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緑の魔法と芳香の魔法。
ばらばらのバラの花束。①
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夜があけて、
ロイとミルクはゆっくりと目覚めた。
窓から差し込む光は、いつものように
あたたかく二人を照らしている。
スタンドの脇の
小さなサイドテーブルには
また会おう。お幸せに…、と書かれた
置き手紙が置かれていた。
黒いハットの男が書いたものだろう。
ロイは、黒いハットの男の置き手紙に
少しだけホッとした。
そしてロイは、ミルクの頬に
そっとキスをする。
「ミルク……好きだ。」
突然の告白に、ミルクは顔を赤くした。
ロイはミルクの顔を
じっと見つめている。
「お前を見ると、興奮してしまうのだ。
俺は、お前が側にいてくれるだけで
強くなれる気がするんだ。だから、
弟子としてじゃなく、一人の女として、
俺と付き合ってくれないか。」
ドク、ドク、ドク...
心臓の高鳴りで、ミルクは
返事をするのも息をするのも忘れた。
ロイは、ミルクの様子を見て、
呪文を唱えたりせず
空中で素早く魔法陣を描いた。
……すると、
赤いバラの花束が出てくる。
ほのかに薔薇の甘い香りがする。
緑の魔法と、芳香の魔法。
超上級魔法の組み合わせだ。
ロイは、ミルクに花束を渡した。
「……ロイさま。
美しい花束、ありがとうございます。
わたくしもロイさまが大好きです。
弟子として、彼女として、これからも
ロイさまの側でいさせてください。」
そう言うと、
二人はしばらく見つめあい、
ゆっくりと舌で愛を確かめ合った。
バラの花は二人の愛にそっと
寄り添うかのように
赤く、輝いていた。
ロイとミルクはゆっくりと目覚めた。
窓から差し込む光は、いつものように
あたたかく二人を照らしている。
スタンドの脇の
小さなサイドテーブルには
また会おう。お幸せに…、と書かれた
置き手紙が置かれていた。
黒いハットの男が書いたものだろう。
ロイは、黒いハットの男の置き手紙に
少しだけホッとした。
そしてロイは、ミルクの頬に
そっとキスをする。
「ミルク……好きだ。」
突然の告白に、ミルクは顔を赤くした。
ロイはミルクの顔を
じっと見つめている。
「お前を見ると、興奮してしまうのだ。
俺は、お前が側にいてくれるだけで
強くなれる気がするんだ。だから、
弟子としてじゃなく、一人の女として、
俺と付き合ってくれないか。」
ドク、ドク、ドク...
心臓の高鳴りで、ミルクは
返事をするのも息をするのも忘れた。
ロイは、ミルクの様子を見て、
呪文を唱えたりせず
空中で素早く魔法陣を描いた。
……すると、
赤いバラの花束が出てくる。
ほのかに薔薇の甘い香りがする。
緑の魔法と、芳香の魔法。
超上級魔法の組み合わせだ。
ロイは、ミルクに花束を渡した。
「……ロイさま。
美しい花束、ありがとうございます。
わたくしもロイさまが大好きです。
弟子として、彼女として、これからも
ロイさまの側でいさせてください。」
そう言うと、
二人はしばらく見つめあい、
ゆっくりと舌で愛を確かめ合った。
バラの花は二人の愛にそっと
寄り添うかのように
赤く、輝いていた。
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