説得から始まる異世界冒険譚 ～どうやら世界がピンチらしいけど、とりあえず説得してハーレムを作ろうと思います～

世界の救済

「あっ♡あっ♡」

　今日も沢山の美女と美少女達に囲まれて身体を濡れ濡れにしていると、とある報告が飛んで来た。

「シンゴ様♡遂に魔王城を包囲しました♡」

「そうか、とりあえず跨がっていきなさい」

「はい♡失礼します」

　ぬぷぷぷ……っ♡

「あああっ♡」

　意外と早かったな。

　毎日、美女や美少女と組んずほぐれつしていたら、知らない間に魔族共の領域を制圧間近になっていようとはな。

　それじゃあ、魔王をぶっ殺して、楽しいハーレム生活を送るとしますか。

　俺は住居にしている移動要塞の外に出て、魔王城とやらを確認した。

　拡声器を持ってと。

　説得スキル有効化！

「テステス、えー魔王城にいる魔王軍の諸君、俺の軍門に降ってくれるよね？」

「……はい、わっかりました！」

　魔王城からは白旗を持った魔王軍の魔族達がゾロゾロと出て来た。

　一番最後に偉そうなマントを羽織った厳つい魔族が出て来た。

「アンタが魔王？」

「そうだ」

「ファイヤーボール」

「ギャー」

――レベルが上がりました。１０２４０００Ｇ入手しました。

　ふっ、正義は勝つ。

　後日、無事に世界を救った俺は、全世界の美女と美少女を集め、早速子作りを始めた。

　パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡

「あっ♡あっ♡すごいっ♡ダメです♡シンゴ様♡」

　ドビュッ！

「よし、次」

　俺は代わる代わる美女や美少女の密壺に子種を注ぎ込んだ。

　前の世界と違ってこの世界はたっぷりと子供を作らないと行けないからな。

　フゥーハハハ！

　俺のハーレム生活は始まったばかりだった。

　愛でたし、愛でたし。