説得から始まる異世界冒険譚 ~どうやら世界がピンチらしいけど、とりあえず説得してハーレムを作ろうと思います~

きよらかなこころ

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パワーレベリング

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 じゅるるる……♡じゅぼっじゅぼっ……♡

「シンゴ様、ご飯ありがとう」

 俺が配った食料をがっつくように食べた子供達がお礼を言ってきた。

 みんなかなりガリガリになっていて、食糧事情がかなり逼迫しているようだ。

 俺は世界中にハーレム要員を探しに行かなければいけないから、この子達に構いっぱなしではいられない。

「アリア、この世界にレベルってある?」

 モミモミとアリアの柔らかい乳房を揉みながら、アリアに質問する。

「はい♡ありますよ♡あんっ♡」

 ふむ、じゃあ先ずはこの洞窟の住人をパワーレベリングといくか。

 ドビュッ!

 赤髪巨乳元気っ子の美少女のユリアのお口に発射してから、俺は立ち上がる。

「よし、先ずはアリアとユリアとマリア、俺とパーティーを組んでレベルあげだ」

「はい♡わかりました♡」

 俺は4人パーティーを組んでから、火魔法最強魔法エクスプロージョンを使う。

「エクスプロージョン」

 巨大な爆発が起こり、前方にあった草原が焼き野原にかわった。

――レベル1024あがりました。10485760G入手しました。

 この世界の入手Gは凄まじいな、魔物が強いのだろうか。

 まあ、全部一撃だし、お金の使い道もこの世界では今はなさそうだ。

「アリア、レベルあがった?」

「はい♡何だか身体の調子が良くなった気がします♡」

「レベルいくつになった?」

「えっと♡すいません♡わかりません♡」

 この世界の人達もステータス画面が見れないのか。

 俺は自分のステータス画面を開いて、3人のステータスを確認する。

 おっ、全員レベル99になってる。

 NEXTが0になってるから、もう最大レベルになったって事かな。

 おや? アリアのスキルを弄ることが出来るぞ。

 前の異世界では出来なかったが、この世界では出来るようになっている。

 バグったのかな、まあいい、これならもっと強化できるぞ。

 俺はアリア達に戦闘用のスキルと転移のスキルを割り振る。

「よし、アリア。ファイヤーボールが使えるようになっているはずだ。あの魔物にファイヤーボールを撃ってみろ」

「はい♡わかりました♡ファイヤーボール♡」

 アリアの手のひらから炎の塊が飛び出し、魔物に直撃したが、魔物は消し炭にはならなかった。

 ふむ、レベル99では一撃で倒せないのか。

 アリアはその後もファイヤーボールを撃ち、3発目で魔物は倒れた。

 3発で倒せればいいか。

 俺は代わる代わるパーティーメンバーを入れ替えて、洞窟の住人をレベル99にあげた。

「いくぞ! 俺達で人類を解放するんだ!」

「はい、シンゴ様!」

 折角なので全員連れて行こう。

 俺達は世界解放を行うのだ。

 まあ、ハーレム作りのついでだけどね。ふんっ。

「あんっ♡」

 こうして、俺のハーレム作りの旅が始まるのだった。
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