【R18. 1/29完結】元同期の天才魔術師に″処女は抱かない″と言われたので処女を捨てたらキレられました。

Y(ワイ)

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元同期の天才魔術師と悪運強い魔術師が、しあわせなハッピーエンドを迎える話。

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翌朝、世話を焼いてくれる使用人の人たちに風呂の介助をされ身体を磨かれ足も背中も揉みほぐされ最高に気持ちがいい一日がスタートしたと思っていた。
全身を覆っていたブリキ人形になったような痛みも引いて、脳の冴えもいい。
初めの頃は入浴なんて一人で出来ることをわざわざ世話をされることが恥ずかしくて仕方なかったけど、今となっては週末のご褒美のような感覚だった。
が、その幸せは、風呂を出た直後に急転直下する。



「おはよーベルちゃん、身体の具合はどう?
 あぁ、そう。まだちょっと回路が不安定かもって?
 俺が見た感じ魔力も安定してるし
 回路もかなり回復したみたいだけどね?
 昨日は色々″お世話″してくれてありがとね?
 ところでさ、
 ベルも俺の魔力使えるようになったって言ってたじゃん?
 でもやっぱ慣れない魔力を扱うのって
 結構危ないと思うんだよね。俺の魔力、強いし?

 だから″お礼″もかねて魔力の使い方を
 ベルちゃんに教えてあげようって思うんだけど———、


 覚悟、出来てるよな?」




聞いてる相手を安心させる抑揚のある話し方と裏腹に、額に青筋を浮かべ完全にブチギレてるハイドを前に、思わず悲鳴が出そうだった。
咄嗟に不調の嘘をついたが、本当は回路に不調なんてない。
むしろ有り余る魔力が身体に充填されて健康そのものだ。
もちろん彼の眼は欺けなかったようで、ハイドに腕を掴まれた瞬間周囲にいた使用人の人達は″どうぞどうぞ″とばかりにスッと後ろへ下がり、速やかにベルは差し出された。


「覚悟、は~~、ないかも……」

「へ~~~?そう。じゃ、部屋に戻る前に腹決めとけよ。
 簡単だよなあ?後輩のためなら死にかけるくらいだもん
 ねえ?命が軽いベルちゃん。」


——これ遠回しに″今から命の危機に晒します″って言われてない?
考え過ぎか?と思ってすぐ、このブチギレの目を見て考え過ぎってことはないと悟る。自分は今からハイドに死に目に合わされるらしい。出来る限り手加減してもらえるようお祈りしたいけど、昨日の自分がした行いがあるから今は何を言っても逆効果になる気しかしない。
助けを求めるように使用人の人たちを一瞬見たけれど、その視線はすいっ、と横へ流された。


……うん、これは、覚悟決めるしかなさそう。






——————




「~~~ッぁあぁ″あ″⁉︎⁇♡♡♡♡ま″、っ…で♡♡♡おね″が………ッ♡♡♡」
「ん~~~??″どっち″を止めてほしいの?」
「そ″っこで、ッ♡♡♡しゃべんないでッ…‼︎♡♡♡どっちも、も″…くるし……ッからッ‼︎♡♡♡」
「へ~~、そう。でもベルちゃんさぁ、昨日俺が止めろって言った時、お前止めたっけ?」

ハイドに抱き潰される覚悟は出来たつもりだった。
部屋に入る前に腹を括って、ベルは潔く彼に身を差し出した。それが一番彼の逆鱗に触れないと思ったから。
ハイドは一度だけにこりと笑って『お利口だね』といつか聞いたような言葉を言った。その瞬間、パタリとベルの両手足の感覚がなくなり筋肉が弛緩したように床に膝をついた。
『あれ、俺の魔力使えるはずなのに抵抗しないの?』と微笑むハイドは多分、私とこいつの間に圧倒的な力量差があって解術なんて出来ないことを分かって言っている。

こりゅこりゅこりゅこりゅ♡
長い指が子宮口を撫でてGスポットを甘く叩く。
それと同時にお綺麗な顔が股に埋まって敏感なクリトリスを皮から露出させてちゅうちゅうと容赦なく吸い上げていた。
ざらざらの舌で研磨されて、腰を逃がしたいのにがっちりホールドされているから逃げ場がない。
指で胎側からクリトリスを押し出すようにぐ~~♡と挟み討ちに揉まれて目から勝手に涙が溢れた。


「止めてほしいなら抵抗しないとね?こんなだらだら愛液垂らしといて″止めて″は嘘つきでしょ♡」
「うそっ、じゃないッ♡♡それ、ほんとに…ッ♡♡♡きつ……ッ♡」

脳を焼くような暴力的な快楽じゃなくて、甘く痺れるような感覚なのが余計に厄介だった。
さっさと意識を飛ばせたら楽になれるのに、それすらハイドは許す気はないらしい。

「ほら、足に集中して?」
「は、ぁ…っ……⁇♡♡なに、言って…ッ」
「ベルの中に俺の魔力が混じってさ、足先からここまで動かないようにしてんの」


「このまま、胎まで魔力混ぜたら、気持ちいいと思わない?」



「ま″っ————ッ‼︎‼︎♡♡♡♡」



ぐにゅう♡
体内から聞こえるはずがない音が聞こえて、同時に目の前が真っ白に弾けた。呼吸もままならなくて何が起きているのか知覚も出来ていないまま、胎の奥がきゅうきゅうと痙攣していて自分が絶頂していることを理解した。
けれど腰が跳ねることもなく、身体は全身が脱力したように静かにベッドに横たわっていて、体内だけが処理できない快楽を処理しようとバグを起こしているみたいな感覚。

なに?なにが起こってる?

胎の奥が、燃えるようにあつい。
奥の壁を押されているというより、むしろその逆。
開くはずのないそこがぱっくりと口のように開いて彼の指を迎え入れている気がした。




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