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第四章
そして「2つ目」
しおりを挟む「で、次は2つ目」
「直美と村長が親子か知ってたか知らないか」
「そもそも、なんで村の会議にここの学校の人が行っていたか?なんだよ。それはね?」
「ここの学校に村長の娘がいるから。」
「ですよねー?校長ー??」と渚は大声で言った。
すると放送から校長の声が聞こえた。
校長は友香と一緒に盗聴器から
こっちの話を聞いている。
「全員知っています。
担任なら尚更、生徒の家庭環境はもちろん
会議のことも。
荻野くんには私から頼んだ時にも言いましたし、もちろんそれ以前からも知っています」
渚「ねっ?知ってたでしょ?」
青ざめる担任。
だがすぐにこう担任は言った。
「殺した証拠もない。
そもそも咲は居なくなったんだ。
死体もない。わからないじゃないか。」
「あっ!そうだ!!
村長も嘘を付いていたんだ!!
やっぱり川村と村長だ!!」
渚のLINEが鳴る「ピンポーン」
そうすると雅の声が聞こえた。
「あーこっちです!!ここです!!」
クラスのドアが開く。
「え??父さん??」
直美がびっくりしていた。
村長「いやぁ、お騒がせしてすみません…
そして、渚ちゃん、勘違いさせて悪かったね。
あれはね、本当でもあるんだよ。」
「確かに駅前のコンビニは別の市に頼んだのだが、あそこは、元々何も無い駐車場でね。
昔からある古民家は我々の村にある会社や、近所の人でやっているんだ。」
「説明不足のせいで勘違いさせてしまって本当にすまなかった。」
「直美…。直美もすまなかったね。」
「そして、あの人形の家も本当に、
周りゴミだらけにされて迷惑でね…
取り壊そうと思ったんだよ…。
ずっと廃墟だったしねぇ。
中にこの村の伝統の人形もたくさんあるから壊したく無かったんだけど…」
(あっ、私の仲間がすみません…
雅たちはどんだけやったんだ……)
渚は心の中で思った。
担任はこう続けた。
「証拠が無いじゃないか!証拠が!!」
渚「じゃあここからが本題だな。」
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