2 / 7
2 かんたんレモンクッキー。
しおりを挟むボクがいる「ひまわりクラス」のことを少しだけお話しするよ。
誰にでも得意なことや苦手なことはあるよね?
ここには持っている力をうまく使えない子たちが集まっているんだ。
少しお手伝いしたり、練習したりして、
持っている力をうまく使えるようにするのが、このクラスなんだよ。
そんな子たちがボクの目の前で今、目をキラキラさせている。
これはがんばらないと!
ゆりあ先生、今日は何を作るの?
「うん。今日は『かんたん・レモンクッキー』だよ!」
「クッキーって材料はかったり型抜いたりでめんどそう」
「時間もかかるんじゃないのー?」
「ふっふっふ。全部なーし!だから『かんたん』なの!」
「えー?本当に?」
先生…?
ホントーにできるの?
「じゃあ、材料はこちら!」
─────
材 料
─────
薄力粉 5
ホットケーキミックス 2
グラニュー糖 3
レモン液 2
サラダ油 2
※ぜ~んぶ大さじだよ!
サラダ油の代わりにバターやマーガリンにすると風味アップ!
ええー?これだけでいいの?
「たまごとかミルクは?」
「無くてもできちゃうんだな、これが」
「ボク、たまごアレルギーだけどこれなら食べれるよ!」
ああ。それでセンセイは「たまご無し」にしたんだね。ヤルじゃん?
「じゃあ、さっそく作ろう!重さをはかる必要無いけど、計量スプーンではかるときは『すりきれ』だからね」
「はーい!」
「全部材料を入れたら、しゃもじやヘラで切るようにしてまぜようね」
「これ、あんまりこねすぎるとカチカチになっちゃうから注意してね」
「は~い。でもなんで?」
「お。いいねえ。『なんで?』は大事だよ。勉強はやっぱりそこから入らないとね」
「えへへ」
「小麦粉はこねるとグルテンって物質ができるんだけど、これが硬くなる原因。だからさっくり材料を混ぜ合わすんだよ」
「へぇー」
「さ、これでよし。本当は2時間くらい冷蔵庫にいれとくといいんだけど、今日はもう丸めてつぶして焼いちゃおう!」
え?いいの?
「だって早く食べたいでしょ?」
「うん!」
「時間も45分しかないしね!」
「と、いうことでおーぶんくん、あとはヨロシク!」
ハーイ!
それじゃあ、「170℃ 15分」で・・・
「あ、焦げが気になるならアルミ箔かぶせてね!」
ちょっと先に言ってよね!
じっくりゆっくり。
ホットケーキミックスが入ってるから、ふんわりふくらんでおいしそう。
チーーーーーン!
「わぁ、できたよ!」
「できたてはまだしっとりしてるから、少し冷ますとサックリになるよ」
「う~~~。はやく冷めろ~!」
「下じきであおいでみようか?」
さーて、お味はどうだったかな?
2
あなたにおすすめの小説
はじめて言葉を話した青年
藤本夏実
絵本
言葉はどうやってうまれたかを考えたことはありますか?言葉の起源を考え、人との交わり方を気にしながら、書きました。はじめて言葉を話しだしたら、こんな感じかなと思います。
はるちゃんとおばあちゃんのえほん
いぬぬっこ
絵本
はるやすみ。
はるちゃんは、おばあちゃんちにあそびにいきました。
けれど、おばあちゃんはおひるごはんをつくっていて、はるちゃんとあそんでくれません。
ーーつまんない。
そうだ! おばあちゃんちをたんけんしよう!
はるちゃんは、おふろば、おトイレ、げんかんと、たんけんします。
そして、おばあちゃんのへやにはいったときーーしくしくとなきごえがきこえてきました。
「ないてるのは、だあれ?」
「ここだよ。
ぼく、おばあちゃんのかきかけのえほん。
おばあちゃん、とちゅうでかくのをやめてしまったの。
ぼく、かなしいの」
しくしくなく、えほんをみて、かわいそうにおもったはるちゃんはきめました。
「よーし!
はるちゃんが、かんせいさせてあげる!」
これは、はるちゃんとおばあちゃんとえほんのおはなし。
ボクはスライム
バナナ男さん
絵本
こんな感じだったら楽しいなと書いてみたので載せてみましたઽ( ´ω`)ઽ
凄く簡単に読める仕様でサクッと読めますのでよかったら暇つぶしに読んでみて下さいませ〜・:*。・:*三( ⊃'ω')⊃
ダダのすごいおなか
未瑠
絵本
ダダのおなかはすごくないの?
ダダはミミちゃんのお父さんのこと。
ある日みんなでお父さんのすごいところを発表することに、ミミちゃんははりきってダダのすごいところを発表したけど……
ちいさな、しあわせな勘違い
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
