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ダメ人間と海 ①
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「ねえ、環くん。私が今何考えてるかわかる?」
「何も考えてない。なぜなら、物事をちゃんと考えているやつは大学を留年なんてしないから。」
「ぐっ、、。そのとおりです、、、、。私は何も考えることのできない低能クズ大学生です。ごめんなさい。」
「そこまで言ってないだろ!ごめんて。それに日向だけじゃなくて俺にも刺さってるから、それ。」
何を隠そう、彼らは2人とも大学を絶賛留年中であった。
日頃からこんな生産性のないやり取りばかりをして、貴重な20代を浪費している。
「それで?本当は何を考えてたんだ?」
「海、行きたい!」
「ほう、悪くないな」
「でしょ!夏だし。休みだし。」
「まるで休みじゃないときは大学に行ってるみたいな口ぶりだな。」
「うるさい。環くんもどうせ後3年くらい何も予定ないくせに。」
「否定できない自分が悲しい。環くんも、って言ってるのがまた悲しい。」
授業期間中であろうと基本的に大学をサボっている2人だが、いまは夏休み期間。
なんの罪悪感もなく遊び呆けることができる。
幸い、ふたりともボロくはあるものの原付きバイクを持っているため、海までの足はある。
ここは、愛知県名古屋市。名古屋港の方まで下道で1時間くらい走れば海が見えてくる。
とまあ、そんなこんなで2人は海に向かって意気揚々と出発した。
「日向、途中でコンビニ寄っていい?コーヒー買いたい。」
「おけ。」
「どのへんの海行こうか。やっぱ名古屋港ちょっと越えたあたりとか?」
「そうだね、まあ海の方向に適当に向かって気分のおもむくままにだねー」
「そうするか」
まったくもって計画性のない2人が出かけるといつもこうなる。
ただ、これはこれで気楽なもので悪くはないと感じているのだった。
「何も考えてない。なぜなら、物事をちゃんと考えているやつは大学を留年なんてしないから。」
「ぐっ、、。そのとおりです、、、、。私は何も考えることのできない低能クズ大学生です。ごめんなさい。」
「そこまで言ってないだろ!ごめんて。それに日向だけじゃなくて俺にも刺さってるから、それ。」
何を隠そう、彼らは2人とも大学を絶賛留年中であった。
日頃からこんな生産性のないやり取りばかりをして、貴重な20代を浪費している。
「それで?本当は何を考えてたんだ?」
「海、行きたい!」
「ほう、悪くないな」
「でしょ!夏だし。休みだし。」
「まるで休みじゃないときは大学に行ってるみたいな口ぶりだな。」
「うるさい。環くんもどうせ後3年くらい何も予定ないくせに。」
「否定できない自分が悲しい。環くんも、って言ってるのがまた悲しい。」
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なんの罪悪感もなく遊び呆けることができる。
幸い、ふたりともボロくはあるものの原付きバイクを持っているため、海までの足はある。
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とまあ、そんなこんなで2人は海に向かって意気揚々と出発した。
「日向、途中でコンビニ寄っていい?コーヒー買いたい。」
「おけ。」
「どのへんの海行こうか。やっぱ名古屋港ちょっと越えたあたりとか?」
「そうだね、まあ海の方向に適当に向かって気分のおもむくままにだねー」
「そうするか」
まったくもって計画性のない2人が出かけるといつもこうなる。
ただ、これはこれで気楽なもので悪くはないと感じているのだった。
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