなんてこと言うんだ。俺だって一応男子だぞ。
意識させんな。
「どきっとした?」
「え\\\」
「あは、顔真っ赤。おもしろ~い。」
「う、さっさと行くよ。」
「はいはい。」
気にしてたことあっさり見抜かれた。くそぉ。
「沙羅って結構普通の曲歌うんだな。」
「なんだそれ。」
「いや、なんか選曲が女子中学生だなぁと思って。」
「奈緒ちゃんが異常なだけだよ。」
「そうか?」
「だって、アニソン、ボカロってきて普通の男子かなあと思ったら失恋ソング、めっちゃ古いアニソン、合唱曲、演歌ぶち込んでくるんだもん。それに女子声出せるだけあって音域めっちゃ広くてうまいし。」
「演歌は一曲だけだろ。」
「それでも他がおかしい。あと、ハモリ曲は女子声使ってないで2人で歌おうよ。」
「知らないだろ。」
「今さっき歌ってたやつ知ってるよ?」
「え!まじで!」
「うん。『異常』ってアニメのオープニングとエンディングでしょ?」
「おお!『異常』知ってるやつがいたとは!」
「じゃ、予約しとくよ。男女でハモリ歌うとか夢にも思ってなかったでしょ。」
「夢だったよ。今まで一人で歌って酸欠になったり男子と歌ったりしてたからなぁ。」
「うれしい?」
「………」
「無言の肯定ね。」
「え…」
~♪
嬉しいけどさぁそういう事は言うなよぉ、今まで通り接さなくなりそうで怖い。
「まさか私の事好きになったりしないよね?」
「自分で言うか!まあ、何があっても俺は秋山だけど。」
「亜夜の付き合っちゃえばってやつ半分本気にしてたのに。」
「え……」
そうなのか?そうだったの?
女子とは付き合いたいし、沙羅だって秋山が居なかったら告白してるくらい可愛い。
え?どうすればいいんだ?
っていうか俺のこと好きだったの?
胸の奥がきゅうっと締め付けられる。
「あはは!何混乱してんの?」
「え?」
まさか、またからかい?
「冗談に決まってんじゃん、私だって穂果一択だよ。」
「なんだよ…本気かと思ってめっちゃ考えちゃった。」
「めっちゃ考えてくれたんだ…」
「え?」
「いや、なんでもない。」
う~ん。最後のなんかやっぱりからかいに終わってない気がするんだけど…
でも…まさかね。
片思いしてるのがばれてる時に少し気になってる人に告られるって言うのはいっちばんキツイからやめてほしい。
まあ、からかいって言ってるしからかいと言うことにしておこう。
はあ…ったく本当に疲れたぜ。(精神的に)
本当にやめてほしい…訳でもないけど。
「はあ、楽しかったね!」
「うん!また来たいね。」
「私と~?」
「やめてくれ!」
「じゃあ、一旦家帰って自転車取ってこよう。」
「もう夕方だしね、急いで帰ろう。」
本当に急がないとやばいかも。明日学校あるからな。
「ただい…」
がしゃん!
「あれ?鍵が閉まってる。」
「持ってる?」
「うん。」
窓枠の上からキャタツを使って鍵を取ってくる。
磁石のついたケースに鍵が入ってる。
「え、そんなとこにあるの?」
「緊急用だ。」
鍵を開けて、玄関に入ると置き手紙が。
『今日、ママは泊まりの仕事、パパは終電逃す予定、(姉の名前)は仕事おわらないから友達の家に泊まる、(兄1の名前)は夜勤、(兄2の名前)は飲み会だって。
自転車家の裏にあるから取ってって~
あ、あとこのパソコン直しといて。兄2がマイパソコンが必要って言ってるから、この前買ったパソコンの前のやつを引っ張り出して来たんだけど色々おかしくて。明日までに!よろしく!』
「結局自転車出してないのかよ!しかもパソコン明日までに直せって…」
「え?出されてなかったの?」
「うん。それにみんな帰って来ないって。」
「別に良くない?」
「よくないよ!自転車!」
「あ、忘れてた。」
「自転車ごと送ってもらおうと思ってたけどってかその方法しかないと思ってたけど、免許持ちが誰もいないのか。五人もいると言うのに!」
「どうしよっか。」
「俺は自転車で行くから悪いけど電車で帰ってくれ。」
「何キロあるの?」
「13ぐらいかな。1時間あれば。」
「そう、頑張ってね。」
裏から自転車を持ってくる。
「うっわガッタガタだ。」
「本当だ。動くの?」
「う、錆びてて無理すれば漕げる程度…うわ、ハンドル回らねぇってかパンクしてるし。」
「どうする?」
「もう自転車屋あいてないし…帰るか。」
「また今度にするの?」
「押して帰るのは嫌だし。」
「そだね。また遊びに来よ。」
「今度は俺一人でさっさと来てさっさと帰るよ。」
「え~なんで~。」
「なんか起きる予感しかしないから。」
「え~。」
ガタンゴトン、ガタンゴトン…
「奈緒ってどんな人がタイプなの?」
「え…唐突だな。うーん、秋山。」
「いやそう言うんじゃなくて。なんだよタイプが秋山って。もっとこう、優しい人~、とか。」
「うーん。優しいのはもちろん、明るくて、ネチネチしない人かな。あの、あるじゃん、女子特有?のネチネチ&ヒステリック。」
「なるほどぉ。じゃあ私は守備範囲内?」
「うん!そりゃもちろんって本人の前で言うのもアレだけど。すごい尊敬するよ。フレンドリーで明るくて、一生懸命になった時の力の注ぎかたがすごい!」
「やったぁ。私も奈緒のこと好きだよ!」
「え////」
「あ…いやいやなんでもないよ、友達としてだよ!?」
「ああ、いや分かってる。(汗)」
やっぱり何でもないわけないよなぁ。もう俺のこと好きって確定じゃん!言ってたし!どうしよう…まあ、誤魔化せた気でいるから誤魔化された感じにしとくか。
「……」
「……」
沈黙が辛い。
「ねぇ沙羅。」
「は、はい!」
「そんな驚かないでよ。やっぱり今度自転車取りに行く時も一緒に来てくれないかなぁ?」
「穂果と行けば?」
「いや無理。心臓働きすぎて寿命縮むわ。」
「そのまま死ね!」
「え、」
「嫌だよ、そんな理由じゃ。」
「…また遊びたいから。2人で。」
「ん!!、仕方ないなぁ。そんなに言うならついて行きますか。」
「ありがとう!」
「何しよか。」
ほ、よかった。このまま秋山を妬んで仲悪くなるとか耐えらんないし、それに沙羅は結構気になってるし。ああダメな男だなぁ、早速二股かよ。
いやなんか、わかる?この相手から来られたら可愛く見えちゃう感じ。(まあ来てるって知らない時からまあまあ気になってたけど。)何やってんだか。
「まあ何するにせよテスト終わってからだな。」
「うへぇ。いやだぁ。そういえばパソコン直せるの?」
「初期化すりゃ一発でしょ。」
「へぇ。パソコン詳しいんだ。」
「自分の持ってないからそこまで何もできないんだけどね。」
夜中…
「う…ん、奈緒?まだ終わらないの?」
「ああ、ごめん起きちゃった?なんかパソコン直す最終手段である初期化すらできなくて困ってるんだよね。」
「明日までに直せるの?」
「目処は立ってる。」
「頑張って。おやすみ。」
「うん、おやすみ。」
ああ~めんどくせぇ、今日も勉強出来なかったし。明日から学校なのにこんな徹夜作業になるし。
眠い~。
次の日(月曜)
パソコン直して学校終わって即家行って帰ったらもう7時。なんでこうも俺ののテスト勉強を邪魔するものが現れるんだろうか。もちろんそのあと勉強できたけど。(宿題)
まあ、火曜は無事勉強(宿題)でき…
「ヘック旬!」
「そこ『へっくしゅん』でしょ。どう言うくしゃみなのそれ。」
「え、なんか変?」
「あ…いや、なんでもない。ツッコミ癖が…」
あ、読者の皆さんこんにちは。百恵でーす。今までみんな私の登場回数少ないしキャラ薄いなぁとか思ってたでしょ。
実は私この文章見えてんだよね。だから奈緒のことに関しては知り尽くしちゃってんの。この前の小話読んでやっとこれが奈緒の小説って知ったけど。
入学式の時に初めて見えて一体何なんだろうって思ってたけどまさか小説…。私有名人になっちゃうかも!?頑張ってねこれ書いてる人!
で、最近重要な事を心の中で思えばこの文章に反映される、って分かったから一生懸命心の中で自己アピールしてたらやっと書かれたわ。ああ疲れた。
じゃ、また。
「ちょっと家帰るわ。」
「え?どうした突然。」
「自転車買ってもらう。昨日大破したの知ってるでしょ。後、他の人たちどこ行った?」
「奈緒が起きるの遅いんだよ。亜夜は遊びに行って、百恵は寝てる。」
「え、あ、いるね。布団の位置高いとほんと見えねぇな。って俺より遅い奴いるじゃん。」
「あ、そういえば親は奈緒が女子達と寮に泊まってるって知ってるの?(スルー)」
「あ…知らないと思う。(スルーしやがった)」
「ふふ、親がどんな反応するか見てみたいわ。」
「……来る?」
「え、行っていいの?」
「いいよ。特になんもないけど。」
「やった!暇だったんだ。」
「おい、テスト前。」
「いいよ別に。」
ピピピピピピピピ…
「あ、サ◯デージャ◯ン見なきゃ。」
「百恵…生活の中心がテレビって。」
「ちょっと奈緒ちゃんとデートしてくるから。」
「おい、沙羅!」
「楽しんでらっしゃーい。」
「適当かよ。」
寮から駅まで徒歩15分。
私鉄2分からの乗り換えで10分歩き、国鉄10分、駅から俺の家まで徒歩20分。
だいたい1時間。寮って言ってるけどそもそも県立だから県内の人しか通えないし、みんなこのぐらいで家に帰れる。
「ふわぁやっと着いたぁぁってジャングル!なにこれ?」
「なんか父さんが木すきだからめっちゃいろんな種類植えてあるの。」
「あ、森の奥から猛獣が!犬飼ってたんだー。犬種は?」
「ジャックラッセルテリア」
「へぇ~。(聞いたことねえわー)外飼いなの?」
「うち散らかってるから犬がいたら何が壊れるかわかんないからな。」
「へぇ~。(かわいそ)」
ガチャ
「ただいま~」
「わっ!びっくりした。」
「母さん!だからいつも玄関で仕事すんなって言ってんじゃん。」
「お邪魔しまーす。」
「え?彼女?」
「違う。自転車盗られたから買ってもらおうと思って。」
「え?」
「なんか買い出し行ってたら盗られた。」
「うーん、なんてことしてくれちゃってんのー。
…仕方ないから家の裏に一台自転車あるからそれあげる。出しとくからどっか行きな。」
「お、ありがとう。」
母さん適当だけどこういう時いいよな。
「さ、どこ行く?」
「うーん。なんか思ってた流れと違うけど…まだ12時前だしカラオケでも行く?」
「よっしゃ!いいよ。」
「どこにあんの?」
「駅前。しゅっぱーつ。」
「とおちゃーく。フリータイムだな?」
「うん。いいよ。なんか2人でカラオケって付き合ってるみたいだね。」
「そうだね。」
くっそぉこいつ不意打ちでなんてこと言うんだ。俺だって一応男子だぞ。
意識させんな。
「どきっとした?」
「え\\\」
「あは、顔真っ赤。おもしろ~い。」
「う、さっさと行くよ。」
「はいはい。」
気にしてたことあっさり見抜かれた。くそぉ。
「沙羅って結構普通の曲歌うんだな。」
「なんだそれ。」
「いや、なんか選曲が女子中学生だなぁと思って。」
「奈緒ちゃんが異常なだけだよ。」
「そうか?」
「だって、アニソン、ボカロってきて普通の男子かなあと思ったら失恋ソング、めっちゃ古いアニソン、合唱曲、演歌ぶち込んでくるんだもん。それに女子声出せるだけあって音域めっちゃ広くてうまいし。」
「演歌は一曲だけだろ。」
「それでも他がおかしい。あと、ハモリ曲は女子声使ってないで2人で歌おうよ。」
「知らないだろ。」
「今さっき歌ってたやつ知ってるよ?」
「え!まじで!」
「うん。『異常』ってアニメのオープニングとエンディングでしょ?」
「おお!『異常』知ってるやつがいたとは!」
「じゃ、予約しとくよ。男女でハモリ歌うとか夢にも思ってなかったでしょ。」
「夢だったよ。今まで一人で歌って酸欠になったり男子と歌ったりしてたからなぁ。」
「うれしい?」
「………」
「無言の肯定ね。」
「え…」
~♪
嬉しいけどさぁそういう事は言うなよぉ、今まで通り接さなくなりそうで怖い。
「まさか私の事好きになったりしないよね?」
「自分で言うか!まあ、何があっても俺は秋山だけど。」
「亜夜の付き合っちゃえばってやつ半分本気にしてたのに。」
「え……」
そうなのか?そうだったの?
女子とは付き合いたいし、沙羅だって秋山が居なかったら告白してるくらい可愛い。
え?どうすればいいんだ?
っていうか俺のこと好きだったの?
胸の奥がきゅうっと締め付けられる。
「あはは!何混乱してんの?」
「え?」
まさか、またからかい?
「冗談に決まってんじゃん、私だって穂果一択だよ。」
「なんだよ…本気かと思ってめっちゃ考えちゃった。」
「めっちゃ考えてくれたんだ…」
「え?」
「いや、なんでもない。」
う~ん。最後のなんかやっぱりからかいに終わってない気がするんだけど…
でも…まさかね。
片思いしてるのがばれてる時に少し気になってる人に告られるって言うのはいっちばんキツイからやめてほしい。
まあ、からかいって言ってるしからかいと言うことにしておこう。
はあ…ったく本当に疲れたぜ。(精神的に)
本当にやめてほしい…訳でもないけど。
「はあ、楽しかったね!」
「うん!また来たいね。」
「私と~?」
「やめてくれ!」
「じゃあ、一旦家帰って自転車取ってこよう。」
「もう夕方だしね、急いで帰ろう。」
本当に急がないとやばいかも。明日学校あるからな。
「ただい…」
がしゃん!
「あれ?鍵が閉まってる。」
「持ってる?」
「うん。」
窓枠の上からキャタツを使って鍵を取ってくる。
磁石のついたケースに鍵が入ってる。
「え、そんなとこにあるの?」
「緊急用だ。」
鍵を開けて、玄関に入ると置き手紙が。
『今日、ママは泊まりの仕事、パパは終電逃す予定、(姉の名前)は仕事おわらないから友達の家に泊まる、(兄1の名前)は夜勤、(兄2の名前)は飲み会だって。
自転車家の裏にあるから取ってって~
あ、あとこのパソコン直しといて。兄2がマイパソコンが必要って言ってるから、この前買ったパソコンの前のやつを引っ張り出して来たんだけど色々おかしくて。明日までに!よろしく!』
「結局自転車出してないのかよ!しかもパソコン明日までに直せって…」
「え?出されてなかったの?」
「うん。それにみんな帰って来ないって。」
「別に良くない?」
「よくないよ!自転車!」
「あ、忘れてた。」
「自転車ごと送ってもらおうと思ってたけどってかその方法しかないと思ってたけど、免許持ちが誰もいないのか。五人もいると言うのに!」
「どうしよっか。」
「俺は自転車で行くから悪いけど電車で帰ってくれ。」
「何キロあるの?」
「13ぐらいかな。1時間あれば。」
「そう、頑張ってね。」
裏から自転車を持ってくる。
「うっわガッタガタだ。」
「本当だ。動くの?」
「う、錆びてて無理すれば漕げる程度…うわ、ハンドル回らねぇってかパンクしてるし。」
「どうする?」
「もう自転車屋あいてないし…帰るか。」
「また今度にするの?」
「押して帰るのは嫌だし。」
「そだね。また遊びに来よ。」
「今度は俺一人でさっさと来てさっさと帰るよ。」
「え~なんで~。」
「なんか起きる予感しかしないから。」
「え~。」
ガタンゴトン、ガタンゴトン…
「奈緒ってどんな人がタイプなの?」
「え…唐突だな。うーん、秋山。」
「いやそう言うんじゃなくて。なんだよタイプが秋山って。もっとこう、優しい人~、とか。」
「うーん。優しいのはもちろん、明るくて、ネチネチしない人かな。あの、あるじゃん、女子特有?のネチネチ&ヒステリック。」
「なるほどぉ。じゃあ私は守備範囲内?」
「うん!そりゃもちろんって本人の前で言うのもアレだけど。すごい尊敬するよ。フレンドリーで明るくて、一生懸命になった時の力の注ぎかたがすごい!」
「やったぁ。私も奈緒のこと好きだよ!」
「え////」
「あ…いやいやなんでもないよ、友達としてだよ!?」
「ああ、いや分かってる。(汗)」
やっぱり何でもないわけないよなぁ。もう俺のこと好きって確定じゃん!言ってたし!どうしよう…まあ、誤魔化せた気でいるから誤魔化された感じにしとくか。
「……」
「……」
沈黙が辛い。
「ねぇ沙羅。」
「は、はい!」
「そんな驚かないでよ。やっぱり今度自転車取りに行く時も一緒に来てくれないかなぁ?」
「穂果と行けば?」
「いや無理。心臓働きすぎて寿命縮むわ。」
「そのまま死ね!」
「え、」
「嫌だよ、そんな理由じゃ。」
「…また遊びたいから。2人で。」
「ん!!、仕方ないなぁ。そんなに言うならついて行きますか。」
「ありがとう!」
「何しよか。」
ほ、よかった。このまま秋山を妬んで仲悪くなるとか耐えらんないし、それに沙羅は結構気になってるし。ああダメな男だなぁ、早速二股かよ。
いやなんか、わかる?この相手から来られたら可愛く見えちゃう感じ。(まあ来てるって知らない時からまあまあ気になってたけど。)何やってんだか。
「まあ何するにせよテスト終わってからだな。」
「うへぇ。いやだぁ。そういえばパソコン直せるの?」
「初期化すりゃ一発でしょ。」
「へぇ。パソコン詳しいんだ。」
「自分の持ってないからそこまで何もできないんだけどね。」
夜中…
「う…ん、奈緒?まだ終わらないの?」
「ああ、ごめん起きちゃった?なんかパソコン直す最終手段である初期化すらできなくて困ってるんだよね。」
「明日までに直せるの?」
「目処は立ってる。」
「頑張って。おやすみ。」
「うん、おやすみ。」
ああ~めんどくせぇ、今日も勉強出来なかったし。明日から学校なのにこんな徹夜作業になるし。
眠い~。
次の日(月曜)
パソコン直して学校終わって即家行って帰ったらもう7時。なんでこうも俺ののテスト勉強を邪魔するものが現れるんだろうか。もちろんそのあと勉強できたけど。(宿題)
まあ、火曜は無事勉強(宿題)でき…
「ヘック旬!」
「そこ『へっくしゅん』でしょ。どう言うくしゃみなのそれ。」
「え、なんか変?」
「あ…いや、なんでもない。ツッコミ癖が…」
あ、読者の皆さんこんにちは。百恵でーす。今までみんな私の登場回数少ないしキャラ薄いなぁとか思ってたでしょ。
実は私この文章見えてんだよね。だから奈緒のことに関しては知り尽くしちゃってんの。この前の小話読んでやっとこれが奈緒の小説って知ったけど。
入学式の時に初めて見えて一体何なんだろうって思ってたけどまさか小説…。私有名人になっちゃうかも!?頑張ってねこれ書いてる人!
で、最近重要な事を心の中で思えばこの文章に反映される、って分かったから一生懸命心の中で自己アピールしてたらやっと書かれたわ。ああ疲れた。
じゃ、また。
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