60 / 68
風花の標編
第58話
しおりを挟む
今日の流生の挨拶は何一つとして怜史の耳に入ってこなかった。流生はつつがなく行なったに違いない。冷静な流生の顔を見て、怜史はそう思った。刹那の存在に動揺しているのは自分だけだった。
気を取り直して怜史はイントロダクションを終えたゲストの案内に入る。自分の担当の中に刹那がいないことに、思わず安堵のため息をこぼしてしまう。
「……では、ご案内します」
表情はぎこちないものだと自覚があったが、ふと笑う怜史を見て客の顔が綻ぶのが分かった。自分の顔は得をするのだと、こんな場所で急に自覚をする。もう表情を取り繕うのはやめて、ただこの場をやり過ごすことに専念する。
胸の奥には見上げた先に突然現れた刹那の顔が、未だ張り付いて離れなかった。
***
搭乗ゲートを潜った先には13機のタイムマシンポッドがある。ポッドは床面積の直径が5メートルほどのドーム型だ。表面は白く、光沢がない。地中に埋まった卵のようにも見える。入り口の扉の周りはLEDで光り輝くようになっている。
使い古されたSF映画のデザインだと怜史は思ったが、誰にでも想像しやすい『未来らしさ』にゲストたちは感嘆の声を上げた。
ポッドの中は外観と同じ壁に包まれているが、中には銀色に煌めく骨組が見えている。一見鳥籠のような見た目だが、素材はクッション性が高いものだと国岡に教えられた。これはこの場所に人々を押し留める檻ではなく、乗客を守るための安全構造だという。
円を囲むように10脚の椅子が並んでおり、各座席に胸と足を止めるベルトが備わっている。怜史は四人のゲストを着席させて、タブレットに書かれたガイダンスを読み上げる。
「イントロダクションでもご説明させていただいた通り、本機は過去に置いたカメラの出力圏内まで時間移動を行います。移動の際に浮遊感を感じる方もおられます。安全のためお手元のベルトを胸と足に装着するようにお願いいたします……運行は約十五分後を予定しております。しばらくお待ちください」
言い終えて深々と頭を下げると、なぜか拍手が沸き起こった。三日間の中でもかなり年配層が多い班だからなのか、怜史のことを温かい目で見守っている。
怜史はそこから逃げるように、ポットの外へ飛び出した。
自分も早く指定のポッドに乗り込まなければと、スーツのジャケットの上を脱ぎながら足早に歩く。国岡が怜史と流生のために用意したのは13番ポッド。搭乗エリアの最奥にある。
他の機体を横目にエリアの中央をまっすぐに歩く。途中で9番のポッドにふと視線が向いた。ちょうど刹那が中に入るところだった。そのまま見つめていたら刹那と目が合う予感がして、怜史は何も考えないようにして逸らした。
13番ポットに到着して、怜史は息を整えてから乗り込む。部屋の中心、プラネタリウムでいう投影機の位置にコンソール席がある。そこにはすでに流生が座っていた。インカムを使って他の社員と話していたようだ。
「……ではのちほど」
流生はインカムマイクを口元から顎下に下げる。怜史と目が合うと、席を立って自分の正面の席を手のひらで指し示す。
「そこに座って」
「う、うん……」
言われるがままに席に着く。足元の収納ケースにタブレットとジャケットを放り込んだ。背もたれに大きく背中を預けてネクタイを緩める。その姿を見つめる流生の眼鏡が照明を反射させて光る。
「まだ外に出るかもしれないよ」
「う……」
解放されたばかりの首元に、怜史は渋々とネクタイを結び直す。そんな怜史を見る流生は口元を緩ませて笑う。
「仕事中だっていうのを忘れないように」
「はい……」
「……刹那が来たのは驚いたね」
注意を促すのとは一転し、流生が『公』から『私』の顔に変わったのが分かった。怜史は息を一つこぼして頷く。
「……うん」
高校時代に応募しようとしていたタイムマシンの試乗会が、ブランディーズのイベントということは、さすがの怜史も知っていた。
だがあの時刹那を「出すな」と言って止めた時点で、怜史の中では終わったことになっていた。それが今になって、あの一握りの人間にしか当たらない抽選を掻い潜って刹那の元へ届くなど、想像できるはずがなかった。
刹那が言っていた「言わなきゃいけないことがあるから」という言葉が胸の奥でつっかえている。怜史ではなく流生に。刹那が悪巧みをする想像は微塵もできなかったが、怜史の心に漠然とした不安をもたらしてくる。
「もしかしたら僕に恨み言を言いに来たのかも」
思考を読まれたのかと思って、流生の言葉にどきりとする。その言葉を飲み込んですぐに、怜史は首を振った。
「何度も言ってるけど、刹那はそんなことしないよ……刹那は、流生のお婆さんの言いなりになってた人たちとは違うんだ」
「ああ。分かってるよ。刹那はずっと……そうだった」
「……」
「だけど……結局僕は怖いんだろうな。手放しで誰かを信用するのが」
流生は肘をついて両手を組む。それを額に当てて、はあと息を吐いた。
怜史がどう声をかけるべきかを悩んでいると、流生のインカムが赤いランプを点滅させた。流生は仕事用の顔つきに戻り、インカムのボタンを押す。
「どうされましたか? ーー故障?」
流生の言葉に怜史がはっと顔を上げる。座席から立ち上がり、コンソール席に近寄った。
報告を聞くのと同時に流生はモニターでどこかのポッドの情報を確認する。口元を手で覆い、人差し指で眼鏡を押し上げる。
しばらくするとインカムでの通話が終了し、怜史に僅かに聞こえてきていたインカムのノイズも止んだ。
「9番ポットのコンソールが起動しないらしい」
「9番……」
刹那が乗ろうとしていたポットだ、と怜史は息を呑む。
「おかしいな……今朝のメンテナンスの時は問題なかったのに」
「どうなるんですか?」
「一応上の判断を待つけど……ゲストは別のポッドに組み分けることになるだろうね。一旦見に行こうか」
「うん……じゃなくて、はい」
席から立ち上がって搭乗エリアに戻る流生の背中を追いかける。怜史は自分の心臓がやけに飛び跳ねているのを感じていた。
***
9番ポッド前はちょっとした騒ぎが発生していた。刹那以外で乗っていたのはブランディーズの株主の一家だったようで、株主である男が9番ポッドの担当スタッフを責め立てていた。
男は癇癪を起こしていてその勢いが収まりそうにない。だが現場には既に上長と警備員がやって来て対応をしていた。出る幕がないと悟った流生は怜史が前に出過ぎないように、片腕を怜史の前に出していた。
その現場を二人と同じくらい遠巻きに眺めていた刹那が、怜史たちに気付いて近付いてくる。
「これ、予定通り動かせんのか?」
「他のポッドは問題ないからね。人数にも余裕があるし、9番ポッドの乗客をバラけさせれば問題ないよ」
「ふぅん。そっか」
刹那は上着のポケットに手を入れたまま、流生を上目で見上げる。
「あんたも、あの人みたいな運転係やってんの?」
「え? ああ……やってるけど」
「じゃあそこに乗せてくんね? ーーな、怜史」
突然話を振られ、怜史は目を丸くする。刹那は茶目っ気たっぷりに微笑んだ。
「お前らが入ったポッド? お前らしかいなかったからさ……そこなら話、できっかと思ったんだけど」
刹那の提案に、怜史と流生は目を合わせる。怜史は息を呑む。この件に関して、怜史に決定権はない。
「流生が良いなら」
「怜史が良いなら」
二人が互いに委ねようとしたのはほとんど同時だった。それを正面から見ていた刹那が一瞬凍りついたように固まる。肩をすくめ、ポケットから手を引き抜いた。
「んだよ。似たもの同士が」
「……とりあえず、僕は国岡さんに確認してくるよ」
流生は怜史にそう伝えると、刹那を一瞥してその横を通り過ぎた。
刹那と二人きりになって、怜史は唇を噛み締めた。9番ポッドの乗客の怒号はまだ続いている。その声が怜史の耳にはくぐもって聞こえ、はっきりとした言葉は届かない。
「お前の邪魔はしねえよ。安心してくんろ」
「邪魔だなんて、思わないよ」
「なら良かった」
刹那の微笑みに怜史は鏡になるつもりで応えた。以前のような、お互いに安心し切った凪いだ空気にはならない。だが大きなトラブルのせいか、怜史は刹那が現れた時に抱いた緊迫感を手放していた。
それどころか、刹那が目の前にいることにほんの少しほっとしていた。
気を取り直して怜史はイントロダクションを終えたゲストの案内に入る。自分の担当の中に刹那がいないことに、思わず安堵のため息をこぼしてしまう。
「……では、ご案内します」
表情はぎこちないものだと自覚があったが、ふと笑う怜史を見て客の顔が綻ぶのが分かった。自分の顔は得をするのだと、こんな場所で急に自覚をする。もう表情を取り繕うのはやめて、ただこの場をやり過ごすことに専念する。
胸の奥には見上げた先に突然現れた刹那の顔が、未だ張り付いて離れなかった。
***
搭乗ゲートを潜った先には13機のタイムマシンポッドがある。ポッドは床面積の直径が5メートルほどのドーム型だ。表面は白く、光沢がない。地中に埋まった卵のようにも見える。入り口の扉の周りはLEDで光り輝くようになっている。
使い古されたSF映画のデザインだと怜史は思ったが、誰にでも想像しやすい『未来らしさ』にゲストたちは感嘆の声を上げた。
ポッドの中は外観と同じ壁に包まれているが、中には銀色に煌めく骨組が見えている。一見鳥籠のような見た目だが、素材はクッション性が高いものだと国岡に教えられた。これはこの場所に人々を押し留める檻ではなく、乗客を守るための安全構造だという。
円を囲むように10脚の椅子が並んでおり、各座席に胸と足を止めるベルトが備わっている。怜史は四人のゲストを着席させて、タブレットに書かれたガイダンスを読み上げる。
「イントロダクションでもご説明させていただいた通り、本機は過去に置いたカメラの出力圏内まで時間移動を行います。移動の際に浮遊感を感じる方もおられます。安全のためお手元のベルトを胸と足に装着するようにお願いいたします……運行は約十五分後を予定しております。しばらくお待ちください」
言い終えて深々と頭を下げると、なぜか拍手が沸き起こった。三日間の中でもかなり年配層が多い班だからなのか、怜史のことを温かい目で見守っている。
怜史はそこから逃げるように、ポットの外へ飛び出した。
自分も早く指定のポッドに乗り込まなければと、スーツのジャケットの上を脱ぎながら足早に歩く。国岡が怜史と流生のために用意したのは13番ポッド。搭乗エリアの最奥にある。
他の機体を横目にエリアの中央をまっすぐに歩く。途中で9番のポッドにふと視線が向いた。ちょうど刹那が中に入るところだった。そのまま見つめていたら刹那と目が合う予感がして、怜史は何も考えないようにして逸らした。
13番ポットに到着して、怜史は息を整えてから乗り込む。部屋の中心、プラネタリウムでいう投影機の位置にコンソール席がある。そこにはすでに流生が座っていた。インカムを使って他の社員と話していたようだ。
「……ではのちほど」
流生はインカムマイクを口元から顎下に下げる。怜史と目が合うと、席を立って自分の正面の席を手のひらで指し示す。
「そこに座って」
「う、うん……」
言われるがままに席に着く。足元の収納ケースにタブレットとジャケットを放り込んだ。背もたれに大きく背中を預けてネクタイを緩める。その姿を見つめる流生の眼鏡が照明を反射させて光る。
「まだ外に出るかもしれないよ」
「う……」
解放されたばかりの首元に、怜史は渋々とネクタイを結び直す。そんな怜史を見る流生は口元を緩ませて笑う。
「仕事中だっていうのを忘れないように」
「はい……」
「……刹那が来たのは驚いたね」
注意を促すのとは一転し、流生が『公』から『私』の顔に変わったのが分かった。怜史は息を一つこぼして頷く。
「……うん」
高校時代に応募しようとしていたタイムマシンの試乗会が、ブランディーズのイベントということは、さすがの怜史も知っていた。
だがあの時刹那を「出すな」と言って止めた時点で、怜史の中では終わったことになっていた。それが今になって、あの一握りの人間にしか当たらない抽選を掻い潜って刹那の元へ届くなど、想像できるはずがなかった。
刹那が言っていた「言わなきゃいけないことがあるから」という言葉が胸の奥でつっかえている。怜史ではなく流生に。刹那が悪巧みをする想像は微塵もできなかったが、怜史の心に漠然とした不安をもたらしてくる。
「もしかしたら僕に恨み言を言いに来たのかも」
思考を読まれたのかと思って、流生の言葉にどきりとする。その言葉を飲み込んですぐに、怜史は首を振った。
「何度も言ってるけど、刹那はそんなことしないよ……刹那は、流生のお婆さんの言いなりになってた人たちとは違うんだ」
「ああ。分かってるよ。刹那はずっと……そうだった」
「……」
「だけど……結局僕は怖いんだろうな。手放しで誰かを信用するのが」
流生は肘をついて両手を組む。それを額に当てて、はあと息を吐いた。
怜史がどう声をかけるべきかを悩んでいると、流生のインカムが赤いランプを点滅させた。流生は仕事用の顔つきに戻り、インカムのボタンを押す。
「どうされましたか? ーー故障?」
流生の言葉に怜史がはっと顔を上げる。座席から立ち上がり、コンソール席に近寄った。
報告を聞くのと同時に流生はモニターでどこかのポッドの情報を確認する。口元を手で覆い、人差し指で眼鏡を押し上げる。
しばらくするとインカムでの通話が終了し、怜史に僅かに聞こえてきていたインカムのノイズも止んだ。
「9番ポットのコンソールが起動しないらしい」
「9番……」
刹那が乗ろうとしていたポットだ、と怜史は息を呑む。
「おかしいな……今朝のメンテナンスの時は問題なかったのに」
「どうなるんですか?」
「一応上の判断を待つけど……ゲストは別のポッドに組み分けることになるだろうね。一旦見に行こうか」
「うん……じゃなくて、はい」
席から立ち上がって搭乗エリアに戻る流生の背中を追いかける。怜史は自分の心臓がやけに飛び跳ねているのを感じていた。
***
9番ポッド前はちょっとした騒ぎが発生していた。刹那以外で乗っていたのはブランディーズの株主の一家だったようで、株主である男が9番ポッドの担当スタッフを責め立てていた。
男は癇癪を起こしていてその勢いが収まりそうにない。だが現場には既に上長と警備員がやって来て対応をしていた。出る幕がないと悟った流生は怜史が前に出過ぎないように、片腕を怜史の前に出していた。
その現場を二人と同じくらい遠巻きに眺めていた刹那が、怜史たちに気付いて近付いてくる。
「これ、予定通り動かせんのか?」
「他のポッドは問題ないからね。人数にも余裕があるし、9番ポッドの乗客をバラけさせれば問題ないよ」
「ふぅん。そっか」
刹那は上着のポケットに手を入れたまま、流生を上目で見上げる。
「あんたも、あの人みたいな運転係やってんの?」
「え? ああ……やってるけど」
「じゃあそこに乗せてくんね? ーーな、怜史」
突然話を振られ、怜史は目を丸くする。刹那は茶目っ気たっぷりに微笑んだ。
「お前らが入ったポッド? お前らしかいなかったからさ……そこなら話、できっかと思ったんだけど」
刹那の提案に、怜史と流生は目を合わせる。怜史は息を呑む。この件に関して、怜史に決定権はない。
「流生が良いなら」
「怜史が良いなら」
二人が互いに委ねようとしたのはほとんど同時だった。それを正面から見ていた刹那が一瞬凍りついたように固まる。肩をすくめ、ポケットから手を引き抜いた。
「んだよ。似たもの同士が」
「……とりあえず、僕は国岡さんに確認してくるよ」
流生は怜史にそう伝えると、刹那を一瞥してその横を通り過ぎた。
刹那と二人きりになって、怜史は唇を噛み締めた。9番ポッドの乗客の怒号はまだ続いている。その声が怜史の耳にはくぐもって聞こえ、はっきりとした言葉は届かない。
「お前の邪魔はしねえよ。安心してくんろ」
「邪魔だなんて、思わないよ」
「なら良かった」
刹那の微笑みに怜史は鏡になるつもりで応えた。以前のような、お互いに安心し切った凪いだ空気にはならない。だが大きなトラブルのせいか、怜史は刹那が現れた時に抱いた緊迫感を手放していた。
それどころか、刹那が目の前にいることにほんの少しほっとしていた。
1
あなたにおすすめの小説
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
【完結】恋した君は別の誰かが好きだから
海月 ぴけ
BL
本編は完結しました。後日、おまけ&アフターストーリー随筆予定。
青春BLカップ31位。
BETありがとうございました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺が好きになった人は、別の誰かが好きだからーー。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
二つの視点から見た、片思い恋愛模様。
じれきゅん
ギャップ攻め
キミがいる
hosimure
BL
ボクは学校でイジメを受けていた。
何が原因でイジメられていたかなんて分からない。
けれどずっと続いているイジメ。
だけどボクには親友の彼がいた。
明るく、優しい彼がいたからこそ、ボクは学校へ行けた。
彼のことを心から信じていたけれど…。
ハルとアキ
花町 シュガー
BL
『嗚呼、秘密よ。どうかもう少しだけ一緒に居させて……』
双子の兄、ハルの婚約者がどんな奴かを探るため、ハルのふりをして学園に入学するアキ。
しかし、その婚約者はとんでもない奴だった!?
「あんたにならハルをまかせてもいいかなって、そう思えたんだ。
だから、さよならが来るその時までは……偽りでいい。
〝俺〟を愛してーー
どうか気づいて。お願い、気づかないで」
----------------------------------------
【目次】
・本編(アキ編)〈俺様 × 訳あり〉
・各キャラクターの今後について
・中編(イロハ編)〈包容力 × 元気〉
・リクエスト編
・番外編
・中編(ハル編)〈ヤンデレ × ツンデレ〉
・番外編
----------------------------------------
*表紙絵:たまみたま様(@l0x0lm69) *
※ 笑いあり友情あり甘々ありの、切なめです。
※心理描写を大切に書いてます。
※イラスト・コメントお気軽にどうぞ♪
Candy pop〜Bitter&Sweet
義井 映日
BL
完結済み作品。全6話。番外編1本追加!
「185cmの看板男」が、たった一人の恋人の前で理性を失う。
――三ヶ月の禁欲を経て、その愛は甘く、激しく、暴走する。
「あらすじ」
大学の「看板男」こと安達大介は、後輩の一之瀬功(いちのせ こう)を溺愛している。
ついに迎えた初めての夜。しかし、安達の圧倒的な「雄」の迫力に、功は恐怖して逃げ出してしまう。
「――お前は俺を狂わせる毒だと思ってた」
絶望した安達と、愛しているのに身体が竦む功。
三ヶ月の育みを経て、到達した二人の「じれったい禁欲生活」の行方は?
看板男の仮面が剥がれるとき、世界で一番甘い夜が始まる。
お話が気に入った、面白かった、と思ってくださったら、お気に入り登録、いいね、をお願い致します!
作者の励みになります!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる