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商談成立。
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宗教国家であるオースト国は、狂信者多いい。自分に都合の良い神を崇めている。明るい色 輝くもの、太陽の燃える赤等が尊ばれた。オースト国の神は太陽神。
旗は、黄金の太陽。黄金の太陽を背に、盾が書かれその前に一つの剣。
剣は、バッカーダ公爵家。
盾は、トーマン公爵家。
黄金の色は、神に選ばれた王家。
太陽は、聖教をまとめ上げるアンポータン公爵家。
この四つが、旗頭に画かれている。オースト国の者は、自分達が最も神に愛された者だと信じている。だからこそ、黒に近い者『豪の者』を見下しているのだ。
アメリゴ帝国 チャイニ国は、神はいるがそれ程重要視されていない。『苦しい時の神頼み』くらいの信仰である。
故に、アメリゴ帝国がオースト国を支配すれば今ある宗教は廃止される懸念がある。
其れは、ぞっとする提案。
リオルが、オースト国を手に入れた時。『宗教を許す』と言えば、オースト国の者は、『宗教を廃止する』リオルの兄王に敵対する。自ずとして、其れはリオルを護る兵士となる。
「しかし、宗教を許すと其れは其れで、後々面倒になリます。」
セルビィの提案に、難色を称えるロレンス。国を支配した時に、教会側が政治に口出しをして来ることを懸念する。
「安心して下さい。狂信者は、王都に多いいのです。戦になれば、殆どの者がいなくなるでしょう。」
其れは、先陣に立たせろと言う意味である。狂信者であれば、神の敵を討つために喜んで前に出る。そして、大半の者が討ち死にするであろう。
「後はゆっくりと、意識改革を行えばいいのです。」
狂信者が、いなくなった後の教会側を絞めろと言う事。
「冠婚葬祭くらいは、残して差し上げれば文句は言わないです。」
セルビィは、微笑む。
(文句を言ったら、絞めろと言う事か。)
神をも恐れないセルビィの言い分に、ナルトは震える。
(やっは、此奴は魔王。)
ナルトは確信して、頷いた。
「しかし、上手く行くでしょうか。リオル様を、指示して貰えるか。」
ロレンスは、心配する。
「リオル様は、運が良いです。」
リオルとロレンスは、首を傾げた。ナルトも、セルビィに目を向ける。
「聖教徒のシンボルは、赤い太陽です。リオル様は、赤髪。」
セルビィは にっこりと、微笑んでリオルの紋章の赤い鷹を指差す。
「赤い鷹の背に、赤い太陽を画くだけで。リオル様は、神に選ばれし者と成ることが出来ます。」
赤は聖教徒の中では、最も尊き色。その色を持つリオルは、尊重される。そして、帝国から宗教を護る者としての旗頭となる。
狂信者は、喜んでリオルの言う事を聞くであろう。
三人は、身を震わせた。何時からそんな事を、考えてたのかと。
そして、思うのであった。
(((敵でなくって、良かった!! )))
しみじみと、心の中で感涙するのであった。
「其れでも帝国が退かない時は、同盟国である父様達の力をお貸しします。」
手を合わせて、セルビィは言う。
「其れは、勝ったも同然だな。」
驚愕した後リオルは、笑った。戦場の死神と呼ばれる四人が着くとなれば、帝国は退かざる終えない。セルビィとしても、お馬鹿な帝国の兄王よりもリオルの方がオースト国を任せる方が良かった。
「お馬鹿な帝国の王様より、姉様達を褒めてくれたリオル様の方が断然良いです。」
「私情の権化め!! 」
ナルトは、突っ込んだ。
セルビィの頭の中は セルビア達の幸せが、中心の世界だった。
他国に、ちょっかいを出されたくない。要は、リオルを他国からの防波堤に使いたかったのだ。
「よき関係を築けると、思います。」
セルビィは、満面に笑みをリオルに向ける。
(お前に、とってな!!)
ナルトは、心の中で突っ込む。
「ああ、宜しく頼む。」
「はい。宜しくお願いします。」
セルビィは、手を横に差し出した。ナルトは、溜息混じりに手を取った。セルビィは ゆっくりと、立ち上がり淑女の礼を取った。
「其れでは、良き日に。」
セルビィは、ナルトにエスコートをされながら背を向ける。金の髪と、白いドレスの裾が広がる。
その背に、リオルは言った。
「おまけに、令嬢達は着かないかな。」
その言葉に、セルビィは振り向き帰り。優しい笑顔を、リオルに向ける。静かに親指を立て、首の辺りを真横に滑らせた。
「冗談です!! 」
蒼白になったロレンスは、リオルをテーブルに打ちつけた。
「いくら令嬢達が、美しいからと 失礼ですよ。ほら、謝って。謝りなさい!! 」
ゴンゴンと、リオルをテーブルに頭を打ち付けた。
「すみません。」
リオルは、素直に謝った。
「こんな事を俺にするのは、お前くらいだ。」
リオルは、テーブルに頭を打ち付けられながら呟いた。
ロレンスとナルトは、目が合った。頷き合う。
『お互い、苦労するな。』
意思疎通をする。
「謝罪を受け入れます。姉様達が、美しすぎるのがいけないんです。美の女神ですから。」
セルビィは、姉達の美しさを称賛する。
「でも、言葉には気お付けて下さいね。」
セルビィは、微笑む。
「つい、うっかり。消してしまっちゃうかも、しれません。」
愛らしい笑顔なのに、声は氷点下の様に冷たい。
「では、リオル様。ロレンス様、御機嫌よう。」
セルビィは、再び淑女の礼をしてその場を離れていった。
セルビィとリオルの商談は、終わった。
旗は、黄金の太陽。黄金の太陽を背に、盾が書かれその前に一つの剣。
剣は、バッカーダ公爵家。
盾は、トーマン公爵家。
黄金の色は、神に選ばれた王家。
太陽は、聖教をまとめ上げるアンポータン公爵家。
この四つが、旗頭に画かれている。オースト国の者は、自分達が最も神に愛された者だと信じている。だからこそ、黒に近い者『豪の者』を見下しているのだ。
アメリゴ帝国 チャイニ国は、神はいるがそれ程重要視されていない。『苦しい時の神頼み』くらいの信仰である。
故に、アメリゴ帝国がオースト国を支配すれば今ある宗教は廃止される懸念がある。
其れは、ぞっとする提案。
リオルが、オースト国を手に入れた時。『宗教を許す』と言えば、オースト国の者は、『宗教を廃止する』リオルの兄王に敵対する。自ずとして、其れはリオルを護る兵士となる。
「しかし、宗教を許すと其れは其れで、後々面倒になリます。」
セルビィの提案に、難色を称えるロレンス。国を支配した時に、教会側が政治に口出しをして来ることを懸念する。
「安心して下さい。狂信者は、王都に多いいのです。戦になれば、殆どの者がいなくなるでしょう。」
其れは、先陣に立たせろと言う意味である。狂信者であれば、神の敵を討つために喜んで前に出る。そして、大半の者が討ち死にするであろう。
「後はゆっくりと、意識改革を行えばいいのです。」
狂信者が、いなくなった後の教会側を絞めろと言う事。
「冠婚葬祭くらいは、残して差し上げれば文句は言わないです。」
セルビィは、微笑む。
(文句を言ったら、絞めろと言う事か。)
神をも恐れないセルビィの言い分に、ナルトは震える。
(やっは、此奴は魔王。)
ナルトは確信して、頷いた。
「しかし、上手く行くでしょうか。リオル様を、指示して貰えるか。」
ロレンスは、心配する。
「リオル様は、運が良いです。」
リオルとロレンスは、首を傾げた。ナルトも、セルビィに目を向ける。
「聖教徒のシンボルは、赤い太陽です。リオル様は、赤髪。」
セルビィは にっこりと、微笑んでリオルの紋章の赤い鷹を指差す。
「赤い鷹の背に、赤い太陽を画くだけで。リオル様は、神に選ばれし者と成ることが出来ます。」
赤は聖教徒の中では、最も尊き色。その色を持つリオルは、尊重される。そして、帝国から宗教を護る者としての旗頭となる。
狂信者は、喜んでリオルの言う事を聞くであろう。
三人は、身を震わせた。何時からそんな事を、考えてたのかと。
そして、思うのであった。
(((敵でなくって、良かった!! )))
しみじみと、心の中で感涙するのであった。
「其れでも帝国が退かない時は、同盟国である父様達の力をお貸しします。」
手を合わせて、セルビィは言う。
「其れは、勝ったも同然だな。」
驚愕した後リオルは、笑った。戦場の死神と呼ばれる四人が着くとなれば、帝国は退かざる終えない。セルビィとしても、お馬鹿な帝国の兄王よりもリオルの方がオースト国を任せる方が良かった。
「お馬鹿な帝国の王様より、姉様達を褒めてくれたリオル様の方が断然良いです。」
「私情の権化め!! 」
ナルトは、突っ込んだ。
セルビィの頭の中は セルビア達の幸せが、中心の世界だった。
他国に、ちょっかいを出されたくない。要は、リオルを他国からの防波堤に使いたかったのだ。
「よき関係を築けると、思います。」
セルビィは、満面に笑みをリオルに向ける。
(お前に、とってな!!)
ナルトは、心の中で突っ込む。
「ああ、宜しく頼む。」
「はい。宜しくお願いします。」
セルビィは、手を横に差し出した。ナルトは、溜息混じりに手を取った。セルビィは ゆっくりと、立ち上がり淑女の礼を取った。
「其れでは、良き日に。」
セルビィは、ナルトにエスコートをされながら背を向ける。金の髪と、白いドレスの裾が広がる。
その背に、リオルは言った。
「おまけに、令嬢達は着かないかな。」
その言葉に、セルビィは振り向き帰り。優しい笑顔を、リオルに向ける。静かに親指を立て、首の辺りを真横に滑らせた。
「冗談です!! 」
蒼白になったロレンスは、リオルをテーブルに打ちつけた。
「いくら令嬢達が、美しいからと 失礼ですよ。ほら、謝って。謝りなさい!! 」
ゴンゴンと、リオルをテーブルに頭を打ち付けた。
「すみません。」
リオルは、素直に謝った。
「こんな事を俺にするのは、お前くらいだ。」
リオルは、テーブルに頭を打ち付けられながら呟いた。
ロレンスとナルトは、目が合った。頷き合う。
『お互い、苦労するな。』
意思疎通をする。
「謝罪を受け入れます。姉様達が、美しすぎるのがいけないんです。美の女神ですから。」
セルビィは、姉達の美しさを称賛する。
「でも、言葉には気お付けて下さいね。」
セルビィは、微笑む。
「つい、うっかり。消してしまっちゃうかも、しれません。」
愛らしい笑顔なのに、声は氷点下の様に冷たい。
「では、リオル様。ロレンス様、御機嫌よう。」
セルビィは、再び淑女の礼をしてその場を離れていった。
セルビィとリオルの商談は、終わった。
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