あの一等星

AGE・小説家となるもの

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四章 爽やかな緑の彗星

神怒

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アロン(言語の神……一体どんな奴だろうか……)
アロンは考えているうちに眠りに落ちた
アストライオス「降れ星共よ!」
アロン「お前がアストライオス!?」
アルファ「お前ら人間如きが我らの王国バッシィオを突き止めるとな」
ベータ「ふっ……三人如き粉砕する」
アロン「モーゼ!父さん!行くぞ!」
二人「おー!!!」
アルファ「散れ!」
ドォーン!バァーン!シャキン!!
モーゼ「うっ……」
ファラオ「…だ…めだ……」
アロン「モーゼ!父さん!」
フェニキア「死語認定παρωχημένη λέξη!」
アロン「父s……」
モーゼ「……呼ぶな……死ぬぞ!」
アロン「え?」
アロンが後ろを振り向くと攻撃が止まっていた
アルファ「あーあ 残念だったね」
ベータ「やっちまいましょ」
アストライオス「おりゃーー!!!」
幾つもの隕石が降り注いでくる
アロン「うわぁぁぁぁ!!!」

その瞬間、アロンは目を覚ました
アロン「はっ!?夢?それにしてはリアルだった……まるで何かを暗示してたように」
モーゼ「アロン、大丈夫か!魘されていたぞ」
アロン「大丈夫だ……ただ少し不思議な夢を見ただけ……だと良いんだかな」
モーゼ「……夢の話を聞かせてくれ」
アロン「分かった」
アロンはモーゼに夢の物語を話した
モーゼ「フェニキア?アストライオス?これは暗示夢だ…」
アロン「つまり?」
モーゼ「緑閃彗星の野郎にやられたぜ……!起きなかったらお前は死んでた!」
アロン「そうなのか!?」
モーゼ「目覚めたからいいものの 危ねぇぜ…!」

彼方の王国バッシィオ
アストライオス「術が解かれた……殺せ お前ら」
フェニキア「真実を知るこいつらは全員方がいいわね」
アストライオス「ニューΞクシーで行こう」
ニュー「任せろ」
クシー「分かりました主様」

一日後
アロン「いやな予感がする」
モーゼ「それはどんな予感だ?」
アロン「暴き……ニューとクシーが攻めてくる」
ファラオ「二ューとクシー?」
モーゼ「ギリシア語…!?」
ファラオ「!?護衛で固めよ!!」
執事「はっ!」
数分後
ゾロゾロゾロゾロ!
ガチャッ!
ファラオ「お前らに次ぐ!この戦いは敗率の高い戦いだ しかし今、敗れるならば国都を取り返す一歩となる!全力を尽くし戦え!!」
軍隊達「おーーーー!!!!!!」
そして数分後
ニュー「ここか…元国王達の町リエルは!!」
クシー「殺りましょう…秘密を知られたからには生かしません!!」
ファラオ「ゆけ!!!」
軍隊達「うぉぉぉぉぉぉーー!!!」
ニュー「こちらだ!」
剣士1「死ねぇーー!!」
ニュー「真技・滅剣!」
魔術師1「法滅魔法・閉幕!」
ニュー「グハッ!?剣士のみのゴリ押しパーティーじゃない!?」
クシー「うわっ!!弓もいんのかよ!まぁいい 即術!!」
ファラオ「速いからって当たらねぇって思うなよ 死ね 死刃の矢!」
クシー「元王発見!おりゃーー!!!」
ピチュン!
ファラオ「的確!」
クシー「うっ……くっ!拳王術・裂拳刃!」
ファラオ「グハッ……!」
モーゼ「父さん!」
クシー「おりゃっ!」
壁を走り部屋に乗り込む
モーゼ「はぁ……なんでこの世はクソなんだろうな 魔術・開閉破!」
クシー「うわっ!危ねぇ」
ドォーン!
軍長「王室から開閉破だ!直線上に居る者避けよ!」
軍隊「はい!」
ニュー「くそっ……魔法が強え……やっぱあの時殺せば良かった……」
魔術師2「転移!」
剣士2「何やってる!直線上だぞ!」
魔術師2「当たればいい 当てれば死ぬ」
ニュー「なっ!?」
魔術師3「停止!」
ニュー「うがっ!?動けん!?うっ!?うわぁぁぁぁ!!!」
ドザザザザザザザザ!!
ニューは真っ二つになってしまった
魔術師3「解除」
ニュー「……強……」
ドスン!
ニューは真っ二つと落下で死んでしまった
軍長「敵は王室にあり!」
軍隊「うぉぉぉぉぉぉーー!!!」
王室
モーゼ「回避されたようだけど 消えr」
クシー「空拳捌乱つらぬき!!」
モーゼ「グハッ……!か、体がっ……」 
クシー「無残だな 胸部分さえ壊せれば唱える言葉も生きるための心臓も消えるんだぞ」 
モーゼ「………」
クシー「グハッ…………なんで!?」
モーゼは唱え続けた 心という名の頭の中で
ある呪文を 
クシー「お前っ……道ずれにする気か!?」
モーゼ「……」
喋ることは出来ないが少し頷いた
心臓も肺も無いのに不思議と数秒間だけ頭部が動かせた
クシー「何故……なんで……!死ね!みんな!死ねぇ!」
モーゼ「……」
モーゼは力尽きた
クシー「いやだぁぁぁ……」
クシーも道ずれになって死んだ
軍長「大丈夫ですか!王様!」
アロン「父様が死んだ!?」
アロンは驚きながら父の首元に触れる
アロン「脈はまだ動いてる……」
ファラオ「……一撃で死ぬような王で悪かったな……お前ら……」
魔術師4「今、回復します!!」
ファラオ「いや、いい……俺を冷凍保存しろ……」
魔術師4「しかし!」
ファラオ「……相手も我らを殺せたなら本望だろ……裏をつけ……」
魔術師4「……そうですね」

地下室
魔術師達「フリーズ・セメントメイト・キープファラオ!」
ファラオに冷気が集まりやがて凍る
ファラオは俺を保存した後、隣の死んだモーゼにファラオの格好をさせ埋蔵した


執事「亡くなってしまい残念です……」
リエルの民達も協力し王亡の儀式も開き騒動は幕を終えた
何故ならばモーゼは王家の血を次ぐ者ではないから
モーゼは血縁関係に無いと言えば嘘だが義弟だった
つまり世はモーゼを知らなかった
世に知らしめた王子はアロンでモーゼは兄として振る舞った
それが世間に知られる日はないとしても

END

次回4話「裏を知ったメンバー」
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