【完結】どうやらこの世界は乙女ゲームのようですね。ああ、そうだな。

❄️冬は つとめて

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これはいったいどう言うことだ。

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うむ、すっかりシャンパーニュの事を忘れておったわ。
あれからどうなったのだ? 

シャンパーニュがクリスタル嬢に抱き付いてますわ? 
これはどう言うことでしょう。
それに先程の叫び声は王太子としてははしたないですわ。

「王妃よ、シャンパーニュは婚約を解消したのではなかったかな? 」
「ええ、そう聞きましたわ。」
「何故抱き付いておるのか? 」
「さあ、何故でしょう。」

可笑しいですわ、物語ではあの楽しい令嬢と婚約をすると宣言するのですが? 

ふむ、シャンパーニュのクリスタル嬢を見る目は誰かに似ている。誰だったか?


「クリスタル、今から教会に行こう。」

まあ、クリスタル嬢をお姫様抱っこをしていますわ。 

それに教会ですって? 
クリスタル嬢を教会に連れて行って如何するのです?

「今すぐ結婚をしたい。君の気が変わらない内に。」
「そんな、私は決して気など変わりませんわ。」

婚姻を申し込んでおったのか?
先程婚約を解消すると宣言しておったのに? 

だがよく踏みとどまった、シャンパーニュ。

それに良く言ってくれた、クリスタル嬢。それでこそ、我が国の王妃に相応しい。

あら、まあ。
いつの間に婚姻を申し込んでいたの? 

宜しいのクリスタル嬢その様なお馬鹿さんなシャンパーニュで。

「王妃よ、シャンパーニュは目つきがおかしくないか? クリスタル嬢を見る目が。」

「ええ、あの目はまるで閨の時の陛下と同じ目ですわ。」

「コホン、コホン。」

シャンパーニュがクリスタル嬢を好いているのは分かっていた。
だが今まで理性のある目でクリスタル嬢を見ておった。
それが何故、あのようなギラギラとした野獣の目に? 

何があったの? 
あの目は鹿クリスタル嬢の写真を見てる目にそっくりですわ。
あの理性的なシャンパーニュの目は何処に行ったの? 

今にも襲い掛かりそうな野獣の目ですわ。

「シャンパーニュ様、何を血迷っているのです。そんな悪女を!! 」

「そうですクリスタルより、カロン令嬢の方が殿下に相応しい。」

「国の為に、カロン令嬢をお選び下さい。」

「シャンパーニュさま、愛しています。」

血迷っているのは其方達であろう、やはり頭がおかしいのお。

何を言ってますの? 
楽しい令嬢など国の為にはなりませんわ、恥になっても。

「俺が愛してるのは、クリスタルだけだ!! 」


「陛下。シャンパーニュは、と言いましたか? 」
「ああ、言ったな。」


「ハーレム代員増やしたかったら他をあたれ、ちんちくりん!! 」

まあ、ですって。
前世の馬鹿な息子がよくに向かって言ってましたわ。

「お前ら糞共も、てめぇらのお手つき女を薦めるな!! 国が滅ぶわ、糞馬鹿共!! 」

なに!? 
手も付けておったのか? 
何故その様な令嬢を王妃へと押しておるのだ? 
この者達は。

「「「な、な、殿下!? 」」」

「誤解です、シャンパーニュさま。」

「俺が知らないとでも思ったか? 」

あのような冷たい目をする事も出来るようになったかシャンパーニュ。儂が王妃と睦まじく話しをしている内に何があった。

「シャンパーニュ様。」
「済まないクリスタル、驚かせてしまったね。」

まあ、クリスタル嬢に優しく微笑みかける目は前世の息子とですわ。

「何処か平和な場所で二人で暮らそう。」
「シャンパーニュ様。」

何を言っておる? シャンパーニュ。

「安心してくれクリスタル。私は出来る男だ、幸せにしてみせる。」

確かに其方は非の打ち所のない王太子だ。

剣術も出来成績も優秀、ただ正義感が強く真面目すぎる。

婚約者のクリスタル嬢にもエスコート以外手も触れずに…… 

ん、これはいったいどう言うことだ!? 




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