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5章
勉強
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「ただいま」
「おじゃましまーす」
「賢、卒論は終わりそうなのか」
「もう書き始めてますね」
「そうか」
現実逃避のようにこっちに話しかけてくる同じ研究室の学生。教授と話をしながら卒論について色々と決めているようだ。進捗があるようには見えないのだが、大丈夫なのだろうか。
ここ最近は騒がしくなっているが、これまでが静かだった分、異質な感じがする。俺ともう1人の真面目なやつも卒論を書き始めているような雰囲気がある。
もうすぐ3限が始まる。午前中の進捗は、まぁ悪くない。午後は仁が4限に行く。その間に教授に卒論の進捗報告会がしたい。卒論を書く上での方針も決めておきたい。
「4限めんどくさいな」
「しっかり行きなさい」
「はーい」
ここまで真面目だと、急にサボると反動のようにサボり癖がつく。そんな同期を腐るほど見てきた。だからこそ、仁にはそうなって欲しくない。その想いを込めてみる。
気がつけば3限開始の合図だった。昼休み中も大騒ぎの研究室。はたして心休まる瞬間は来るのだろうか。
「卒論書き始めてるの?」
「まぁ、少しずつだけどな」
提出は何よりも早いほうがいい。添削はされるし、文章の書き方が正しくなければ差し戻しもあり得る。そのことを思えば、やはり早いに越したことはない。仁はもう少し休憩モードなのか、椅子に座ってのんびりしている。と思っていたら、こっちを向いた。
「分からなかったら質問とかしていい?」
「おう、いいぞ」
どうやらこれが聞きたかったらしい。それが聞き終わると本を読み始めた。こんな喧騒の中よく読めたものだと感心する。さて自分も、ということでパソコンを立ち上げ、論文を書いていく。4限までには、少しでも進めておきたい。その想いを抱えて、文字を打ち込んでいく。
「おじゃましまーす」
「賢、卒論は終わりそうなのか」
「もう書き始めてますね」
「そうか」
現実逃避のようにこっちに話しかけてくる同じ研究室の学生。教授と話をしながら卒論について色々と決めているようだ。進捗があるようには見えないのだが、大丈夫なのだろうか。
ここ最近は騒がしくなっているが、これまでが静かだった分、異質な感じがする。俺ともう1人の真面目なやつも卒論を書き始めているような雰囲気がある。
もうすぐ3限が始まる。午前中の進捗は、まぁ悪くない。午後は仁が4限に行く。その間に教授に卒論の進捗報告会がしたい。卒論を書く上での方針も決めておきたい。
「4限めんどくさいな」
「しっかり行きなさい」
「はーい」
ここまで真面目だと、急にサボると反動のようにサボり癖がつく。そんな同期を腐るほど見てきた。だからこそ、仁にはそうなって欲しくない。その想いを込めてみる。
気がつけば3限開始の合図だった。昼休み中も大騒ぎの研究室。はたして心休まる瞬間は来るのだろうか。
「卒論書き始めてるの?」
「まぁ、少しずつだけどな」
提出は何よりも早いほうがいい。添削はされるし、文章の書き方が正しくなければ差し戻しもあり得る。そのことを思えば、やはり早いに越したことはない。仁はもう少し休憩モードなのか、椅子に座ってのんびりしている。と思っていたら、こっちを向いた。
「分からなかったら質問とかしていい?」
「おう、いいぞ」
どうやらこれが聞きたかったらしい。それが聞き終わると本を読み始めた。こんな喧騒の中よく読めたものだと感心する。さて自分も、ということでパソコンを立ち上げ、論文を書いていく。4限までには、少しでも進めておきたい。その想いを抱えて、文字を打ち込んでいく。
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