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夏の宵編
第23話
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「家でダラダラするみたいにみんなで遊びたい!」
という美紗季の提案により、休日五人はレンタルスペースを借りることにした。
駅前ビルの一角、普通のマンションの玄関扉に取り付けられたナンバーロックキーを開錠し、五人は恐る恐る中に入る。部屋の中は大きなソファとプロジェクターを投影できるスクリーンがあり、食器やキッチンも自由に使える。誰の家でもない空間に自分たち仲間しかいない状況に、誰しもが不思議な高揚感を覚えた。
「とりあえずたこ焼き焼く準備しよ!」
「サブスク入ってる人いい感じの曲かけて!」
美紗季と花音が率先して行動し始めると悠もその後ろで雑用係に努めた。
刹那はまだ部屋の中をきょろきょろと見渡す怜史の方を見る。刹那の視線に気がつくと怜史は眉を下げる。
「なんかこういう場所で一人暮らししたくなった」
「あー。いいよな。自分だけの城みたいで」
「……うん」
刹那が返事をした途端、怜史の声が沈む。寂しそうなのはほんの一瞬で、刹那が心配の言葉をかける前に怜史は立ち上がって三人の方へ行ってしまった。
その顔で一体何を考えているのか知りたくても、視線を向けるだけでは刹那は理解することができなかった。
***
一時間ほど経過してようやく、五人は準備のできたたこ焼きを囲むことができた。
大型のソファに悠と美紗季、花音が座り、怜史と刹那はそれぞれ小さいソファに座る。
「なんかお泊まりみたいでいいねぇ」
「この人数じゃ誰かの家ってのは難しいもんな。あーあ、刹那の山がもうちょっと近かったらなあ」
「ああ、山のバーベキューにお前を呼べなくて残念だよ」
いつもの山いじりのやりとりにみんなが笑っている最中、花音が自分のバッグからおもむろにポストカード大の箱を取り出し、パッケージが全員に見えるように掲げた。
「花音、本日やりたいことがあります!」
「お、なんだ~?」
「これはお姉ちゃんの合コンアイテムから引っ張り出してきた、王様トークゲーム……いわゆる王様ゲームに似てるんだけど王様はいなくて最初に決めるのはメンバーの番号だけ。あとは山札からカードを引いてそこに書かれた番号の人がトークテーマに沿って話をするというゲーム! こちらで、親睦を深めるぶっちゃけトークをしませんか!」
花音は早速箱を開けて中身を見せる。収納されていたカードを怜史が一枚手に取って、裏面をめくった。
「数字が三番の方、ファーストキスの経験を教えてください。だって」
「マジで合コンのやつじゃん……いや、参加したことあるわけじゃないけど」
「親睦、親睦ですから! 恋愛系以外もあるよ。子供の頃に泣いたエピソード披露とか、あとはトークに限らず隠してる特技披露とか!」
「うーん……よし、やろう! うちらもこれから長い付き合いになるだろうし、今のうちに全部ぶちまけてたら恥ずかしくないかもね!」
女子二人の勢いに負かされて、刹那たちは有無を言わさず首を縦に振った。美紗季も花音も見た目にそぐわず男気が強い。女友達とはこういうものかと圧倒されつつ、刹那はカードの山の中に一体何があるのか不安を抱えた。
自分や怜史に触れてほしくないネタが当たらないことを祈るばかりだった。
***
「ふっふっふ……だいぶみんなのことが露わになってきたよ~……楽しいね……嬉しいね……」
「花音、テンションやばいって」
「山札あと二枚か……とりあえずこれで仕舞いにして次はヌマブラやろうぜ」
「悠ナイスチョイス! それじゃああと二回戦、誰が曝け出されちゃうのかなあ……!?」
すでに開示されたカードを見つめながら花音の視線がぎらつく。刹那はそんなことはよそにして、ここまでの流れを安堵していた。
(俺も怜史も、恋愛系の暴露は避けてこれた……!)
あと二回乗り越える。刹那は自分の運に身を任せて、次の番号を決めるカードを引く。
「えーっとみんな引いたね? それじゃあ次なるターゲットは……」
刹那は机の下で両手を組んで祈った。毎ターンこの動作を続けていたせいでいい加減指が痛くなってきている。
次の瞬間、花音の高らかな声が響く。
「三番のあなた! 誰にも教えていないフェチを教えてください!」
「あ、おれ」
花音の横で怜史がそっと手を上げる。自分と違って少しも動揺していない怜史を前に、刹那の方が二人分の緊張を抱えているように心臓が激しく脈を打った。
「ついに来ちゃった怜史君の性癖に関するトークテーマっ!」
「花音、これが目的だったっしょ?」
「まあ……二割くらいは?」
「もう、花音は本当に俺が好きだね」
「好き! 好きです!」
おどけて笑う花音に怜史が一緒に微笑むと花音は感極まって卒倒しそうになっている。その背中を美紗季が支えながら「ほら怜史話して」と促してくる。
怜史は一瞬刹那の方を見て目を細める。それが何の合図だったのか、刹那には分からなかった。
「俺ね、男が好き」
にこやかに、いつもの会話をするのとまるで同じトーンで、怜史はそう口にする。
そこにいる全員がその瞬間の前の表情のままで息を止めた。状況を判断できない三人の間で、刹那だけ怜史がカミングアウトした事実の方に驚いていた。
「怜史、おま……っ、それ言って、いいのか……?」
「俺隠してるわけじゃないよ。言うタイミング無かっただけ」
「ま、マジのやつ……?」
「うん。初恋は中学の時の先輩だし、男の人と付き合ったこともある」
畳み掛けるように怜史の口から飛び出してくる事実に悠たちはただただ目を丸くした。じっと怜史を凝視したままの三人の前で、怜史は困ったように手を組んだり結んだりを繰り返す。
「……俺、中学の時友達全然いなくてさ。本当に刹那だけだった。同級生もみんな嫌いだった。でも、今みんながこうして一緒にいてくれてて、俺が住んでる町の外にはいい人たちがいっぱいいるんだって知った。だから、本当の俺を知ってほしくて、今、話しちゃった……迷惑だった?」
「そんなことない!」
一目散に怜史の手を取ったのはやはり花音だった。その目尻には少し涙が浮かんでいる。
「私たちのこと信頼してくれてて、打ち明けてくれたんだよね? 私、それすごく嬉しい……怜史君のこと知れて、友達として嬉しいっ」
「花音がゲーム提案してくれたおかげ」
「っ、怜史君……」
花音に続いて、悠も美紗季も怜史に近付く。二人揃って怜史の肩や背中に手を添える。
「話しにくかったよな。俺もダチにいるよ。びっくりしたけど、そういうのも普通だって思ってる」
「これからは遠慮なく恋バナ聞かせてよ。怜史ってどんな人が好きになるのか普通に気になる」
「うん……ありがと。ね、刹那」
怜史は三人に囲まれながら刹那の方を振り返る。その微笑みはただ嬉しいのを刹那に伝えたいだけの心からのものだった。だがそれは刹那の胸に悪い意味で突き刺さってしまう。
友人たちに愛されている怜史を見て、怜史があの町を出たのは正解だったと今になって確信する。
それと同時にどうしようもなく自分が町側の人間であることが悔しくてたまらなかった。刹那は自分が怜史の幸せを踏み躙った一員という自覚がある。簡単に悠たちと同じ輪の中にいると思い込んではならないと、自分を罰する気持ちが湧き上がる。
「ほら、もう一枚残ってるから早く引こ」
「怜史君やる気だねぇ。それじゃあ、ラスト元気に行ってみようか!」
花音は番号のカードを回収し、それぞれに配り直す。刹那は平静を振る舞いながらも、頭の中はずっとあの町と流生のことを考えていた。
「一番の人、付き合ったことのある経験について教えてください!」
いつの間にか花音がお題を読み上げていたが、誰も番号を名乗り出ない。自然と刹那の手前の伏せられたカードに視線が集まる。
刹那は嫌な予感がしてカードをめくる。そこには案の定一番が記されていた。
「あー……俺だわ」
みんなの視線が刹那に集まる。油断した、と舌を巻く。指が痛くなるほどの痛みには一応効力があったのだと、現実逃避をしながら笑った。
という美紗季の提案により、休日五人はレンタルスペースを借りることにした。
駅前ビルの一角、普通のマンションの玄関扉に取り付けられたナンバーロックキーを開錠し、五人は恐る恐る中に入る。部屋の中は大きなソファとプロジェクターを投影できるスクリーンがあり、食器やキッチンも自由に使える。誰の家でもない空間に自分たち仲間しかいない状況に、誰しもが不思議な高揚感を覚えた。
「とりあえずたこ焼き焼く準備しよ!」
「サブスク入ってる人いい感じの曲かけて!」
美紗季と花音が率先して行動し始めると悠もその後ろで雑用係に努めた。
刹那はまだ部屋の中をきょろきょろと見渡す怜史の方を見る。刹那の視線に気がつくと怜史は眉を下げる。
「なんかこういう場所で一人暮らししたくなった」
「あー。いいよな。自分だけの城みたいで」
「……うん」
刹那が返事をした途端、怜史の声が沈む。寂しそうなのはほんの一瞬で、刹那が心配の言葉をかける前に怜史は立ち上がって三人の方へ行ってしまった。
その顔で一体何を考えているのか知りたくても、視線を向けるだけでは刹那は理解することができなかった。
***
一時間ほど経過してようやく、五人は準備のできたたこ焼きを囲むことができた。
大型のソファに悠と美紗季、花音が座り、怜史と刹那はそれぞれ小さいソファに座る。
「なんかお泊まりみたいでいいねぇ」
「この人数じゃ誰かの家ってのは難しいもんな。あーあ、刹那の山がもうちょっと近かったらなあ」
「ああ、山のバーベキューにお前を呼べなくて残念だよ」
いつもの山いじりのやりとりにみんなが笑っている最中、花音が自分のバッグからおもむろにポストカード大の箱を取り出し、パッケージが全員に見えるように掲げた。
「花音、本日やりたいことがあります!」
「お、なんだ~?」
「これはお姉ちゃんの合コンアイテムから引っ張り出してきた、王様トークゲーム……いわゆる王様ゲームに似てるんだけど王様はいなくて最初に決めるのはメンバーの番号だけ。あとは山札からカードを引いてそこに書かれた番号の人がトークテーマに沿って話をするというゲーム! こちらで、親睦を深めるぶっちゃけトークをしませんか!」
花音は早速箱を開けて中身を見せる。収納されていたカードを怜史が一枚手に取って、裏面をめくった。
「数字が三番の方、ファーストキスの経験を教えてください。だって」
「マジで合コンのやつじゃん……いや、参加したことあるわけじゃないけど」
「親睦、親睦ですから! 恋愛系以外もあるよ。子供の頃に泣いたエピソード披露とか、あとはトークに限らず隠してる特技披露とか!」
「うーん……よし、やろう! うちらもこれから長い付き合いになるだろうし、今のうちに全部ぶちまけてたら恥ずかしくないかもね!」
女子二人の勢いに負かされて、刹那たちは有無を言わさず首を縦に振った。美紗季も花音も見た目にそぐわず男気が強い。女友達とはこういうものかと圧倒されつつ、刹那はカードの山の中に一体何があるのか不安を抱えた。
自分や怜史に触れてほしくないネタが当たらないことを祈るばかりだった。
***
「ふっふっふ……だいぶみんなのことが露わになってきたよ~……楽しいね……嬉しいね……」
「花音、テンションやばいって」
「山札あと二枚か……とりあえずこれで仕舞いにして次はヌマブラやろうぜ」
「悠ナイスチョイス! それじゃああと二回戦、誰が曝け出されちゃうのかなあ……!?」
すでに開示されたカードを見つめながら花音の視線がぎらつく。刹那はそんなことはよそにして、ここまでの流れを安堵していた。
(俺も怜史も、恋愛系の暴露は避けてこれた……!)
あと二回乗り越える。刹那は自分の運に身を任せて、次の番号を決めるカードを引く。
「えーっとみんな引いたね? それじゃあ次なるターゲットは……」
刹那は机の下で両手を組んで祈った。毎ターンこの動作を続けていたせいでいい加減指が痛くなってきている。
次の瞬間、花音の高らかな声が響く。
「三番のあなた! 誰にも教えていないフェチを教えてください!」
「あ、おれ」
花音の横で怜史がそっと手を上げる。自分と違って少しも動揺していない怜史を前に、刹那の方が二人分の緊張を抱えているように心臓が激しく脈を打った。
「ついに来ちゃった怜史君の性癖に関するトークテーマっ!」
「花音、これが目的だったっしょ?」
「まあ……二割くらいは?」
「もう、花音は本当に俺が好きだね」
「好き! 好きです!」
おどけて笑う花音に怜史が一緒に微笑むと花音は感極まって卒倒しそうになっている。その背中を美紗季が支えながら「ほら怜史話して」と促してくる。
怜史は一瞬刹那の方を見て目を細める。それが何の合図だったのか、刹那には分からなかった。
「俺ね、男が好き」
にこやかに、いつもの会話をするのとまるで同じトーンで、怜史はそう口にする。
そこにいる全員がその瞬間の前の表情のままで息を止めた。状況を判断できない三人の間で、刹那だけ怜史がカミングアウトした事実の方に驚いていた。
「怜史、おま……っ、それ言って、いいのか……?」
「俺隠してるわけじゃないよ。言うタイミング無かっただけ」
「ま、マジのやつ……?」
「うん。初恋は中学の時の先輩だし、男の人と付き合ったこともある」
畳み掛けるように怜史の口から飛び出してくる事実に悠たちはただただ目を丸くした。じっと怜史を凝視したままの三人の前で、怜史は困ったように手を組んだり結んだりを繰り返す。
「……俺、中学の時友達全然いなくてさ。本当に刹那だけだった。同級生もみんな嫌いだった。でも、今みんながこうして一緒にいてくれてて、俺が住んでる町の外にはいい人たちがいっぱいいるんだって知った。だから、本当の俺を知ってほしくて、今、話しちゃった……迷惑だった?」
「そんなことない!」
一目散に怜史の手を取ったのはやはり花音だった。その目尻には少し涙が浮かんでいる。
「私たちのこと信頼してくれてて、打ち明けてくれたんだよね? 私、それすごく嬉しい……怜史君のこと知れて、友達として嬉しいっ」
「花音がゲーム提案してくれたおかげ」
「っ、怜史君……」
花音に続いて、悠も美紗季も怜史に近付く。二人揃って怜史の肩や背中に手を添える。
「話しにくかったよな。俺もダチにいるよ。びっくりしたけど、そういうのも普通だって思ってる」
「これからは遠慮なく恋バナ聞かせてよ。怜史ってどんな人が好きになるのか普通に気になる」
「うん……ありがと。ね、刹那」
怜史は三人に囲まれながら刹那の方を振り返る。その微笑みはただ嬉しいのを刹那に伝えたいだけの心からのものだった。だがそれは刹那の胸に悪い意味で突き刺さってしまう。
友人たちに愛されている怜史を見て、怜史があの町を出たのは正解だったと今になって確信する。
それと同時にどうしようもなく自分が町側の人間であることが悔しくてたまらなかった。刹那は自分が怜史の幸せを踏み躙った一員という自覚がある。簡単に悠たちと同じ輪の中にいると思い込んではならないと、自分を罰する気持ちが湧き上がる。
「ほら、もう一枚残ってるから早く引こ」
「怜史君やる気だねぇ。それじゃあ、ラスト元気に行ってみようか!」
花音は番号のカードを回収し、それぞれに配り直す。刹那は平静を振る舞いながらも、頭の中はずっとあの町と流生のことを考えていた。
「一番の人、付き合ったことのある経験について教えてください!」
いつの間にか花音がお題を読み上げていたが、誰も番号を名乗り出ない。自然と刹那の手前の伏せられたカードに視線が集まる。
刹那は嫌な予感がしてカードをめくる。そこには案の定一番が記されていた。
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みんなの視線が刹那に集まる。油断した、と舌を巻く。指が痛くなるほどの痛みには一応効力があったのだと、現実逃避をしながら笑った。
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