【R18】推しに幸せになってほしいだけなのに。—どのルートでも死ぬ推しと死に戻りで運命を変えるモブの話。—

Y(ワイ)

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bad end1.間違えた愛し他人

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目を覚まして一番に視界に飛び込んできたのは、見慣れた自室の天井だった。
殆ど死闘と言えるほど身体はボロボロだった筈なのに痛みがまるでない。思い当たるのはセーニャの聖女としての能力だ。
他者の身体を癒すことが出来る唯一の人、だからヒロイン。
そうか、無事に私は帰れたんだと安堵したリセは″自分の目的″が遂行出来たか確認するため部屋の扉を開けた。

「……起きたかリセ、……今はまだ、休んでろよ」

(……生きてる)

フレックスが、生きてる。
どのルートでもあの豚魔獣の場面でセーニャを庇って死んでいた彼が、今ここにいる。
夢じゃ、ないよね?

運命が変わったことを確信したリセは、有頂天だった。
ベッドに戻れというフレックスの言葉に反対して嬉しそうに用意していたバッグを手に持つ。その行動にフレックスは怪訝な顔をして振り向いた。

「……あ″?……リセ。何のつもりだ」

浄化魔術を自身に施し簡単な身支度を済ます。見慣れない大きなバッグと不審な行動に眉を顰めたフレックスに、リセは満面の笑顔で言い放った。


「私のやるべきことは全部終わったみたいだから、これまでありがとうございました!フレックスさん!大変お世話になりました!」

「は?………なに、言って……」

「死亡フラグは無事に回避できたみたいだし、これ以上部外者がいるのは無粋ってもんだよね。フレックスはセーニャが好きなんだし、家に同期がいるのはセーニャからしても気まずいだろうしさ。…いままでは近くでみんなのこと見れたから寂しいのはあるけど、私はいちファンとして原作ブレイカーにはなりたくないし」


独り言をつらつらと並べるリセの言葉を、何一つ理解できない。
死にかけるほど痛い目をみて少しは考えを改めたかと思っていたのに、ただ何かを満たされたような晴れ晴れとした顔をする彼女のことを、フレックスは呆然と眺めていた。


ずっと一緒に過ごしてきたはずなのに、
こいつが何を言っているのか、
リセのことを何一つ理解できない。
なんで笑ってられる?
なんで俺から離れようとしてる?
なんで家から出て行こうとしている?
なんで、死にかけたのに平気そうにしている?



「………なあ、リセ」

「…ん?」

「……俺のこと、好きか?」

「なに変なこときいてんのフレちゃん。当たり前じゃん。
 大好きだよ」


ニコリと、質問したことが馬鹿らしく感じるほど当たり前に彼女は笑う。
それを見て、自分の中の何かが壊れるのを感じた。



「………そっか。ならお前が出て行くのを俺は許可したか?」

声色の変わったフレックスの言葉に、リセは疑問符を浮かべたような顔をして向き直った。『許可』の意味が分からない。
私が出ていくと言っているんだから、それまでの話なのに。

「俺は許してないよ。お前が馬鹿な真似して死にかけたことも、家族になったくせに勝手に一人でいなくなろうとすることも。……なあ、お前の保護者は誰だ?」

彼の怒気を孕んだ声色とその表情に気がついて。リセはぎくりと身体が強張って無意識に後退りした。
その瞬間、″逃げることは許さない″とばかりに手を取られる。

「妄言もいい加減にしろよ。俺が誰を好きって?
 俺の想い人なんて、お前が一番よく分かってるはずだろ」

なんで、フレックスは怒ってるんだろう。
家族だから?上司だから?あ、私が無茶して死にかけたから?
でも、こんな怖い顔のフレックスはゲームでも見たことがない。
彼の想い人なんてもちろん分かってる。
だってゲームでフレックスはヒロインのために命を投げ出して死んでしまうほど彼女を大切にしているのだから。
彼の″物語″を知っているリセは″彼″がゲームと同じようにヒロインに対し妹のように、恋人のように、特別な生徒として情を育んでいると思って疑わなかった。


「——だから、それは、セーニャのことを……」

「本気でそう、思ってる?」


家族として誰よりも彼を見てきたつもりだった。
ファンとして誰よりも彼を理解していたつもりだった。
でも、なぜ今彼は暗い目をして自分を見下ろしているのか
声に孕む怒気の正体も、その目に宿る熱がなんなのかも、
リセにはなにも理解出来なかった。


「………オーケー。そう、お前ってそんなに馬鹿だったんだな。俺、結構明け透けに過保護にしてしたつもりだったんだけど。お前にはなーーーんにも伝わってなかったわけだ。
 そうかそうか。それなら仕方ないな。
 馬鹿にも分かるように伝えて来なかった俺が悪い。」

「…フレ、ックス…?あの、手、痛い…っ、は、離して………」

「痛い?…そっか、ごめんな。
 離してやれねぇよ。……なあリセ。
 いい子だから、俺とお家に居ようか。
 お前が何を勘違いしてんのかしらねぇけど、
 お前が俺から離れるとか、ゆるさねぇから。」


手は力強く握り込まれ、火のような夕色の目がぐらぐらと茹だって自分を映す。彼の執着の矛先が誰に向いているのか、
気がつくにはあまりに遅すぎた。




——————




「ま″、~~~てッ″♡♡フレッ、クス……っ‼︎こんな、こんなの、~~~ッ♡♡」
「あ″?愛液ダラダラ垂らしといてなにが″待って″だよ」

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♡下品な水音が自室に響いて使い慣れたベッドシーツが汗で滲む。
拘束具はしていないのにリセの両手首は重ねたまま離れず、フレックスの大きな手のひらがその両手を覆いベッドに押し付ける。
片手はパンツの中へ侵入して、誰にも赦したことがない場所を指で押し広げるように開拓していた。

「俺は散々待ったよ、リセ。お前が大人になって、ちゃんと男として俺を見るようになるまで待ってやるつもりだったのに、馬鹿だなぁ、お前は」
「はっ、…、は……、」

鼻が掠るくらい至近距離で、顔を近づけてフレックスが言う。
呼吸が熱くて、こんなことされて恐いのに、美術品みたいな綺麗な顔に迫られて心臓がどくどく跳ねている。

「でも、良かった。
 ここは誰にも触らせてなかったみたいで。」
「…っ……、よ、よけいな……っおせわ……‼︎」
「″余計″?…はは、余計かぁ。」

なんで、フレックスは笑ってるんだろう。
フレックスは、こんなことするキャラじゃない。
無理強いみたいに拘束して、拒否する人間にこんなふうに笑いかけたりなんてしない。
これは、誰?
フレックスの見た目をして、彼より残酷に笑っているこの人は———、

「いつまでそんな軽口、叩けるんだろうな」







口では拒否をしながらもホカホカに温まった膣は嬉しそうに涎を垂らして指を迎え入れた。『経験者か?』と彼女に相手がいることを疑ったが指が途中で引っかかって、すぐにそうではないと悟る。
処女膜、破るね。そう言って指を進めた瞬間、一瞬痛みでリセの身体が引き攣って、純血がシーツを汚した。

「やだ、フレックス、いやだ、やだ、やだぁ…っ!♡」
「こら暴れるな。ちゃんと良くしてやるから」

ぬちゅ、ぬるぬるに塗れた指を引き抜いて彼女のクリトリスの皮をつまむ。

「要らない!よくしなくていいから離して!こんなの、こんなのおかしいから…っ‼︎」
「おかしい?…うん、おかしいよな。俺はお前の保護者なのにお前を手籠にしようとしてる。こんなのいけないことだよなぁ」

ピトリと、皮の剥いた真っ赤なクリトリスに愛液塗れの指をつけた瞬間、リセの身体が強張った。

「その反応、″コッチ″は触ったことがあるんだな。」
「——ま、って………」
「待たない。」



~~~~ッ″ッ……ッッ‼︎⁇⁇♡♡♡
ぬるぬるの指でクリトリスを挟まれ、男性のものを扱くように上下にしゅこしゅこ扱かれる。
一瞬で目の前にバチバチッ♡と閃光が見えて頭を殴られたような衝撃に、何が起こったか分からないままリセは絶頂した。

「上手にイけたな♡えらいえらい、ここが好きならもっと触ってやろうな。」
「ま″、ッッ、てッ″⁉︎♡♡♡ぉ″ね、が♡♡フレ、ク……ッ♡♡♡ま″、ぁ、~~~ッ♡♡♡♡」

ちゅこちゅこちゅこちゅこ♡節ばった固い指が無慈悲に上下運動を繰り返す。無意識に暴れようとするリセの足はフレックスの太い足が上から重なっているせいでピクピクと痙攣するだけで動けなかった。
身体を暴れさせて快楽を逃すことも出来ず、代わりに腰だけが彼の手から逃れようとするようにガタガタと激しく跳ねていた。

ようやく手を離してもらえたと思ったら太い指がそのまま膣の中に埋まり、代わりに愛液塗れの下着がぴっちり♡とクリトリスを包み込んだ。
嫌な予感がして、ひゅっと息が詰まったのも束の間、
彼が手を持ち上げた瞬間ぬるぬるの布生地が敏感な部位をずりずりと勢いよく擦り上げた。

「ッ″、ッ———~~~~ッッ″ッ″⁉︎⁉︎⁇♡♡♡♡」

(なに、これッ♡♡なに、しぬ、しんじゃ……ッ??♡♡♡こんなの、知らな…ッ、くるし、きもちいいの、くるしい…ッ♡♡)

こちゅこちゅとフレックスが指を動かすたびに、否応なく下着は彼の手に引っ張られリセを追い詰めた。
ローションみたいにぬるぬるの生地がクリトリス全体を包み込んでいて逃げ場がない。さらに内側からクリトリスを持ち上げるようにフレックスがとんとん♡と腹側のところを叩くたび、妙な感覚に腰が震えた。

(イってる、ずっとイってる気がする…ッ♡♡♡たすけ、たすけてセーニャ、ロイドぉ♡♡フレックスが、こわい…っ♡♡)

自分の身体がどうなっているのか分からないで追い詰められるリセを、フレックスは冷ややかな目で見下ろしていた。
彼女の処女を奪ったからと言って繋ぎ止められるとは思っていない。
でも、リセはお馬鹿で優しい子だから。
罪を犯した俺を、お前に縋り付く俺を、残していけないよな?

膣の感覚に慣れていないリセが苦痛を感じないようにゆっくり開発の手を進めた。外イキと同時にGスポットを叩くたび、奥のポルチオが寂しそうにきゅう♡と締まって甘イキをしているのかGスポットがふるふると痙攣する。
大丈夫、ちゃんと気持ち良くなれるように俺が躾けてあげるから。







「好きだよ、リセ。
 今度は親代わりじゃなくてさ、
 ちゃんと、正しい形で…家族になろうな」





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