フィライン・エデン Ⅱ

夜市彼乃

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10.三日月の真相編

46三日月のひそむ風雲 ⑤

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***

 三度目に時計を見た芽華実が心配そうに首を傾げた時、ようやく彼女を呼ぶ声が聞こえた。
「ごめん、芽華実! 遅くなっちゃったー!」
 ぱたぱたと駆けてきたリーフの姿に、芽華実はほっとした顔でほほ笑んだ。
「よかった、何かトラブルかと思ったわ」
「トイレ、すっごく混んでて。まあ、あそこ、園で一番大きなお土産物屋さんだから、トイレ休憩にもってこいなんでしょうね」
 言って、先ほど出てきた大きな建物を振り返る。出口と一体になっているスタジオマーケットは、雷奈がわき目も振らずに生八つ橋を買いに行った場所でもある。それにつきあっただけでも、目を引くアイテムがいくつかあったが、もう一度見に行きたい気持ちはぐっとこらえる。リーフが戻ってきた以上、芽華実にはやるべきことがあるのだ。
「じゃあ、私もみんなを探してくるわね」
 すでに雷奈たちが手分けして、自由奔放な猫たちを探しに出ている。芽華実がなぜここに残っていたのかといえば、「ちょっとお花を摘みに」と家業らしい言葉でその場を離れたリーフの代役だった。招集にあたって、「吉原通りに入る道あたり」と集合場所指定はしているものの、そこにリーフがいなければ、ファイたちも戸惑うだろう。そこで、彼らとの面識もある芽華実が代わりに立っていれば、リーフが一時的に外しているだけと伝えられる、というわけだ。
 結局、リーフが戻ってくるまで誰もやってこなかったので、芽華実も所在なかったのだが。
 さて、荷物持ちも兼ねていた彼女が、リーフに手荷物を返して、捜索班に加わろうとした時だ。
「待って、芽華実。ここにいてちょうだいよ」
「え?」
 その手をぱっとつかんだリーフが、にこっと笑う。
「話し相手が欲しくなっちゃった。私一人で待ちぼうけなんて、寂しいもん」
「でも……」
「それに、何かあってまた私がここを離れなくちゃいけなくなったら困るもの。ね?」
 芽華実は、見つめてくるオリーブブラウンの瞳と、道の向こうに広がる江戸の町の間で視線をさまよわせた。
 別に、リーフと一緒に待つのが嫌なのではない。時々神社に遊びに行く者同士、慣れた仲だ。
 ただ、他の皆が走り回っている間、こちらはのんびり世間話、というのが気が引けるだけだ。
 けれど、他でもない依頼人リーフがそう懇願してきているのだ。ならば、その意に沿うのが妥当かもしれない。
 芽華実が意思を固めたのを見計らって、リーフは修学旅行の話をせがんだ。
「今日は何日目? 他にどこへ行くの?」
「今日が三日目で、一日目は京都国立博物館、二日目は下鴨神社に行ってきたの。あと、最終日の明日は、河原町周辺を自由に散策する予定よ」
「へえー。博物館は私はあまり行かないし、河原町っていうのがどんな町なのかはわからないけれど……神社は興味深いわね。雷奈のところとはまた違うのかしら」
「下鴨神社は世界遺産だからね。全国から人がやってくるくらい有名なのよ。光丘神社は町の小さな神社って感じだけれど」
 世界遺産、という概念もリーフにはピンとこないようだったので、話の方向を転換して、神社で入手したお守りを見せることにした。財布の中から取り出したのは、小さな絵馬の形をした縁結び守りだ。ストラップになっていて、小さな鈴もついている。絵馬が何かも知らないリーフだったが、そのかわいらしい外見そとみに目を輝かせた。
「わぁ、小さい木の板の中に、器用に絵まで描いてあって……。かわいいわね。縁結びって、芽華実はもしかして恋人募集中?」
「えっ!? ううん、違うのよ」
 まったく慮外の言葉が飛んできて、芽華実は少しどぎまぎした。甘酸っぱすぎる響きだ。
 なあんだ、と肩をすくめるリーフに、笑って言う。
「氷架璃が、『友情祈願でおそろいにしよう!』って言いだして。お守りの説明書にも、異性だけじゃなくて友人にも効くみたいなこと書いてあったから」
「でも、縁結びってことは、今からつながる縁を導いてくれるんじゃ?」
「それは私も思ったんだけど……」
 氷架璃いわく、「細かいことは気にすんな! 縁を結んどいてくれるんだから、友情を確固たるものにするお守りって考えても間違いじゃないだろ!」とのこと。身も蓋もない言い方をすれば、お守りなど信じ方次第なところはあるので、友情の現状維持祈願として持っておくというのも悪くないかもしれないと思ったのだった。……少々不敬な解釈かもしれないが。
「で、雷奈と雷華も含めて、四人でおそろいにしたの。私たちは運命共同体だから、いざというときは、このお守りにかけて必ず助け合う仲でいようねって。親友として、そして同じフィライン・エデンに巻き込まれた人間として、って」
「確かに、その四人はフィライン・エデン関係者同士、一蓮托生かもね」
「そうね」
 神様に願いをかけなくとも、もとよりそうするつもりだが、その想いが形を成すと、それはそれで心強い。氷架璃は修学旅行から帰ってから制定鞄につけることにして、雷奈はさっそくスマホに結び付けていた。雷華は適当にリュックにつっこんでいたので、もしかしたらこの先もしまい込んでしまうかもしれないが、そんなものと一蹴せずに一緒に授かっただけでも、氷架璃の意図に賛成してくれたのだと思うと、嬉しくなる。 
「って、アワとフーは? 同じ班だから、一緒に行動していたのよね? あの二人は運命共同体じゃないの?」
「ああ……」
 からかうようなリーフの言葉に、芽華実は愛想笑いで濁した。正統後継者の二人はというと、その時、そろって相生社あいおいのやしろのいわれが書かれた立て札に読み入っていたのだ。そこで縁結びのご利益りやくがあると知ったのかどうかは定かでないが、そわそわしながらも一緒に寄り添っていたので、空気を読んでそっとしておいた次第だ。
 ……という旨をリーフに話してしまうと、交際禁止の二人によからぬ噂がたってしまいそうなので、「巻き込まれたとしての運命共同体だから」と、これまた空気を読んでごまかしておいた。嘘は言っていない。
「お参りはみんなでしたけどね」
「お参りって、何をするの?」
「神様にご挨拶して、願い事をして……かしら。フィライン・エデンにはそういう風習がないんだったっけ?」
 神社さえも珍しいらしいのだ。芽華実の質問に、リーフは案の定うなずいた。
「強いて言うなら、流清家と風中家は聖域に挨拶に行くみたいだけどね」
「聖域?」
「そ。正統後継者が夢で神託を受けるのは聞いたことがあるわよね? それとは別に、唯一、君臨者の意思を授かれる場所なんだって。飛壇からは離れてるし、二家以外の者は入れないから、私もよくは知らないけど……でも、お兄ちゃんなら詳しいかも」
 さらりとそう言ったリーフに、芽華実は目を丸くした。リーフに兄がいるなど、初耳だったのだ。
 言わなかったっけ、と笑って、リーフは続ける。
「私、四人兄妹の三番目なのよ。さくらの他に、兄と姉がいて、兄は歴史学者なの。学院の所属よ」
「へえ……! お姉さんは? 一緒にお花屋さんしてるの?」
「ううん、お姉ちゃんは放浪中。マイペースなひとなのよ」
 恥ずかしそうに笑うリーフに、芽華実も笑い返した。「歴史学者」と「お花屋さん」に「放浪中」をさも職業のように並べたことへの苦笑であるが。
「それで、芽華実は神様に何をお願いしたの?」
「え?」
「あ、ごめん、聞いちゃダメだった? プライベートだったかな」
 そういうわけじゃないけど、と言いながら、芽華実は迷った。
 神社での願い事というのは、他言してもよいのだろうか。雷奈あたりに聞けばわかるかもしれないが、ここにはいないので、すぐには判断がつかない。
 ばちが当たるということはない……と信じたいが、ご利益がなくなってしまうということはあるのだろうか。
 しばらく考えた末に、芽華実は口を開いた。
「……あのね、草術使い仲間のよしみで、ここだけの話なんだけど」
「おっ、いいわね、その振り。何だか嬉しいわ。なになに?」
「お願い事は……したたかになりたいな、って」
したたか?」
 きょとんとしたリーフに、芽華実は「へ、変かな」と尋ねた。この時点で自己嫌悪に陥ってしまいながら。
「いやいや、変とかじゃなくて、芽華実がそう言うの、意外だなって思っただけ。……何かあったの?」
「何かあったというよりは、常々思ってるって感じなんだけど……」
 娯楽施設の真っただ中でこんな話をするのも興ざめだろうか、とも思いながら、芽華実はぽつぽつと話しだした。
「私……いつも消極的っていうか、自分に自信がないっていうか……。今だって、リーフに聞き返されただけで、もしかして変なこと言ったんじゃないかって心配になっちゃったし」
 話し出すと、罪悪感がわくどころか、反対に胸のもやもやがほどけていくようだった。本当は誰かに聞いてほしかったのだと、今気づいた。言葉にしないと、それに向き合う覚悟も決まらないとも思った。
「氷架璃とは小さいころからの幼馴染なんだけど、その当時からずっと、私は氷架璃の後ろに隠れてばかりなの。やんちゃな男子から守ってもらったり、怖い場所では手を引いてもらったり。雷奈が転校してきた時だってそうよ。氷架璃は臆することなく距離を縮めようとしてたけど、私はいろいろあって積極的になれなくて、氷架璃に背中を押されるかたちになった。去年も、クラスの子と話してるときに『優柔不断』って言われて気まずくなった時、氷架璃が仲裁しようとしてくれた。……もっと強くなりたいのに。氷架璃みたいに、堂々としたかっこいい女の子になりたいのに」
 いつも氷架璃のそばにいながら、隣に並んでいる気がしなかった。絶対的に頼りになる親鳥の後をついていく、幼く弱い雛のように感じていた。時々宿題を見せてあげて、『頼りになるなぁ』と言われることもある。作ったお菓子をおすそ分けして、『料理じゃかなわないな』と言われることもある。けれど、それでも肝心なところでは、いつだって氷架璃が手を引いてくれないと不安で仕方なかった。
 この感情を吐露したのは、今が初めてだった。誰に相談したこともない。親友の雷奈にも、パートナーのフーにも、もちろん本人にも。
 話を聞き終えたリーフは、そうだったの、と神妙な顔でうなずいた後、にっこりと笑った。
「よかったじゃない」
「えっ?」
「だって、その願いを神様が叶えてくれるんでしょう?」
 絶句した芽華実は、リーフの言葉が、それぞれどれくらいの割合の本気と冗談でできているのかを想像した。
 すぐに気づいた。彼女は、百パーセント本気で言っているのだと。
「すごいわよね、人間界の神様って。何でも願いをかなえてくれるなんてさ。こっちは源子にどれだけお願いしたって、植物が生えるだけよ? あ、あとは傷を治せたり、高速で移動できたり? でも、こっちもそれなりにエネルギー使うんだもの」
 神という存在がどんな人物なのか、そもそも人物と呼べるものなのかどうかはわからない。それは、人間界とフィライン・エデンの共通事項だ。けれど、両者には決定的な違いがある。
 君臨者は、多種多様な力を使うための源子を授けてくれる。というより、それらの力を使える理由を、君臨者に帰属して、その存在を仮定しているというほうが正しい。つまり、観測できる事象は君臨者の御業であり、観測されない事象は生起してすらいないのだから、永遠に起こりえない。ゆえに、君臨者が一個人の願いをかなえるという事象が確認されたことがない以上、それはありえない――それが、フィライン・エデンの住人の認識だ。
 だから、そもそも願わない。「君臨者に誓う」という言い方をすることはあれど、誓ったから何かが起こるわけでもない、形骸的な文言だ。
 人間界の神はどうだろうか。受験前には学問の神にお参りし、出会いを求めて縁結びの神を頼る。しかし、だからといって必ずしも合格を勝ち取れるわけでもないし、よき人と巡り合えるとも限らない。
 神様は、本当に願いを叶えてはくれない。芽華実が神頼みを他言することの是非について気にするのをやめたのも、そのためだ。
 神様への願い。それは、自分への誓い。言葉にすることで、強く願うことで、その望みを明確にする。そうして、結局は自らの力で叶えていく。
 だから、芽華実はどこにいるかもわからない神様ではなく、目の前にいる友人に打ち明けた。自身の願望に対する覚悟をしっかりともつために。
 神は絶対でない。されど、それを知りながら、人はすがり、こいねがう。叶わないなら願わない、という信条のフィライン・エデンの住人がそれを見れば、願うなら叶うのだろう、と思っても不思議ではないのだ。
 さて、どこからこの誤解を解こうかと考えて――。
「――ふふ、そうね」
 芽華実は、ただそれだけ言って笑った。
 人間界代表としては、正しい知識をフィライン・エデンに伝えるのは使命なのかもしれない。
 けれど、今は彼女の考え方のほうが、よほど素敵に感じられたから。
「近いうちに、叶うといいなぁ」
「でも、修学旅行生が全員お願い事してたら、神様も忙しいわね。気長に順番を待ちましょ」
「そうね、本当だわ」
 リーフの具体的な懸念に、また笑い声がこぼれる。
 近い将来、胸を張って氷架璃と並びたい。時には背中を合わせて、氷架璃がピンチの時には、前に出て彼女を守りたい。
 そんな強い自分は、まだ想像するだけでやっとだったが、叶うのはそう遠くない気がした。
 やがて、リーフのスマホに次々に連絡が入った。アワから、シルクはコスプレを着替えてから落ち合う旨を伝えられ、雷華から「ユウ発見 合流中」と電報のような簡潔なメールが届き、フーからはユメが指定場所に向かっていることに加え「たぶん発明品は出してないから大丈夫」とひと安心の補足が添えられていた。氷架璃からのメールが「カップルがお土産買ってからそっち向かいますorz」となぜか文末のテンション低めであったことと、雷奈からのメールが「うらり釣れてそづち行く」と誤字だらけだったことが謎すぎたが、その理由ものちのち両グループの間での語り草となった。
 ちなみに、そうして、散らばっていた猫たちを再集結させた後、ようやく自分たちが楽しむ番とスタンプラリーに参加し、作戦通り手分けして最後まで集めきったものの、景品の抽選で当たったのが生八つ橋の割引券という結末に雷奈が頭を抱えたのも、のちの語り草となる。
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