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第四章
本当の最後
しおりを挟む時が過ぎ
ドラッグストアで買ったのは
金髪の染め粉。
(久しぶりだなぁこれ)
久しぶりに金髪になり、ピアスをして
化粧をする渚。
そして花屋さんに向かう。
花を買い、ある場所へ向かっている。
「なぎさー??」
直美の声だ。
渚「おう!」
涼香「え!ほんとに渚??」
渚「あっ、この姿初めてだっけかw」
涼香「化粧とピアスは見たことあるけど、
金髪は初めてだよ??咲と全然違う…」
直美「大丈夫そうだ!」
渚「じゃあ、行こう!」
向かったのは、咲さんのお墓だ。
1人1人花を手向け。手を合わせる。
涼香「渚?本当にありがとう」
渚「ん?なんで?」
涼香「あれが無ければ、私はずっと勘違いして
咲をずっと恨む所だった。」
直美「それもあるけど、
涼香はずっと自分を責めてたじゃん。
自分のせいで咲は自殺したって。」
涼香「う、うん。」
直美「すべての真実が知れて良かったけど。
なんか、同時に咲が本当に死んでしまったっていうのが……」
涼香「そうだね。」
渚「いや、私もごめん。2人に「本当の事」言って欲しくて、追い詰めちゃった。」
直美「ううん、うちらが悪いんだ」
涼香「謝っても謝りきれないよ。」
3人が話していると
「こんにちわ~!」
咲の母だ。
「こんにちわ~!」
3人は言った。
咲の母「みんな、咲の為に来てくれたのね!ありがとう。」
直美「いえいえ、、そんな」
咲の母は1枚の写真を見せてくれた。
そこには、咲の日記らしきメモ。
「直美も涼香も凌也も大事な友達です。
嫌われたくはないけど、
3人は仲良くいて欲しい。
だいすき。」
と書かれていた。
直美と涼香は涙が止まらなかった。
咲の母「あら随分と派手なお友達ね」
渚「渚って言います!転校してきたので
咲さんには、会ったことないですが
友香がお世話になってるようで…」
咲の母「あら!友香ちゃんのお友達なのね!」
「わざわざ来てくれてありがとうね」
元の姿に戻ることで
咲に似てると気づかれなかった。
しっかりお墓に手を合わせれてよかった。
と思う渚だった。
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