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64 下弦の月(フェルディナン Ⅱ)
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「ローズ先生ですか? いえ、来てないですね」
その時、受付の奥から「イーサン先生、お茶が入りましたよ」と声がかけられた。
ありがとう、と穏やかに返事をしたその男性を改めて眺める。
洗練された雰囲気の、知的な優男。
こいつがローズと噂になっていた男か。笑顔も爽やかで、強引で男くさい自分とは全く違うな。
「貴方には、ローズが随分、お世話になっているようですね」
「ええ、まあ。ローズ先生には私生活でも色々と……」
そう言って、照れ笑いをしながら頭をかく。
「2人が娼館に出入りしているという噂を耳にしたのですが」
「えぇっ!? ご存知でしたか。わざと普段着に着替えて行ったんですけどね」
「……」
射貫くような視線を相手の男へ向ける。
「実は、アドリエンヌ先生の産休代理でローズ先生に娼館で働く女性たちの検査を一緒にやってもらっているんです」
「検査?」
「ええ、感染症の検査です。ボランティアでやっているんですが、検査物を採取したり、内診したりするのは、女医さんの方が良いでしょうから。ローズ先生にそちらをお願いして、私がそれを検査にかけているんです。医師が出入りしてるとなれば風評被害が生じかねませんから、わざと私服で行ってたんですけれどね」
「ばれちゃってたかぁ」と言いながら再び頭をかいている。
「連れ込み部屋から出てきたというのも?」
「そこまで目撃されてましたか。その部屋に一人ずつ呼んで検査しているものですから、検査が終わって出てきたところを見られたんでしょうね」
「彼女が緊急避妊薬を個人的に購入していることとも、関係が?」
「あぁ、それはローズ先生が自費で購入して診療所に無料で配備しているんですよ。犯罪に巻き込まれたり、事情のある女性が望まぬ妊娠を避けるために、と。まだお若いのに、先生の行動力には本当に頭が下がります」
ルイーズの話を半分鵜呑みにしてしまった自分を深く恥じた。
仕事をしていただけのローズに、嫉妬心から最低な事を言ってしまった。
イーサンへ礼を述べると、ユベール博士の薬局へと向かった。
日曜日の薬局は、案の定閉まっていた。ドンドンと扉を叩く。暫くすると、迷惑そうな表情を隠そうともしないアレクサンドルが顔を出した。
「あ、どうも。なにか御用ですか?」
「ローズが来てないだろうか?」
「……喧嘩でもしたんですか?」
秋休みのカポラ行きを却下してからというもの、ローズの友人達の自分に対する風当たりが強い気がする。
「ロゼなら来てませんけど」
「中に入れてもらっても?」
「はぁー。どうぞ」
ぶつぶつ言いながらも、中に入れてくれる。
「あら~、フェルディナン様じゃないの。な~に、どうしたの?」
「言っておきますけど、これ以上ロゼを傷つけるようなら、俺、アーサー先生を応援しますからね?」
「くっ……」
「こらこらアレク、第三者が口を挟まないの。でも、本当にロゼは来てないわよ」
「そうか。騒がせてすまなかった」
「とりあえず、うちで何か食べていきなさい。顔色、悪いわよ? 今なにか用意するから」
大人しくソファーに腰掛け、自分が昨夜吐いた暴言を反芻しては、ため息をつく。
「はい。パンと紅茶だけで悪いんだけど」
「悪いな。有難くいただく」
「で、どうしたの?」
助言を期待したわけではないが、ローズとイーサンとの仲を疑って酷い言葉をぶつけてしまった昨夜の顛末をかいつまんで話した。
「ええーっ!! ロゼとイーサンが、そんな仲になるわけないでしょ!?」
「イーサン先生は、ユベール先生の恋人なんです。まあ、仲介したのはロゼですけど」
「うふふ。そうなの。だから、ロゼがイーサンと深い仲になるなんて、あり得ないのよ」
イーサンが「私生活でも」世話になっていると言ってたのは、このことか。そういえば、アドリエンヌもローズが娼館で検査してるとか言ってたような気がするな。
深い自己嫌悪に陥りながら無理やりパンを紅茶で流し込み、一旦、屋敷に戻ることにした。
屋敷に戻るなり、ターニャが駆け寄ってきた。
「坊ちゃま!!」
「坊ちゃまっていうな!」
「申しわけありません。ローズお嬢様、お部屋にいらっしゃいました」
「はあ? どういうことだ?」
「それが、昨夜はベランダのソファーでお休みになられていたそうで。坊ちゃまがお出かけになられた後、普段通り起きていらっしゃいました」
「はぁ、勘違いだったのか。……とりあえず、顔を見てくる」
「それが、朝食を召し上がられた後、馬に乗って出かけられまして」
「馬!?」
「はい。厩舎係に馬を一頭貸してほしいと言って、そのままお出かけになられたそうです」
「行先は?」
「それが、夕方までには戻るとおっしゃられて。何処へ行かれたのかまでは……」
「はぁー。もうじき夕方だろう?」
空へ目をやると、北西の方角から冷たく湿った風が吹いきた。
「……まずいな。一雨きそうだ。とりあえず、探しに行ってくる」
とりあえず、王都のメインストリートに向けて馬を走らせた。
ローズが行きそうな場所……。以前、ローズを遠乗りに連れて行った時、王都の郊外に夕日が綺麗に見える丘があると言ってたな。
「あそこか……?」
普通の令嬢なら、「王都が見渡せる、眺めの良い場所」だと言いそうなところを、ローズは「夕日が綺麗に見える」と言った。黄昏時にわざわざ郊外の丘まで行く令嬢も珍しいなと思ったから、不思議と記憶に残っていた。
雨雲が急速に広がってきている。
「まずいな」
急ぎ郊外の丘へ向けて馬を駆る。
そこに到着したとき、ローズは独り、草原に立っていた。
高い位置で一つにまとめた髪が風に揺れて、その背中は、今にもどこか別の世界へ旅立ちそうなくらい儚げに見えた。
足元にはホワイトマーガレットの花束と、酒のボトルと、煙草が置かれていた。
まるで、霊前の供え物のように。
「ローズ。誰かを……亡くしたのか?」
あどけなさの残る素顔は18歳の少女そのものなのに、中身はどこまでも大人で、孤高で、人を頼ることを知らない。
肩を震わせ泣いているローズに、声などかけられなかった。
昨夜の自分の愚行が、恨めしくて仕方なかった。
その時、受付の奥から「イーサン先生、お茶が入りましたよ」と声がかけられた。
ありがとう、と穏やかに返事をしたその男性を改めて眺める。
洗練された雰囲気の、知的な優男。
こいつがローズと噂になっていた男か。笑顔も爽やかで、強引で男くさい自分とは全く違うな。
「貴方には、ローズが随分、お世話になっているようですね」
「ええ、まあ。ローズ先生には私生活でも色々と……」
そう言って、照れ笑いをしながら頭をかく。
「2人が娼館に出入りしているという噂を耳にしたのですが」
「えぇっ!? ご存知でしたか。わざと普段着に着替えて行ったんですけどね」
「……」
射貫くような視線を相手の男へ向ける。
「実は、アドリエンヌ先生の産休代理でローズ先生に娼館で働く女性たちの検査を一緒にやってもらっているんです」
「検査?」
「ええ、感染症の検査です。ボランティアでやっているんですが、検査物を採取したり、内診したりするのは、女医さんの方が良いでしょうから。ローズ先生にそちらをお願いして、私がそれを検査にかけているんです。医師が出入りしてるとなれば風評被害が生じかねませんから、わざと私服で行ってたんですけれどね」
「ばれちゃってたかぁ」と言いながら再び頭をかいている。
「連れ込み部屋から出てきたというのも?」
「そこまで目撃されてましたか。その部屋に一人ずつ呼んで検査しているものですから、検査が終わって出てきたところを見られたんでしょうね」
「彼女が緊急避妊薬を個人的に購入していることとも、関係が?」
「あぁ、それはローズ先生が自費で購入して診療所に無料で配備しているんですよ。犯罪に巻き込まれたり、事情のある女性が望まぬ妊娠を避けるために、と。まだお若いのに、先生の行動力には本当に頭が下がります」
ルイーズの話を半分鵜呑みにしてしまった自分を深く恥じた。
仕事をしていただけのローズに、嫉妬心から最低な事を言ってしまった。
イーサンへ礼を述べると、ユベール博士の薬局へと向かった。
日曜日の薬局は、案の定閉まっていた。ドンドンと扉を叩く。暫くすると、迷惑そうな表情を隠そうともしないアレクサンドルが顔を出した。
「あ、どうも。なにか御用ですか?」
「ローズが来てないだろうか?」
「……喧嘩でもしたんですか?」
秋休みのカポラ行きを却下してからというもの、ローズの友人達の自分に対する風当たりが強い気がする。
「ロゼなら来てませんけど」
「中に入れてもらっても?」
「はぁー。どうぞ」
ぶつぶつ言いながらも、中に入れてくれる。
「あら~、フェルディナン様じゃないの。な~に、どうしたの?」
「言っておきますけど、これ以上ロゼを傷つけるようなら、俺、アーサー先生を応援しますからね?」
「くっ……」
「こらこらアレク、第三者が口を挟まないの。でも、本当にロゼは来てないわよ」
「そうか。騒がせてすまなかった」
「とりあえず、うちで何か食べていきなさい。顔色、悪いわよ? 今なにか用意するから」
大人しくソファーに腰掛け、自分が昨夜吐いた暴言を反芻しては、ため息をつく。
「はい。パンと紅茶だけで悪いんだけど」
「悪いな。有難くいただく」
「で、どうしたの?」
助言を期待したわけではないが、ローズとイーサンとの仲を疑って酷い言葉をぶつけてしまった昨夜の顛末をかいつまんで話した。
「ええーっ!! ロゼとイーサンが、そんな仲になるわけないでしょ!?」
「イーサン先生は、ユベール先生の恋人なんです。まあ、仲介したのはロゼですけど」
「うふふ。そうなの。だから、ロゼがイーサンと深い仲になるなんて、あり得ないのよ」
イーサンが「私生活でも」世話になっていると言ってたのは、このことか。そういえば、アドリエンヌもローズが娼館で検査してるとか言ってたような気がするな。
深い自己嫌悪に陥りながら無理やりパンを紅茶で流し込み、一旦、屋敷に戻ることにした。
屋敷に戻るなり、ターニャが駆け寄ってきた。
「坊ちゃま!!」
「坊ちゃまっていうな!」
「申しわけありません。ローズお嬢様、お部屋にいらっしゃいました」
「はあ? どういうことだ?」
「それが、昨夜はベランダのソファーでお休みになられていたそうで。坊ちゃまがお出かけになられた後、普段通り起きていらっしゃいました」
「はぁ、勘違いだったのか。……とりあえず、顔を見てくる」
「それが、朝食を召し上がられた後、馬に乗って出かけられまして」
「馬!?」
「はい。厩舎係に馬を一頭貸してほしいと言って、そのままお出かけになられたそうです」
「行先は?」
「それが、夕方までには戻るとおっしゃられて。何処へ行かれたのかまでは……」
「はぁー。もうじき夕方だろう?」
空へ目をやると、北西の方角から冷たく湿った風が吹いきた。
「……まずいな。一雨きそうだ。とりあえず、探しに行ってくる」
とりあえず、王都のメインストリートに向けて馬を走らせた。
ローズが行きそうな場所……。以前、ローズを遠乗りに連れて行った時、王都の郊外に夕日が綺麗に見える丘があると言ってたな。
「あそこか……?」
普通の令嬢なら、「王都が見渡せる、眺めの良い場所」だと言いそうなところを、ローズは「夕日が綺麗に見える」と言った。黄昏時にわざわざ郊外の丘まで行く令嬢も珍しいなと思ったから、不思議と記憶に残っていた。
雨雲が急速に広がってきている。
「まずいな」
急ぎ郊外の丘へ向けて馬を駆る。
そこに到着したとき、ローズは独り、草原に立っていた。
高い位置で一つにまとめた髪が風に揺れて、その背中は、今にもどこか別の世界へ旅立ちそうなくらい儚げに見えた。
足元にはホワイトマーガレットの花束と、酒のボトルと、煙草が置かれていた。
まるで、霊前の供え物のように。
「ローズ。誰かを……亡くしたのか?」
あどけなさの残る素顔は18歳の少女そのものなのに、中身はどこまでも大人で、孤高で、人を頼ることを知らない。
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