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おあそび 2
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倉の苦しむ姿は何回も見た
だが、何故か私はその様子をノートに書いている
自分でも可笑しいと思うけど
でも、倉がまともな行動を取るまで
まとめることをやめない
倉はクラスの皆から遠ざかられている
地味っ子って言われてて
私と似たり寄ったり
倉とは高校に入学してから知ったクラスメート
最初は顔をチラッと合わせただけで
何も喋っていない
ただただボーっと外を眺めててただけだった
そのボーっとした感じが気に食わなかったからなのか
いつしかいじめのターゲットになってしまった
いつなったのかは分からない
倉自身は、「何もしていない」と反論を繰り返しているも
いじめっ子らはそれを聞いちゃくれない
これが世に言う「無視」行動
倉はその行動にずっと苦しめられている
私は助けもせず、ただ見てノートにまとめるだけ
それもいじめの行動範囲に広がるのだが
さっき倉に睨まれたが
私は倉が去るところをボーっと真顔で見続けていた
倉はもっと傷付いただろうに
そうそう気づいていないのは
担任共
ちょうど休憩時間
倉は何も言わず帰ってった
多分、いじめっ子らに帰ったとばれないように
担任はいじめや困りごと等があった場合
生徒に寄り添って対応するが
この学校
そのことについては一切語りかけていなかった
蓋をしてしまうのだ
だからなのか、最近騒がれている
町の人々から聞くと
『あの学校、いじめがあるみたいよ…』と
もう出てきたフレーズ「いじめ」
その通りご名答
この学校には「いじめ」がある
人々のストレスをさまざまな人々にぶつけ攻撃する…
そんな厄介なことなのだ
倉がいじめられた理由は、ストレスなんかではなく
ただの行動だった
あのボーっとしたのが
いじめっ子らには本当に気に食わなかったのだろう
ずっと暴言・暴力の日々
倉には助け縄などが存在しなくてもいいように
誰もが相手をしないシステムなのだ
最悪だろ?
そんな私も皆からしては最悪少女ってところ
いままで私がノートにまとめてきた内容は全て、倉のこと
書き飽きないのかと言われても、続けるつもり
ただいじめっ子らは、そんな私の様子を見て
『あぁ、アイツも倉をいじめているのね…』
と思っているに違いない
『卑怯者には、心配などいらない』
私にはそんな言葉がある
だから、いじめられない
けど、いつかは仕返しされる
倉と同じ目にソロで遭わされる
一回だけ…
*
何とか逃げ切った…
もうあんな酷い目に合わされずにすむわ…
しかし何なの?アイツ…
『木梨 有』
私がいじめられていることに気づかず、ノートにまとめるだなんて
それこそ最悪だわ!!
ただ、アイツには分からせないといけないわ…
いじめがどんなに苦しいものかをね…
私は家に向かった
しかし向かっていた途中、また奴等に会ってしまった
「…!?」
「あれぇ~?、こんなところで偶然~?」
「今から帰り?じゃあさ少し遊んでいこうよ~?」
「…嫌です」
「え?、ちょっと何言ってんのか分かんないんですけど~」
「冗談言わないでよ、私はもう疲れてるの…」
そういった途端、私の腕をガシッと強く、痛く握ってきた
「…痛っ!」
「…今私たちに反論したよね!?、何で反論すんの?」
「今までよりもっと酷い目に合わさせてあげるよ」
私は「嫌だっっ!!」と叫び、手をブンブン振り回したが
利くはずもなく
「おとなしくしろよ!!」と皆に言われる
そして着いたのは公園
修羅場と化した砂場で、私たちの戦いは始まった
「ねぇ、何でさっき私たちに反したの?」
「…」
「何か答えろよ!!」
そう言われて、お腹を数回蹴られる
たまらず変な声が出てしまう
「フン、調子に乗ってるからこうなるのよ、馬鹿め」
「助かる、なんて思っていたら大間違いよ」
「私たちに、あんな態度をとるなんて、卑怯者が」
卑怯者、ね
いままでに言われたこと
あったかしら…?
どうしてか、こんなことを考えてしまう
今はいじめられてるのよ、私
しっかり付き合っていかなきゃ…
「学校にまだ残っているかと思いきや、こんな場所に逃げ込むだなんてね」
「想像もしてなかったよ」
「これ、先生に言っちゃう?」
「待って…」
そう言おうとしたが、簡単に口を塞がれてしまった
「おっと、口寄せはいらないよ」
「どうせお前が言うより、私たちが言わなきゃ、いじめている理由にならんしょ」
「馬鹿が、これでお前も悪人の一人ね」
悪人の一人…!?
どういうこと、それ…
こいつ等まさか、わたしがこいつ等をいじめている
目的に、先生を誘おうとしているつもり…!?
そんなの…、本当の卑怯者よ!!
ガブリっ!!
私は塞いでいる手に齧り付いた
「いてぇっっ!!」
手が赤くなる
「ちっ…!」と舌打ちが聞こえる
「コイツ私の手を噛み付きやがった!!」
「…逃がさないように、早く殴れ!」
そして私は、顔を殴られ、ついでに右手を思いっきり踏まれた
私は無言で痛みに耐える
「クソが!!、お前なんか死ねばいい!!」
「そうだよ、天国にでも召されろ!!」
天国に召されるのはお前らのほうだ!
それから家に帰り着くことなく
ずっと暴力を振るわれることに
耐えるのみだった
だが、何故か私はその様子をノートに書いている
自分でも可笑しいと思うけど
でも、倉がまともな行動を取るまで
まとめることをやめない
倉はクラスの皆から遠ざかられている
地味っ子って言われてて
私と似たり寄ったり
倉とは高校に入学してから知ったクラスメート
最初は顔をチラッと合わせただけで
何も喋っていない
ただただボーっと外を眺めててただけだった
そのボーっとした感じが気に食わなかったからなのか
いつしかいじめのターゲットになってしまった
いつなったのかは分からない
倉自身は、「何もしていない」と反論を繰り返しているも
いじめっ子らはそれを聞いちゃくれない
これが世に言う「無視」行動
倉はその行動にずっと苦しめられている
私は助けもせず、ただ見てノートにまとめるだけ
それもいじめの行動範囲に広がるのだが
さっき倉に睨まれたが
私は倉が去るところをボーっと真顔で見続けていた
倉はもっと傷付いただろうに
そうそう気づいていないのは
担任共
ちょうど休憩時間
倉は何も言わず帰ってった
多分、いじめっ子らに帰ったとばれないように
担任はいじめや困りごと等があった場合
生徒に寄り添って対応するが
この学校
そのことについては一切語りかけていなかった
蓋をしてしまうのだ
だからなのか、最近騒がれている
町の人々から聞くと
『あの学校、いじめがあるみたいよ…』と
もう出てきたフレーズ「いじめ」
その通りご名答
この学校には「いじめ」がある
人々のストレスをさまざまな人々にぶつけ攻撃する…
そんな厄介なことなのだ
倉がいじめられた理由は、ストレスなんかではなく
ただの行動だった
あのボーっとしたのが
いじめっ子らには本当に気に食わなかったのだろう
ずっと暴言・暴力の日々
倉には助け縄などが存在しなくてもいいように
誰もが相手をしないシステムなのだ
最悪だろ?
そんな私も皆からしては最悪少女ってところ
いままで私がノートにまとめてきた内容は全て、倉のこと
書き飽きないのかと言われても、続けるつもり
ただいじめっ子らは、そんな私の様子を見て
『あぁ、アイツも倉をいじめているのね…』
と思っているに違いない
『卑怯者には、心配などいらない』
私にはそんな言葉がある
だから、いじめられない
けど、いつかは仕返しされる
倉と同じ目にソロで遭わされる
一回だけ…
*
何とか逃げ切った…
もうあんな酷い目に合わされずにすむわ…
しかし何なの?アイツ…
『木梨 有』
私がいじめられていることに気づかず、ノートにまとめるだなんて
それこそ最悪だわ!!
ただ、アイツには分からせないといけないわ…
いじめがどんなに苦しいものかをね…
私は家に向かった
しかし向かっていた途中、また奴等に会ってしまった
「…!?」
「あれぇ~?、こんなところで偶然~?」
「今から帰り?じゃあさ少し遊んでいこうよ~?」
「…嫌です」
「え?、ちょっと何言ってんのか分かんないんですけど~」
「冗談言わないでよ、私はもう疲れてるの…」
そういった途端、私の腕をガシッと強く、痛く握ってきた
「…痛っ!」
「…今私たちに反論したよね!?、何で反論すんの?」
「今までよりもっと酷い目に合わさせてあげるよ」
私は「嫌だっっ!!」と叫び、手をブンブン振り回したが
利くはずもなく
「おとなしくしろよ!!」と皆に言われる
そして着いたのは公園
修羅場と化した砂場で、私たちの戦いは始まった
「ねぇ、何でさっき私たちに反したの?」
「…」
「何か答えろよ!!」
そう言われて、お腹を数回蹴られる
たまらず変な声が出てしまう
「フン、調子に乗ってるからこうなるのよ、馬鹿め」
「助かる、なんて思っていたら大間違いよ」
「私たちに、あんな態度をとるなんて、卑怯者が」
卑怯者、ね
いままでに言われたこと
あったかしら…?
どうしてか、こんなことを考えてしまう
今はいじめられてるのよ、私
しっかり付き合っていかなきゃ…
「学校にまだ残っているかと思いきや、こんな場所に逃げ込むだなんてね」
「想像もしてなかったよ」
「これ、先生に言っちゃう?」
「待って…」
そう言おうとしたが、簡単に口を塞がれてしまった
「おっと、口寄せはいらないよ」
「どうせお前が言うより、私たちが言わなきゃ、いじめている理由にならんしょ」
「馬鹿が、これでお前も悪人の一人ね」
悪人の一人…!?
どういうこと、それ…
こいつ等まさか、わたしがこいつ等をいじめている
目的に、先生を誘おうとしているつもり…!?
そんなの…、本当の卑怯者よ!!
ガブリっ!!
私は塞いでいる手に齧り付いた
「いてぇっっ!!」
手が赤くなる
「ちっ…!」と舌打ちが聞こえる
「コイツ私の手を噛み付きやがった!!」
「…逃がさないように、早く殴れ!」
そして私は、顔を殴られ、ついでに右手を思いっきり踏まれた
私は無言で痛みに耐える
「クソが!!、お前なんか死ねばいい!!」
「そうだよ、天国にでも召されろ!!」
天国に召されるのはお前らのほうだ!
それから家に帰り着くことなく
ずっと暴力を振るわれることに
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