353 / 425
【 滅び 】
苦悩 前編
しおりを挟む
「いた、いたたたたたたたた……」
明らかな筋肉痛。しかも激痛だ。きつい、きつすぎる!
ここはホテル幸せの白い庭、俺の個室だ。この世界に来てから、すっと世話になってきた場所。生きてこうして戻って来られた事が心底嬉しい。
だがそれとこれとは完全に別だ。あの戦いの後から今日まで、ずっと激しい筋肉痛と戦っていた。
針葉樹の森での戦いも激戦だったが、あの時は一度死んでいる。そして修復後は間もなく気を失い、起きた時には全身鈍器で叩かれたような鈍い痛みと痺れに見舞われた。
激痛というより、なんだか現実離れしたような……遠い所が傷んでいるような感じだった。
しかし、今度の痛みは生を実感できる痛みだ。それだけにきつい。
「いてえー、トイレに行くのもいてえー!」
何とかふらふらと戻ってきて、エヴィアがゴロゴロしているベッドに倒れ込む。
自然な動きで素早く回避するのはさすがだが、優しく受け止めてくれても良かったんだぞ。
「その位の事で死にはしないかな。大丈夫だよ」
「そりゃ筋肉痛で死んだ人はいないだろうさ。だけど分かるだろ、この痛み」
魔人の痛みと人間の痛みには違いはあるだろうが、俺が本気で痛がっているのは理解しているはずだ。
「排泄のたびにいたいのは大変ですねー。私に出していただければ捨てて来ますよー」
そういって目を閉じ、口を開けるテラーネ。いや、そっちの趣味はねぇ!
「それよりもだ――レトゥーナ、オゼット。人間の様子はどうなっている?」
奥の方でルリアがぶーたれているが、これに関しては適材適所だから仕方が無い。
目の前にいるのは2人サキュバス。おなじみの蝙蝠柄のチューブトップブラにギリギリサイズの黒ビキニ。
レトゥーナは艶やかな黒髪に淡い褐色の肌。少しスレンダーで清楚な感じだ。
オゼットは少し童顔で背が低い。だが持ってる双丘はなかなかにたゆんたゆんである。
そういえば、レトゥーナの黒髪や清楚感、オゼットの何処かふてぶてしい表情は、どことなくテラーネにに似ている。
俺好みのパーツを集めて姿を作ったといっていたし、どこか参考にしたのだろう。
「酷いものですよー。世界の終わりという感じですわね」
「特に、ムーオス自由帝国からは大勢逃げ出しているよ」
「そりゃそうしたんだから、そうなって貰わないと困るさ。それでその逃げた連中はどうなっている?」
「全部国境の魔人様たちが処分していますわ」
「海に逃げ出す人間もいるけど、まあ無理ね」
そりゃそうだろう。海は元々魔族の地。そして彼らの多くが人間を敵だと知っている。素直に通す事は無いだろう。
「そういや、ヨーツケールMk-II8号改は国境の方に行ったんだよな。大きくなるために移動するって言ってたけど、そんな所まで大移動したとはね」
「ヨーツケールMk-II8号改にはヨーツケールMk-II8号改の生き方があるかな。でも安心していいよ。今は魔王の為を第一に考えているよ」
「ああ、その辺は心配していないし、ずっと感謝している。ちょっと心配になっただけだよ。それで、今はどんな感じなんだ?」
「すっごく楽しそうにしていますわ」
「毎日魔族を率いて戦っているよー」
そうか、楽しんでいるならそれが一番だ。
仲間が楽しんで人間を殺すことに、多少心が痛まない事は無い。しかし、悲壮感溢れて殺しあうよりはずっとましだ。
あの大国の人口は、確か10億を越えている。俺の知る限り、それほどの大量殺戮なんて聞いた事がない。
まさに魔王と呼ぶにふさわしい所業なんだろうな……。
◇ ◇ ◇
燃え尽き煙を上げる都市の残骸を、鋼の巨大戦艦が突き抜ける。
外装はべこべこに凹み、あちこちに裂け目が見える。それでも動くのは、たとえ無駄兵器だのトンデモ兵器だの言われても、そこに技術者の技術と魂が込められているからだろうか。
「左舷投射槍、何門残っている!? いや、いい。動かせるもの全て斉射!」
左に弧を描くように移動すると、その先にいる対象に一斉に投射槍が放たれる。
その様子は、遠くから見ればまるで銀色に光るシャワーだ。
飛甲騎兵に搭載されているものよりも大型で、長さは4メートルから12メートルまで。艦艇の横に空いた穴から射出される。投射槍といても、もちろん人力の投擲ではない。磁力を使ったレールガン。そういった方が正しいだろう。飛甲騎兵や装甲騎兵なら楽々と貫通する代物である。
その槍の雨を浴びながら、ヨーツケールMk-II8号改はうっとりとした気分を満喫していた。
体にカンカン当たる金属の響きが心地いい。
それに――、
「艦長、蟹が!」
「うるせえ、わかってんだよ。ハンマー、生きてっか?」
一瞬で跳躍したヨーツケールMk-II8号改の2本のマレットが、巨大戦艦を叩く。
轟音が響き渡り、叩かれた装甲が丸く凹む。その勢いで浮遊している巨体が地面を擦るが、この程度ではまだまだ沈みはしない。
背中から延びる二本のマレットの構造は、基本的に生物の腕と変わらない。生えているのは背中からだが、上腕は普通の蟹の腕であり、そこから細く長い前腕が伸びている。その先端に丸い金属が付いているわけだ。
ヨーツケールMk-II8号改がこの姿を選んだ時、多少の不安はあった。金属を叩くのも叩かれるのも好きだ。あの体全体に響く心地が忘れられない。
しかし魔王の為に、そしてより強くなるために大きくなってしまうと、もう体の芯に響くような衝撃を受けることは出来なくなってしまうのではないだろうか?
そう考えている時に、かつて衝撃を受けたヨーツケールの記憶が蘇る。
それはユニカと共に、幸せの白い庭にいた時の記憶。
木琴の調べを聞きながら、ヨーツケールはマレットの動きをじっと観察していた。
叩いた時、マレットに残る振動の余韻。これを体の構造に取り込むことで、更なるステップに到達できるのではないだろうか?
――ガアアーーン!
再び、マレットが戦艦を叩く。その振動は細い腕部に余韻として残り、その響きはヨーツケールMk-II8号改の快楽中枢を刺激する。
――コノカラダハ、サイコウダ。
そんな幸せ絶頂のヨーツケールMk-II8号改の側頭部を、10メートルを超える巨大鉄球が襲う。
戦艦後部に設置されたクレーンに取り付けられた城壁破砕用の鉄球だ。こんなものが付いているからダメ兵器の烙印を押されるのだが、今は貴重な戦力だ。
明らかな筋肉痛。しかも激痛だ。きつい、きつすぎる!
ここはホテル幸せの白い庭、俺の個室だ。この世界に来てから、すっと世話になってきた場所。生きてこうして戻って来られた事が心底嬉しい。
だがそれとこれとは完全に別だ。あの戦いの後から今日まで、ずっと激しい筋肉痛と戦っていた。
針葉樹の森での戦いも激戦だったが、あの時は一度死んでいる。そして修復後は間もなく気を失い、起きた時には全身鈍器で叩かれたような鈍い痛みと痺れに見舞われた。
激痛というより、なんだか現実離れしたような……遠い所が傷んでいるような感じだった。
しかし、今度の痛みは生を実感できる痛みだ。それだけにきつい。
「いてえー、トイレに行くのもいてえー!」
何とかふらふらと戻ってきて、エヴィアがゴロゴロしているベッドに倒れ込む。
自然な動きで素早く回避するのはさすがだが、優しく受け止めてくれても良かったんだぞ。
「その位の事で死にはしないかな。大丈夫だよ」
「そりゃ筋肉痛で死んだ人はいないだろうさ。だけど分かるだろ、この痛み」
魔人の痛みと人間の痛みには違いはあるだろうが、俺が本気で痛がっているのは理解しているはずだ。
「排泄のたびにいたいのは大変ですねー。私に出していただければ捨てて来ますよー」
そういって目を閉じ、口を開けるテラーネ。いや、そっちの趣味はねぇ!
「それよりもだ――レトゥーナ、オゼット。人間の様子はどうなっている?」
奥の方でルリアがぶーたれているが、これに関しては適材適所だから仕方が無い。
目の前にいるのは2人サキュバス。おなじみの蝙蝠柄のチューブトップブラにギリギリサイズの黒ビキニ。
レトゥーナは艶やかな黒髪に淡い褐色の肌。少しスレンダーで清楚な感じだ。
オゼットは少し童顔で背が低い。だが持ってる双丘はなかなかにたゆんたゆんである。
そういえば、レトゥーナの黒髪や清楚感、オゼットの何処かふてぶてしい表情は、どことなくテラーネにに似ている。
俺好みのパーツを集めて姿を作ったといっていたし、どこか参考にしたのだろう。
「酷いものですよー。世界の終わりという感じですわね」
「特に、ムーオス自由帝国からは大勢逃げ出しているよ」
「そりゃそうしたんだから、そうなって貰わないと困るさ。それでその逃げた連中はどうなっている?」
「全部国境の魔人様たちが処分していますわ」
「海に逃げ出す人間もいるけど、まあ無理ね」
そりゃそうだろう。海は元々魔族の地。そして彼らの多くが人間を敵だと知っている。素直に通す事は無いだろう。
「そういや、ヨーツケールMk-II8号改は国境の方に行ったんだよな。大きくなるために移動するって言ってたけど、そんな所まで大移動したとはね」
「ヨーツケールMk-II8号改にはヨーツケールMk-II8号改の生き方があるかな。でも安心していいよ。今は魔王の為を第一に考えているよ」
「ああ、その辺は心配していないし、ずっと感謝している。ちょっと心配になっただけだよ。それで、今はどんな感じなんだ?」
「すっごく楽しそうにしていますわ」
「毎日魔族を率いて戦っているよー」
そうか、楽しんでいるならそれが一番だ。
仲間が楽しんで人間を殺すことに、多少心が痛まない事は無い。しかし、悲壮感溢れて殺しあうよりはずっとましだ。
あの大国の人口は、確か10億を越えている。俺の知る限り、それほどの大量殺戮なんて聞いた事がない。
まさに魔王と呼ぶにふさわしい所業なんだろうな……。
◇ ◇ ◇
燃え尽き煙を上げる都市の残骸を、鋼の巨大戦艦が突き抜ける。
外装はべこべこに凹み、あちこちに裂け目が見える。それでも動くのは、たとえ無駄兵器だのトンデモ兵器だの言われても、そこに技術者の技術と魂が込められているからだろうか。
「左舷投射槍、何門残っている!? いや、いい。動かせるもの全て斉射!」
左に弧を描くように移動すると、その先にいる対象に一斉に投射槍が放たれる。
その様子は、遠くから見ればまるで銀色に光るシャワーだ。
飛甲騎兵に搭載されているものよりも大型で、長さは4メートルから12メートルまで。艦艇の横に空いた穴から射出される。投射槍といても、もちろん人力の投擲ではない。磁力を使ったレールガン。そういった方が正しいだろう。飛甲騎兵や装甲騎兵なら楽々と貫通する代物である。
その槍の雨を浴びながら、ヨーツケールMk-II8号改はうっとりとした気分を満喫していた。
体にカンカン当たる金属の響きが心地いい。
それに――、
「艦長、蟹が!」
「うるせえ、わかってんだよ。ハンマー、生きてっか?」
一瞬で跳躍したヨーツケールMk-II8号改の2本のマレットが、巨大戦艦を叩く。
轟音が響き渡り、叩かれた装甲が丸く凹む。その勢いで浮遊している巨体が地面を擦るが、この程度ではまだまだ沈みはしない。
背中から延びる二本のマレットの構造は、基本的に生物の腕と変わらない。生えているのは背中からだが、上腕は普通の蟹の腕であり、そこから細く長い前腕が伸びている。その先端に丸い金属が付いているわけだ。
ヨーツケールMk-II8号改がこの姿を選んだ時、多少の不安はあった。金属を叩くのも叩かれるのも好きだ。あの体全体に響く心地が忘れられない。
しかし魔王の為に、そしてより強くなるために大きくなってしまうと、もう体の芯に響くような衝撃を受けることは出来なくなってしまうのではないだろうか?
そう考えている時に、かつて衝撃を受けたヨーツケールの記憶が蘇る。
それはユニカと共に、幸せの白い庭にいた時の記憶。
木琴の調べを聞きながら、ヨーツケールはマレットの動きをじっと観察していた。
叩いた時、マレットに残る振動の余韻。これを体の構造に取り込むことで、更なるステップに到達できるのではないだろうか?
――ガアアーーン!
再び、マレットが戦艦を叩く。その振動は細い腕部に余韻として残り、その響きはヨーツケールMk-II8号改の快楽中枢を刺激する。
――コノカラダハ、サイコウダ。
そんな幸せ絶頂のヨーツケールMk-II8号改の側頭部を、10メートルを超える巨大鉄球が襲う。
戦艦後部に設置されたクレーンに取り付けられた城壁破砕用の鉄球だ。こんなものが付いているからダメ兵器の烙印を押されるのだが、今は貴重な戦力だ。
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる