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2章:新婚旅行は幻惑の都で…(後編)
21.フレポジ夫婦の再会
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元"紅薔薇"のメンバーが集まりダンスを披露する…
女性冒険者として名をはせた"紅薔薇"は今も人気があり、冒険者時代から今現在に至って、貴族令嬢の護衛を行う事も度々あるため貴族令嬢の中でもファンは多い。
そしてケヴィンもハーケーンでその名を轟かせるトップギルドのメンバーとして皇都では知らぬ者はいない程。
性格はともかくとして華のあるメンバーである事は間違いない。
そのため会場は大いに盛り上がった。
「なんだか悪いな、先輩たち逆らったら後…だけじゃなく今も怖いんでしばらく我慢してくれるか?」
「問題ありませんよ、後で埋め合わせをしてくださるのでしょう?」
パーティーの雰囲気に中てられたのか、エルシャルフィールはケヴィンに対していつもとは違う妖艶な微笑を浮かべて来る。
ケヴィンはエルシャと出会ってからそれほど時間はたっていない。
その中で見せられたのは初心な姿や年相応の可愛らしい姿でありこのような妖艶さを身に纏うことが出来るなど知らなかった。
やはりエルシャも女なのだろうと納得し、耳元で囁いた。
「ああ勿論だ、後でゆっくり楽しませてやるよ」
「まあ…」
ケヴィンの言葉に応えるようにエルシャルフィールが身体を密着させて来る。
これには思わず鼻の下が伸びて来るが、慌てて取り繕い真面目にダンスを踊る事にした。
軽やかな音楽に合わせステップを踏む二人。
そのダンスを見た観衆たちからはホゥッというため息が聞こえて来る。
「…意外だな、もっと生真面目な舞になるのかと思っていたんだが」
「女は男次第でどのようにも変わることが出来るのですよ?」
いつものエルシャを知るケヴィンはきっとダンスも伝統と文化を重んじる堅実of堅実な舞になるだろうと思っていた。
しかし、今こうして一緒に踊ってみるとどうだろう…
実に魅せる舞を披露するではないか…観客全てがその舞に魅了されていた。
(侯爵令嬢恐るべし…だな)
そしてこれに"紅薔薇"達も対抗しだす。
一応、ケヴィン達を真ん中で踊らせてはいるが各々が個性の塊のような先輩方…
少しでも気を抜けば主役の座を喰うぞと言わんばかりに主張してくる。
(先輩たち、意外とちゃんと貴族できるんだよなぁ…)
エルシャルフィールに負けない美しくも荒々しい舞を魅せる先輩方に若干呆れつつ…
ケヴィン達のダンスは喝采の中で終わる事となった。
―――――――――――――――――――――――
「コーデリア皇女殿下が皆様をお呼びです」
ダンスを終えたケヴィン達はコーデリアから呼び出された。
今日の誕生パーティーの主役から呼ばれて行かないわけもない。
ケヴィン達は連れ立ってそちらへ向かうのだが…
「???」
何だろうか…
先輩たちが妙なフォーメーションを組んでケヴィン達を囲んで来る。
そして…
「ケフッ!」
突然リディスの肘鉄がケヴィンの腹に入ったかと思うと、その隙をついてエルシャルフィールを囲い込んだ。
いつの間にか、彼女たちの旦那さんたちも追いやられており、完全に女性たちが固まってしまった。
「姐さん達、これは…?」
「チッ…男が細かい事ゴチャゴチャ言うんじゃないよ。
そんな小さい男に育てた覚えはないよ」
「………すんません」
結局"紅薔薇"達はそのフォーメーションでエルシャルフィールを囲んだままコーデリアの前へと連れて行く。
それを迎え入れるのが微笑を浮かべるコーデリアだ。
「エルシャ、それに"紅薔薇"の皆さんも…本日は私の誕生日の為にお越し下さりありがとうございます」
「コーデリア皇女殿下、御誕生日おめでとうございます」
「あのお嬢ちゃんがもうこんなに大きくなるなんて、時間が経つのは早いねぇ」
笑顔で挨拶を交わし合う女性陣なのだが…
何故だろうか、ケヴィンの長年のカンがこれ以上覗いてはいけないと訴えかけていた。
「久々に女同士別室で話をしたいのだけれどどう?」
「女同士ねぇ…大人になったコーデリア皇女は旦那の躾方でも聞きたいのかい?」
「それは興味深いですね…」
「んじゃ、そうしようか。あんたもいいよな?」
異論は認めない、そんな厚でエルシャルフィールに声をかけるリディス。
「ええ、勿論」
そして、キャッキャウフフと怪しげな笑みを浮かべたまま、男達に言葉もなく別室へと向かって言ってしまったコーデリア達。
残された男達はまるで、蜂の群れから追い出された雄蜂の様な哀愁である…
「えーっと、これは…」
「とりあえず、食事でもつついてましょうか?」
「そうだな…」
妻達に置いて行かれた先輩たちの旦那衆からは早々に休憩の提案が出される。
若さが無いなぁと思いつつ、ケヴィンがフレッシュな提案をする、。
「皆さん、偶には息抜きに他の女に声をかけてみたら…?」
「「「「死にたくない…」」」」
「あ、はい…」
ジメジメした空気に耐えられず、ケヴィンは一人その場から離れていった。
パーティー会場についてからずっと、ひっきりなしに人と会っていたため少々一人で空気が吸いたくなった。
なので、一人になれるであろう場所を探していたのだが…
美しい女性の歌声が聞こえて来るではないか…
ケヴィンはまるでローレライの歌声に引き寄せられる船乗りの様にその歌声の下へと歩み寄ったのであった。
―――――――――――――――――――――――
「素敵な歌ですね…こんな場所で一人でどうしました、お嬢様…?」
「ケヴィン様…」
(ああ女神よ、感謝いたします…)
ずっと求めていた夫の姿に胸の鼓動が激しく脈打つ。
見つけてくれた…
姿が変わっているはずの自分を見つけてくれた…
それはまるで物語の恋人達が運命に引き寄せられたかのよう…
自分の心が加速していくのを感じる。
そしてその心のままに夫の胸の中へと飛び込もうと体を向けたその瞬間…
「パーティー会場でずっと熱い視線を向けていましたよね?
コーデリア殿下の夜会は本当に抜かりがありません、壁にもこれほど美しい花を飾っているのですから」
夫の胸に飛び込もうとするその心に急ブレーキがかかる。
「………???」
どうゆう事だ?
夫は自分がエルシャである事を見破ってここまで来たのではなかったのか…?
それ以外に使用人の格好をした自分に話しかける理由などあるのだろうか…?
これではまるで………
いやいや、もしかしたら夫は今エルシャの様に別人になっているのかもしれない。
そんな最悪の想像をするのだが…現実はどうやらその斜め上に向かっているようであった。
「失礼だが…どこかでお会いした事があっただろうか?」
様々な嫌味を聞き流してきたエルシャでさえ、これ以上に神経を逆なでする失礼な言葉を聞いたことが無いかもしれない。
ムクムクと自分の中の何かが沸き上がるのを感じる。
「ええ…まあ…」
(それは…貴方の妻ですからね???)
ずっと会いたかった夫にかける言葉としては少々温度が低かったかもしれないが、仕方がない事だと諦めてもらうほかない。
庭園で一人になった女にわざわざ声をかけに来る目的とは…
わからない、そう、わからないのだ。
エルシャは必死に夫の目的から目を背けるのだが…
「ヒントを下さい…お会いしたのは最近ですか?」
「そうですね…ごくごく最近です」
「あなたのような可憐な人を忘れるとは思えないのですが…」
………
………
………
「ほぅ…?」
おっと、うっかり声が出てしまった…いけないいけない。
ケヴィンがビクリと体を震わせたが、残念ながら盛りのついた夫はこの程度ではへこたれない。
エルシャは思い違いをしていた。
姿が変わりエルシャでなくなってしまった自分はもう夫から愛の言葉を捧げられる事は無いのかもしれないと…
だが、そんな事はなかった………
本当に残念なことに、そんな事は無かったのである。
「取り合えず一曲いかがでしょうか?踊ってるうちに思い出すかもしれません…」
その言葉にエルシャは顔を赤らめる…
当たり前だが頭には血が上り、ピキピキという音をたてている。
「…ご結婚なされたと聞いておりますが?」
「妻は心の広い人間です、知り合いとのダンスの一曲くらい許されるでしょう」
今この瞬間、エルシャは学んだ。
寛容は必ずしも相手にいい影響を与えるものではないという事を。
そして目の前の猿に必要なのは寛容ではなくキッチリとした躾であるという事を…
「そうですか…ですがわたくしの事を思い出せなければ寛容にはなれませんでしょう?」
「ダンスが終わるまでに思い出して見せましょう…」
そして、エルシャに手を差し出すケヴィン…
「ええ、楽しみにしております。
思い出せなければ二人の美女から責められるなど…なんと罪深いお人でしょうね?」
どう料理してやろうか…?
そんな楽しみを胸にその手を取るエルシャ。
そして、猿…もといケヴィンはそんな事もつゆ知らず、その口に軽薄な言葉を並べる。
「あなたの瞳の比べれば大した罪ではございません…」
「それは私の瞳が今、罪人を写しているからでしょう?」
「その瞳はまるで月が浮かぶ西海の様に深い…たとえ禁じられていたとしても引き寄せられてしまいそうだ…」
「…あなたをその海に沈めて呼吸できなくさせてみたいですね」
そして二人はパーティー会場へと向かうのであった…
ああ、女神様…
感謝いたします…
こ の 方 は 間 違 い な く 私 の 夫 で す 。
女性冒険者として名をはせた"紅薔薇"は今も人気があり、冒険者時代から今現在に至って、貴族令嬢の護衛を行う事も度々あるため貴族令嬢の中でもファンは多い。
そしてケヴィンもハーケーンでその名を轟かせるトップギルドのメンバーとして皇都では知らぬ者はいない程。
性格はともかくとして華のあるメンバーである事は間違いない。
そのため会場は大いに盛り上がった。
「なんだか悪いな、先輩たち逆らったら後…だけじゃなく今も怖いんでしばらく我慢してくれるか?」
「問題ありませんよ、後で埋め合わせをしてくださるのでしょう?」
パーティーの雰囲気に中てられたのか、エルシャルフィールはケヴィンに対していつもとは違う妖艶な微笑を浮かべて来る。
ケヴィンはエルシャと出会ってからそれほど時間はたっていない。
その中で見せられたのは初心な姿や年相応の可愛らしい姿でありこのような妖艶さを身に纏うことが出来るなど知らなかった。
やはりエルシャも女なのだろうと納得し、耳元で囁いた。
「ああ勿論だ、後でゆっくり楽しませてやるよ」
「まあ…」
ケヴィンの言葉に応えるようにエルシャルフィールが身体を密着させて来る。
これには思わず鼻の下が伸びて来るが、慌てて取り繕い真面目にダンスを踊る事にした。
軽やかな音楽に合わせステップを踏む二人。
そのダンスを見た観衆たちからはホゥッというため息が聞こえて来る。
「…意外だな、もっと生真面目な舞になるのかと思っていたんだが」
「女は男次第でどのようにも変わることが出来るのですよ?」
いつものエルシャを知るケヴィンはきっとダンスも伝統と文化を重んじる堅実of堅実な舞になるだろうと思っていた。
しかし、今こうして一緒に踊ってみるとどうだろう…
実に魅せる舞を披露するではないか…観客全てがその舞に魅了されていた。
(侯爵令嬢恐るべし…だな)
そしてこれに"紅薔薇"達も対抗しだす。
一応、ケヴィン達を真ん中で踊らせてはいるが各々が個性の塊のような先輩方…
少しでも気を抜けば主役の座を喰うぞと言わんばかりに主張してくる。
(先輩たち、意外とちゃんと貴族できるんだよなぁ…)
エルシャルフィールに負けない美しくも荒々しい舞を魅せる先輩方に若干呆れつつ…
ケヴィン達のダンスは喝采の中で終わる事となった。
―――――――――――――――――――――――
「コーデリア皇女殿下が皆様をお呼びです」
ダンスを終えたケヴィン達はコーデリアから呼び出された。
今日の誕生パーティーの主役から呼ばれて行かないわけもない。
ケヴィン達は連れ立ってそちらへ向かうのだが…
「???」
何だろうか…
先輩たちが妙なフォーメーションを組んでケヴィン達を囲んで来る。
そして…
「ケフッ!」
突然リディスの肘鉄がケヴィンの腹に入ったかと思うと、その隙をついてエルシャルフィールを囲い込んだ。
いつの間にか、彼女たちの旦那さんたちも追いやられており、完全に女性たちが固まってしまった。
「姐さん達、これは…?」
「チッ…男が細かい事ゴチャゴチャ言うんじゃないよ。
そんな小さい男に育てた覚えはないよ」
「………すんません」
結局"紅薔薇"達はそのフォーメーションでエルシャルフィールを囲んだままコーデリアの前へと連れて行く。
それを迎え入れるのが微笑を浮かべるコーデリアだ。
「エルシャ、それに"紅薔薇"の皆さんも…本日は私の誕生日の為にお越し下さりありがとうございます」
「コーデリア皇女殿下、御誕生日おめでとうございます」
「あのお嬢ちゃんがもうこんなに大きくなるなんて、時間が経つのは早いねぇ」
笑顔で挨拶を交わし合う女性陣なのだが…
何故だろうか、ケヴィンの長年のカンがこれ以上覗いてはいけないと訴えかけていた。
「久々に女同士別室で話をしたいのだけれどどう?」
「女同士ねぇ…大人になったコーデリア皇女は旦那の躾方でも聞きたいのかい?」
「それは興味深いですね…」
「んじゃ、そうしようか。あんたもいいよな?」
異論は認めない、そんな厚でエルシャルフィールに声をかけるリディス。
「ええ、勿論」
そして、キャッキャウフフと怪しげな笑みを浮かべたまま、男達に言葉もなく別室へと向かって言ってしまったコーデリア達。
残された男達はまるで、蜂の群れから追い出された雄蜂の様な哀愁である…
「えーっと、これは…」
「とりあえず、食事でもつついてましょうか?」
「そうだな…」
妻達に置いて行かれた先輩たちの旦那衆からは早々に休憩の提案が出される。
若さが無いなぁと思いつつ、ケヴィンがフレッシュな提案をする、。
「皆さん、偶には息抜きに他の女に声をかけてみたら…?」
「「「「死にたくない…」」」」
「あ、はい…」
ジメジメした空気に耐えられず、ケヴィンは一人その場から離れていった。
パーティー会場についてからずっと、ひっきりなしに人と会っていたため少々一人で空気が吸いたくなった。
なので、一人になれるであろう場所を探していたのだが…
美しい女性の歌声が聞こえて来るではないか…
ケヴィンはまるでローレライの歌声に引き寄せられる船乗りの様にその歌声の下へと歩み寄ったのであった。
―――――――――――――――――――――――
「素敵な歌ですね…こんな場所で一人でどうしました、お嬢様…?」
「ケヴィン様…」
(ああ女神よ、感謝いたします…)
ずっと求めていた夫の姿に胸の鼓動が激しく脈打つ。
見つけてくれた…
姿が変わっているはずの自分を見つけてくれた…
それはまるで物語の恋人達が運命に引き寄せられたかのよう…
自分の心が加速していくのを感じる。
そしてその心のままに夫の胸の中へと飛び込もうと体を向けたその瞬間…
「パーティー会場でずっと熱い視線を向けていましたよね?
コーデリア殿下の夜会は本当に抜かりがありません、壁にもこれほど美しい花を飾っているのですから」
夫の胸に飛び込もうとするその心に急ブレーキがかかる。
「………???」
どうゆう事だ?
夫は自分がエルシャである事を見破ってここまで来たのではなかったのか…?
それ以外に使用人の格好をした自分に話しかける理由などあるのだろうか…?
これではまるで………
いやいや、もしかしたら夫は今エルシャの様に別人になっているのかもしれない。
そんな最悪の想像をするのだが…現実はどうやらその斜め上に向かっているようであった。
「失礼だが…どこかでお会いした事があっただろうか?」
様々な嫌味を聞き流してきたエルシャでさえ、これ以上に神経を逆なでする失礼な言葉を聞いたことが無いかもしれない。
ムクムクと自分の中の何かが沸き上がるのを感じる。
「ええ…まあ…」
(それは…貴方の妻ですからね???)
ずっと会いたかった夫にかける言葉としては少々温度が低かったかもしれないが、仕方がない事だと諦めてもらうほかない。
庭園で一人になった女にわざわざ声をかけに来る目的とは…
わからない、そう、わからないのだ。
エルシャは必死に夫の目的から目を背けるのだが…
「ヒントを下さい…お会いしたのは最近ですか?」
「そうですね…ごくごく最近です」
「あなたのような可憐な人を忘れるとは思えないのですが…」
………
………
………
「ほぅ…?」
おっと、うっかり声が出てしまった…いけないいけない。
ケヴィンがビクリと体を震わせたが、残念ながら盛りのついた夫はこの程度ではへこたれない。
エルシャは思い違いをしていた。
姿が変わりエルシャでなくなってしまった自分はもう夫から愛の言葉を捧げられる事は無いのかもしれないと…
だが、そんな事はなかった………
本当に残念なことに、そんな事は無かったのである。
「取り合えず一曲いかがでしょうか?踊ってるうちに思い出すかもしれません…」
その言葉にエルシャは顔を赤らめる…
当たり前だが頭には血が上り、ピキピキという音をたてている。
「…ご結婚なされたと聞いておりますが?」
「妻は心の広い人間です、知り合いとのダンスの一曲くらい許されるでしょう」
今この瞬間、エルシャは学んだ。
寛容は必ずしも相手にいい影響を与えるものではないという事を。
そして目の前の猿に必要なのは寛容ではなくキッチリとした躾であるという事を…
「そうですか…ですがわたくしの事を思い出せなければ寛容にはなれませんでしょう?」
「ダンスが終わるまでに思い出して見せましょう…」
そして、エルシャに手を差し出すケヴィン…
「ええ、楽しみにしております。
思い出せなければ二人の美女から責められるなど…なんと罪深いお人でしょうね?」
どう料理してやろうか…?
そんな楽しみを胸にその手を取るエルシャ。
そして、猿…もといケヴィンはそんな事もつゆ知らず、その口に軽薄な言葉を並べる。
「あなたの瞳の比べれば大した罪ではございません…」
「それは私の瞳が今、罪人を写しているからでしょう?」
「その瞳はまるで月が浮かぶ西海の様に深い…たとえ禁じられていたとしても引き寄せられてしまいそうだ…」
「…あなたをその海に沈めて呼吸できなくさせてみたいですね」
そして二人はパーティー会場へと向かうのであった…
ああ、女神様…
感謝いたします…
こ の 方 は 間 違 い な く 私 の 夫 で す 。
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