最強守護士【ガーディアン】の英雄伝説

かしわで

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第二章 王国騎士団入団試験と3人の女子

2-13 試験2日目 その8 対策

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さて・・・対策だ。

「ではまず、シャーロットから。欲しいものがある。明日早朝王都で買いたいのだが、パッと移動できる方法はない?」
「さすがに瞬間移動の能力はありません。しかし、離れた幻獣たちと話は出来ますよ。」
「そんなことが出来るのか?」
「主従契約を結んだ幻獣どおしでなら、会話が出来ますよ。」
「それは凄い。では、はなえを呼んで欲しい。」
「では・・・はなえ様、エリック様がお呼びです。」
「あら、エリックちゃん、こんな夜中にどうしたの?」

いつの間にか「ちゃん」付けかい。

「実は・・・」

はなえに詳細を話した。

「問題ないわよ、私人間の姿に化けられるから、いつも街をブラブラしているのよ。ナンパもされたりして楽しいのよ。ただ、買った後どうやってそっちに持っていく?」
「それなら心配ない。タマを今から向かわせる。」
「ぶっ、そんなの聞いてないにゃ」
水を飲んでいたタマが吹き出して言った。
「褒美は乾燥マタタビだ。」
「問題ないにゃ。」

そんなに乾燥マタタビは凄いのか。

「じゃあさっそく王都に向かうにゃ。」
「ちょっと待て!もうひとつお願いがある。」

行こうとしたタマの尻尾を掴んだ。

「フギャ!尻尾は掴んだらダメにゃ!」
「ごめんごめん、お願いは、仲間の猫たちに赤つくしと川昆布と土ヨモギを取ってきて欲しいんだ。」
「報酬は乾燥マタタビにゃ。」
「もちろんだ。」
「問題ないにゃ。」

乾燥マタタビ恐るべし。タマは去っていった。

「エリック様、先程の薬草は何に使われるのですか?」
「クリスティーナ対策だよ。」

次はカレンだが、なかなか良い案が浮かばない。

「カレン様は、ヤポンの国の忍者が好きとのことですが、ハチベエはヤポンの生まれですので、何か妙案でも持っているかも。」
「へぇ、それは奇遇だ。」
「私はヤポンの国は近くを通っただけなので、ヤポンについて詳しくは知りません。何せ、あそこの馬とは調子が合わなくて・・・」

馬が合わないとはこの事か。よし、ハチベエを呼ぼう。

「ハチベエ、エリック様がお呼びです。」
「え、今からですか?丁度晩酌しようとしていたのですが・・・」
「ハチベエにしか頼めない要件とのことです。」
ハチベエの住みかは近くなので、飛んできた。
「こんな夜分に、どのような案件で?」

最初の一件以来、なにかと弱腰だ。

「ハチベエはヤポンの出身と聞いた。忍者について教えてくれ。」
「へぇ。忍者とは、大名、つまり領地の偉い方に仕えておりまして、裏の仕事をしております。情報入手や暗殺等々です。非常に身軽で、色んな所にも素早く行けます。また、武器は手裏剣という投剣のようなものや、短剣など動きを邪魔しない武器を所持しております。また、変わった体術も使えます。そして、忍術も使えます。」
「カレンが言っていたな。忍術とはなんだ?」
「忍術とは、結果としては魔法と似ていますが、魔法とは違う方法で構築されるものです、魔法はイメージで構築しますが、忍術は言霊で構築します。」
「へぇ、で、どのようなものがあるのだ?」
「火を出したり、雷を呼んだり、誰かが乗り移ったり、分身したり、相手の動きを止めたり、はたまた逃亡したりと様々なものがあります。」
「へー、凄いね。。。ん?因みに今言った忍術はハチベエは使えるのか?」
「はい。使えます。これでも幻獣ですので。」
「何で僕との戦いで使わなかったのだ?」
「今思えばそうなのですが、今のエリック殿の能力からすると、使っても意味なかった思います。」
「因みに誰でも使えるのか?」
「いえ、修行が必要です。言霊を詠むことは、なかなか難しいので。たまに生まれつき言霊を詠む力がある人間がおりますが、そのようなものは、忍者の主(あるじ)になっていきますね。」

僕は妙案を思い付いた。その事をハチベエに話すと、

「え?それは難しいかと。本人が・・・」
「やるだけやってみよう。」

ハチベエを説得し、その作戦を話し合った。
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