きっと、君が一番好き

ざっく

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仲良し

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鏡の中には、小さめのセーラー服を着て、胸がぴちぴちになってしまった、私が映っている。
さっき胸を揉まれた時に、ブラをずらされたのか、胸の頂がぷっくりと膨らんで、主張している。もうおもちゃの振動で揺すられすぎて、あそこの感覚がしびれたようになってきていた。これじゃあ、簡単にイケない。洗面台に両腕をついたまま腰を揺らす私は、何ともいやらしい。
「りょ・・・へ・・・っ、りょー・・・へいぃ」
我慢するのが辛くて、より強い快感を得ようと腰を揺らす。おしりをぎゅっと突き上げるようにすると、おもちゃが絶妙な位置にあたって、すごく気持ちいい。それで、洗面台に手をついて、お尻を突き上げるような形で腰を振っていた。
カシャ
軽いシャッター音が聞こえた。そちらを見ると、小さなコンビニ袋を抱えた良平が立っていた。
「りょ、へー・・・」
呼ぶと、切羽詰まったように「今準備する」と言われた。
すぐにおもちゃの振動が止まって、びりびりした感覚だけが残った。
「パンツだけは脱がすぞ」
するんと脱げる感触がして、ことんっと軽い音を立てておもちゃが落ちた。下着が脱げて、濡れたあそこがひんやりした空気を感じた途端、熱い指が入ってきた。そうして、濡れた何かで・・・ちがう。舐められていた。
「ひゃ、りょうへいっ、も、だめっ」
ただでさえ足ががくがくしているのに、この上そんなことをされたら、立っている自身がない。
「しばらくしてないんだろ?ちゃんとほぐさないと痛いかもしれないだろ?」
自分の足の方を見ると、しゃがんだ良平が私のお尻に顔をうずめてるように見える。しかも、スーツ姿だ。
「ひゃ、あ、ああぁぁんっ」
一気に何も考えられなくなるほどの快感に襲われて、「うわっ!?」っていう良平の言葉を聞きながらも、手足に力が入らなくて、その場に座り込んでしまっていた。
「ああ、立ったままはきつかったか。ベッドに行くぞ」
言われて、肩に担がれた。
「ええ!お姫様抱っこじゃなくて?・・・ひゃんっ」
肩に乗せられたまま、あそこに指を入れられて、こねくりまわされた。
「三十代を舐めるなよ。ぎっくり腰になったらどうすんだ。こっちの方が全身使えるから、力が入りやすいんだ」
こんなことしながら、じじむさいこと言わないでっ!
ぼふんと勢いよくベッドに落とされた。もう少し大切そうに扱えないものかなっ!文句を言おうとした口は、すぐにふさがれて、深いキスに翻弄される。
足と足の間に良平の体が入ってきて、ズボンから飛び出たもので直接ぐりぐりと刺激された。多分さっき良平が準備を終わらせているはず。両胸は良平に揉みしだかれて好き勝手に形を変えている。
信じられないくらい、全部気持ちが良くて、私は良平の首に腕を回して夢中で舌を絡めた。
「りょ、へー、りょ・・・はやくぅ」
あまりに、ずっとそこはぐちゅぐちゅと音を響かせるだけで、入ってきてくれない。
「ん?新菜、俺のこと好き?」
「好き好きっだ~い好き」
返事と一緒にまた舌を絡め始めると、返事に満足したのか、さっきまで花芽をこすっていただけの良平が、ぎゅっと、前へ突き進んできた。
「ふ、あぁ」
ざわざわと体中が敏感になったように、良平が奥に進むのと合わせて、全部の神経が研ぎ澄まされるように、どこもかしこもが触られていもいないのに気持ちがいい。
「オレも新菜が好きだよ」
一番奥を突かれて、一番近くにいる状態でそんなことを言うなんて!
「ああぁぁんっ」
これ以上ない快感が急に襲ってきて、一気に高みに上ってしまった。世界が真っ白になってしまって、もうなんも考えられない。
「ばか、新菜!オレまでイクところだっただろ!」
そんな文句が聞こえてきたけど、そんなの知らない。後は、感じすぎて困る身体を良平は十分堪能したらしい。奥を突かれるたびにイキそうになるのだ。こんなの困る。
スーツの男が、セーラー服の私にのしかかって腰を振ってているだなんて。
「可愛いよ、新菜。胸は自分で可愛がってごらん。写真を撮ってあげるから」
「うっ、うん・・・!んぁ、あぁ・・・気持ちいいよぉ」
「ああ、すっげ、可愛い」
もう、何をされても構わない―――。


「何この写真~~!?」
終了後、お風呂に行って、全ての服は洗濯機で洗われている最中だ。下着までドロドロなので、乾燥までやってもらう。ウォッシャブルだから良いと言いながら、スーツまで放り込んだのには驚いた。乾燥前に取り出すらしいけど・・・いいのか?良平は家事をしない一人暮らしのため、そういった、便利家電はいいものが揃っている。
良平のスウェット上下を借りて、洗濯と乾燥が終わるのを待っているところだった。
夕飯を二人で食べ、写真データをくれるというので、カードで受け渡しをしてもらった。
「オレに突っ込まれてよがってるとこ。・・・あれ、オレのまで写ってる」
入らないようにしたのにな~なんて呟きながらデータを確認する良平のスマホを取り上げた。
「何するんだよ」
「データ消すっ。私のスマホにあれば充分」
「おれのおかずがっ」
「バカタレっ」
返せ、返さない。消せ、消さないで押し問答しながら、のしかかられて。
「んん・・・・・・」
甘いキスに移行するのは、やっぱりバカップルならではなのだろうか。まあ、取り合いっこしていたものは一般的ではないだろうけれど。
結局写真は、スマホに入れて持ち歩かない、ネットワークに接続しないポータブルハードに保存ということで折り合いをつけた。がっつり顔が写ってるからね!

ついでに、良平は趣味でゲームデザインなるものをしていて『絵師』だと言ってた。イラストレータ―?かと聞けば、アマチュアで趣味でしているだけだから、違うらしい。
それで、女の子の可愛い服を描くのに、実物があれば描きやすく、構造が分かっていないと変な脱げ方になるので、実物を持っているのだそうだ。
・・・・・・脱げ方?
「あと、メイドとか、戦士とかもあるぞ。今度着ような」
気になった単語があったけれど、良平が魅力的な提案をしてくるから、まあ、いっかと思った。


「何これっ!?」
「え?戦士」
「エロい!ただのベルトだよ!」
「戦士って言えば、これだろ?」
「違うよ!進撃の巨人みたいな・・・こう、マント羽織るやつ」
「戦士って言えば・・・ドラクエだろ?」
ジェネレーションギャップに、ちょっと涙が出そうな良平だった。


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